バスケをプレイする理由を忘れた少年『五十嵐 巧(イガラシ タクミ)』。
当時のコーチに言われた言葉、“その言葉”により続ける理由もないタクミはそのまま引退した。
それから時な流れ【騎達士(きたちし)高校】に入学したタクミは部活動を決め
られてないところを幼馴染の『清水 瑠奈(シミズ ルナ)』に見つかりもう一度バスケをやるように促されるが、バスケの対する熱が冷めきっていたタクミにあっさり断らる。ルナはそのとき寂しさを覚えた。なぜならタクミが“忘れていること”をルナはいまだに覚えていたからだ。
それから数日たちルナはタクミをプロの試合を見に行こうと誘い、予定が空いていたこともあり一緒に観にいくことにした。
白熱した試合後にもう一度“バスケやらない?”と聞くが、即断られた。
ルナはそのとき諦めて二人別々で帰路についた。
けれどタクミはそのまま帰路に着くのではなく寄り道で当時幼馴染の三人でよく遊んだ河川敷に理由もなく向かった。
そこでもう一人の幼馴染の『江月 未来(エヅキ ミライ)』に数年ぶりに再会する。積もる話をしミライは引っ越した先でもバスケを続けていることを知る。話の流れ的にタクミもバスケを引退していると話した。
それを聞いたミライは態度が急変、巧みに対して怒りだした。ミライは三人で約束した“夢”のことを聞くがタクミは一切思い出せない。それに呆れ怒りを抱いたままミライは帰っていった。
タクミはミライの言っていた夢のことがずっと思い出せず家に着いた。
リビングで父親がテレビで2031 FIBAワールドカップを見ていた。それを一緒に見ていてタクミがバスケを始めたそのルーツの全てを思い出した。
“三人で日本代表になる”という夢を。
そのときタクミはもう一度、夢に向かって突っ走るとを決意した。
低身長鬼才バスケプレイヤーによる“不可能”と言わせない王道バスケ譚その始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 22:41:18
9003文字
会話率:35%
梅月秀太15歳はバスケットボールの最高峰リーグであるNBA入りを目指し、米国ボストンにあるハイスクールに入学する。地元横浜ではブイブイ言わせていた秀太であったが、バスケットボールは甘くはなかった。果たして秀太は得意の3PシュートでNBA入り
を目指せるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 09:17:21
19187文字
会話率:7%
「Grand Fireworks Display ~心に沁みる音楽と想い~」
音楽業界、イベント業界を舞台に、プロミュージシャンやアーティスト、スタッフ達の日常と、ステージにかける思いをここに……
そこに降り立った主人公の成長ストーリー♪
きっかけは、夏の夜を彩る大輪の花。
一瞬にして儚く散ることを知りながらも、愛してやまない彼女。
白石葉月、大学生。大手のイベント会社で、バイトとしてプランニングの勉強をしている。
高校時代は女子バスケットボールの最高峰チームのシューターとして活躍した、体育系不器用女子。
まっすぐな彼女は、ちょっとしたアンラッキーからその花火大会の日に新たな出逢いに遭遇する。
そして彼女は人の温もりを知った。
その出会いは、さらに彼女を知らなかった、華々しくも新しい世界へと導く……
“国民的モンスターバンド”と言われる『Eternal Boy's Life』
かつて彼らの武道館ライブを観に行った大ファンの彼女は、そこでドラムを叩いていたメンバーがこんなにも身近にいたことに驚愕する……
その衝撃からはじまり、動き出したストーリーは新しい世界へと彼女を導き、大きな展開を生み出す。
大規模なフェスのスタッフとして、多くの新しい経験と、多くの新たな出会いを経て、大人になっていく彼女を取り巻く素敵なメンバーたち。
臆病な恋に悩みながら、それぞれの特別な思いを真夏の夜に馳せて、今も夜空を見上げる…
音楽♪ライブ♪日本を代表するバンドの日常と、それに関わる新しい人生を☆
リアルな音楽業界の裏側を舞台に、それらを取り巻くステキな人達との心のふれあいと、そこに生じる問題や悩みを、一緒に感じて胸を高鳴らせて下さい☆
☆彩川カオルコ☆
この小説はこちらでも掲載中です→https://kakuyomu.jp/works/1177354054890685841/episodes/1177354054890686092
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 07:20:00
776528文字
会話率:62%
赤ずきんは、布の被せたバスケットの中に、バゲットと葡萄酒を入れて、おばあさんの元へ買い物に行ったんだとか。
そして、赤ずきんは、寝込むおばあさんに向かってこう言った。
「おばあさん、おばあさん。なんでおばあさんはそんなに口がそんなに大き
いの?」
