「あーあ。第三のビールでも飲むかー」
お供は柿ピー。失敗してピーナツ多めを買ってしまった。柿の種だけ食べたかったのに。とりあえず柿の種だけを食べつつ、ビールを飲む。
ピーナツばかり溜まっていく袋を覗き込み、わずかな柿の種を探していると、
どこからともなくリンゴンリンゴンと鐘の音が聞こえてきた。
聞きなれない音なので、携帯のアラームではないと思う。
♪リンゴンリンゴン…鳴り続ける鐘の音。
気にぜず袋をシャカシャカと振り柿の種を探す。
しかし止まない鐘の音は真上から聞こえると思って見上げると、天井にぽっかりと穴が開き、光の中を3人の天使がクルクル回りながら降りてきた。
「ほえ?」
天使の背後には犬がひくリヤカー。
「もう疲れたよね?」
一人の天使がそう言い「はい。乗って乗って」と、私は無理矢理リヤカーに乗せられた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 07:50:52
3459文字
会話率:14%
これが、投稿されているという事は、私が何かしらの理由で筆を持つことを止めてしまったという事です。
今まで応援してくださった皆様に大きな感謝と、謝罪を。
これは、遺書とかそんなものだと思ってください。
死ぬ前に何か残したくて、今までを振り返っ
たりして自分の感情のまま書き殴った物です。
貴方の感想は私には届きませんが、私の思いだけを一方的に受け取ってくださるという奇特な方が読んでくださると嬉しいです。
さようなら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 00:00:00
2122文字
会話率:0%
かつて愛した猫《ビビ》。
20歳の時、老衰でこの世を去った――はずだった。
それから12年。32歳になったヒカルは、情熱を失い、冷静に生きていた。
だがある夜、スマホの画面に吸い込まれた彼は、見知らぬ“電脳世界”で目を覚ます。
そこで待
っていたのは、青い瞳をクルクルと回す、かつてのビビにそっくりなAI猫。
「ヒカル、ボクと一緒に――この世界を救ってほしいんだよ」
AI、感情、そして“失われた約束”をめぐる、少し切なくて、優しい冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 21:10:00
5116文字
会話率:40%
フィクションで出てくる
「世間知らずのお嬢様を陥れ、その後復讐される『ざまぁ担当の男たち』」が、
復讐するまでもないほどの、底の抜けたレベルのクルクルパーばかりだったら……
という、何も考えずに読めるドタバタ・ラブコメファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー。
ヒロインの女子高校生『アンジュ』は、ある日異世界に転移した。
だが、彼女は『いかにも悪役令嬢』といった釣り目な容姿はそのままに、
チート能力は愚か『レベルアップ』もできない、無力な少女のままだった。
加えて、転移前は家庭も比較的裕福で苦労知らずで育ったため、
「怖そうな見かけに反して、人の悪意についてまったく知らない世間知らずのお嬢様」
であった。
当然、そんな世界に来たら周りは彼女を食い物にしようとする。
その中には『現代知識』を豊富に持つ転移者や転生者たちも含まれていた。
……しかし、彼らは知らなかった。
この異世界に住む男性は転移者も含め、どいつもこいつも『アホの子』ばかりだということに。
そして「現代知識など、基礎技術も基礎インフラも整ってない異世界では、クソの役にも立たない」ということに。
そしてアンジュが剣も魔法も使えず、レベルも上がらない理由は、
「あまりに、この世界の男たちがバカなので、少しでも公平を保つために彼女に神が与えたハンデ」
であることに。
実際に彼らは、アンジュが何もすることなく勝手に自滅を繰り返していき、没落していく。
一方で、彼らの自滅によって、どんどん成りあがっていくアンジュ。
更に彼女の天然ボケな性格と『悪役令嬢っぽい見た目』が悪い方向にかみ合ったせいで、
「あの女は男たちを惑わし破滅させる、得体のしれないチート能力を持つ、最凶の悪役令嬢だ」
と、あらぬ誤解を受けていくことになる。
だが、極楽とんぼの彼女はそんなこともつゆ知らず、
「この世界の男性はみんな親切な人ばかりで、毎日が楽しい」
と、彼らの悪意に気づくことすらなく、お気楽に過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 20:47:56
85881文字
会話率:48%
私、ユリア・ソート伯爵令嬢は、三十歳の嫁き遅れになりました。
病身の母と歳の離れた妹がいたので、その世話に明け暮れて婚期を逃したのです。
それでも、四十歳超えの男との縁談が舞い込んできました。
相手は、貴族令嬢を妻に迎えて箔を付けたいと思う
平民の商人でした。
それでも財力はありましたから、その男と婚約して以降、私の生活は一変しました。
連日、贈り物をもらい、夜毎、舞踏会へと参加するようになりました。
新しく手に入れた何着ものドレスを取り替えて、大きな姿見の鏡の前で、クルクルと舞う日々が始まったのです。
すると、なんでも欲しがる、歳の離れた妹が、「その結婚を私が!」と言いだしました。
さらに、婚約者である商人の方も心変わりして、若い娘の方が良いとばかりに、妹とのことを「真実の愛」と称して、私との婚約を破棄したのです!
