帝国の第三皇子・ラスティは“無能”を宣告されドヴォルザーク帝国を追放される。しかし皇子が消えた途端、帝国がなぜか不思議な力によって破滅の道へ進む。周辺国や全世界を巻き込み次々と崩壊していく。
ラスティは“謎の声”により無人島へ飛ばされ定
住。これまた不思議な能力【無人島開発】で無人島のレベルをアップ。世界最強の国に変えていく。その噂が広がると世界の国々から同盟要請や援助が殺到するも、もう遅かった。ラスティは、信頼できる仲間を手に入れていたのだ。彼らと共にスローライフを送るのであった。
【登場人物】(随時追加)
①ラスティ・ヴァーミリオン
男/十六歳/元第三皇子
②スコル・ズロニツェ
女/十六歳/聖女
【無人島】
①果物など食料豊富
②農業可能
③要塞化しやすい
④たまにモンスターが沸く
⑤ダンジョンも多数存在する
【無人島開発】(スキル)
①ラスティ専用の特殊スキル
②無人島をカスタマイズできる
③小屋や家を建てられる
④武器や罠を設置できる
⑤モンスターをペットして使役できる
【世界情勢】
①無人島(安全)
②ドヴォルザーク帝国(衰退)
③グラズノフ共和国(崩壊中)
④連合国ニールセン(崩壊中)
⑤エルフの国ボロディン(不明)
※少しスローペース更新かもです
※手直しする場合がございます
※他のサイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 00:34:11
555259文字
会話率:50%
身体が炭になっていく恐ろしい難病にかかってしまった母の治療費のため朝から晩までいろいろな仕事を掛け持ちしていた少年セルバレシム・セルはある日、怪奇事件を通して、不思議な能力を操る異実術士と出会う。異実術士は高給取りだという言葉を聞き、セルは
異実術士になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 00:34:09
2196文字
会話率:53%
目覚めたら……そこは、亡き妻が描いた物語の世界だった。
中年オヤジの「ヨネシゲ・クラフト」は最愛の妻子を「ダミアン・フェアレス」によって殺害され、全てを失う。
あの日から、約3年が過ぎたある夜のこと、ヨネシゲは布団の中でうなされていた
。聞こえてきたのは亡き妻子の助けを求める声。ヨネシゲは妻子を助けに向かうため、暗闇の空間をひた走る。しかし、そこでヨネシゲが見たものとは……!?
「もう二度と大切なものは失いたくない!」
ヨネシゲは妻子を守り切ることを心に誓う。
果たして、ヨネシゲは家族や仲間たちを、脅威から守り切ることができるのか?
不思議な能力「空想術」とは?
そして、まだ見ぬ、亡き妻の描いた空想の果てとは……?
亡き妻が描いた空想世界で繰り広げられる、中年オヤジ「ヨネシゲ」の波乱万丈の物語である。
※以前投稿していた「ヨネシゲの記憶」とは、全く別物の物語となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 23:45:40
504346文字
会話率:47%
塚本武彦は、ある日、散歩コースになっている公園で紙くずを拾い、榊コーポ103号室の自分の部屋に持ち帰ることになる。公園のくずかごに捨てようとした時、掌(てのひら)の中で蠢(うごめ)いたからである。部屋の中を転がる紙くずは、リビングの隅っこを
自分の居場所に決めた。
少し経つと、塚本の散歩に連れて行け、という動きをし始める。塚本は、リモコンで動く玩具の試作品ということで、散歩に連れて行く。
紙くずに不思議な能力があるのは確かだった。103号室の平田さんの家で飼われているゴンジロウというネコも初めは寄せ付けなかった。
紙くずは、変貌することもあった。やがて、街の中にペットや鳩を襲う痩せたカラスに見える鳥が出現する。
次々に襲われるペット達。変貌した紙くずは、「カミクズ」の名のもとにゴンジロウと共に戦うことになる。
カミクズが、塚本の前から消えた数日間の間に妹が疾走して行方不明だという女性が塚本の部屋を訪ねて来る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 20:10:00
61981文字
会話率:35%
技術系商社のOLの神無月 結命(かんなづき ゆめ)はとある昼下がり、管理者と自称するものにこの世界の危機を救ってほしいという依頼を受ける。てっきり剣と魔法の世界だと思ったユメは色々なチートをもらいつつも快諾してしまう。
ところが、ユメが目覚
