孤独な少年と、影が織りなす運命。
吟遊詩人は語る。
物語の始まりはミランド王国の西、
湖水地方ラプドゥ。
その辺境に位置する古都ネフタル、
岩壁に囲まれた街。
十二歳の少年ロシュは、年に一度の詠霊祭で街が華やかに彩られる中、謎めいた旅の吟遊
詩人と出会う。吟遊詩人の語る物語に魅せられたロシュは、友人の誘いで禁断の影との契約を企てるが、その代償は想像をはるかに超えるものだった……。
影の力に翻弄され、街の陰謀に巻き込まれていくロシュ。
彼は自らの影と向き合いながら、いつしか西方世界の過去と未来を紡ぐ、壮大な冒険へと足を踏み入れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 16:20:00
21794文字
会話率:24%
「霧のはし 虹のたもとで 3rd Season」
エートスは
彼の日常に
個性に
そしていつしか――、生き甲斐になる
ロンドンと湖水地方、片道3時間半の遠距離恋愛中のコウとアルビー。大学も始まり、本来の自分の務めに追われるコ
ウの日常は慌ただしくすぎていく。そんななか、ジャンセン家に新しく加わった同居人たちの巻き起こす旋風に、コウは翻弄されてゆく。
毎土曜日0時に更新します。(アルファポリスにも掲載しています)
*****
今回はコウの一人称視点に戻ります。続編として内容が続いています。初見の方は「霧のはし 虹のたもとで」→「夏の扉を開けるとき」からお読み下さい。番外編「山奥の神社に棲むサラマンダーに出逢ったので、もう少し生きてみようかと決めた僕と彼の話」はこの2編の後で読まれることを推奨します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 00:00:00
177244文字
会話率:29%
『音楽魔法具店 店員求む。業務内容:ミュージカリー・カップの鑑定。勤務地:ロンドン ピカデリーサーカス』
風変わりな広告を片手に、元ロンドンの歌劇場の歌姫はその店の門をたたいた。「やぁ、ティナ。待っていたよ」
そこにいたのは顔の左半分にマス
クをしたピアノ弾きの男―-まさかの元彼だった!
過去に手ひどく裏切った彼の元で働くなんて。
だが、音楽学校に通いたいという妹のために、ここはこらえるしかない――。
元気な妹チュチュがティナのために購入したバロタン・ボックスに隠された謎とは?
出張先の湖水地方にあるという、人の才能を奪う音楽魔法具の宝庫を訪れる女性の隠された想いとは?
何の変哲もない一音だけを奏でる六色のブローチが織りなす意味とは?
そして、ヒューがただ一つ、命がけで探している音楽魔法具とは――。
ミステリー色が少々降り注ぐ、ミュージカル・ファンタジーの開幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 12:01:54
101266文字
会話率:39%
我が国には公爵の権力に匹敵する〝魔物大公〟と呼ばれる爵位がある。
その昔、大陸を混沌へと陥れた、七体の魔物を倒した英雄に与えられし特別な称号だ。魔物大公の称号は、英雄の血族が引き継ぐ。
魔物大公と縁を結ぶのは名誉。
没落し、持参金が用意でき
ない私に、魔物大公のひとりが求婚してきた。
その男性は、スライム大公! ……スライム大公だって?
魔物大公いち影が薄いスライム大公は、私との結婚を望んでいるという。
ひとまず、結婚する前にお試しの同居から。
飼育していたアヒルを脇に抱え、私はスライム大公の領地である湖水地方へ旅立つ。
圧の強いスライム大公の母におののいたり、なぜか心配してやってくるドラゴン大公ことアクセル殿下に驚いたり、スライム大公の再従姉妹から嫌がらせの数々を受けたり、スライムに懐かれたりするけれど、私は元気です!!(※たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
154040文字
会話率:46%
私はこのままでいい。
これ以上の幸せはいらない。
きっとまた失って傷つくぐらいなら。
なのに。
『愛している。2度とお前を離さないよ。』
あの澄んだ青い目のあの人はそう言って私を乱す。
心をーー、、、
凄惨な過去を経験し、幼少期
の記憶を失った元貴族令嬢のミモザアッシュレイ。湖水地方のイージスターで慎ましく質素に生きていた。今だに忍び寄る過去の影に怯えながら、従姉妹のテスと共にそれなりに暮らしていたがある夕方。屋敷近くの森で大怪我を負った青年を発見する。
彼の名前はグレイ=アール。
とある名門貴族の人物で、ミモザには見覚えたがあった。
グレイの出会いによって止まっていたミモザの時間が動き出す。
モバスペにも公開してます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:03:59
67661文字
会話率:30%
大陸一の領土を誇るロディアーヌ王国。
代々玉座を座るのは初代国王であったロディアーヌさまの子孫。
王族たちは、みな美しい黄金色の左目を持って生まれ落ちる。
けれどもロディアーヌの黄金の時代は過去のこと。
魔法のような奇跡の力を使える王族たち
は減り、わずかな力と共に多大なる代償を払うことになった。
そんな時代に、宰相を輩出し続ける貴族中の貴族。
リヴィエール侯爵家の末姫として、レティシアは生まれてきた。
歳の離れた姉と兄に可愛がられた姫君は、王都から離れた侯爵家の領地のひとつ。
青緑の湖水が美しく広がる居城の地下室でこっそりと恋愛小説を読む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 08:00:00
24238文字
会話率:17%
新章、突入!
