竜が降ると内々に言い伝えられていた町——高竜町。ある日クラスメイトが言った『竜のうろこを持っている』という発言をきっかけにして、紫雨と昴は本物の竜を探すことになる。その頃から十年が経ち、紫雨は久方ぶりに地元へと帰ってきたのだった。
最終更新:2024-04-29 14:51:00
5484文字
会話率:40%
密室で拘束され吊り下げられた状態で気がついた私。視界は悪いし体は動かせない。着ているのは粗末なワンピースのみで下着すらない。これはどエロいサイコパスなコスプレジジィに監禁されたかと思ってたのに。
「あれっ? 私ってウロコ生えてない?」
自分のことはほとんど思い出せないのに、人外って無しでしょ。
どうやら私は異世界の龍と混ざってしまったらしい。龍はひとつの国でチヤホヤされていたらしく、その国の皇子との関係が不穏だし、精霊が絡むとすぐに敵対勢力を粛清しようとする。
私はのんびり暮らしたいのに、どうしたらいいの?
甘やかされた龍も地べたでは眠りたくないらしいし、逃げた先には人がまったくいない。それなら勧誘したらいいよね。
この大陸で迫害されている技術者たちを、救助という名の誘拐で集め、家や家具を作ってもらったらいいじゃない。
そんな、龍と異世界人との二心同体、拉致から始まる街づくりストーリーです。
この話はフィクションです。
暴力行為を肯定していませんが、龍は老若男女に関わらず残酷な行為をします。血の表現はあっさりですが、苦手な人は楽しめないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 09:10:50
331004文字
会話率:51%
「ここが、憧れの地上……!」
人魚族の姫ニネミアは、たった一人で地上に出てきた。うろこの生えた尾を足に変えて、人間のふりをして。
人間は、人魚族の存在を知らない。人魚族は、人間に近づかない。二つの種族は、長きに渡ってそんな関係だった。け
れどニネミアは、ずっと地上が気になって仕方がなかったのだ。
しかし人間の町を歩いていた彼女を、いきなりトラブルが襲う。なんと彼女は人さらいの一味に目を付けられ、そのままさらわれてしまったのだ。
そうして彼女は、仮面の伯爵に売り飛ばされた。しかし彼は「君は自由だ、家に帰るといい」と言ってくれたのだった。そんな彼に、ニネミアは泣きそうになりながら答える。「故郷がどこにあるのか、分かりません……」と。
伯爵は困惑しながらも、彼女をメイドとして雇ってくれた。人魚族ゆえの世間知らずを盛大に発揮しながらも、ニネミアは徐々に人間の世界になじんでいった。
自分がこうしていられるのは、伯爵様のおかげだ。そう考えたニネミアは、伯爵に礼をしたいと考える。それをきっかけに、二人の距離が近づいていき……。
これは、人間が気になる人魚姫と人間嫌いの伯爵が、種族を超えて手を取り合うお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 12:15:58
150272文字
会話率:38%
私は『北の魔王』と呼ばれている。獣人であり、性別は男である。---日本で生きていた男が転生した先は、異世界。そして男は魔王となる。鱗ある最弱魔王とよばれる彼は、……半人半魚の魚人であった。▼『鱗魔王(うろこまおう)』なんて呼ばれている魚な
下っ端魔王様が、人間の姿になるために努力するけどなんだかうまくいかない、けれど領民のために魔王としても頑張らなきゃ。……そんな、軽いファンタジーなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 00:44:05
48770文字
会話率:18%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和癸卯(ミズノトウ)肆拾 霜月
弐陸捌参 伍 弐零弐参
いわし雲
うろこ雲 詩二編
アオノフウ
三つ目心象素描実践研究ラボ
最終更新:2023-11-27 12:44:46
208文字
会話率:0%
神様がお留守の時に天使たちが神様のクレヨンを勝手に持ち出して空に落書きをします。
番町花屋敷の中でサチが描いたと言っているうろこ雲のおはなしです。
最終更新:2023-08-24 16:00:46
1433文字
会話率:50%
庭の草むしりをしている老人が空を見上げると、見事なうろこ雲が空を覆っていた。
この作品はPixiv、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2023-08-03 18:19:03
1220文字
会話率:34%
初詣のSF(少し不思議)ストーリー
キーワード:
最終更新:2023-05-28 10:31:45
1262文字
会話率:18%
図書室で『出会った』かの人には出会えなかった。
最終更新:2023-05-28 10:27:46
2873文字
会話率:10%
夢の君は笑っていたのに
最終更新:2023-05-28 10:19:50
496文字
会話率:27%
共に勝つという言葉を偶然に聞いた。相変わらず、勝ちたいのかと思った。自然に、宇宙に、勝ち負けがあるのだろうか。なんとなく、なんとなくある違和感が、ずっと重い。今朝は、うろこ雲が綺麗。
最終更新:2022-10-23 10:35:41
1524文字
会話率:0%
うろこ雲かひつじ雲かどうかは知りませんが。
ただーー、快適な季節がきました。
最終更新:2022-10-18 23:50:37
200文字
会話率:0%
今回のことは、この身が犯した罪ではなくても。
この身が、まったく罪を犯していないわけではない。
ならば、このなりゆきも自業自得か。
最終更新:2022-08-18 07:00:00
740文字
会話率:0%
冒頭は時代劇風☆
賽(さい)の河原は通常ルートを外れると、もののけたちが蠢く危険地帯だった。