めるとそこは宇宙船の中。
「異世界がSFだなんて聞いてない!」との叫びを上げるが後の祭り。
旧巨大星間帝国の遺産を引き継ぎ、超兵器も自由に使える提督に就任する。
旅の先に待っているのは、個性豊かな種族と異星人。そして多彩な天文現象。
仲間と出会い、チートを使いながらも、たまに困難に巻き込まれ、仲間と協力して、時には不思議な能力を身に着け、星々を旅しながら星間帝国の謎に迫っていく。
ユメと愉快な仲間たちの冒険スタートです。
【注意事項】
この物語に登場する人は物語上亡くなることもありますが、直接的な残酷描写やグロテスクな表現は極力使いません。また、心理的圧迫が想定される場合はタイトル下部に警告を表示します。
SF要素が含まれていますが、用語がわからなくても物語を読むのに問題は出ない範囲に配慮しています。
どうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:52:16
426464文字
会話率:63%
僕らは、異世界転移に引き裂かれた。
幸人と竹美は、かけがえのない共犯者だ。二人はある日、突然引き裂かれた。
世界はそれを「同時多発人体消失事件」と、呼ぶ。人間が、突然、謎の光に包まれて消えてしまう。と、いう事件である。
事件は日本
中で発生し、竹美は大好きな幸人を失ってしまう。どんなに探しても、恋人を見つける事はできなかった。
失意にくれる二年間が経過したある日、竹美は、修学旅行で東京を訪れる。バスが渋滞にはまって動けなくなったその時、再び、人智を超えた現象が発生した。
突然、隕石が落下して、街に大きな被害が発生したのだ。そして隕石の落下地点からは異世界の生き物が飛び出して、人々を襲い始める。
隕石の落下と前後して、東京湾には巨大な方舟が姿を現した。竹美は船を目撃する。
東京の街は襲われて、甚大な被害を受ける。竹美も襲われたが、危ういところで、謎の、方舟の少女に救われる。方舟からは不思議な能力を宿した人々が次々と現れて、魔法のような能力でモンスターへと立ち向かう。
そう。彼らこそ、異世界帰りである。
世界の命運は、3333の異世界帰りに託された。
少女は走る! 愛しい人に逢うために。
少年は戦う! 約束を果たし、大切な何かを取り戻す為に。
◇
序盤は竹美編。メインの幸人編(異世界帰りの学園編)には13話ぐらいから突入します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 01:39:13
263537文字
会話率:42%
主人公 卓也は平凡なサラリーマンだった。
彼は訳も分からぬまま瓦礫と床にサンドされ
死んだ。
しかし彼は不思議な能力とともに再び蘇ったのだった。
彼が蘇った世界は日常か、それとも非日常なのか。
最終更新:2024-05-19 00:45:34
1480851文字
会話率:40%
この世には科学では解明できない、不思議な能力を持った人や、不思議な事象がある。
そんな不思議を操る人々が、いつからか異能者と呼ばれるようになった。
異能者の存在は、世間一般では知られていないが、時として犯罪やトラブルを起こすことがあった
。
そんな事件を専門とする、如月探偵事務局が、様々な事件に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 03:10:00
504959文字
会話率:48%
動物のメスにモテモテになる不思議な能力を持った男子高校生、緒方深月。 彼はいつものように動物まみれになりながらの通学中、ファンタジーな異世界にトリップしてしまう。 そしてそこで出会った可愛いモンスター娘たちを次々と誑し込んでいく、たぶんき
っとそんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 00:59:39
195536文字
会話率:46%
色彩溢れる英雄譚。少年たちが織りなす冒険は、世界を塗り替えていくー
小さな村に住む少年、ムラサキと幼馴染のアオライは生まれながらにして "特色(スペクトル)" という不思議な能力を持っていた。
ある時、村に悪
党が乗り込んできた事を契機に、その根源となる悪の組織を壊滅させるため2人は未知の世界へと旅立つことに。
果たしてムラサキは憧れの英雄、ホワイトのように大切なものを守る事が出来るのか。
冒険の中で出会う様々な仲間と強大な敵、それぞれが持つ"色"が混ざり合う王道バトルファンタジーがここに幕を開ける!