美濃の武士・斎藤利三(としみつ)は、自分への暗殺未遂事件を機に明智光秀と知己の仲となり、光秀が目指す世の実現のために尽力することを決意する。
光秀が夢見る世とは、亡き斎藤道三が目指した「武」「富」「和」の力が揃った世。現状
、それを実現させられるのは、尾張の織田信長ただ一人。この信長の覇業を支えるため、光秀も利三も行動を開始する。
光秀は、京の将軍家に近づき、美濃平定後に行われる信長の上洛の下準備を始める。一方、利三は、美濃に在って信長の美濃平定のための調略を進める。だが、そこには、利三が考えていたより遥かに厚い、美濃の旧体制・旧秩序の壁があった。
利三は、織田家の美濃調略担当官で「人たらし」の才をもつ木下秀吉、古今稀有の謀才をもつ竹中半兵衛と共に、その壁に立ち向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 17:41:49
61097文字
会話率:40%
相羽奏は自分の運命を拒絶するため、15年培ってきたものを断腸の思いで断捨離して新たな高校生活をスタートさせた。何かが欲しいわけでもなく、他人に何かを求めたいわけでもない。ただ純粋に普通の人間として真っ当な人生を送りたい、ただそう願っていただ
けだった。
だが奏を待っていたのは個性的な同級生や若干ウザイ先輩。そして人生で二度目の初恋だった。
最初はほど良い距離で接していた彼らの隠された心情を何気ないことで奏は触れてしまう。それを知ってしまった奏は無視することが出来ず助けようと奔走するのだが、その中には一度捨てたものを拾い集め、過去と対峙しないと解決できないものもあった。
割り切りと葛藤、前進と後退を繰り返し、後悔を重ねながらも少しずつ成長していく青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:15:40
35033文字
会話率:51%
主人公の七色光雨(なつや みさめ)は友人の少ない、ごく普通の高校生。彼はヒロインの湖水波紋(こすい はもん)に自身の護衛になってくれるように頼まれる。それもただ了承するだけでなく護衛戦というものに参加し、他の候補者を退けなければならない。最
初は渋っていた光雨だが、波紋を見捨てられず、承諾する。翌日の夜、光雨は護衛戦の一回戦に挑む。対戦相手は友人である暗陽輝(はらい はるき)。戦いの前、陽輝との戦いの最中、光雨は相棒である花子(はなこ)と出会う。花子は残虐な戦い方をし、陽輝を絶命寸前まで追い詰めてしまう。光雨は何とか陽輝を救い、戦いに勝利する。翌日、二回戦目の相手は清原夏世(きよはら なつせ)。光雨は夏世から波紋の父を殺したのは花子であり、ゆえに彼女が波紋に嫌われていると話す。戦いの最中、光雨は夏世の攻撃で意識を失う。意識を失っている時、光雨は誰かが自殺を行おうとするのを主観的に体験する。光雨は何とか夏世の攻撃を破り、勝利する。戦いの後、光雨と夏世はその自殺しようとした人物が花子の生前、白樺(しらかば)ねねであり、そして彼女が実際に自殺したことを知る。二人が考察を進めていたその時、ふいに爆発音が聞こえた。それは襲撃者が波紋とその母である雫(しずく)の命を狙って行われたものだった。光雨は襲撃者を捕らえることに成功した。その手柄を認められ、光雨は波紋の護衛になることができた。尋問の間という洞窟で襲撃者を尋問しようとしたその矢先に、波紋がねねに捕まってしまう。ねねとの戦闘の最中、父を殺したのは、実は雫が娘を守るために行ったことだと、波紋は知る。救出された波紋は光雨と元護衛候補たちを信じ、身一つでねねの元まで行く。そして誤解していたことを謝る。その直後、洞窟が崩れ出す。原因は神様の人身御供であるねねが好き勝手をしていたことだという。光雨はその行動を正当化し、ねねを生贄から解放した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 17:50:31
129546文字
会話率:53%
私と私の家庭を捨てて逃げたくそばば。
そのお腹の中に私が生まれたことを嫌悪して今まで生きてきた。
家庭に安定を取り戻し、いつの間にか高校2年生になった私は、柔軟な関係を維持し、このまま幸せに新しい生活を送ることができると確信した。
放送部で
あるレミー(REMI)に出てくる新しい転換点を探しながら、多くの学生たちと親しくなって雰囲気に溶け込むことができたその瞬間、まさにその瞬間。 私の人生を複雑にした人が現れた。
それが御腹おなじの妹だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 21:00:00
