俺の名は軍馬竜司。三十三歳、バツイチ。
泣く子も黙る針棒組の若頭で、長ドスを振るえば右に出る者のいない、ゴリゴリの武闘派だ。人呼んで、「剛剣無敗の昇り竜」。
とある深夜、組事務所にたった一人で留守番していると、新興の暴力団・泥縄組の連中
が大挙してカチコミを仕掛けてきやがった。もちろん、狙いはこの俺だ。
銃を持った奴らに取り囲まれ、絶体絶命となったまさにその時、俺の目の前に何処からともなく落っこちてきたのは、なんとも奇妙な恰好をした若い女の子だった。
金髪碧眼丸メガネに、おかしな形の長い耳。おまけに鍔広の帽子と黒いローブを身にまとったその娘は、よりにもよって自分は「異世界から来た、由緒正しいエルフ(?)の魔法使い」だなんてぬかしやがる(まあ、とびっきりの美少女だってことは認めなくもないが)。
だが、俺がこの修羅場を切り抜けることができたのは、まぎれもなくこの娘の「魔法」の力のおかげだった……。
それからというもの、なぜか俺はこのエルミヤとかいうイカれた魔女に、四六時中つきまとわれることになる。俺のハードボイルドな任侠生活は、いったいどうなっちまうんだよ?
「ご安心ください、リュージさま! これからは私が、魔法でお守りいたしますわ!」
いや、ヤクザに魔法はいらねえよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 16:00:00
189600文字
会話率:62%
イケメンすぎて微笑むだけで男女問わずつきまとわれる天谷輝(あまやてる)は、他人と距離をおいて穏便な人間関係を過ごすことを目標に高校2年生のスタートを切った。だが、隣の席の無口で優等生で眼鏡をかけた地味系女子、荻野望生(おぎのみい)から今まで
に味わったことのない、冷徹で辛辣な対応をされ、望生を振り向かせることに躍起になっていく。何をしても響かない望生に苛立ち、居眠りをしている望生にいたずらをしようと眼鏡をとった時、望生の素顔を知ってしまう。輝はそれ以降、望生のことが頭から離れなくなり、望生のことを考えると心臓が高鳴る病気を患い、原因を探るため望生との距離を縮めていく。
一方、望生は、輝から嫌われるよう努力していた。生来、性別問わず誰からも好かれる容姿と性格を持ち合わせている望生は、生まれた時から他人の自分への好感度が何パーセントなのかが見え、自分に好感を持っている他人の声が聞こえた。その煩わしさから解放されるため、好感度も心の声もシャットアウトする眼鏡をかけて地味な容姿を心がけ、なるべく人と関わらないよう過ごしていた。
ところが、一番関わりたくない学校一のイケメン、輝に素顔をみられ、輝からの好感度が急上昇し、つきまとわれることに。
好感度を下げようと躍起になる望生だったが、輝の好感度を下げることは一筋縄ではいかず……。
振り向かせたい輝と、嫌われたい望生、2人の望みが叶う日は来るのか?
相反する輝と望生は、果たして恋に発展するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 09:00:00
24365文字
会話率:36%
村では人狼が人を食い殺すという事件が起きていて、毎月疑わしい人間を処刑している。
村長は信頼している処刑人が吸血しているところを目撃してしまう。
人狼だが、人は殺しておらず、処刑される人を吸血し、人狼化させて山に逃がしているという。
口止め
のために村長は処刑人に吸血されるが、人狼化せず、代わりに媚薬の効果が出てしまう。
それから処刑人(人狼)につきまとわれる村長。
はたして、本当の事件の犯人は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 07:38:16
647文字
会話率:0%
パンピーである俺、半田友則(はんだとものり)は、右手に掌紋(しょうもん)の無いことが発覚してから、巫女(ミカンコ)こと鷺ノ宮家ご令嬢につきまとわれることになる。しぶしぶながら彼女に協力することにした俺は、そのミカンコ嬢から信じられない事実
を聞かされることになった。戦時中にあった驚くべき秘密、卓越した能力を受け継ぐまでの過程、誰も知らなかった当時の最深奥部がそこにはあったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 17:00:00
154444文字
会話率:37%
ある日突然現れたしゃべる猫は実は'神様の一種'でした!
そんな奴と出会ってしまってからというもの、主人公のミハルさんは死神や変な動物につきまとわれることになってしまいます
さらにそいつらが変な魔法で遊んでくるもんだから、さぁ大変!!