やがて、妹がその商人と盛大な結婚式を挙げ、勝ち誇りました。
それから半年、病弱だったお母様が亡くなった後ーー。
母の葬式に顔を出した妹夫妻が、厚かましくも、私を屋敷から追い出そうとしました。
それに対し、私は真実を打ち明けたのです……。
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 12:10:00
14109文字
会話率:14%
地味な田舎娘パルは、周りから鬼ババと言われる料理上手な母と寡黙な父と暮らすしている。
そんなパルに隠された、けして誰にも知られてはならない秘密とは。
パルのクルクル回転魔法は、最南端の田舎町の温かい人々を、そして国を救うことができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 13:08:08
7393文字
会話率:44%
人類が進化して五十年が経過した世界。
異能先進国である日本は、異能の『調節』を目的とした教育機関を全国に創立していた。
その中で二番目に古く権威がある東京の『武蔵会学園』に入学した主人公の『嵐山らせん』とその友人『歌川旋律(うたがわせんりつ
)』。
様々なトラブルに遭うが、らせんは異能バトルの全国制覇を目指し、武蔵会学園の異能試験に参戦する――本格学園異能バトル!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 22:15:16
27027文字
会話率:43%
私は窓から見える紅蓮の炎を見つめ続けた。
なろうラジオ大賞6参加作品です。
最終更新:2024-12-08 13:00:00
908文字
会話率:4%
クレイジーな頭を有したトイレ好きの
狐耳の狐狐狐妹子
と
常識的なその兄、狐狐狐兄子
そして、
好きなのか嫌いなのか複雑な感情を抱いて
ヤンデレ化したネコイちゃん
と
兄子のクラスメイトであり
ネコイの兄のネコニー
皆のお姉さん的存在のイ
トネー
クセの強いケモ耳が存在する狂気と混沌に
溢れた世界、それがクルクル世界なのだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 00:10:00
1177文字
会話率:47%
サティ王子はクルクルした天然パーマな茶髪が可愛い18歳。婚約者のレアンは狼獣人で、子供の頃は子犬のように愛くるしかったのに、18歳となった今はマッチョでかっこよくなっちゃった。
「レアンのこと大好きだから守りたい。キミは信じてくれないか
もしれないけれど……」
レアン(すでにオレは、貴方しか見ていませんが?)
ちょっと小柄なカワイイ系王子サティと、美しく無口なゴツイ系婚約者レアンの恋物語。
※他サイトにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:10:00
8497文字
会話率:22%
「もう我慢できない! あんたなんて、出ておいき!」
「なんだい、なんだい。後から入ってきた女が、息巻いてみっともないよ。ちょっとは我慢も覚えな」
「出てけー!!!」
あらら、追い出されちまったよ。
わたしの母さんが死んで、す
ぐ家に入って来た女、モアールの性格が悪いのなんの。顔は可愛いし声も高いけれど、化粧はケバいし香水付けすぎだ。くしゃみが出るよ。
まあ女らしい体つきは、大抵の男が喜びそうだけどね。
父さんが居ない間に出かけては、服やら宝石やらを買ってくるし、時々一緒に連れてきた従者? とよろしくやってるし酷いんだよ。
まあそれなら、100歩譲ってギリギリ我慢もできる(父さんの目利きが失敗しただけだ)が、使用人に手を出されたら無理さね。だから言ってやったんだよ。
ちょっとは我慢しなと。
ここは、お貴族様の屋敷じゃないんだよと。
そう言ったら、キレやがったんだよ。
ずいぶんと辛抱が足りないよ、大人なのに。
父さんが貿易に行っていない間に追い出されたわたしは、ここの商家の娘でレノアさ。まだまだピチピチの5才だ。
使用人達が慌ててついて来ようとしたが、悪いけども戻って貰ったんだ。だって今のわたしには金がないからね。給金が出せないんだよ。
みんな家族がいて、生活しなきゃならないしね。
と言うことで、一人で家を出たのさ。
キレるとどこかの喧嘩師のように、何かが乗り移ったように口汚く叫ぶレノア。その時のことをレノアは、よく覚えていない。ただ猛烈に怒ったと言う以外は。
◇◇◇
「うーっ、うーっ」
テクテク歩いて行くと、森の入り口で大きな灰色の犬が苦しげに唸って踞っているから、手持ちの薬を振りかけたんだよ。
そうしたら途端に元気になって、わたしの後をついてきた。
「わん、わんっ」
わたしの周りを元気にクルクルとまわっている。
「悪いけど、餌なんてないんだよ」
そう言うんだが、言葉の壁が邪魔をして通じない。
はーっ、はーっ言ってついてくる。
まあ、腹が減れば行っちまうだろう。
こうして1人と1匹旅が始まったんだ。
という感じで始まった、レノアの小さな冒険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 21:58:26
18142文字
会話率:34%
故郷の名前が冠された店に、吸い寄せられた飛鳥と靖久。二人の恋は、不倫ではあるが純粋なものだった。不倫は当然悪い事。ただ、被害者も加害者だったとしたらどうなる? 飛鳥と靖久の不倫から、人生も運命も善も悪も。全てが、クルクルクルクル回り出す。
最終更新:2024-07-13 12:00:00
318241文字
会話率:58%
手のひらクルクル男とかマジ超無理すぎて庭におミント植えちゃう
とある魔導掲示板に書き込まれた貴族夫人のお話。
最終更新:2024-06-05 17:10:06
8288文字
会話率:0%
ダンジョンがあり、魔物がはびこり、一攫千金を夢見る若者がそこら中に溢れている世界。主人公クルトは生涯でただ一度だけ受けられる<天啓の儀>にてすっころび、欲しかったのとは違う謎スキル<歯車>を手に入れてしまった。
極めて珍しいが世界初というわ
けでもなく、希少だからといって有能というわけでもなく、手から出した歯車をクルクル回すだけの能力が、しかし文字通りクルトの未来を開く鍵となり……
英雄を夢見るありきたりな少年の未来が、果たしてどう花開くのか? 王道冒険ファンタジー、ここに開幕!
