中世アナトリアの田舎に住む青年、アトゥラタ。
ある一日の夜、父からとある紙切れを渡される。
それは、遠く離れた「光の町」へと青年を誘う、往復切符であった。
異郷の地で、青年は一人の小娘と出会う。
これから話すのは、果実のように甘く、香辛料
のようにピリリとした思い出の話―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 19:48:00
3460文字
会話率:30%
天正十五年(1587年)正月、桜島の異常な光に包まれた薩摩半島は、島津家ごと西暦1453年の黒海沿岸に転移してしまう。
島津家の十字の紋を見たビザンツ帝国と戦争中のオスマン帝国皇帝メフメト2世は、謎のキリスト教徒を屈服させるべく、薩摩の地に
踏み入る。
オスマン軍を迎え撃つは、島津家四男・家久。
一方、オスマン帝国によって滅亡の危機に瀕していたビザンツ帝国皇帝コンスタンティノス11世は、起死回生の一手として島津家との同盟を申し出る。
だがそれは、島津家に「ローマ帝国再興」を大義名分としたヨーロッパ征服のお墨付きを与えるものであった。
ビザンツ帝国に臣従し、皇帝を傀儡として神輿に担いだ島津家は、中断された九州平定の憂さを晴らすかの如くヨーロッパ、アナトリア、ロシア、北アフリカで猛威を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 01:00:00
519717文字
会話率:20%
アナトリア王国の第三王子であるアークは、現在8歳。その日、現王ヘンドリックの弟で、叔父であるブライアンの反逆により命を狙われたが、従者である魔法使いのサジュームの転移魔法により、命からがら住まいの離宮から逃げたのだった。
そばにいた近衛騎士
のガイウスも、ともに転移しており、3人で王都外れの森を夜どおし駆けて逃げていたところ、彼らは女の子の赤ん坊を拾う。
その女の子こそ、現代日本で「橋田美羽」として生きた記憶を持ち、転生によって、たぐいまれな魔力を備えていた。
王家の王位争いで命を狙われるアーク王子は、反逆者のブライアンに復讐する日まで生き延びることを誓う。彼らはその日まで、サジュームとガイウス、そして女の赤ん坊と一つの家族のように寄り添い生きていく。
*時系列では、現在投稿中の「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫《アナトリア王国転生後日譚Ⅰ》」の前にあたります。
*当該作品は、小説投稿サイト「エブリスタ」で「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫 序章」として掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 05:00:00
15866文字
会話率:37%
アメリア・ペリクレス、11歳。一年前に、ペリクレス辺境伯に養女として迎え入れられた孤児の娘。実は、中身は現代日本でOLをしていた橋田美羽、32歳だった。
交通事故で死亡するも、気が付いた時には異世界に転生していた。
見知らぬ世界の片田舎で転
生していた美羽は、庶民として一から人生やり直すつもりが、なぜか王位継承の動乱に巻き込まれる。
魔法使いが権力者に使役される世界で、尋常でない魔力を持ってしまった美羽。
養い親で魔法使いのサジュームは、その美羽をアメリアの背後に見ることができた。転生を理解しないサジュームは、その力を精霊の力だと考えて、美羽を精霊だと思っている。そして、アメリアはその依り代だと思っている。
アメリアは心の奥底でサジュームを慕いながら、それを表に出せないジレンマに思い悩んでいく。
*当該作品は、小説投稿サイト「エブリスタ」で「王位奪還の王子と精霊に隠れし孤児の姫(上)(下)」として掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 05:00:00
30045文字
会話率:26%
戦争が存在しないもしもの世界のイリアスのつもりです。なので勇者アキレスとヘクトル王子はリングで戦います。「if物語企画」参加作品です。
最終更新:2023-06-27 02:16:00
4393文字
会話率:48%
初デビューの短編です。
今後大幅な加筆修正する予定がございます。
ご了承ください。
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ベルディーン王国の公爵令嬢であるグレイス・アナトリアは王子であるレオーネという婚約者がいた。
学園に入学すると、レオーネが平民出身の男
爵令嬢とフローラ・ファルールと親密な様子を発見してしまう。
「僕たちは真実の愛に結ばれているんだ。早くこの関係が終われば良い」
レオーネからそのような言葉を聞いたグレイスはレオーネとの面会で「これ以上私にお時間を割かなくて結構ですわ」と言った後に市井での生活を始める事となる。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 01:34:56
7932文字
会話率:62%
俺の名前はアイカワ・アラト。地球上で初めて異世界へ行き、特別な力を身に付け新人類と呼ばれることになる予定の男だ。そして高校生になった今日、俺はついに異世界と思わしい場所へ辿り着いた。嫌味なクラスメイトと共にな。
アナトリア半島と呼ばれる地域
を舞台に、異世界希望、中二病患者が奮闘します。
(*アナトリア半島や古代史に関して、作者の調査不足で間違った知識があるかもしれません。素人の作品ですのでご容赦下さい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 01:01:13
18946文字
会話率:42%
アナトリアの半生を描きます。
最終更新:2019-08-12 23:55:44
3094文字
会話率:37%
アナトリアの雑記メモ
最終更新:2019-07-24 23:31:27
632文字
会話率:0%