"わたしの普通の生活と、プライスレスタイムを返しなさいよ!"と、今日もドタバタの日常に文句を言うミハルさんですが、まんざらでもなさそうです
「いや、まんざらだよっ!勝手にまんざらでもない感じにするな!このあらすじ、誰が作ってんだ!」
そんなミハルさんは、今日も相変わらず激おこぷんぷんですが、物語の舞台である横浜市金沢区は今日も平和そうです
・・・っと、あらすじではほとんど内容がわからないと思いますので、とりあえず暇つぶしに読んでみたりすることをお勧めします
きっと、あなたの人生になんの役にも立たないけれど、少しだけ、、、もう気づかないくらい、、、ひょっとしたらそれ自体嘘かも、と思うくらいのハートウォーミングを感じる可能性がある「かも」です
要は変なやつらと普通の女の子のどたばたハートフルコメディってヤツです
断っておきますが、異世界には行きません
異世界からきた奴らでもありません
この現実世界にいる変な奴らの話です
異世界好きの方は、ここで読むのを諦めるか、久しぶりに現実世界の話につきあってやるか、むしろ現実世界話好きに転向するか、お茶飲んで一服するか、くらいしか選択肢はない、とか神様の一種が申し上げています
ーーおいっ!こらっ!そんなこと、ひょんは言ってないぞ!なんなんだ、このあらすじは、いい加減すぎるにゃー!ーー
信じるか、信じないかは、これから飲もうとするお茶に茶柱が立つか次第です
当然、立たなかったら信じる方ですよ
さてさて、そんなこんなで、どうでもいい話が8割くらいで、長くなっちゃいましたが、どう?読みたくなったでしょ?
( ;∀;)ヨンデー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 08:35:08
5961文字
会話率:23%
吸血鬼のエドワードは、アンデッドの王国を長年守ってきた英雄だ。
しかし、彼には悩みがあった。それは、アンデッドなのに顔色が良いこと。それが原因で他のアンデットには「人間みたい」と気味悪がられ女にモテる気配すらない。
そんな彼は、ロマンを求
めて旅に出る。
遥か南にあるとされるサキュバスの王国へ!
しかし、道中にエドワードが出会ってしまったのは、まさかの聖女。
アンデットとしては顔色の良いエドワード。だが、人間からしたら病人にしか見えない。
こうして、病人と勘違いされたエドワードは聖女に看病され、つきまとわれることになり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 21:24:16
15664文字
会話率:41%
広瀬更紗(ひろせ・さらさ)は、いずれ結婚するのだと信じていた同じ会社に勤める恋人に裏切られ、会社に居づらくなり退職する。
心に深く傷を負いながらも、アルバイトをしながら穏やかに日々を過ごしていたのだが、ようやく心身ともに回復を見せ始めた頃、
元恋人からつきまとわれるようになってしまう。
恐怖を感じ、必死の思いで逃げてきた場所は、幼い頃に住んでいた月川町だった。
両親とよく訪れていた月川神社の前まで辿り着いた時、更紗は何かに憑りつかれたような元恋人に襲われそうになる。
間一髪のところで難を逃れた更紗を救ったのは、一匹の可愛らしい子犬。そして、豹変してしまった彼と対峙していたのは、暗闇に溶け込むかのような漆黒の髪をなびかせる長身の男だった。
しかし、その男には犬のような耳と尾がついており、更紗は目を疑うのだが──!?
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。(念のために記載しておきます)
2022/7/31 連載開始~
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「エブリスタ」にも掲載しています。(九条睦月名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 06:52:10
113809文字
会話率:49%
「俺たちのパーティにお前のような結果にコミットしない無能は必要ないんだよ。ガキが……舐めてると潰すぞ」
冒険者として名を上げ<神童>と称されるほどになった天才魔術師のマルクは、十一歳の誕生日に<勇者>のエルネストから「将来性なし」と言わ
れ、パーティを追放されてしまう。
行く当てもなく、途方に暮れるマルクの前に現れる、占い師で吸血鬼とサキュバスのハーフのカーミラと、旅の聖女でハイエルフのクラリス。
成り行きで行動を共にすることになるが、なにやら二人がマルクに対して向けている眼差しが危ない。
果たして、マルクは一体どうなってしまうのか?
一方、マルクの抜けた勇者パーティには新しい魔術師が加わるが、それによって、次第にパーティ内でマルクが担っていた重要な役割について気付いていく。
※カクヨムで完結済みです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 06:06:00
200357文字
会話率:62%
ネガティブ男子の前に謎の女神が現れた!女神の正体を暴け!
超ネガティブ思考の人間嫌いの男子高生「暗木ラク」(上から読んでも下から読んでもクラキラク)の元に謎の少女が現れた。
「私を好きになるまで私はあなたに付きまといます」
という謎の女
神。
果たして女神の本当の目的と正体は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 23:45:00
19566文字
会話率:60%
求婚にきた王子様が異母妹を選んでしまい、女性でありながら継承権を持っている伯爵令嬢オクタヴィアは相続の邪魔だと追い出されてしまう。
だがすべては祖母の計画通り。新しい婿さがし、何よりも探偵になるためオクタヴィアは王都へと出発する。
ところが
途中で出会ったイケメン侯爵レイヴン(詐欺師っぽい)からは助手にしろとつきまとわれるし、遺産を持ち逃げしたのではないかと疑って家族が追いかけてくる。しかも怪盗クロウに目をつけられ、あげく唇を奪われてしまう!
