地元の鼎神社の公式ホームページ。〝その他諸祈願はご相談下さい〟の文字。他のご祈禱料より割高。他には何も書き込まれて無かった。参拝すると願いが叶い易くなる噂。高校の夏休み。私は貯めていたお小遣いを持って神社に向かった。でも。その他諸祈願を選ん
だ私は口封じのお呪いを掛けられて御神体の石に吸い込まれた。それから私は何処か知らない世界に運ばれて──。私のお願いはある人との初恋だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 20:00:41
63187文字
会話率:52%
『指窓』
妖怪やモノノ怪を指窓を通して見ると、その正体を見ることの出来るお呪いのようなもの。
正体を見られた妖怪は、たちまち逃げてしまうのだと怖がりな僕に教えてくれたのは、大好きなお爺ちゃんだった。
「妖やモノノ怪ってのはな、正体を見破られ
ると逃げちまうのさ。
だから、怖い事がありゃあ窓作ってそんなかを覗いてみな。
大抵はなぁんも居やしねぇ、でももしそこに何かが見えたとしても、お前なんか怖くねぇぞって言ってやりゃあてめぇの正体を見られたソイツはビビり上がって逃げちまうよ」
そんなお爺ちゃんが死んだ、十歳の夏。
僕は指窓を通して、色んなものを見た。
これは、僕が初めて見た妖怪と、そして、とある一人のお姉さんとの、ひと夏の出会いと別れの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 12:14:31
8892文字
会話率:28%
変態さん変態さん
其所は何処の裏道じゃ
変神様の裏道じゃ
ちょいとお越してくだしゃんせ
御用が無いとて構いはせぬ
この世のならず お呪いに
その身に過ぎた お悩みに
その身を納めに参りませ
その身を寿ぎ飾りましょ
行きは宵々
帰れはしない
さぁ開店さ 幕開けさ
寂れた田舎町の路地裏迷路に、人ならざる異形の存在達が営む喫茶店が在るという。
名を【変遷遁世】と。そこに『変態さん』として招かれてしまう難儀な定めを持った彼ら彼女ら、様々な事情から人を逸しかけた人々。人であることを止めようとする人々。それまでとは異なる何かに成りたい人々――。
――曰く。その喫茶店では【特別メニュー】として御客様の全てを代償に、別の生き方を提供してくれるらしいと噂される。自分自身を省みて現下で踏み止まるか、メニューを頼んでしまうのかは御客しだい。
救済、破滅も御客しだい。旨いも不味いも存じ上げぬ。齎す業は因果応報。短慮愚考は咎罰必定が掟。如何なる味わい、彩り、全て御客に委ねましょ。それでも『良い』と嘯くならば、さぁさぁ今宵もお越し下さいませ。
※注意点として、メニューの交換や返品はお受けしておりませんので悪しからず。
※この作品には性転換、獣化、石化、物品化、異形化等々があり。それらに伴うsexualな描写も存在します。そういった表現に抵抗があったり、不快感を感じたりしてしまう方はご注意下さいませ。
※この作品は【小説家になろう】さんにも同時投稿しております ©️2022 I'm who?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 00:00:00
96396文字
会話率:30%
適当な妖精のルルシュカは、〈妖精の国〉で魔法商店を自営している。
彼女の商店には通常の売買の他、魔法道具や珍しいアイテム、素材を報酬に、変わった依頼が持ち込まれる事がある。
とある事件をきっかけに、〈魔術のない人間の世界〉にいる青年、アラ
ンの願いを叶えて欲しい。という依頼が持ち込まれる。
報酬として、ルルシュカが長年探し続けていた魔道具を渡す言われ、渋々依頼を受ける事にする。
当のアランは、スリや強盗で生計を立てる生活から脱却し、定職に就いていたものの、不当な理由で仕事をクビになっていた。
アランの望みは3つ。
家を買う事、定期収入を得る事、ある人物を殺す事。
アランの暮らす国の情報収集をしたルルシュカは、『普通では解決出来ない悩み』を持つ、富裕層をターゲットに、それに見合う魔法道具をアランに売りつける事にする。
願いを叶えるべく奮闘するのはルルシュカ、ではなくアラン本人。
適当な妖精に翻弄されながらも、願いを叶えて幸せになれると信じ、自分の利益の為に頑張るアランだが……。
「あんのクソ妖精……。マジで覚悟しとけよ……!」
アランは願いを叶えて幸せに。ルルシュカは依頼を完遂出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 08:10:13
111129文字
会話率:38%
愛とは技術だ。
鈴木雄太は恋をした。これから、片想いした人に告白しに行く予定だ。しかし、その告白は成功するのか、ちょっと不安だ。だから、その前に雄太は知り合いの盲目シスターに愛の相談しに行く。彼女が導き出した愛とは何か?雄太は告白に成功する
のか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:10:00
9412文字
会話率:35%
このお呪いの結果はだれも知らない
最終更新:2023-11-23 21:07:58
1141文字
会話率:46%
森の奥底に住む深い傷を抱えた魔女と、捨てられた忌子の少年が出会い始まる物語。
最終更新:2023-10-07 23:34:49
7747文字
会話率:49%
孤狗狸さんなど、やってはいけない。
孤狗狸などと云っても、実際どんなモノが近寄ってくるか判らない。
占いというのはお呪い。お呪いは呪い。呪いは呪術。
しくじれば、全てが自分に返ってくる───……
こちらの作品はエブリス
タ様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 00:00:00
16888文字
会話率:34%
学園の図書室の住人であるプリムローズは、第二王子ジョシュアに学園の七不思議について尋ねられた。卒業前に謎を解決したいのだという。
七不思議には恋愛成就のお呪いじみたものも含まれている。ジョシュアは誰か好きなひとがいるのだろう。そう考えたプ
リムローズは、心を傷めながらも調査への協力を申し出た。
ところがジョシュアは恋愛成就のお呪いには興味がなさそうだ。彼が調べたいのは、卒業パーティーでなぜ王族による婚約破棄が起きるのかということ。
実は断罪劇には、王国の秘密が隠されていて……。
愛するひとのために自分を犠牲にすることを選んだヒロインと、ヒロインを助けるために魔法を復活させたヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 20:02:52
7999文字
会話率:69%
かねてより、『人を呪わば穴二つ』ということわざがございます。
他人を呪って殺そうと墓穴を掘る者は、その報いで自分のための墓穴も掘らなければならなくなる。人に害を与えれば結局自分も同じように害をうけることのたとえ。平たく言えば、因果応報。
ところで、おまじないは『お呪い』とも書くことをご存じですか?