30966文字
会話率:60%
むかしむかし。
とある島には、ひとつの風習が伝わっていた。
一年に一回。夏が近づくと漁に使っている船を、島の奥へと運んでいく。
そこには広い湖が横たわっており、船は順番にその湖水へ浮かべ、定められた手順で湖を渡っていく。
なんでもこれは
、ひとつの「清め」だという話が先祖代々伝わっているとか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 23:00:00
2789文字
会話率:0%
リチャード・ストックウィンは、エルフの国「アルフヘイム連邦王国」の領邦の一つスウェール公国に生まれた。そんな彼は、3歳の夏に熱を出して、寝込んでいた。夏風邪にうなされながら見た夢を通して、おぼろげな前世の記憶を思い出す。前世の名前や身近な
人間の記憶などは思い出せなかったが、知識はある程度、思い出すことができたのである。ただ、中学生程度の知識であったために、異世界チートはできそうにないとリチャードは思った。しかし、同時にその知識を元にこの世界を生き抜く知恵を出すことはできるであろうと考えた。
この物語はおぼろげな前世の記憶をヒントに多くの仲間の力を借りながら、近世魔導を作り上げたエルフの魔導師リチャード・ストックウィンの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 03:19:56
9669文字
会話率:55%
主人公久本信吉は土地の売買の為に大野海岸にある恩田宅に行く。その途中、海岸を見ようと久本は護岸堤防に登ろうとする。
その時、眩しい光りが久本を包み込む。眼がくらみ、失神寸前となる。光りが薄れて、眼を開けた時、眼の前には大きく拡がる白浜と
、青々とした海、褌姿の日に焼けた男達、素裸で遊ぶ子供達が屯していた。
目の前に大きな屋敷がありそこから中年の小太りの女が駆け出してきて、久本を無理やり屋敷の中へ引っ張り込む。彼女は久本を自分の息子――庄助――と思って連れ戻したのだ。
屋敷の主は大野村の網元で、塩崎正太郎、女は妻のうめ、庄助は1人息子だったのだ。
3日後にせまった庄助の婚礼に、庄助本人が外に飛び出して、行方知れずだったのだ。久本は庄助と瓜2つだった。
久本は明治3年の大野村に入り込んでしまった。もはやここから出られないと知って、庄助になりきって生きていくことにした。
婚礼も終わり、冬に妻が懐妊する。野間の富具岬から1人の女が、久本の身の周りの世話のためにやってくる。名前を菊という。
毎日、菊と過ごすうちに、彼女が好きになる。久本は菊を連れてあちらこちらを歩いて回る。こうして1年がすぎる。
秋になり、その年の10月に菊は野間に帰される事になる。
菊の家は水飲み百姓で、不作に為、年貢を納められず、菊を名古屋の女郎部屋に売るために、一旦家に戻される事になったのだ。
菊を好きになった久本は、意を決し、菊と一緒に船で伊勢に逃げる事になるが、野間の富具崎を遙かに望む海岸に来た時、追っ手が現れて、菊と共に海に飛び込んで死を選ぶ。
久本は気が付いた時は、恩田宅の近くにある病院に寝ていた。彼は恩田宅の近くで眼がくらみ、そのまま護岸堤防を上り、海の中に入っていったのだった。運よく助けられたのだ。
助けられて、白日夢を見たのだと言われる。
久本は――あの世界の出来事――はあまりにも生々しいので調べたが明治3年には大野村には塩崎家という網元は存在しないこと知るのみだった。
それと同時に久本に身辺に異変が起こる。夜寝ている時にもう1人の自分が側にいるのを知る。
――庄助――が久本の体から出ようとしているのだった。
そして菊がこの世に生まれ変わっているのを知った。久本は菊と結婚しょうとするが、その矢先、久本の体から飛び出した庄助と、元の世界へ行ってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 09:03:36
43878文字
会話率:12%
山奥から湖水地方に出てきた若者、ワリリンは、漁師になるのが夢だった。
井戸から地下水を汲み上げるだけの故郷では、川も湖も海も目にすることは無かった。
自身の漁船を操り、釣竿を振りかぶる未来像を思い描きながら、ワリリンはとある依頼を受け
る。
それが、彼の人生設計を大いに狂わせることになるとも知らず――。
まずは章題から、ストーリーをご想像ください。その後、本文へとお進みください。
正確な分野としては、ファンタジー世界が舞台のコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 11:39:23
6165文字
