迫る死期に怯えながら、回想録を連載する女流ミステリー作家。作品と自分の名前を永遠に歴史に残そうと、連載の最終回に衝撃の告白をする。
最終更新:2024-12-07 20:10:26
10424文字
会話率:37%
主人公はミステリー作家であり、新たな創作に悩んでいた。
題名だけは『第二のキュウリ』と決めたものの、その内容について発想が浮かんでこなかった。
そんな時、一本の電話が掛かってきて、それが元で、一騒動が起こった。
やがて、偽警官の詐欺師
たちに騙され、家中の財物を根こそぎ盗まれてしまった。
自宅の別室で、詐欺師(偽警官)から“今回の事件”を、長々と聞かされている間の犯行だった。
詐欺師(偽警官)が去った後、別室から出たイーストウッド氏は、家財が一切合財(イッサイガッサイ)盗まれてしまったことに気付き、愕然(ガグゼン)となり、すぐに本物の警察を呼んで事情を話したが──あとの祭り。
イーストウッド氏は気を取り直して、タイプライターに向かって座った。
そして、詐欺師から聞かされた“事件の内容”を考えてみた。そして、新しい創作が浮かんだ。
イーストウッド氏は、題名を『第二のキュウリ』から『スペインショールの謎』と変え──もの凄い勢いでタイプライターを打ち始めた。
このイーストウッド氏の創作物の内容を考察する。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-05 13:26:08
5688文字
会話率:9%
ミステリー作家の加賀美聡子が殺された。発見された遺体には目立つ外傷が残されていたが、明らかに他殺であるにも関わらず、事件解決の手がかりがつかめない。苛立つ刑事のもとにもたらされたのは、とあるジャーナリストから送られてきた封書。その中には、加
賀美聡子が手掛けた三編の小説が入っていた――。絡み合う虚構と現実、隠された真実。作家殺しは誰なのか?
※本編にグロテスクな表現が含まれます。著者に犯罪行為を推奨する意図はありません。※
・登場人物・
山崎…………捜査一課の刑事。加賀美聡子殺しの真相を追う。
松木…………フリージャーナリスト。自身に送られてきた手紙について警察に相談を持ちかける。
高瀬直之……警察官。一週間前から行方不明になっている。松木の友人。
加賀美聡子…ミステリー作家。自身の実体験を小説にしているのでは?と噂されている。何者かに殺害され、遺体で発見された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 20:00:00
38953文字
会話率:29%
ミステリー作家が密室で殺された。玄関、書斎に鍵がかかっており、書斎の安楽椅子には首なし死体。さらに鍵がかかった金庫を開けると生首が。他殺でも自殺でも不可能な怪事件。
最終更新:2024-05-21 19:50:08
4264文字
会話率:32%
「さぁー! 番組が始まりましたが……えー、まずはこんばんは」
黒い床の番組セット。壁の青い照明と喧嘩しないよう天井の照明は控えめ。椅子に座る出演者の前には下半身を覆い隠す机があり、クイズ番組を彷彿とさせるが、この番組は軽薄なバラエティで
はないと一目で視聴者に感じさせる。引きで番組セット全体を映した後、神妙な面持ちの司会者の顔からスタートし、彼が挨拶と軽く番組を説明し「いや、無理無理! 無理よこんな空気! 忘れてるかもしれないけど、おれ、お笑い芸人よ?」と茶化し、本題に入る。
「はい、こちらにおられるお方が、美人ミステリー作家の識峰先生です!」
丸椅子に座る識峰にカメラがズームし、識峰が軽く頭を下げる。黒い髪の毛が揺れる。表情は崩さず、無のまま。
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最終更新:2024-05-19 11:00:00
6807文字
会話率:73%
【雨の峠道での崖崩れで見つけた死体の正体の謎を追うサスペンスミステリー。】
■あらすじ
売れないミステリー作家で鬼龍院剛毅のペンネームを持つ平等汎人(たいらひろと)は、出版社の担当編集である大路秀美とともに、時刻表を使ったミステリー小説向
けの取材のため、崎玉県西部の土岐川村を訪れていた。数日前から降りしきる雨の降る中、峠道をレンタカーで走っていると、突如として崖崩れに遭った。幸い、汎人の車は無事であったが、その先は通れなくなってしまった。ところが、二人はその道路をふさいだ土砂の中に人の手が出ているのを見つけた。それが事件の始まりであった。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:25枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろう、ノベルデイズの各小説サイトにも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 00:00:00
8000文字
会話率:41%
まだトリックも思いついていないのにとりあえずインタビューを受けるミステリー作家の話です。
最終更新:2024-01-24 02:00:00
1793文字
会話率:100%
売れないミステリー作家と、不幸続きの若手刑事。
そんな2人が平日、昼下がりの公園のベンチで邂逅する話。
・JGARDEN54で頒布予定だったSS小説
ムーンライトノベルズ用に諸々の要素を入れて中編に改稿するかもしれません
最終更新:2023-10-08 22:58:12
2806文字
会話率:30%
ニッキーは過去に傷を負っている少年です。
しかし、彼は人生の運命を変える準備ができています。 シャドウ (ダーク スペクター) の助けを借りて、この世界を旅する彼は、人生、決断、父の発見と殺害についての教訓を得ることができます!