*3話完結
*この作品はノベプラにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 08:00:00
6796文字
会話率:25%
狗辻嵩之(いぬつじたかの)はある日、とてつもない高熱に襲われる。
しかし、医者には至って健康体と言われてしまった。
そんな彼女の前にある、一人の少年が現れた。
最終更新:2019-10-02 16:49:12
19812文字
会話率:42%
「――ねえ。このカラス、〈生贄〉にしよう」と、夜花は言った。
ぼくたち五人(オオカミ、カワホリ、ヤギ、夜花、ぼく)は、小学校のクラスでは除け者扱い。そんなぼくたちはある日、公園で死んでいたカラスを見つける。すると夜花(よるはな)はその烏
を使って「お呪い」をしようと言い出すのだった。恐々、彼女の言うことに従うぼくたちだったが、翌日、意外にも大金を手に入れることに。
ところがそれからしばらくして、五人のうちの一人がいなくなってしまう。はたしてそいつは、金を持ち逃げしたのか、それとも何かのトラブルに巻き込まれたのか――
ぼくたちにやって来たのは、はたして幸福なのか、それとも不幸なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-03 23:07:36
21277文字
会話率:35%
憧れの先輩は巨乳好き――噂を知った美穂は落ち込んだ。
私の出番が無いじゃない!
下校の途中、商店街に寄り道したら怪しい占い師がいた。
占い師に悩み事をズバリ当てられた美穂は、持っていた飴に胸が大きくなるをお呪い(おまじない)をしてもらう。
しかし一日一個しか食べちゃいけないと言われたのに二個以上食べてしまって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-03 12:24:14
10550文字
会話率:53%
神様 謹んでお呪い申し上げます。
目が覚めたらクラゲでした。人の姿であった時から泳ぎの不得意な私には、クラゲというふわふわ流されるまま浮かぶ生き物がお似合いだとでもいうのでしょうか?海の中は大変美しいものですが、アレはいけません。凶悪な顔面
をして思い込みの激しい輩には、躾が必要です。どなたかそういった方面の得意な方はおられませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-30 19:55:51
39137文字
会話率:58%
誰でも一度はやったことのあるおまじない。
恋を叶えたり、頭が良くなったり。
でも中には、怖いおまじないもある……。
最終更新:2015-07-24 04:47:01
3266文字
会話率:77%
私は本を読む。無我夢中で読む。
やめられない。終わらない。
ホラー小説!!終わらないように願ってください。
最終更新:2014-03-24 17:37:54
1509文字
会話率:43%
あなたが最後に言った言葉を覚えている?
某小説投稿サイトのお題小説で、「紙飛行機」がお題の怪談です。
最終更新:2013-09-30 21:05:16
1283文字
会話率:47%
実家で小学校時代の荷物の中にあった、ハート模様の『風船葛』の種の入った瓶。それを見て蘇るのはなんとも甘酸っぱい初恋の思い出だった。
饕餮 さまの『風船葛』企画(http://syosetu.com/userblogmanage/view/b
logkey/716770/)の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 22:00:00
4077文字
会話率:37%
ある事情により無職になった主人公、高知孝夫。その日、深夜遅くまで駅前のバーで管を巻きながら飲んでいた孝夫は、自宅マンションの裏手に古い民家を発見する。
「お呪い承ります」
そう書かれた紙を見た孝夫は、今日までの不運を祓ってもらおうじゃないの
! と酔っ払った勢いのまま意気込んで店の中へ一歩を踏み出す。
その一歩が自分の人生を変える一歩だったとは露ほども知らない孝夫なのであった。
「ウチは呪い専門なんですよね」
そう言い放った、割と出会って直ぐに師匠と呼ぶ事になる男とその姪を筆頭に、呪われたり取り憑かれたりを繰り返す主人公とその周囲の人物達の
日常を描いた現代ホラーファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-08 13:57:24
49875文字
会話率:28%
村上勇哉は、どこにでもいそうな普通の高校生。ある日突然、勇哉の頭の中に不思議な声が響く。その原因の一つとして、周りから“電波ちゃん”と卑下されている小此木琴葉という女子が関係していた。
最終更新:2012-04-10 12:00:00
98304文字
会話率:38%