“白の師団”の候補生アルル。彼女は魔術師となるため、“白の師団”の総本部であるホワイトロックでサボりながらも、研鑽の日々を過ごしていた。
そんなある日、ホワイトロックに“黒の師団”の軍勢が攻め込んできた。アルルは候補生ながらも民間人の避難
誘導の為に戦場へと出る。そこでアルルはある快挙を成し遂げる。
しかし、“白の師団”の上層部はそのアルルの快挙を素直に喜びはしなかった。それには魔術師達の慣習が深く関係していた。
彼女は戦災孤児であり、魔術師としては家名もなく後ろ楯もない。故に彼女は上層部から差別的な扱いを受け、同時にある物を彼女から奪い取ろうとした。しかし、彼女にとってそれだけは譲れないものだった。
アルルは上層部の意見と対立し、なかば強制的に無理難題を押し付けられた。アルルはそれを大人しく受け入れ、その無理難題へと挑むことを選んだ。
この選択が、世界を左右する程の過酷な運命の始まりであることも知らずに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:14:09
3562文字
会話率:10%
白の師団の候補生、アルル。彼女は白の師団の魔術師となるため、白の師団の総本部であるホワイトロックで研鑽の日々を過ごしていた。
そんなある日、ホワイトロックに黒の師団の軍勢が攻め込んできた。アルルは候補生ながらも民間人の避難誘導の為に戦場へ
と出る。そこでアルルはある快挙を成し遂げる。
しかし、白の師団の上層部はそのアルルの快挙を素直に喜びはしなかった。それにはアルルの出自と魔術師達の慣習が深く関係していた。彼女は戦争孤児であり、魔術師としては家名もなく後ろ楯もない。故に彼女は上層部から差別的な扱いを受け、同時にある物を彼女から奪い取ろうとした。しかし、彼女にとってそれだけは譲れないものだった。
アルルは上層部の意見と対立し、なかば強制的に無理難題を押し付けられた。アルルはそれを大人しく受け入れその無理難題へと挑むことを選んだ。
この選択が、この世界を左右する程の過酷な運命の始まりであることも知らずに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 22:00:00
74765文字
会話率:26%
闇金の仕事をはじめて5年が経った。
23歳になった俺はだんだんこの仕事のやり方を分かってきて、取り立ても1人でこなせるようになってきた。
そんなある日のこと。
「伊藤さん、もう期限から1週間も過ぎちゃってますよ?分かってます?」
「わ、わ
かってます!明日には...」
「もう待てないですよ。利息だけでもかなりの額になってますし。家の中に売れそうなものを探して」
「そ、それだけは勘弁を!...あっ、う、売れそうなものありました!」
そうして、引っ張ってきたのは全身あざだらけで根性焼きの跡すら数箇所ある女の子。
体は痩せこけ、目に正気はない。
歳の頃は10歳前後といったところか。
「色々仕込んでますから、気に入ってもらえると思いますよ!って言ってもこんな見た目ですから大した金額にはならないと思いますが!5万円でどうでしょう!利息分はこの子で!」
ヘラヘラと笑いながら男はそう言った。
以前から気になってはいた少女。
「...分かった」
そして、金の代わりに少女を受け取った。
こうして俺に心を閉ざした娘ができたのだった。
それから5年後...まさかこんなことになるなんて...。
「唯斗さん、結婚してください」
「お前とは父と娘の関係だって言ってるだろ」
「むー...いつか絶対手を出させてみせますから」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 00:10:00
3871文字
会話率:29%
目覚めたとき、俺の記憶は消えていた。
自分の名前は「高木謙太郎」。それだけは、医者や周囲の人間から聞かされて理解していた。でも、それ以外の過去は何もわからない。俺は何をしていたのか、どこに住んでいたのか、誰を愛していたのか――すべてが霧の中
だった。
そんな俺の前に「まい」という女性が現れた。
彼女は俺の「恋人」だと言った。戸惑いながらも、彼女は俺を支え、笑顔を見せてくれる。記憶がない俺にとって、まいは唯一の拠り所だった。彼女といると、どこか懐かしく、温かい気持ちになる。俺は少しずつ、彼女の存在を受け入れていった。
しかし、俺は知らなかった。
彼女の言葉の裏に、たった一つの「嘘」が隠されていることを。