その言葉を最後に、赤ずきんは食べられた。胃液で半身は火傷跡の様に爛れ、髪の毛は溶かされ生えてこない。
待つのは死、のみである。
もしも、この赤ずきんの少女の物語に、狩人が存在しなかったら。
赤ずきんは、隠し持っていたペーパーナイフで、自らオオカミの腹を掻っ切った。
女を捨て、醜い身体を噛み締めながら。
「憎いっ……憎い、何も出来ない私が憎いっっ!!お前を殺して、殺して、ぶっ殺して!!私も死ぬっ!」
そんな、純血に血濡れたとある少女の物語。
白色の終焉の森に囲まれて、雪降る大地に産まれ堕ちたは大罪人。何人たりとも、彼らの鎖は阻めない。何方共々死を望む、その名は、ヴェルギリウス。
又の名を、童話殺しのスレイヤー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 06:00:00
225404文字
会話率:33%
女子バスケWリーグの人気選手・神崎が殺されかけた。犯人を名乗るSNSアカウントは、次なる試合を「操作しろ」と脅迫。リーグ内では、スポンサー、チーム、そしてファンの思惑が交錯し、試合の結果を左右しようとする力が働く。
命か、金か、選手の誇りか
――。試合をめぐる葛藤と利害が絡み合い、事態はますます深刻化していく。やがて、新たな犠牲者が現れる中で、Wリーグのスタッフ・遠山は、ただの犯罪や犯人の仕業ではない、もっと深い汚染が進行していることに気づき始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:47:54
84399文字
会話率:41%
夏の夜、ふたりで花火をする兄弟。過去の告白と未来の約束と。恋人同士の実兄弟です。
兄 ごう(豪)プロバスケットボール選手
弟 イオ(庵)ファッションモデル
最終更新:2025-07-20 16:44:58
4665文字
会話率:59%
エルフの王国「エルフアリア」から人間界に派遣された若きエルフ、ピーターパン。文化交流の使命を帯びて地上に降り立った彼が出会ったのは、人間たちが熱狂するスポーツ――**バスケットボール**だった。
憧れの地アメリカ・ニューヨークで、彼は
金髪碧眼の少女ルシと出会う。彼女に導かれ、初めて観戦した試合に心を奪われたピーターは、こう誓う。
**「世界一のバスケットボール選手になる――」**
やがて彼はルシのチームに迎えられ、仲間たちとともに練習に励む日々が始まる。
強豪キャプテン・ケンとの出会い、新たなチームメイトとの絆、そして人間たちの中で「自分とは何か」を問い続けるピーター。
やがて彼は、かつて自分の世界にやって来た“ある人間”の存在と、「聖書」がもたらす深い愛と希望を思い出す。
これは、
**異世界の少年が信仰と友情、スポーツを通じて成長し、夢を追う物語。**
---
ご希望であれば、ライトノベル用の短い販促文(キャッチコピー)も作成できますよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 06:20:53
3956文字
会話率:28%
若いバスケットボール選手が、エルフやさまざまな存在がいる別のファンタジー世界に行き、そこの人々がそのファンタジー世界のバスケットボールトーナメントで優勝するのを手伝います。
最終更新:2025-02-15 01:49:21
21126文字
会話率:21%
キョウは、ジェームズを超えて世界一のバスケットボール選手になることを夢見ています。
最終更新:2025-02-14 23:41:59
4570文字
会話率:21%
大学4年生の青葉香奈(あおばかな)は、
友達にお願いされた合コンを参加。
そこでたまたま高校時代の後輩神山澄(かみやまとおる)と
再会することに。
そこで彼にまさかなお願いをされて…。
年上女子×恋に興味0年下男子の恋愛。
※他の作品と
同時進行で書いてるので
更新頻度に波があるのはご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 21:20:14
227612文字
会話率:78%
高校三年生の俺らは、バスケットボール部としての最後の大会へ臨む。
蒼(あおい)と直矢(直矢)と俺の、青春の一ページ
最終更新:2025-07-06 17:14:14
1139文字
会話率:25%
幼い頃、モンスターから人々を救う『ウェイカー』に憧れていた主人公『織﨑 萩』は、栃木県立春ヶ丘東桜高等学校に通う2年生である。部活はバスケットボール部。趣味は努力。
萩達のひとつ上、青野や鈴木達3年が出場できる最後のインターハイも近
くなり、萩達バスケ部員は部活に一層力を入れていた。しかし。放課後の部活中、体育館のど真ん中に突如として『異界門』が開いた。門の中から続々と湧き出てくる無数の『モンスター』。悲鳴が木霊し、絶望が連鎖を呼ぶ中で、血だらけの親友が萩に手を伸ばした。そのとき、萩が取った行動とは?
