私、ロマーナ・カリタス伯爵令嬢は、婚約者のワーナー・グラント公爵子息から、「太ったから」という理由で、いきなり婚約破棄されました。
自慢のドレスを私に着させるために、「痩せろ。ダイエットしろ」と婚約者が強要するのを、「お菓子を食べること
が好きなので、やめられない」と答えた結果、婚約破棄を宣言されたのです。
ところが、婚約破棄された私以上に憤慨したのが、婚約者の家に仕えるパティシエのオーワリィでした。
おかしな方言丸出しで、「お嬢様にスイーツを食べていただくことが生き甲斐になっているから、お嬢様が婚約破棄されて、この家でスイーツを食べてくれなくなるのなら、自分も一緒に公爵家から出ていって、お嬢様のお側で仕えます!」と宣言。
実際に、オーワリィは自転車を漕いで私の屋敷にやって来ると、そのまま住み込んでお菓子を作り、わが家のお抱えパティシエになりました。
そして、数々のスイーツを、私、ロマーナ伯爵令嬢と手を携えて開発していって、お店を繁盛させ、ついには国王夫妻から王宮に招かれることにーー!?
※好きな道を進んで、成功する物語です。
※ざまぁ系のストーリーでもあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 12:10:00
10884文字
会話率:23%
総合商社でマーケッターとして働くタケルは、若手ながらも才能を発揮し、次々とプロジェクトを成功させていく。しかし、キャリアが順調に進む中で、タケルの心には「自分の手で商売をしたい」という夢が芽生え始める。多くの経験とスキルを培い、ついに商社を
退職したタケルは、地域に根ざした個人商店を立ち上げることを決意する。
商社でのマーケティング経験を活かしながら、限られた予算での開業準備、地域とのつながりを築く活動、地元密着型の集客方法など、タケルは試行錯誤しつつも一歩ずつ前進していく。商社エリートから個人商店の店主へと転身を果たすタケルの挑戦と成長の物語が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 10:25:28
13518文字
会話率:26%
日本の地方私大で二年生男子の岩瀬は、『回転体眩惑症(かいてんたいげんわくしょう)』なる病気に高校時代からつきまとわれていた。回転する物体を見つめ続けると、無意識に自分の身体を回転させてしまう奇病だ。
精神科で処方される薬を内服すること
で日常生活に支障はないものの、岩瀬は誰に対しても一歩引いた形で接していた。
そんなある日。彼が所属する学内サークル『たもと鑑賞会』……通称『たもかん』で、とある都市伝説がはやり始める。
『たもと鑑賞会』とは、橋のたもとで記念撮影をするというだけのサークルである。最近は感染症の蔓延がたたって開店休業だった。そこへ、一年生男子の神出(かみで)が『ホラフキさん』なる化け物をやたらに吹聴し始めた。
一度『ホラフキさん』にとりつかれると、『ホラフキさん』の命じたホラを他人に分かるよう発表してから実行しなければならない。『ホラフキさん』が誰についているかは『ホラフキさん、だーれだ』と聞けば良い。つかれてない人間は『だーれだ』と繰り返す。
神出は異常な熱意で『ホラフキさん』を広めようとしていた。そして、岩瀬はたまたま買い物にでかけたコンビニで『ホラフキさん』の声をじかに聞いた。隣には、同じ大学の後輩になる女子の恩田がいた。
ほどなくして、岩瀬は恩田から神出の死を聞かされた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:37:05
108299文字
会話率:51%
荷物持ちにしてタイコ持ち。タンには、その二つ以外に芸がない。
そんなある日、タンは冒険仲間のリーダーにして幼なじみの剣士・カチからついに追放を宣言される。失意を抱えて森をさ迷ううちに若い女性・ニーとでくわした。彼女は数人の山賊に追われ
ていた。
タンは勇気をふるってタイコもちで山賊をおだて、時間を稼いだ。すると、彼の眠っていた本来の力が覚醒した。自分のタイコに不死鳥の姿がうっすら現れ、彼をふるいたたせたのだ。
詳しく調べる暇もなく、山賊はゴブリンの小集団に奇襲されて全滅する。
ゴブリンに彼らの砦まで連行され、ニーと同じ部屋に軟禁されたタンは身の上話を交換した。
彼女は、タンと同じくサレシカ市からきていた。タンがカチと森で冒険している間、サレシカ市は突如として異常な猛暑に苦しめられていた。事態を重く見たサレシカ市の元老院は調査隊を派遣し、その一員がニーだった。