婿さがし中なのに許せない暴挙。絶対に両足を折って責任を取らせると息巻くが、相手は逃げ回るばかりで――
「今後の参考までに聞きたいんだけれど、ろくでもない男をつかまえてしまったらどうするんだい?」
「つかまえたあと捨てればいい」
「……。意外と悪女だね、君は」
「何を。男のつまみ食いは淑女のたしなみだ」
だが、婿さがしするオクタヴィアにも亡国に関わる大きな秘密があって――お互いに秘密を抱えたふたり、先につかまるのはどっちだ!?
推理は物理な道具チート令嬢探偵VS骨折はしたくない怪盗の、追いかけっこラブコメ事件簿。
※「令嬢探偵は推理をしない、絶対に」のリメイク版です
※R15は念のためです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 15:54:17
136328文字
会話率:59%
とある高校に通う長谷川新には困っていることがあった。それは初めて出会ってすぐに一目惚れしましたと言ってつきまとうようになってきた進藤柚葉という元は同じ部活の後輩のことであった。新は進藤に振り回されながら、日々を過ごすはめになっていた。そして
、今日も朝からつきまとわれるのだった。
上中下の3話で構成されています。全文合わせて1万文字ほどですので短いです。本日より毎日投稿します。完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 18:00:00
12241文字
会話率:42%
中学時代、宮野遍は美人な先輩女子に弄ばれてフラれた。そのトラウマから恋愛恐怖症になり、静かに高校生活を暮らしていたのだが──突如として学年一の美女にして、恋愛経験豊富な神崎文乃につきまとわれる。何がなんでも彼女になろうとする神崎。負けじと
フラグを折る宮野。気づけば夫婦漫才のようなやりとりをしていて、学園一のイチャラブカップルと噂されるようになっていた。そんなある日、トラウマをつくった先輩と出会うことになり、交際を申し込まれる。どうやら本気で俺のことを好きなようだけど、もう遅い。俺には完璧な彼女がいるんで!!◇恋愛に消極的な主人公と、スーパーポジティブ美人なヒロインが紡ぐ凸凹ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-02 01:11:14
72581文字
会話率:40%
「タロー・カトー、お前を追放する。荷物をおいてパーティーから去れ」
ダンジョンの地下十階層で不正蓄財の疑いをかけられたタローは、勇者パーティーの追放宣言を受けるが納得できない。反論をするものの議論は平行線。話を打ち切った勇者に剣を向けら
れるものの、魔法使いのロジーネに助けられてその場から脱出する。
タローとロジーネは、ギルドに訴えようと先にダンジョンを脱出しようとするが、上階段の前に強力な魔物がいて足止めを食らう。二人で魔物に勝つビジョンが見えなかったので、策略で勇者らに魔物を倒させることに成功。抜け駆けして脱出する。
ギルドにて、自らに有利な裁定を貰ったタローは勇者と別れる。身軽になったタローは一人でダンジョンに潜ってラッパーになるための金儲けをすることにした。
ホテルで休憩していると、ロジーネが現れてパーティーを組みたいという。了承して別れようとしたとき、聖女オーガスタが現れて一緒になりたいと言い出した。
そこでタローとロジーネは聖女の性格を狂わせた淫魔を倒すためにダンジョンに潜る。
※:タイトル変更しました。
※:カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 06:00:00
103257文字
会話率:55%
中の中の上のレールの上を進む生徒会長「高橋政樹」は、二次元と現実の区別がついていない痛々しい後輩「岡田にこ」につきまとわれることになる。
生徒会長というものに夢を見すぎている岡田は、取り立てて特徴のない政樹をハーレムものの主人公に仕立て上げ
ようとするが……
「私が漫画やドラマや小説で見たのと、全然違います!!」
「現実なんだから当然だろ」
そんな2人と愉快な仲間たちが織りなす、ドタバタラブ(?)コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 20:09:00
68001文字
会話率:54%
鑑定士のゼクスは、勇者パーティの支援職をしてきた。
だがある日、剣姫である幼馴染から非道な仕打ちを受けた上、パーティから追放されてしまう。
しかしゼクスは追放される前、生殺与奪を掌握する魔眼に目覚めていた。
そのうえ覚醒した力で助けた女性
が、なんと国の第三王女でそれ以来つきまとわれることになる。
一方でゼクスを追放した勇者パーティは、崩壊の一途を辿っていた。
これは、隠遁生活を求める自称一般人と彼を放っておかない世界を描いた物語。
※カクヨム様にてIFストーリー展開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 18:15:17
106505文字
会話率:41%
