――今年も宇宙船「地球号」で9億キロの宇宙旅行に出かけましょう。
星新一先生の年賀状に、そう書かれていたというエピソードを読んだ。地球の公転距離は9億キロ、宇宙船「地球号」は一年をかけて太陽の周りを回る。
素晴らしい。たった一文で、しっか
りSFしているし、オチも秀逸だ。こういうのを自分でも書いてみたい。そう思った。
もう一度、星先生のショートショートを読んでみたい。そういう方の為に、一編入魂、精一杯、頑張って書いたショートショート集。
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く(花火)
そのカリスマ美容師の手にかかれば、黒々とした髪の毛を取り戻すことが出来ると言う(カリスマ美容師)
磯浜村の太郎は山賊の手先として捕まった亀を助け、城塞に連れて行かれ、音宮の姫と恋に落ちた(磯浜村の周郎)
僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる(一秒でできること)
僕は鏡の中の自分と会話する方法を思いついた(鏡)
幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた(お姉ちゃん)
終電間際の地下鉄の車内、目が覚めると時間が止まっていた(地下鉄)
亡き妻が神社で見守ってくれている(神社)
僕には”なかよしノート”がある(なかよしノート)
目が覚めると部屋には男が三人、テーブルに四つのボタンがあった(ボタン)
山歩きの途中、けもの道を歩んでしまったら・・・一人だけ違う時空に暮らす男の話(けもの道)
お祭りの日、屋台で射的をやって不細工な人形を手に入れた(射的)
アロイカの大宇宙船団が地球を侵略するためにやって来る(アロイカ・インベージョン)
「月光石を持って来た人と結婚する」と美姫は言う(狼の血族)
人の言葉を話す鳩ジョンのお話(伝書鳩ジョン)
深夜、タクシーがお客を拾った~幽霊話をショートショートに(幽霊はタクシーに乗って)
【注】これらの作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 06:40:48
257135文字
会話率:23%
いつもと違う日
屋根で旗をふる鳥
屋台
キーワード:
最終更新:2024-04-26 16:32:00
507文字
会話率:0%
七草島。七草をそれぞれに独占する七つの部族が暮らす島。
七草島では日常的に七つの部族の間で争いが絶えないが、
毎年一月七日の七草粥のお祭りの日だけは、七つの部族が協力して、
七草を持ち寄って七草粥を作り、神社に奉納して無病息災を祈願する。
今年も例年通りに七草粥のお祭りが執り行われたのだが、
お祭りの最中に村で大きな火事が発生した。
正月早々に、しかもお祭りの時に火事など、不吉極まりない。
何故火事が起こってしまったのか。
もしや、七草粥に偽物の七草が混じっていて、神の天罰が下ったのでは。
偽物の七草を供出したのは、七つの部族のどこか。
七つの部族は偽物の七草の犯人探しの争いを始めてしまう。
それを収めたのは、七草島の長でもある神社の宮司だった。
お祭りの七草粥に混じっていた偽物とは何だったのか。
事情は七草粥に留まらず、七草島の全体に及ぶことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 02:54:46
7261文字
会話率:21%
水鈴祭、というお祭りの日。没落子爵令嬢ミアーシャは、姉の婚約者の浮気を目撃した。姉の婚約者はウェザー家という有名商家の次男坊。女好きで遊び人のクズだ。ウェザー家は没落して貧乏な子爵家に目を付けて、支援する代わりにと縁談を申し込んできた。そし
て、姉はその話を受けたのだ。
「お姉様には、幸せになってほしい」
これは、そんなミアーシャが高貴な方に見染められて幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 18:42:37
6908文字
会話率:44%
今日は年に一度の、本音のお祭りの日です。色んな、参加者がいます。
キーワード:
最終更新:2022-08-19 00:35:04
469文字
会話率:34%
今日は弘法大師さんの忌日
集落では、お菓子の大判振る舞いの日
だけど 三年前から様子は変わり