しかし、ニーは自分の背景を隠していた。彼女はかつて、自分の命と引き換えに不死鳥を呼びだすための巫女として育てられていた。その運命に耐えられずに脱走し、元老院に拾われていたのであった。
そうとは知らないタンは、ニーから認められ励まされることで初めて自分に自信を持てた。
翌日、元老院から派遣されたアツとリズによって救出されたタン達は情報を整理した。まずニーが滞在していたベザ村に乗りこんで山賊を追い払い、村を解放した。しかし村人はすでに全滅しており、二人いたニーの仲間も一人が遺体で発見された。
タンは、元老院の許可をえて正式に調査隊の一員となり、アツとリズもまじえ改めて調査が再開された。
一方、タンを追放したカチは仲間のユマとナリを違法なやり方で養子にしていたのが元老院にバレてお尋ね者となった。かろうじて廃下水道に逃げ込んだものの、足なみが乱れた隙を怪物につかれて二人は戦死。カチも死んだはずだが、怪物の所有者……美少年のラグが気まぐれに許して復活させた。
ラグは、呪われた不死鳥から生まれた存在だった。
※カクヨムで先行連載中。
※アルファポリスに完結版掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 10:21:19
102582文字
会話率:57%
幼少期、高名な錬金術師の父を無実の罪で一方的に処刑されたトピア。美しく成長した彼女は、結婚詐欺師として父の仇であるトローク公爵家に迫った。
まんまと当主の三男・サイゾに近づき、いざ婚約者披露パーティーに臨んだトピア。しかし、全てはサイ
ゾの兄達……公爵の長男・次男によって仕組まれたワナだった。
逮捕され、意外にも寛大な裁判と判決を経たトピアは死罪を免れオーゲン私設刑務所に投獄される。そこはトローク公爵家御用達のオーゲン商会が取りしきる施設であり、囚人の更正をうたいつつ残虐な見せ物にしているところだった。
刑務所側によれば、囚人は罪状に応じた地下階の牢獄から一階ごとに試練を合格することで上階へあがる。最終的には地上階で無罪放免になって出所する。
しかし、実態はトローク公爵の『社会実験』こそが主眼であり囚人はモルモットにすぎなかった。
トピアにとって最初のデスゲームは、最下層雑居房の吊り天井だった。囚人のジレンマを逆手にとって見事乗りきったトピアは、別な雑居房から脱出したリバーガなる青年と知り合う。彼は無神経な凶悪殺人犯だが、なぜかトピアの気を引いた。トピアもリバーガを出所のために利用しているつもりで、彼の強さやリーダーシップに触れていき少しずつ気持ちが変化していく。
新たなデスゲームでは、元盗賊でお調子者のヤンブルと知りあった。ゾンビの群れをいなしたトピアだが、巨大コウモリにすみかの洞窟まで連れていかれ血を吸われる。間一髪で巨大コウモリを倒したヤンブルの頬を叩いたトピアは、自分の地位の高さをヤンブルに思い知らせた。ついで合流したリバーガもヤンブルの調子の良さを厳しく非難した。
そんなヤンブルはたて続けに殴られてなにかに目覚め、トピアを姐さん呼ばわりするようになった。
また新たな階では、文字通り炎上する部屋でテーブルマナーを競い、短気で人格の幼い放火魔のタズキと知り合った。ついで、別な階の遊園地ではヤンデレ毒殺魔のレメンを知る。タズキとレメンは刑務所側と手を組んだ囚人だが、トピアの機転と賢さにふれ自分の過去と本気で向きあうようになり彼女の仲間になった。
※カクヨムにて先行連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330647802916311折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 12:20:08
105576文字
会話率:52%
公爵令嬢ヴェリアン・リールの現婚約者、辺境伯令息ラルフィエール・ファゼットはエルフの特徴をあらわにしており、グドゥマ伯爵の養子、ガッドマギュラはギガント族だ。ヴェリアンの元婚約者で第一王子のマルケッタ・ザードは婚約が解消されたにも関わらず
、何かと彼女に絡む。
それだけでもヴェリアンは悩んでいるが、マルケッタの新しい婚約者で男爵令嬢のシャロナーナ・トゥセールが、ガッドマギュラにヴェリアンとラルフィエールの悪口を吹き込んでいるのだ。何故か、ガッドマギュラとラルフィエールを勘違いして。
ある日、シャロナーナを探していたマルケッタと共に、彼女と話をしていると思しきガッドマギュラを追うヴェリアンとラルフィエール。図書館の裏にいたのは、腰を抜かしたシャロナーナと変貌したガッドマギュラであった。