鑑定士のゼクスは、勇者パーティの支援職をしてきた。
だがある日、剣姫である幼馴染から非道な仕打ちを受けた上、パーティから追放されてしまう。
しかしゼクスは追放される前、生殺与奪を掌握する魔眼に目覚めていた。
そのうえ覚醒した力で助けた女性
が、なんと国の第三王女でそれ以来つきまとわれることになる。
一方でゼクスを追放した勇者パーティは、崩壊の一途を辿っていた。
これは、隠遁生活を求める自称一般人と彼を放っておかない世界を描いた物語、の序章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 20:05:16
6316文字
会話率:31%
クラスメイトの乙村さんは総合病院のお嬢様で、頭もよくて、スポーツも得意な人気者。
ゲームが得意なだけの俺なんて眼中にもない、と思っていたのだが――。
格闘ゲームで彼女をボコった日から、なぜかつきまとわれることに。
「ゲームを教えてくださ
い!」「もっとドキドキしたいんです」
ボコられてドキドキするなんてヤバイ性癖でもあるのでは……? そう思いながらも彼女に格ゲーのいろはを教えはじめる。
ゲームでつながったふたり。やがて彼女の”ドキドキ”の質は変わっていって――。
ゲーム以外完璧なお嬢様とゲームだけ得意な陰キャのゲーミングラブコメ。
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 20:00:00
55523文字
会話率:52%
かつてオペラ歌手を夢見た私こと、佐那 史郎は帰宅途中、いかがわしい営業マン、竹田 哲人につきまとわれる。
商材シャーデンフロイデとやらを売りつけようとする魂胆らしい。やたらと口の達者な男だった。
その手には乗るまい。私は誘惑に負けそうになり
つつも、なんとか無人駅にたどり着く。
そして雨が降りしきるなか、駅舎内での心理戦。
竹田は私の心を見透かすような発言をくり返し、揺さぶりをかけてくる。
どうやら竹田の人の心を読む力は本物らしい。この男は私にとっての汚点ともいうべき、若きころの秘密を知っているのだ。
なんとしても竹田を亡き者にしなければならない。さもないと秘密を公にされ、私は窮地に立たされるだろう。
竹田はきっと妖怪の類にちがいない。この男の裏をかいて撃退しなければなるまい……。
※本作は【夏ホラー2020】企画、テーマ『駅』です。
幽霊の類は出ません(たぶん)。むしろ怖いのは人間自身を描いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 11:17:33
55174文字
会話率:19%
執筆した小説をネット小説として投稿していた叶太はある日、他人の夢を喰らうという少女、未来と出会う。
かつては明確な夢を持っていた叶太だが、中学生のときに自らの夢を閉ざしていた。
しかし未来は、夢を持っている人が輝いて見えるという不思議
な力を持っていた。
叶太自身も輝いている、夢を持っていると指摘されてしまう。
そしてなぜか、夢喰いの電波少女につきまとわれることになり、自分の夢と向き合うことになる。
「カクヨム」に重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 10:00:00
116696文字
会話率:36%
地頭方志光(じとうかたしこう)は人付き合いが苦手な高校三年生。
田舎で祖父母とひっそり暮らしていた少年は、ある夏の日に、顔すら知らない実父死亡のニュースを門真麻衣という女性弁護士から電話で知らされる。
手続きさえ踏めば、亡父の莫大
な遺産を相続できると麻衣から聞いた少年は、喜び勇んで東京に出てきたものの、彼女と会う前から黄色い雨合羽を着た大男につきまとわれる羽目になる。
父親の遺産には、常人では決して理解できない負の側面があったのだ。
〝それ〟に触れてしまった志光は、人間を続けるか止めるかの選択に直面する……。
※本作品はマルチ投稿となります。
※本作品の前書き部分には、表紙に該当する挿絵があります。苦手な方は挿絵非表示に設定してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 18:00:00
584677文字
会話率:64%
石動アラトは偶然テレビに映った麗しい大精霊と付喪神を見る。大妖怪はこの二人は同姓で既婚者だと知っている。居場所を教えてほしければ、大妖怪300事典を作れ。と提案される。妖怪連合協会で新しい妖怪の調査や撮影や動画配信をする。式神協会で以外な人
物と出会う。国税調査局で神出鬼没の追っかけにつきまとわれる。白の一団は謎めいた言葉を話す。祓い屋協会でゴーストと手合わせする。使い魔や仲間たちと温泉旅行や社交界やパーティーやフェンシング大会や神殿やニューヨークやフェスティバルの新天地を駆け巡る。こうしてアラトは式神を駆使して妖怪伝説が幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 22:08:09
31800文字
会話率:35%