※本作品は他サイト(カクヨム)にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:00:00
53399文字
会話率:49%
赤田 緑子(あかた みどりこ)は、とある理由で自殺しようと蔵の中に入ったが、眠っていた黒い本ブラックをおこられてしまい、自殺できない呪いをかけられた…
呪いを解く為に、魔の宝という、不思議な能力を持つ物を集める事になった。
魔の宝を集め
る為に、緑子は怪異に挑む…少し残酷で少し不思議で勇気が与えられる物語…
にしたいです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 10:30:00
8143文字
会話率:34%
ある田舎にある異世界とつながる不思議な神社。
そこに生まれた高校生の斉木紫音は、幼いころから祖父母に育てられ両親の記憶はなかった。
宮司である祖父の手伝いをしている紫音は、週末だけ神主見習いをしていた。
ある日、祖父が「異世界召喚の儀
」で呼び出したのは、勇者パーティーと魔王。
勇者は伯爵令嬢のビオラ、力技が得意の半鬼クロード、元バンパイヤのルイというおかしな三人組。
しかし、祖父が一番召喚したかった大本命は魔王だった。
その魔王とは行方不明になったと言われている祖父の息子、すなわち紫音の父だと明かされる。
それをきっかけにして、紫音の日常生活が非日常生活に変わっていき、次第に不思議な能力に目覚めていく。
神主見習いが不思議な術使いとなって周辺を巻き込みながら成長していく物語の幕はあがった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:10:00
120402文字
会話率:43%
見た目も中身もパッとしない男子高校生マキは、親友のヨネと教室の隅で喋っては女子にキモがられる日々を送っていた。
唯一喋りかけてくれる女子、やよに淡い恋心を抱きながらも毎日の挨拶程度で満足していた日々に突然危機が訪れる。
それは誰もが息を飲
むイケメン、一色という転校生の登場だった。
学校中の女子生徒はあっという間に一色の虜になる。やよも例外では無いようだった。
そうして冴えない日々を過ごす中で、マキは考えている事を現実にする不思議な能力(微能力)を持っていることに気づく。
マキは一色に勝つために微能力を使って東京大学に進学することを決めるのだった!