その嘘は、俺の失われた記憶と深く結びつき、決して明かしてはならない「真実」を覆い隠していた――。
この物語は、記憶をなくした男と、愛する人を失った女が織りなす、切なくも温かい愛の軌跡である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 23:40:28
80801文字
会話率:33%
【──その聖女は、大罪を犯した】
少女が目を醒ましたのは、氷帝と呼ばれている冷酷無慈悲な男・ヴィルジールが治める帝国だった。
全てを失った少女に、皇帝は問いかける。
「──お前が国を滅ぼした聖女か?」
帝国で保護された“難民”たちは、少女を
“聖女”と呼び、恨み、罵り、石を投げつけた。
(わたしはとても大切なものを、護れなかった。それだけは憶えているのです)
──果たして少女の正体は、大罪を犯した聖女なのか。
「──名を、くれてやる」
全てを失った少女 × 心を閉ざした皇帝の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 21:27:04
5059文字
会話率:39%
俺はある日突然、ゲーム『ウィッチクラフト・アカデミア』の世界のモブに転生してしまった。
世界設定はまんま『WcA』なのだが、知っている名前が全然ないことから、俺は長年自分がモブだと思い込んでいた。
で、モブなりに楽しく異世界ライフを満喫して
いたんだ。
しかし、結婚し子供を産み、しばらく経った頃、自分の娘が破滅予定の悪役令嬢だったことに気が付いた。
このままだと彼女は婚約破棄されて処刑されてしまう。
それだけは絶対に駄目だ。
止めなければならない。
ということで、俺は自分の娘に、優しさと強さを教え込むことを決意する。
……って、あれ。
俺の娘、いつの間にか強くなりすぎてね?
そこまで強くするつもりはなかったんだけど……。
しかもパパっ子になりすぎて恋愛に興味失ってるし……。
*カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 21:05:28
109289文字
会話率:31%
目が覚めたらラスボス系悪女になっていた。
アナスタシア・リヴィエールはある日、前世の記憶を思い出し、この世界は自分が前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だと気づいた。
しかし、ヒロインや攻略者達を苦しめ、世界を破滅へと導くアナスタシアの末
路は死亡ルートしかない。
それだけは避けたいと前世の記憶を頼りに頑張って死亡ルートを回避しようとするが、次から次へと試練にフラグがやってきて……。
死亡ルートから頑張って逃げようとするラスボス系悪女の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 19:49:25
5537文字
会話率:25%
目が覚めたらラスボス系悪女になっていた。
アナスタシア・リヴィエールはある日、前世の記憶を思い出し、この世界は自分が前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だと気づいた。
しかし、ヒロインや攻略者達を苦しめ、世界を破滅へと導くアナスタシアの末
路は死亡ルートしかない。
それだけは避けたいと前世の記憶を頼りに頑張って死亡ルートを回避しようとするが、次から次へと試練にフラグがやってきて……。
死亡ルートから頑張って逃げようとするラスボス系悪女の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 07:10:00
3583文字
会話率:29%
わたくしは異世界から悪役令嬢に転生し、処刑という破滅のエンディングを回避するため、最大限の努力をしてまいりましたの。
ですがそれも虚しく、わたくしはとうとう、処刑されるイベントを迎えてしまったのですわ。
しかし、ここで急に記憶がよ
みがえってきましたの。このままだと、処刑される前にわたくしは民衆に生卵をぶつけられてしまいますわ。
それだけは御免と、わたくしはギリギリのところで生卵をかわしましたわ。
するとその後、思いもよらぬ展開に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 23:25:08
2380文字
会話率:43%
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリア・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