最終更新:2022-04-21 11:20:52
598文字
会話率:0%
光の花園-
それは、300年に一度起こると伝えられる、星降る夜の奇跡。気候や湿度、月の位置など、すべての条件を満たしたときに初めて見られる、幻の景色。
13歳の少女・ティーゼは、町外れの森にひっそりと建つ小屋で祖母とふたり暮らし
。
年に一度のお祭りの日。憧れの王子様を一目見るため、ティーゼは幼なじみの少年・セレウスと共にお城の舞踏会に忍び込む。
ただ、一目見て帰るだけのつもりだった。
しかし、 そこで知らされることとなる、ティーゼとセレウスの出生に関わる秘密。
驚愕の真実に悩み、苦しむティーゼが出会ったのは、城で画家として暮らす少年・ルーネットだった。
光の花園を見ることを夢見るルーネットと、ティーゼは次第に心通わせていく。
王国の運命に巻き込まれていくティーゼとセレウス。そして、ひたすらに夢を追い求めるルーネット。
奇跡の光の花園をめぐる、それぞれの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 21:00:00
163631文字
会話率:50%
それはお祭りの日の翌日。クラスメートから聞いたことだ。
三丁目のアパートが、お祭りの後に姿を消したという。
今朝はもう元へ戻っているとのこと。
私は有志とともに、件のアパートの調査へ向かい……
最終更新:2021-12-03 19:00:00
3977文字
会話率:9%
国を挙げてのお祭りの日、王宮の大広間では第二王子ディンガによる婚約破棄が行われていた。ちなみにこの婚約破棄、本日百二回目である。さらに言えば、期間中あと数百回予定されている。
最終更新:2021-10-25 20:09:38
7999文字
会話率:53%
……どうやら私、闇堕ち、するらしい。
蒸気と鉄が覆い始めた街で、予知夢を見ると言われるお祭りの日。教会で働く私は、突然、王城の騎士に殺されかける。
理由は未来、私がたくさんの人を謎の力で殺すから、という意味不明なやつ。おまけに愛の告白+心中
宣言されて、ちょっと意味が分からない。
おまけに助けてくれたツンな騎士様からは求婚されて、ほんとに意味が分からない。
とりあえず逃げます。それからよく考えます。
全然聞いてくれない、目がヤバいストーカーに必死に抵抗する可哀想な聖女系おねいさんの話。結局捕まる。
!危険!
・シリアス。わりと本気で殺しに来るストーカーがいます。
・描写は抑えめ。事実はえぐめ。ご注意!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 10:23:19
115454文字
会話率:54%
彼は孤独だった。
彼はいつも怒っていた。
彼はとても不器用だった。
私の中で何かが変わってしまった。そう、あの時、あの少年に出会ってしまった日から―――
両親が離婚し、父方の祖父母のいる町へ引っ越してきた。
その日はちょうど、何十
年に1回あるお祭りの日で、お祭りが開かれると必ず女の子が失踪するという…。お祭りの日、私は黒髪に赤い瞳の男に腕を掴まれた。彼にはどこか懐かしさを覚えて……。
この瞬間から、私の運命は狂い始めた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 00:57:50
6684文字
会話率:33%
少年ユタは、村のお祭りの日、宝物庫にある美しい水晶玉に思わず触れてしまい、ある呪いを受けてしまいます。
村のお婆さんに、その呪いを解くため、水晶玉を持って北の町エゾナに行き、ケーネという少女に渡しなさいと言われ、ユタは旅立ちます。
果た
して、ユタが受けた呪いは解くことができるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 12:15:06
6334文字
会話率:34%
今日は一年に一度の魔女からお菓子を貰えるお祭りの日
子どもたちはみんなで仲良くお菓子を分け合いましょう
甘い物を分け合えばみんな仲良し、みんな幸せ
最終更新:2020-10-18 09:28:14
4848文字
会話率:18%
夏のお祭りの日。僕は綺麗な飴玉を君にもらった。
最終更新:2020-03-09 09:53:56
1845文字
会話率:5%