「みんなじゃなくていい。たくさんじゃなくていい。世界中なんて大きいことは言わない。ただ俺は俺の身の周りにいる大切な人達を護りたい」
仲間な友人を失いながら、それでも萩は『目覚める者――ウェイカー』として残酷な世界で抗い続けていく。これはそういう熱く儚き物語だ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 15:04:28
466844文字
会話率:32%
町のあちこちに放置されたゴミ。誰も拾わず、環境はどんどん悪化していく――。
そんな中、元バスケ部の中学生・嶺井(みねい)アキラは、ふとした思いつきで、町中のゴミ箱を“バスケットゴール”に改造してしまう。
「だったら、ゴミを捨てるのもダンク
で決めろ!」
その日から、老若男女が“スリーポイントゴミ捨て”や“アリウープ回収”で盛り上がる、ちょっと不思議なムーブメントが始まった。
目指すは、ゴミゼロ・ファイナルマッチ!
町を綺麗に、心まで熱く――これは、「捨てること」を“プレイ”に変えた革命の物語!
これはチャットgptと一緒に書いています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 08:51:47
7393文字
会話率:26%
学生時代に得ることができなかったもの。社会人になっても、叶えられずに過ぎゆく日々。それでも明日へ向かって生きてゆく。
最終更新:2025-06-23 19:02:43
6051文字
会話率:28%
2025年、星野玲は田舎から私立庵野高等学校に進学した。
中学まで続けていたバスケットボールは挫折し、特に意欲もなく過ごそうとしていた中、軽音学部の新歓ライブを見ることになる。そこでボーカルとして活動していた2年生の伊月海のステージに圧倒さ
れ、勧誘してきた日比谷舞に強引に入部させられる。
そして宙橋愛(Ba)、黒澤白夜(Gt)、黄野風吹(Dr)と軽音楽部内でバンドを組むことになる。
軽音楽部の甲子園とも呼ばれる「閃光ライオット」優勝を目指し、青春が爆発する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 10:31:13
10519文字
会話率:31%
授業の合間にスケッチを描くことが日常の少年・カゼルは、芸術に情熱を注ぐ静かな高校生。ある日、噂を頼りに訪れた廃れたバスケットコートで、圧倒的な強さを誇る金髪の少女・カルミナと出会う。スポーティーで無口、でも芯の強い彼女は、カゼルの心と鉛筆に
火をつけた。
次第に距離を縮めていく二人だが、カルミナには決して簡単ではない未来が待っていた。地下ファイトの世界、家族の期待、そして恋愛への戸惑い。カゼルは彼女を描くことで、彼女の「強さ」と「傷つきやすさ」に触れていく。
アートと格闘、友情と恋が交差する青春ストーリー。
これは、絵に描けないほどに不器用で、まっすぐなふたりの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-20 00:56:47
3182文字
会話率:9%
つい最近まで、バスケットのインターハイ優勝した、千川理亜と言う一人の天才プレイヤー。
理亜はその優勝した大会の後の夜の歩道で、何者かに強姦され、右足を失った。
そこから半年以上の月日が経った頃、とある医師が先着一名に限り、義足や義
手を、無料で提供するという面接があった。
その変わったで面接に出た理亜は、見事、その医師に気に入れられ、義足を付けてもらう事になった。
しかし、それを付ければ、二度と表舞台のスポーツなどの大会には出場できない条件付き。
理亜はその条件を吞むと同時に、闇社会で行われる、闇バスケットバールに参加する。
そこから波乱万丈の展開の理亜は、果たして、どのような結末を迎えるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 13:00:02
353248文字
会話率:33%
つい最近まで、バスケットのインターハイ優勝した、千川理亜と言う一人の天才プレイヤー。
理亜はその優勝した大会の後の夜の歩道で、何者かに強姦され、右足を失った。
そこから半年以上の月日が経った頃、とある医師が先着一名に限り、義足や義
手を、無料で提供するという面接があった。
その変わったで面接に出た理亜は、見事、その医師に気に入れられ、義足を付けてもらう事になった。
しかし、それを付ければ、二度と表舞台のスポーツなどの大会には出場できない条件付き。
理亜はその条件を吞むと同時に、闇社会で行われる、闇バスケットバールに参加する。
そこから波乱万丈の展開の理亜は、果たして、どのような結末を迎えるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 16:55:08
812文字
会話率:31%
群馬県の中学校に通う手塚傑。今年で中学3年生になる傑だが、一年生の時にしてしまった、ある行動によって、全校生徒から嫌われていた。4月になって新学期だというのに、学校に行くのが憂鬱になっていた。
新しいクラスに向かうと、傑と一緒になった