最終更新:2023-02-28 02:07:29
53268文字
会話率:21%
社会人なりたての北山春樹(きたやまはるき)は高校時代の事件をきっかけにミステリー作家中原茂(なかはらしげる)とコンビを組む!
最終更新:2022-11-19 18:00:00
5658文字
会話率:34%
大人気小説家だった男、河添竜三。そんな彼はある作家が憎たらしかった。その名は犬養大作…。奇妙な短編…
最終更新:2022-01-22 19:00:00
3671文字
会話率:62%
ミステリー作家兼お家大好き人間の梶原は旧友きっての頼みで事件現場へと赴く。
最終更新:2021-12-13 18:04:14
548文字
会話率:0%
「目立つ尻だなぁ――」
俺――尼高井高校ニ年の男子高校生・藤村三蔵は、通学途中の電車内で、この間ひょんなことからそこそこ懐かれたクラスメイトの美少女・百百川瓜姫さんの尻を見ていた。
容姿端麗、品行方正、孤高のクールビューティを「自称」す
る百百川さんは、風紀委員長という重役にありながら、その肉体は全く風紀的ではない。出る所と引っ込む所のバランスがまるっとバグったような、極めてふしだらな肉体を持つ百百川さんの尻はとにかく巨大で、この電車内でも異常なほど目立つのだ。
と、そのとき――俺の隣の座席に僅かの隙間が空いたと思った途端、百百川さんはそこへ無理やり巨尻を突っ込んできて、俺の太ももを容赦なく押し潰した! 常軌を逸したケツ圧に耐えている俺の横で、百百川さんは隣りにいる俺を見ようともしない。
座席にはまだまだ空きがあったのに、何故百百川さんはこんな僅かな隙間に座ってこようとしたのか。なにか止むに止まれぬ事情でもあったのか。孤高のクールビューティ・百百川瓜姫の本性は、人の太ももを尻で押し潰して喜ぶふしだらな女なのか――。俺、藤村三蔵と、その姉であるスプラッタミステリー作家・藤村四乃のどうでもいい推理が始まる――。
「人が死なない尻ミステリ」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 12:04:46
14613文字
会話率:27%
「誰か助けてぇ……死ぬよぉ……」
俺――尼高井高校ニ年C組の男子高校生、藤村三蔵はある日の下校中、住宅街のブロック塀にできた穴にハマった尻を発見する。
その尻はちょっとそこらではお目にかかれないほど巨大な尻で、しかもスカートがまるっ
とめくれていて、とどめにそれの巨尻の持ち主が、風紀委員長を務める同じクラスの美少女、百百川瓜姫(ももかわうりひめ)さんの尻であったことが発覚する。
才色兼備・品行方正、そしてクールかつ孤高――その涼やかな言動と真面目な性格で風紀委員長を務める一方、学内の風紀をいたずらにびん乱してやまない極めてふしだらな肉体を持つ百百川さんは、その尻のデカさ故、壁の穴に尻がハマって途方に暮れてしまっていたらしい。
俺の助力によりなんとか救助できたものの、百百川さんは「ケツ丸出しで壁の穴に二時間もハマっていたからといって、私は決してふしだらな女ではない」と主張し、その場を逃げ出してしまう。
そもそもクールで孤高の美少女であるはずの百百川さんは、何故この壁の穴に尻がハマってしまったのか。と言うより、なんで尻がハマるような行動を取ることを余儀なくされてしまったのか。学園のアイドル・百百川瓜姫の本性は、壁の穴に尻丸出しでハマって喜ぶふしだらな女なのか――俺、藤村三蔵と、その姉であるスプラッタミステリー作家・藤村四乃のどうでもいい推理が始まる――。
そこそこ下品な話になっておりますので、その段ちょっとお断りを申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 12:03:28
14994文字
会話率:39%
もしもミステリー作家が星新一みたいなショートショートを書いたら?