そんなマキたちの全力高校生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 01:11:25
70668文字
会話率:50%
「ここじゃないどこかに行けますように」
毎日のように家の近所にある高神神社でそう願い事をする少女、ひなはわずか9歳にして不遇な人生を送っていた。
彼女が生まれてすぐに行方を眩ませた母と、その母を探して世界中を飛び回る父。
両親はただの一度も
、ひなに連絡を寄こしたことが無かった。
そしてそのひなを預かることになった父の両親は、ひなが5歳になる頃から彼女を疎ましく思うようになっていた。
ひなには人には見えない物が視える、不思議な能力があった。それもただの幽霊と言う類ではなくいわば妖怪と呼ばれるものだった。
成長するにしたがってハッキリとその存在を視れるようになったことで、次第に友人や祖父母から気味悪がられるようになり、やがて孤立してしまう。
家に帰っても学校に行っても、誰も自分の傍にいてくれる人がいない事で、ひなは「ここじゃないどこかに行けますように」と神社で願うようになった。
「ここじゃない場所って言っても、施設には行きたくない。だって……どうせ施設に行ったってひなが色んなものが視えるって分かったら、結局みんな気味悪がって離れてっちゃうんだもん。だったら、一人の方がいい……」
だが、今の生活をしていればいずれ行政の人間が情報を聞きつけ、施設に入れるために連れに来るに違いない。
それが今のひなには一番怖い事だった。
そんなある日の夜、通い続けていた神社に不思議な光が下りた事を見かけた。そしてその夜に突如訪ねてきた警察に恐怖を覚えた。
施設に連れて行かれちゃう。
ひなは暗い夜道を危険だと分かっていながら、家から飛び出して神社への道を急いだ。
神社に辿り着いたひなの目に映ったのは、頭から二つの角を生やし、金色とも黄緑ともつかない肩までの髪と、尻尾のように長い朱色に染まった髪を持った一人の男性だった。
「お願い、ここじゃないどこかに連れてって」
彼は自分をどこかへ連れて行ってくれると確信したひなはそう願い出た。
神獣でもある麒麟と彼の神使でもある八咫烏、そしてひなの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 16:54:44
117658文字
会話率:41%
主人公の少年「クロロ」が、生まれ育った村を飛び出し、憧れの兄貴分「レノン」が属する「ハウス」と呼ばれる超特殊組織の一員に!
「ハウス(組織)」は、一般的に「解決不能」な案件を、人体に宿る不思議な能力「オーラ」を駆使して解決する組織。
クロロ
は「ハウス」の仲間たちとともに、マフィアや盗賊団、獣人たちと、能力バトルで大激突!
ジェットコースターのように流れる物語。クロロはやがて大人になり親になり、地球を救うために冒険の舞台は宇宙に!
クロロと星を巡る、ビッグスケールの冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 09:07:25
202275文字
会話率:44%
ヘンリーは都会の街から片田舎の町に引っ越してきた。そこで漆黒の猫と出会う。
ジャックという黒猫には不思議な能力があって…。
ヘンリーとジャックの不思議な友情を描いた物語。
最終更新:2024-05-02 17:30:21
6556文字
会話率:34%
篷樋学園(とまどいがくえん)に通う、王子様を目指す高校生、彩嗣演良(あづきあくら)は、幼なじみで友達以上恋人未満の同級生・瑪奈川芽唯(めながわめい)と遊園地を訪れる。しかしその遊園地で、能力者による犯罪に巻き込まれ、演良は不死の能力に覚醒
するとともに、芽唯が能力者であったことを知る。
それから、炎を操る少女、幻を生み出す少女…不思議な能力を持つ少女と出会い、恋に落としていく演良。そして彼は、陰謀に巻き込まれていく…
登場するヒロインの戦闘能力が次第にインフレしていくラブコメが、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 23:21:37
386770文字
会話率:72%
仕事で心を病んで会社を辞めてしまったお兄さん。第二の人生を歩むため、一匹のラガマフィンの子猫を人生の転換点として飼い始めた。
甘えん坊で鈍臭く、一つ一つの行動にメロメロになって行くお兄さん。
このまま、他の家と変わらない、可愛い猫と暮ら
す日々を送るのだろうと思ってた。
しかし、この子猫には、お兄さんにしか見せない不思議な能力を持ち合わせていた。