けれどもリリアは無実
だった。
ずっと愛し続けた皇太子に捨てられた彼女は、苦しみの中ひっそりと一度目の生涯を終えた。
"今度出会うことがあるのなら、今度は彼を愛さない。"と、そう心に決めて。
しかし、リリアが次に目を覚ますと、彼女の身体は幼少期の頃までに遡っていた。
※短編「今度は貴方を愛さない」の連載版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 23:37:41
54793文字
会話率:14%
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリア・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
けれどもリリアは無実だ
った。
ずっと愛し続けた皇太子に捨てられた彼女は、苦しみの中ひっそりと一度目の生涯を終えた。
"今度出会うことがあるのなら、今度は彼を愛さない"そう心に決めて。
彼女の思いに応えるように、次に目を覚ますと、彼女は幼少期まで戻っていた。
今ならまだやり直せる。そう思って行動に移そうとするも、皇太子の様子がおかしくて‥‥‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 23:31:43
37714文字
会話率:21%
「貴様はナイーゼ家内の部屋に軟禁させてもらうこととする」
「お願い、どうかそれだけはっ」
実の妹に数々の悪事を働いた公爵令嬢リリス・ナイーゼ。彼女は遂に皇太子の手によって断罪された。それも、大勢の貴族の前で。
しかし次の日、皇太子カルロ
・イル・アスベルトが目を覚ますと、彼はリリスの身体に憑依していた。
真実を知ってしまった彼は‥‥‥‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 00:06:09
11083文字
会話率:15%
ある日、自分が小説の中の悪役令嬢だと思い出す。メインヒーローの皇太子は鬼畜ヤンデレで手段を選ばない冷徹な性格。地方視察でヒロインと出会い恋に落ちるが、悪役令嬢の存在が邪魔になりあの手この手で陥れて孤島に幽閉する。
悪役令嬢も、ヒロインに嫉妬
してヒロインをいじめるのでそれも加わり庇うものが誰もいなくなりBADEND。というシナリオを回避するため婚約破棄を目指す。
そのためにまず、幼少の頃、公爵子息と三人で遊ぶ時にずっと正々堂々としない人は嫌いだとこれでもかと言い続け考え方を変える作戦を取った。が、それも虚しく人を破滅に陥れない迄も、結構な鬼畜皇子に。
そして幼い頃から口うるさく言っていた結果、嫌われてしまったようだ。このままでは幽閉エンドまっしぐら!それだけは避けたい!
ヒロインと出会う前に婚約破棄するべく、公爵子息に相談すると恋人のフリを提案された。
公爵子息と恋人のフリをした途端皇太子の態度が180度変わり、突然溺愛してき始めて!
しかも地方視察に行かないってどういう事ですか!?
突然変わった皇太子、絶対裏が有りそうで怖いんですけど!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 22:37:10
23297文字
会話率:24%
「この結婚は間違いだった」
開口一番そう言われた子爵令嬢ミシュリーヌは目を見開いた。
レダー侯爵家との縁談がまとまり、トントン拍子で結婚へ。
ミシュリーヌの結婚相手は社交界でアイドル的な人気を誇る騎士団の副団長オレリアンだった。
オレリア
ンとミシュリーヌは初対面……なはずなのに求婚されておかしいなと思っていたが、どうやら絶世の美女と呼ばれている妹と勘違いしたのではという結論に至る。
「一年後に離縁してくれればいい。後の人生は保証しよう」
ミシュリーヌもオレリアンに気持ちがないため彼のことなんてどうでもいい。
「わたくしの推し活を邪魔しないこと……それだけは絶対に守ってくださいませ」
「オシカツ……? 好きにしてくれ。ただし一年間は俺の妻として振る舞ってもらう」
「了解いたしました!」
ミシュリーヌとオレリアンの歪な結婚生活がスタートするが、彼の様子がなんだかおかしい……?
「ミシュリーヌ、今度一緒に……」
「旦那様に興味ないので、すみませんがあっち行ってください。推し活の邪魔です」
「……わかった」
まさかの立場が大逆転!?
すれ違いから始まる推しラブコメディです!