姉の蓮津(れんづ)姫のために金の鱗(うろこ)を手に入れようと井戸に飛び込んだ那津(なつ)姫は黄金の鯉に丸飲みされて霊界に連れて行かれてしまった
。魂が喰われれば輪廻転生叶わす無に帰すと知った那津姫。霊界生物に翻弄される那津の運命は‥‥
(以前投稿した小説の一部分を改稿した小説です。ノベリズムにも長編の一部として掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 14:41:53
218795文字
会話率:35%
魔道学院成績トップの美少女レモと、龍王の力を手に入れあやかしの姿となった少年の物語。
子供の頃から勉強が得意だったレモは、王立魔道学院でも友達に囲まれ成績トップ。一見充実しているようで、どこか物足りない日々を過ごしていた。心の奥に秘めた
情熱を無視しているような、どこか空虚な毎日――。
一方、なにをやってもうまくいかず落ちこぼれだったジュキは、特別な存在になりたいと強く望んでいた。旅先で彼は偶然、美しい光を放つ古代の龍王の遺物をみつける。白い龍の水晶のようなツノや、真珠のように白いうろこを身体に埋め込んだことで、ジュキは水や天候をあやつる龍王の力と無尽蔵の魔力を手に入れた。
だがレモは彼の強さではなく、繊細な感性や彼のやさしい心に惹かれていた。そして何より、ちょっとおバカで無鉄砲なジュキと行動していると、次々と新しい経験ができて彼女の世界が広がってゆくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 18:11:43
199624文字
会話率:57%
十二歳の少年、弥吉は、病に臥す姉のため、禁じられた崖に薬草を取りに立ち入ってしまう。そこで出会った不思議な少女と、異形の男。弥吉は無事、家に帰り着くことができるのか。命を繋ぐための勝負の行末は……。江戸時代の日本っぽい、どこかの世界のどこか
の国の、鄙びた農村のお話です。
全十話構成。一日二話ずつ掲載予定(午前・午後)です。
小畠愛子様主催『カドゲ・ボドゲカフェ企画』参加作品です。
ストーリーの重要な部分で、蛇を描写しています。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 16:23:32
36425文字
会話率:28%
海神の娘プリシラは海で泳いでいるうちに、うっかり船の上に乗り上げてしまう。助けてくれた王子と恋に落ち、母の反対を押し切って、陸の王宮で王子の恋人として幸せな日々を送っていた。
敵国との戦いに行く王子を助けるために、プリシラは魔力のある自分
のうろこを使って海を荒し、敵の船を沈めた。
プリシラの力を知った王子は、戦いがある度に、また海が荒れる度に、プリシラに助けを求め、彼女のうろこには一枚、また一枚と消えていってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 10:22:12
6076文字
会話率:22%
斬鬼・カイン――貴族階級でまことしやかに噂される存在。子供以外ならば神をも斬ると豪語する殺し屋。そして、その殺し屋を名乗る少年。
まだあどけない顔をしている彼は、本当に斬鬼と呼ばれる存在なのだろうか……
架空の王国を舞台にした長刀を振るう少
年の物語。
以前、アメブロにて記事にしていた短編(中編かも?)です。ノベプラにも掲載します。
残酷な描写・流血表現がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 03:24:34
20525文字
会話率:33%
ユニコーンの角を手に入れるため、ユニコ山へやってきた狩人の話。題名にもなっているのに竜は出てこないです。探しているんです。
最終更新:2020-01-09 14:00:00
14158文字
会話率:39%
万年金欠な『賞金稼ぎ(ハンター)』のクラウドはある日、希少星界人であるアホイム星人の少女の捜索と身柄引き渡し要請があると知らされる。依頼に見合わない途方もない額の賞金がかけられている事に胡散臭さを感じるも、金欠ゆえに背に腹は変えられず、仕事
を受ける事にしたのだった……
【2019/12/19…3年ぶりに更新しました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 18:00:00
34716文字
会話率:59%
しとしと降る雨の中、僕は小さな天使に出会った。
最終更新:2019-12-20 01:38:04
2516文字
会話率:51%
彼女と男と出汁巻き卵
最終更新:2016-02-29 23:53:38
3541文字
会話率:68%
赤龍のうろこ電光石火の。
最終更新:2019-12-01 17:43:18
259文字
会話率:0%
世界ランキング一位のギルド、その名を『ヴァンツァー・カンパニー』
聖騎士ヴァンクロードはその巨大ギルドのギルドマスターであり、『天陰族』の希望と呼ばれる人物だった。
しかし、彼は史上初の天魔境界統一を果たすための戦いを目前にして、世界の異変
の予兆を感じとる。
それでもシステム・メッセージは攻城戦の開始を告げる。だが『魔陽族』の防衛を蹴散らし、地下迷宮の門扉を粉砕したところで、世界は歪み、停止する。ログ・アウトを余儀なくされてしまう。
彼はエントランス・ルームに戻り、ヴァンクロードの隣で体育座りをしているサブキャラでログインをする。その先で美しい一人の少女と出会う。
そして紫色のうろこ雲が世界を覆ったとき、彼らの日常が音を立てて崩れ落ちていく。
*以下他作品紹介*
・異世界転移物語『俺とアリスの異世界冒険手帳~ショッピングモールごと転移したのはチートに含まれますか!?~』なろうにて連載中です。https://ncode.syosetu.com/n8653do/
併せてよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 09:05:12
59479文字
会話率:41%