会話率:28%
蔵野 日陽斗は筋トレが大好きである。父を尊敬していた。その父の最期の言葉を彼は守る為、日々自分を鍛える。しかし彼は父の最期の言葉を守る事が出来なかった。彼は悔やんだ。自分の弱さを。そして彼は君臨する。異世界にて大切な誰かを守る為に・・・。
(投稿期間は不定期です。1話1話が短いので出来るだけ早く投稿します!初ですので温かい目で見ていただけると助かります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-06 19:37:50
9045文字
会話率:17%
死後の世界には、花畑があり、そこを管理している死神のお婆さんがいるらしい。おばあさんは、死んだ人間に生まれ変わりのスープを持って来てくれるけれど、飲むか、どうかは、死人側が決めること。呑まない者はサックリさ。
現世と冥界は時間の流れが違
う。消えゆく時間に焦る男だが――。
(習作。数ヵ月前にツブヤキからネタを見つけて、即興創作した話を、改稿しなおしたもの、です。創作倉庫を漁っていたら、出て来た短編小説です。おわりかた、はなしのすすめかたは、どうするのだったか。とりあえず、このまま消えさせるのも勿体ないので、上げておきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-25 02:03:42
2141文字
会話率:40%
即興短編SS『殺し屋と飼われた女』
Twitterで、即興十分ほどで、書き上げた、字数は四百字ほどの即興小話。※流血描写有り。苦手な方は、お気を付けください。
宜しく願い致します。
最終更新:2015-11-05 19:53:25
406文字
会話率:20%
【命灯堂】は、寿命をやり取りする不思議なお店。下弦の月みたいにうっそりと笑う表情がお得意の、眼鏡の怪しげな店主が営むお店。あなたは生きたいですか? 死にたいですか? それとも誰かに自分の命をたくしたい? 【命灯堂】は、命の灯火をやり取りする
お店。死にかけている人の眼にしか、その姿は映らない。さあ、悪魔との取引をお望みか。先ずは広告をご一読あれ!
死にゆく者の、生きることのできない人生を、生きることができる方へ。
ともしびを、つなぎましょう。あなたの、命を、つなぐのです。
生きたいと、死にゆく身ながら、それでもなお、生きたいと渇望する方が。あなたの命を灯して仕立てたカンテラと一緒に。あなたの使い残した『余生』を、生きるために生きることに、使われることでしょう。
この御話に、ご興味がございましたら、我が店をおたずねください。
××××年 ○月 ×日 発行。
【命灯堂】
(※完全新作書き下ろし。短編で投稿予定だったものを、投稿予定日が過ぎてもしっくり来なかったので、これはイケナイと思い、短い連載にしてお送りいたします。出来ている四話分だけ、先に連日連続投稿予定。スランプを抜け出すため、書き殴ります。後半からは、書きあがったら投稿ということで。よろしくお願い致します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-29 18:00:00
2153文字
会話率:14%
輝きの月の照らす湖上で、乙女はひとり、一差しの舞。
最終更新:2015-09-27 10:00:00
247文字
会話率:0%
誰が言ったか知らないが、村の宝は洗濯娘。風車屋の父さんに拾われて、今日もせっせと洗濯こなす。マダムの皆様本日も御贔屓に。彼女の洗いは天下一品。
綺麗な服って気持ちいいいじゃない。ドロドロの旅人の旅装をひっぺがしていつも通りにお直ししたトコま
では良かったんだけれど、、、、アレ??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 00:50:09
1813文字
会話率:8%
今は亡き先代王の授かり物。可憐なその花は、大切に慈しんでくれた彼が帰らぬ人となってから、王宮の奥でひっそりと余生を送っていた。送ろうとしていた。新たな王が生まれたその日まで。
最終更新:2014-09-20 01:34:18
11897文字
会話率:56%
瀬戸 歩は高校二年生。英語映画研究会に所属する一般生徒だ。顔は割と偏差値が高いのか男性から好意を寄せられることもあるが、性格の絶望的な鈍さにより「恋愛に気付かない」という特殊な事象を発生させていた。しかし期末一週間前から、ある夢に悩まされる
ようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-05 17:51:56
11250文字
会話率:37%