これは、第二の人生を歩むお兄さんと、大好きな飼い主ことお兄さんを支えようとする一匹の猫の物語である。
キャラクター情報
ヨリくん。(0歳)
ラガマフィンの男の子
色は、ブルータビー色
ある日突然、猫の姿から猫耳ショタに変身できる様になり、世間からヨリくん正体を隠すため、お兄さん以外、家族でさえも秘密にしている。
近所の人に見られた時は、親戚の子として誤魔化している。
ヨリくんに取ってお兄さんは、パートナー兼、弟分であり、お兄さんの事が大好き過ぎて今では、"ライク"よりも"ラブ"な状態である。
普段の姿は、お兄さんと意思疎通が取れる猫耳ショタになっている日が多く、猫の姿で過ごす時は、自らゲージで寝る時、狭い所に入る時、お兄さん以外の人が家に居る時くらいである。
更に猫耳ショタの時は、お兄さんと遊んでお話をしたり、お兄さんと同じ物を食べたり、どさくさに紛れてお兄さんにセクハラしたりするなど、普通の猫では考えられないキャットライフを送っている。
お兄さん(28歳)
ヨリくんのご主人
前職で心を病んでしまい、Web小説家へと転身。数年間の修行も虚しく、未だに収益化に至らず、蓄えた貯金で食いつないでいる。
愛猫のヨリくんに少し甘く、ヨリくんを実の弟の様に可愛がっている。
ヨリくんの耳と尻尾を触る事に幸福を感じている。
特に、ヨリくんが猫耳ショタの時は、耳をハムハムしながら尻尾を触り、そのまま屈服させては、情けなくメス顔を晒すヨリくんを観察したいと願う変態でもある。
身長175cm
体重非公開
黒髪短髪
どこにでもいる青年である。
ちなみに、ヨリくんを無意識にイケナイ子にしている元凶である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 23:40:29
10793文字
会話率:40%
異例にも、とある事情で一家で南極観測隊に参加することになった南戸(みなみへ)一家。
新種生物サラドンの助けを借りて、某国のゲンパツ計画をなんとか当面阻止することに成功したが、某国の怒りは凄まじく、某国代表団をあらゆる手段で抹殺しようとする
。
南極帰りの観測船は雷撃を受け、サラドンに感染している南戸家の長女である星良(セイラ)は重症を負うが、それがきっかけになって不思議な能力が身に着いたことに気付くようになる。
巨大な某国を相手に、か弱い一家とセイラがどう対抗していくかを伝記風に綴っていく。
物語の行き先はどこか… 実は筆者にもよくわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 18:00:46
69884文字
会話率:67%
鎌倉に住む大学生莉子(りこ)、山梨県富士河口湖町に住む大学生蒼(あおい)、米国オハイオ州に住む大学生レイモンド、ニューヨークに住むヨガインストラクターのアシスタントのアイーシャの五人には、共通点がある。彼らは米国で生まれ、十五年前の記憶を
失っていた。
蒼と莉子、蒼とレイモンドは河口湖で、莉子とアイーシャは鎌倉で出会い、奇妙な体験をする。蒼は「ユーリイ」という名を思い出し、アイーシャは「ヌアナ」という名を憶えていた。莉子とアイーシャは、禅寺での坐禅中に「ユーリイ!」と誰かが叫ぶのを聞く。莉子から連絡を貰った蒼は、レイモンドと共に鎌倉に向かい、四人は一堂に会する。
ユーリイは、大学で働きながら、ヌアナの介護をし、暮らしていた。ヌアナは彼の亡き母の友人で、唯一の庇護者だった。彼女には、人の話を聞くことで、人を癒す不思議な能力があり、それを仕事とした。ヌアナは、アオ、レイ、リコ、アイナという四人の子どもを、アパートに連れて来た。皆、何らかの虐待を受け、命の危険性があったためだった。ユーリイは四人の兄貴分として彼らの面倒を見た。
ヌアナの力が周囲に認められると、それを利用し、搾取する人物〈スネイク〉が現れた。〈スネイク〉から理不尽な恨みを買ったヌアナは、五人の子ども達を殺すと脅される。それを救ってくれたのが、初めての客だった弁護士のマイクだった。彼は、ヌアナに、四人の子どもを手放し、ユーリイと二人で街から逃げるよう説得する。ヌアナは、四人の未来のために、彼らのつらい幼少期とこれまでの記憶を消す決意をする。
それから十五年後、鎌倉に集まった四人は、これまでの奇妙な体験に何者かの意志を感じ取り、皆で瞑想を試みる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 18:16:05
163956文字
会話率:38%