カクヨム掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 09:30:05
7776文字
会話率:30%
6歳から筆頭聖女として働いてきたルシェルも今や16歳。このままいけば、大聖女様のあとを継ぐことになる。が、それだけは阻止したい。だって、自由にお菓子が食べられないから! ということで、筆頭聖女の役目と婚約者をまるっとお譲りいたします。6歳か
ら神殿で、世間から隔離され、大事に育てられたため、世間知らずで天然のヒロイン。ちなみに、聖女の力はバケモノ級。まわりの溺愛から逃れ、自由になれるのか…。
ゆるっとした設定のお話ですので、お気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。
※ アルファポリス様で先行して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 22:32:34
117350文字
会話率:25%
ベリルの師匠、ジークベルトは唯一の魔道錬金術師だ。常にどこかぽんこつな師匠が、とうとうやらかした。
「⋯⋯ジーク様、ですよね?」
「どうしよう⁉︎私のこの姿、人類の損失だ‼︎」
「大丈夫です。それだけは有り得ません」
どうしようもない罠で呪
いにかかってしまった師匠は、無事に元の姿に戻ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 13:16:07
1299523文字
会話率:49%
「くれぐれも、我が最愛の友『マユちゃん』のことをよろしく頼む。」
そう父、黒鉄から言われ、宏明が引き継いだ一軒家は広い庭があった。
庭といっても・・・芝生が生えているだけの「庭」というより場所を持て余した「土地」だ。
あるものといえば、黒
鉄が宏明の娘「麻由」の為に作ったと思しき木の小屋だけだった。
宏明は駐車場にしてしまいたかったが、それだけは許さないと遺言状に書いてあったためすぐには出来なかった。
そして・・・黒鉄が宏明と「麻由」に引き継いだ物の正体が明らかになる。それは「少し不思議」な・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 06:07:35
110774文字
会話率:44%
ある日生徒から「恋愛相談」を持ちかけられ、ちょっとした「お節介」をしてみたところ、どうも様子がおかしい?このままでは俺の生徒がおかしな方向に行ってしまう!卒業前にそれだけは正さねば!
最終更新:2024-12-13 17:32:13
995文字
会話率:60%
なろうラジオ大賞6 応募作品
風邪と言うものの存在を知らなそうな健康オタクな体育教師が体調不良をおこす。彼にとっては未曾有の事態。この事態を収拾しなければならないのだか、彼を苦しめる未だ卒業出来ないアレが彼を苦しめる。
最終更新:2024-12-04 16:27:16
1000文字
会話率:27%
しくじった。それだけははっきりとわかる。戦友の肩を借りてようやくたどり着いた洞窟の中で体を休め、ようやく出たのは推定10日経ってからだった。するとどうだろう、今まで大戦争で完全に耕されていた場所が小麦畑になっていた。これはどういうことか。負
傷していた体もすっかりと治り、AIであるサーピことサピエンティアとともに、俺は再び大空の下へと飛び出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
59258文字
会話率:41%
親に捨てられ、妹を養うために主人公舞浜結人(まいはまゆいと)はスーパーのアルバイトをはじめる。
出会ったのはチャンネル登録者100万を超す美少女大物ユーチューバー間(ま)切(きり)こももだった。
こももは煽りの天才で結人のバイト先の店長を
ボロクソ煽り、暴力事件になってしまった!
結人は店長にボコられそうになってたこももを助けたが、貧血になり気絶してしまった!
こももの人工呼吸で、結人は無事一命をとりとめたがその光景を何者かが盗撮しており、その動画をyoutubeにアップロードされてしまった。
その結果、キモオタがブチギレ。結人とこももは大炎上。
退院した結人は転校してきたこももと再会。
結人はこももに炎上を利用してユーチューバーになることを勧められる。
こももの言葉に突き動かされた結人はユーチューバーを目指すことを決意。
動画のコメントを見た結人は、炎上の原因がこもものファンの怒りだと知る。
結人はその怒りを利用して、こもものオタクを煽る動画を投稿。
そんな中こももがユーチューバーをやめようとしている原因が自分にあると知った結人は炎上を沈下させることを決意する。
謝罪動画を投稿して数日後、藍那は結人を騙し、地下に閉じ込めて紐付きメントスを作らせる。
翌日、結人、真衣、こもも、藍那、キヌエの5人で区民プールを丸ごと貸し切り、コーラメントスをする動画を撮ることに。
特性メントス水着(水着の内側にメントス)を使って、ヒロイン全員に喘ぎ声を出させる動画を撮影することになる。
こももの過激ファンが結人の謝罪動画の背景から自宅を特定。真衣は暴行され怪我を負ってしまう。