最終更新:2020-10-01 07:20:12
3186文字
会話率:72%
すべてのミステリー愛好家に捧げます。あなたは「彼」の思いを感じ取ることができるでしょうか? 最新にして最後の「そして誰もいなくなった」をご堪能あれ!
廃業が決まったホテルの最終営業日となったその日、北海道の山間部は記録的な大雪に見舞わ
れた。事前の予約も少なく、悪天候も重なり、ホテルの最後の晩餐は従業員を含む十人の老若男女で行われることとなった。その中にミステリー作家がいたことから特別な余興として『犯罪の告白』が企画された。ルールは実際に犯した罪の告白でも、他人の罪の告発でも構わないというものだった。起こった事をありのままに話そうが、事実に嘘を混ぜて話そうが、語った後に追及しないのが約束だ。かくして蝋燭の明かりしかないレストランで『犯罪の告白』が行われたのだが、その最中、悲劇が起こった!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 23:00:00
143357文字
会話率:45%
駆け出しミステリー作家の信太郎は、気に入りのネットカフェで次回作の執筆に入れ上げていた。信太郎は今作を、完全犯罪の自信作と息巻くがーー
ネット上のお題メーカーから書き上げました。短編初作品です。
お題はタロットプロット様の即席アイデアメー
カーから頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 20:59:59
4270文字
会話率:31%
フルダイブVR推理ゲーム「ミステリーハウスをつくろう」はミッションをクリアしてアイテムを入手し、自分だけのオリジナルミステリーをつくるゲームだ。最初のアイテムだけはランダム配布されるが、遥(はるか)が手にしたのは……バナナの皮!? ミステリ
ーをつくりにくい最低のアイテムにキレながらも、遥は発想を転換し、どんどんバナナミステリーを考えていく。やがて掲示板では、バナナ強すぎ、バナナマジ万能、バナナナーフしろ、などと書かれるようになり……? これは、後にゴリラと恐れられるバナナミステリー作家、ミステリーゴリラこと村崎(むらさき)遥の、あくなき探求の日々の記録である。ウホホ。※ノベルアップ+にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 09:32:19
5449文字
会話率:3%
ミステリー作家である「小泉工作(こいずみこうさく)」は、いつも通り馴染みの喫茶店「展覧会の絵」にて静かな休息をとっていた。しかし、突然現れた謎の女性「レイラ」との出会いにより、その日常を激変させることになる。
会うたびにいたずら好きな
レイラに振り回されて散々な目に遭わされる工作。しかし、そんな日常を送る内に彼は失いかけていた作家としての情熱と創造力を取り戻していく。
「一体彼女は何者なんでしょうか? 」
名前以外が全て謎に包まれているレイラという存在が、次第に彼の中で特別なモノへと変わっていく。
※※※残酷な描写が多めです※※※
【完結しました】
本作品に使われている挿絵の素材には
[ジュエルセイバーFREE]
http://www.jewel-s.jp/
[写真素材 足成]
http://www.ashinari.com/
を使用しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 07:43:36
207381文字
会話率:48%
幼馴染に長年片思いをしている主人公。Web投稿していたミステリー小説が書籍化して売れっ子覆面作家となり、幼馴染との話題が増えたことを密かに喜んでいたが、それでもなかなか進展はない。その理由は、たぶん…。
最終更新:2019-04-20 03:00:00
3728文字
会話率:72%
男子でありながら女子の体を持つナオはネット小説家であり吸血鬼であり探偵である。
恋人というか友だちのハチバンは、物語の展開に納得できない、というのが口ぐせの、ごく普通だけど設定が安定していない女子である。
ある日、ナオのマンションの机に、一
枚の画像と「私はここにいます」というメッセージがプリントアウトされた紙が置かれていた。
私は誰で、こことはどこで、その私は何を望んでいるのか。
なお、属性を問題・テーマとするような、真面目な話ではありません。
※この物語はカクヨムにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-04 17:08:45
119818文字
会話率:25%
「トリックなんてそうそう思いつくわけないだろ……」
レンは、うなだれるようにテーブルに突っ伏した。
ここから始まるリサとのミステリー談義。具体的な例を出し合ったり、密室殺人の手段を講じたり、たまにはナゾナゾ気味になることもあるけれど、ミス
テリー作家目指して頑張ります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 14:45:08
9518文字
会話率:57%