近未来2037年。ナチの指導者ヒトラーの告げた世界の終焉まで残り一年。その片鱗は徐々に始まるが、世界各国の首脳や世界組織の幹部らは未だに人類救済の策を議論し、戦争を起こすばかり。日本の片隅の北港元市に住み、記憶に鍵をかけた不死の高校生、夜崎
衛紀。彼は世界最大の魔術都市「港元市」に招聘され、たった一人でとある極秘の調査を任命される。その内容とは夜崎の住む北港元市の山奥で発生した住人の奇妙な死の調査であった。変死は北港元市の山奥を起点に徐々に範囲を広げ、数日後には北港元市の中心部や市街地区、やがては港元市にまで迫るものだという。夜崎は調査内容を隠しながらも変死の発生した地域の嘗ての住人にして、幼馴染の梶沢玲華から北港元市の歴史や風習を聞き取り、調査を開始する。しかし、捜査線上に浮かび上がるのは第二次世界大戦時に枢軸国が獲得し、それを梶沢家が研鑽した古代アナトリアの呪われた魔術儀式であった。幼馴染の彼女を疑いながらも、彼女の命を守りたいと思う葛藤。極秘調査の秘匿性による孤独。葛藤と孤独に苛まれる夜崎の前に運命の女神と名乗る『彼女』が姿を現し、彼の物語は始まる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 22:13:13
21383文字
会話率:24%
「全奴隷を解放する!」
奴隷解放軍の若き将軍オーロリオンのかけ声とともに、奴隷たちが立ち上がる。神話の端境の時代、アルカディア王国は各地を制圧し、奴隷を使役し神聖都市国家を樹立していた。そこに人柱奴隷として連れてこられたアーレフは奴隷として
の運命から立ち上がり、双子の姉を連れ都市から逃げ出す。その後生き別れた姉を捜すため山岳神殿都市で大弓引きの石工奴隷ソレスと出会い、バビロン王国から村を守るために胸から不思議な剣を出したアーレフ。かつての奴隷仲間リーリウムや、ガレー船奴隷のシリウスと知り合い、奴隷解放軍を作り出していく一方、アーレフはアルカディア王国庶子レェード皇子別名黒い悪魔と出会い、その身に宿る剣のために激しい拷問を受けるが、仲間に助けられる。しかしその直後心の支えでもあったソレスが瀕死となり、自らの剣で絶命させ憎しみの炎を燃やすこととなる。姉レティーシアが父が、大切な者の全てがレェード皇子に殺されていたからだ。
レェード皇子を殺すために山岳神殿都市アナトリアに向かったアーレフは、自分の住んでいた場所で自身の出自を知ることとなる。アーレフ自身もまたアルカディア王国の皇子であり、母の故郷北はガリアの破滅の剣を身に宿して月食の時に生まれた破滅の神の魂を肉体に持つという忌み子だったのだ。
レェード皇子を殺し、アルカディア王国を崩壊させ、全奴隷を解放する。
ギリシャ第一次奴隷戦争以前の世界を想定して描いたローファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 18:25:48
87205文字
会話率:40%
公爵令嬢アナトリアは、婚約者である王子から、舞踏会の場で婚約破棄を宣言された。王子が愛した男爵令嬢に対して、アナトリアが行ったのだという数々の非道を並べ立てられる前で、アナトリアは優雅に微笑む。『それの、どこが、問題に?』
最終更新:2016-12-07 20:00:00
11460文字
会話率:49%
記者として13年前の〈世界同時多発魔素暴走事件〉の真相を追う近衛京介は、事件を端に発する魔法大戦により滅亡した神聖アナトリア魔法王国、その第三王女レイラ・エル・アナトリアに接触を図る。
名前以外の記憶を失っている京介だが、レイラによって自身
こそが事件の中心にいた事を知り、彼女と共に失われた記憶と真実を求め動き始めた。
次第に明らかになる、人型機動兵器AMFと近代兵器の入り乱れた最後にして栄光の魔法大戦の全貌、その影に姿を見せる世界最強の魔法使い〈時間旅行者〉メアリー・レイヤード。
隠された真の歴史と王都地下に眠る広大な積層都市、魔素の存在と諸国家の不自然なまでに急速な科学技術の発展――魔法と科学の緩やかな置き換え。
全ての真相は13年前・アナトリア王国建国記念日の夜、宮廷舞踏会へと収束してゆく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-02 06:19:33
14888文字
会話率:27%
最後の現生人類(ホモ・サピエンス)である主人公が、仲間を探して世界を旅します。
弟の新生人種とともに、アナトリア高原、インド、アフリカへ。
ラノベ調でもなければ、お笑いもありません(汗)。
書いたのもずいぶん前で、某賞でそこそこまでいったの
ですが、ひょっこりファイルが出てきたのでアップしてみます。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-04 00:00:00
146501文字
会話率:41%
『今より遥かに昔、世界に突如として〈モンスター〉が現れた。抗う術を持たない当時の人間達は〈モンスター〉の恐怖に怯える事しかできなかった。しかし、ある時一人の救世主が現れる。〈女神アウロラ〉、彼女は自らの命と引き換えに〈モンスター〉を異世界へ
と封じ込めたのだった。』
『女神アウロラの奇跡 序章』
女神アウロラによってモンスターが封じ込められてからも時折、異世界と地球が繋がる〈ゲート〉が生まれる事により〈ゲート〉からモンスターが溢れ出す事があった。女神アウロラの時代より何千年後、戦う力を手に入れた人間達は国を超え手を取り合いモンスターを撃退する。人々は彼らを〈ガーディアン〉と呼んだ。
若き〈ガーディアン〉を育てる国立アナトリアム学院、一人の目つきの悪い少年が転入してきた時、物語の幕が開け、世界のあり方を根底から覆す大事件が動き出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-20 10:35:56
2441文字
会話率:73%
イソップ物語「金の斧・銀の斧」で有名な湖水の女神はんが主役で登場。
長年眠りから覚めて現代に現れた女神さんはどないな感じでっしゃろか。
ほなっぼちぼち…アクビしていなさるさかい、先にいきまひょうかぁ~
最終更新:2006-12-19 21:51:18
10170文字
会話率:34%