真衣が入院して生きる気力を失った結人は、こももにキスされたりして元気を取り戻す。そのまま二人は星を見ることに。
こももは花火をTwitterに投稿しようとするが、通知を見たら過激オタクからの脅しのDMが来ていることに気づく。
その脅しの内容は、オフパコ動画を撮らせないと結人に危害を加えるというものだった。脅されたこももは行方を暗ましてしまう。
だが、googleアカウントをこももと共有していた藍那がこももが沖縄にいると特定に成功する。
結人は藍那に『自分以外のやつにこももが犯されてもいいんですか』と、説得され、結人はそれだけは絶対イヤだと決意を固める。
結人は飛行機で沖縄へ向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 22:20:00
75473文字
会話率:55%
文字数は二千文字から三千が目安。
取り敢えずやってみて、評判良ければ毎日更新してみます。
コンセプトは『主人公をとことん嫌っている女の子は甘やかせるだけ甘やかすとどうなるか?』です。
蒼山海青は外見から誤解されやすい男子高校生。入
学式から問題起こして不良と思われているから基本一匹狼。嫌われているというか恐れられているのでクラスメイト達とも距離を置いている。
その正体は人情家で家事万能、お世話するのが大好きのお兄ちゃん。
隠れヒーロー気質で困っている奴の為なら自己犠牲も厭わない。
そんな海青はある女子生徒から猛烈に嫌われていた。
武者小路ソニア。剣舞高校の生徒会長で、真面目な模範生だ。ほぼ全生徒が信望と敬意を示す聖女様。海青は敬意と畏怖を込めてソウルイーター先輩と呼んでいた。
初めての出会いが最悪で海青が助けたボケた婆さんが言いがかりをつけたせいで何も知らないで駆けつけたソニアといきなり大喧嘩。
以来海青が問題を起こす度に警察から呼び出されて、気が付いたら不倶戴天の敵になっていた。
そんな時、ソニアは倒れる。 そこに偶然通りかかった海青が介抱。
原因は 栄養失調と 寝不足による失神。 気づくと海青が渡した 弁当を完食した。先生の話によると誰も入れないで生徒会を一人で回し続けている代償だそうだ。
このことを 誰にも口外しないでとソニアに頼まれる。 元々そんな気が全然なかったので了承する。
その代わり毎日食べてくれと依頼。名目上は彼女にあげる弁当の味見と実験体。実際は意地っ張りな先輩に無理にでも弁当を食べさせる為。
「イヤです。何が入っているか分からないじゃないですか!」
「じゃぁ、この威厳の欠片もない無防備な可愛い寝顔学校のSNSへアップしてしまうよ?」
「それだけはやめてください!」
とった写真で無理矢理納得させた。
毎日弁当食べで当初は我慢していたが、美味しさに素直になる。
ここから相容れない二人の仲が徐々に縮まっていく。
ソニアには大好きな人がいるのだが、何処までも広い海青の色が彼女の心のキャンバスへ優しく侵食。大好きな気持ちが彼へと徐々に傾く。
ただ、海青は男女の友情はあると信じて疑わないので恋愛には発展しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 19:07:28
139096文字
会話率:48%
「カーラ!お前は身体が弱いのだから大人しくしていなさいッ!」
「――嫌よッ!私は自分のしたいことをするのッ!」
私は産まれた時から身体が弱い。
今まで色々なお医者様に診察を受けた。
でも、どのお医者様も治療することはでき
なかった。
何故身体が弱いのか原因すら不明だ。
確かに分かるのはなにかの病魔が私のことを蝕んでいること。
それだけは確かだった。
身体が弱くできないこともあったが、私は自分がやりたいと思ったことはやってきた。
自分の人生に後悔を残しておきたくなかったから。
しかし、ある時から父が貴族との婚約話を持ってくるようになった。
私の父は商人としては大成しているが、親としては最低の部類だと思う。
娘のことは自分の道具くらいにしか思っていない。
婚約話を持ってくるようになったのも、貴族との繋がりや、儲け話の為なのだと思っている。
だから、今までのお見合いは全て破談になるように仕向けてきた。
そもそもこの身体の弱さで婚約、結婚など相手に迷惑がかかるだけだ。
そんな折、父から、これが最後だから。と言われ向かったお見合いの席。
そこで出会ったのだ。
操ら令息と言われるマニキュレイトに。
そして言ってしまったのだ。
「貴方といてもつまらないわ……」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 20:59:39
4487文字
会話率:25%
ある日突然前世を思い出したテレーゼ。ここはスマホアプリの乙女ゲーの世界であり、ヒロインの選択次第では自分は王太子エドワードとの婚約を解消されてしまう。それだけは嫌だ!そこでテレーゼは、すでにヒロインが親しくしている攻略対象のハーゼルとヒロイ
ンをくっつけようと動くのだが……◇◆◇勢いで書いただけのGLです。あまり深く考えずにお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 16:00:29
14548文字
会話率:27%