エルフでないことを証明するためと説明するガッドマギュラを、鼻で笑うマルケッタ。それを聴いたシャロナーナは妙なことを言い出して……
転生者ざまぁですので、ご注意ください。
【追記】pixivに投稿したやつを、いろいろいじっております。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 15:57:17
7252文字
会話率:33%
彼らの名前は「マーティン・フルグラント」
そして「ジーンズ・バルケッタ」
王都と辺境の街とを繋ぐ宿場町を拠点とする冒険者である。
特に大きな功績もなく、特に大きな失敗もなく
本当にどこにでもいる冒険者の中の2人
積み上
げてきた実績は信頼感そのもの
一流とは言えないが、二流ではない
新人から憧れられる事もなく
一流から侮られる事もなく
そんな2人の冒険者の物語
「冒険者は冒険しなくなったら終わりだろ」
「俺にも、そんな時期があったよ」
「このまま歳を重ねて、どこかで朽ち果てる」
「焦るなと言い聞かせては、無駄に時がすぎていく」
「C級冒険者の意地、見せねぇか?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 17:50:04
2875文字
会話率:57%
俺、鬼龍院日和(ペンネーム:春☆画太郎)は、エロ漫画家兼女装コラムニスト。特技:性欲、趣味:幼女。
お金がない!
とにかく、お金がない!
ひたすら、お金がない!
仕方がないのでバイト(個人事業主)で稼ごうとケッタマシーンに跨がり、いざ、
配達の旅へ!
しかし、プリウスミサイルを食らって敢えなく死亡……
「グエー死んだンゴ」
――その時、魔王降臨す!
『ロリロリロリロリロリロリロリロリロリ、ロリーヴェデルチ!(書類送検)』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 15:01:06
30562文字
会話率:19%
遊学先での毒殺未遂によって倒れた皇太子ジュスト・オルトナイルは、前世の記憶を獲得し、今いるのが乙女ゲームの世界だと気付いた。
『エーデルシュタインリッター ~捧げる剣は全て君の手に~』
社交界の華で、逆ハー状態の悪役令嬢エンリケッタから
男を奪い取って、ざまぁするのが目的の、少々特殊な乙女ゲーだ。
ヒロインの目標は学園卒業までに悪役令嬢に群がる男全員の目を覚まし、エンリケッタ以外に剣を捧げさせることである。
ヒロイン不在。
悪役令嬢のマウント合戦。
現実以上のえげつなさがいい。
プレイヤーにそう評されるゲームの世界で、ジュストはこの機を逃さず彼女を手に入れることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 16:06:47
68910文字
会話率:38%
私が呼んだの?蜂蜜男。
少女ピケッタ・スリフはある日の夕方、「異世界人召喚の疑い」で逮捕されてしまう。
彼女が慕う「蜂蜜男」は何者なのか?誰が彼をこの世界に呼び寄せたのか?
最終更新:2018-08-11 23:26:56
817文字
会話率:35%
相原彩智と平野仁は最初の仕事で失意の離職をして地元に帰ってきた。
彩智は東京での仕事で知り合ったマーケッター神取龍一から地元での町おこし事業に誘われる。
次の職を探していた彩智と仁は、『下町キャンパス』事業で一緒に仕事をすることになる。
彩智の町おこしと『下町キャンパス』との相乗効果が発揮されて、大企業にも認められるビジネスを作り上げる。
彩智と仁が巻き込んだ人々との交流、成功と失敗を繰り返しながらビジネスの階段を上っていくサクセスストーリー。
※かつて掲載していた『掌の冒険者』をリメークした作品です。「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 19:05:39
42320文字
会話率:24%
バスケットが大好きな少女と彼女に惹かれて集まったメンバーが、全国大会を目指して真面目にバスケしたり、息抜きで何でもない日常を送ったり、大きな困難にぶつかったり、バスケットを頑張ったりするお話。mixiでも連載中のリメイク作品です。
最終更新:2013-04-07 00:00:00
384068文字
会話率:36%
チームを組んでるロットとルーに引きずられ、ギルドの仕事に精を出す日々。相も変わらず人の話を聞かないこいつらは、またしても「遺跡調査」なんていうケッタイな仕事を取ってきたわけだが……。
最終更新:2007-10-03 21:26:30
61328文字
会話率:43%