クラスメイトは陰口を言い出した。そんな事に慣れている傑だったが、心の中では凹みながら席に座る。席の隣は、同じバスケ部で女子のエース、西野めぐみだった。
全国に出るほどの実力を持ちながら、身長も高くて可愛く、人気が高い女の子。学校の裏掲示板では圧倒的1位を誇るマドンナだった。
全校集会で、新任の先生が学校にやってきた。名前は西野優子。若い先生で、綺麗でナイスバディだった。そんな西野先生は、男子バスケ部の新しい顧問にもなるようだった。
男子バスケ部といっても、3年生がたった5人しかいない、地区予選1回戦敗退の部活だった。
女子バスケ部と恒例の練習試合をする事になった。男子バスケ部が少な過ぎて部員同士で試合が出来ない。弱過ぎて練習試合する中学校も見つからない為、女子バスケ部と練習試合をする事があった。
しかし、女子バスケ部は全国に出ている超強豪。今年は優勝するかもしれないという勢いだった。試合するものの、圧倒的敗北で終わった。
試合が終わって部室で遊んでいると、西野先生が部室に入ってきた。先生はやる気のない傑達に対して、もっとやる気を出せと言い出した。
全くやる気のない5人は、熱血で言ってくる先生を鬱陶しいと思ってあしらった。
先生は、そんな5人に対して、どうなれば本気を出すのか、と問う。
傑は、絶対にしてくれないであろう願いを言ってみた。
『生おっぱいを見たい』と。
生おっぱいを見せて、揉ませてくれるなら本気になって全中だって目指すと言った。
すると、なんと先生はその約束を承諾した。さらに、マドンナである西野めぐみを連れて来て、全中に出るならめぐみの生おっぱいもいいぞと言い出した。
ありえない提案をしたのに、ありえない返事が返ってきた。
全中に出たら『生おっぱい』を拝めるという約束を取り付けた傑達は、本気で全国を目指す事に。
地区予選1回戦敗退のチームが、全国に出て『生おっぱい』を拝む事が,本当に出来るのか?
中学生の馬鹿共が起こす、『生おっぱい』の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 00:39:31
103480文字
会話率:57%
高校受験当日、故郷に帰ってきた相原竜之介は幼馴染の三国辰馬と再会する。バスケットボールにおいて天才的なセンスと類い稀な情熱を持ち合わせる彼は、かつて共にプレーした竜之介をバスケ部に勧誘する。
自分に自信が持てないでいる竜之介に辰馬は言う。
「相原竜之介は、バスケをするべき人間だ。バスケを続けるべき選手だ」
その言葉がきっかけとなり、竜之介の高校生活は思い描いたものとは離れたものに変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 12:28:01
85375文字
会話率:48%
『傷ついても、コートでまた跳べますか?』
傷ついた心を抱える元バスケの天才、星野雫。高校でバスケから距離を置いていた彼女は、中学時代の恩師・井上先生との再会、そして純粋な情熱を持つチームメイトとの出会いを機に、再びコートへ立つことを決意
する。「怖い?コートに立つのが」その問いかけが、雫の心を突き動かす。過去の怪我と向き合い、恐怖を乗り越え放たれたシュートは、かつての輝きとは違う、新たな光を放つ。「私の...居場所です」バスケを通して自己を再発見し、傷跡を乗り越えた証として未来へ踏み出す、再生と希望の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 22:48:21
6612文字
会話率:39%
僕(兵頭安芸)は夢も特にやりたいことも無い、ごく普通の高校生だ。
友達が多いとは言えない僕は、人と話したくない気分の昼休み、立ち入り禁止になっている屋上で過ごすことが多い。
高校2年の6月、幼馴染のユウ(宮武夕)はバスケットボールのインター
ハイ予選中、意識を失い倒れてしまう。
それを期に"僕"を取り巻く環境は少しずつ変わり、いつしかこの屋上は特別な場所になってゆく・・・
【原作曲】
ロストモラトリアム(Octaviagrace)
ラストノスタルジア(Octaviagrace)
【作詞者】
実稀折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 15:40:33
38605文字
会話率:8%
バスケットボールが全てだった柳駿(やなぎ しゅん)は、中学時代の事故をきっかけに競技を諦め、目標を見失ったまま高校生活を送っていた。
「大学? どこでもいい」
そう考えていた彼は、高校三年の春、偶然国際学部のパンフレットを手にする。
「留学すれば、新しい目標が見つかるかもしれない」――そう思い立った駿は、ようやく受験勉強を開始。
そして、偏差値45の私立大学国際学部に進学する。
しかし、大学での学びや様々な出会いを経て、駿の目標は変わっていく。
「どうせなら、世界最高峰の大学に挑戦したい」
オックスフォード大学の大学院進学という、かつては想像もしなかった夢を抱いた駿は、限界を超える挑戦を始める――。
これは、英語を通じて世界へ飛び出そうとする、ひとりの青年の成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 09:45:12
89050文字
会話率:35%