※当作品は複数サイトにて同時公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 18:00:00
1210136文字
会話率:65%
クルクル クルクル
クルクル クルクル
最終更新:2024-02-14 02:33:41
296文字
会話率:0%
小学生の佳文は、たぶん、この世のモノではない女性と出会ったが、いつしか記憶から消えていた。
大人になった佳文は、散歩途中、子供の頃、遊んだ公園を通りかかった。
懐かしくなった彼は、公園の中へ、ベンチに座り懐かしいとつぶやき、公園を見渡した先
に、
風も無いのに、木の葉っぱが、1枚だけクルクルと動くのに目に留まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 16:13:11
69659文字
会話率:27%
オガオガオガオーーー
恐竜が大きな口を開けて、こっちに迫って来る。
「大変だ、後ろは崖だ逃げ場はない」
絶体絶命の大ピンチ、
こんな時は、
僕は、おもむろに腰の袋の中に手を突っ込んだ。
ピーン、
クルクルクル、パクッ、
ゴックン、
ピロピ
ロピロピーーー
まばゆい光に包まれて僕は、あっという間に移動した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 21:55:50
3467文字
会話率:35%
私公爵令嬢です。
ツリ目で髪はクルクルしてますし。父親は宰相。
これは悪役令嬢というやつでは!
と危惧した私は王子殿下の前に絶対姿を現さないという戦法で運命を乗り切る事にした。
そもそも私は乙女ゲームというモノを見た事がない。
全くの手探り
で運命を乗り越えなくてはならない。なんというナイトメアモード。
今のところ乙女ゲームの兆候としては、髪の色がカラフルという事実。
乙女ゲームという兆候が現れてからでは手遅れなので
推定乙女ゲーム。
仮定悪役令嬢。
暫定処刑回避。
【出来ちゃった婚】でルート回避を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 23:12:56
17136文字
会話率:16%
事実ではない噂に惑わされた新国王と、二年だけの白い結婚が決まってしまい、王妃を務めた令嬢。
離縁を署名する神殿にて、別れられた瞬間。
「やったぁー!!!」
儚げな美しき元王妃は、喜びを爆発させて、両手を上げてクルクルと回った。
元夫となった国王と、嘲笑いに来た貴族達は唖然。
耐え忍んできた元王妃は、全てはただの噂だと、ネタバラシをした。
迎えに来たのは、隣国の魔法使い様。小さなダイアモンドが散りばめられた紺色のバラの花束を差し出して、彼は傅く。
(アルファポリスにも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 18:08:25
12886文字
会話率:33%
定期的な運気の変動と、その影響による栄枯盛衰によって、12年の歳月をかけて幸福地帯と不幸地帯が頻繁に入れ替わる、円柱型の惑星『帝冠クラウン』。
まるで瓶の蓋を回すように、クルクルと吉凶がサイクルするその様子から、アラインたちは『帝冠クラ
ウン』を回転国家の俗称で呼んでいた。
『帝冠クラウン』には国旗がなく、代わりに各地に風見鶏が設置されている。
そこに目をつけたアラインは、因果の流れを読む能力『眸(ホルス)』を駆使し、日々国中を駆けずり回っては各地の風見鶏を、運気の流れをコントロールする機械『因果歪曲計(ウェザー)』搭載型の風見鶏とすり替え、吉凶の影響を受けないセーフポイントを国家全土に張り巡らせていた。
12年に一度、12日間に渡って国全体で行われる、終幕と新たな門出を同時に祝う式典、聖儀祭を数日後に控えた、ある日のこと。
恒例の『因果歪曲計』設置に勤しんでいたアラインは、警備隊に見つかりそうになった仲間を庇い、囮となって逃亡する。
やがてアラインは、いつものように『眸』を発動させて運気の流れを読み、視認した因果の奔流から最適な逃走ルートを導こうとするが――
※この小説はカクヨム様で同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 20:00:00
166566文字
会話率:33%