いつも親の視察について行かされるも、意味を見いだせないオーガ貴族の少年。
ある日、こっそりと屋敷を出て行って、お祭りを見に行くのでした。
転生主人公ではありません。
最終更新:2019-10-25 18:31:41
4124文字
会話率:24%
お祭りの日、下働きの娘が城の裏手で出会ったのは、誰もがあこがれる騎士様でした。
人気のない場所で、美しい花火と優しい口づけ……でも、そんなもの、ティカには過ぎたるロマンスだ。
現実離れした甘い想いに溺れ、不器用ながらも愛情を向けてく
れる彼に、勘違いできるのはどこぞの恵まれた令嬢だけ。彼の周りの人たちまで悪乗りしてくるけれど、調子に乗っていいわけがない。
日々飢えることはないながら、あかぎれと寒さに悩むばかりの洗濯娘は、奴隷の如き身分しかない。伯爵家のご令息で、ご自身も准男爵の位を持つ騎士とでは、雑草とバラ、芋とケーキぐらい違う。
結婚なんてできるわけがないし、するつもりなんてなかったのに、現実は思わぬところで罠を張っていて……今日、結婚式をあげることになった。……でも、その相手は……。
阿呆だけど現実的なティカと、阿呆なほどロマンチストなエドガードのラブコメです。
※朝チョンですが行為あり、下品な会話も多少ありますが、描写はキスと軽いお触り程度。
※方言は適当です。誤り等も気にせず、どこの方言かも追及不可でお願いします。
※主人公に自殺願望あり、後半改善される予定。でも阿呆なのは変わりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-17 19:04:24
58681文字
会話率:29%
大学1年生の秋帆は、高校の最寄りのお祭りの日に、おまつり会場からは少し外れた赤い橋にやってきた。そこで、雄飛と再会する。彼らはそこで何を語るのか。徐々に明らかになる、切なく悲しい真実とは――?
最終更新:2018-07-21 00:23:55
4337文字
会話率:44%
夏休み、お盆に行われる地域のお祭りに、ひろしは、最近転校してきた、たかしを誘う。
ひろしにとって、そのお祭りは小さい頃からおなじみの、楽しいもので、過去の自分の体験、お祭りの思い出を、楽しそうにたかしに話す。たかしも、その様子を楽しそうに聞
き入っている。
日常では、感じ取ることの出来ない開放感、そういったハレの日の特有の産物を、子供であるふたりも、しっかりと感じ取っていて、このお祭りの日は、二人にとっても、かけがえのない、思い出の日となった。やがて夏休みが終わり、2学期が始まる。ひろしは、また、いつもの日常に戻っていくのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 18:20:51
3360文字
会話率:50%
物語の始まりは、小さな村の小さな魔女の話。
村の外れにある、林の中で一人で暮らしている。
村の人たちも魔女がいるというので殆ど近寄らない。
とはいっても、別に迫害をしたり、追い出したりするわけでもなく。
只そこに、魔女がいる、という
ことを知っているだけ。
気味悪がる、というか、少しだけ、魔女が怖いことをしないだろうか?という不安があるだけ。
それでも、別段、魔女も村人や村に対して何かをするわけでもなく、ひとりでそこで暮らしているだけ。
ああ、それと、この村は、半年に一回、お祭りをする。
普段はただの、のんびりしてしずかな村も、お祭りのときは外からも人が来たりして、賑やかになる。
そう、今日はそのお祭りの日・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 10:23:52
24427文字
会話率:65%
昔、短編で出した「双子姉妹がただ百合ちゅーするだけのお話」の連載版です。たぶん全7話くらいです。「吸血鬼百合物語」の二章はもう少しお待ちください。
ある田舎の小学校に通う双子の姉妹。あるお祭りの日から芽生え始める互いへの感情。姉妹愛を超え
るその強い感情に幼い双子は戸惑い、互いを求め続ける――はず。
とりあえず女子小学生の双子姉妹がキスします。キスシーンを書きたくて作り上げた作品です。
2話は以前上げた短編と同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 12:12:26
30280文字
会話率:36%