21××年。魔力を持たない普通の人間、桜羽花陽(さくらば・はなび)は家族4人と仲睦まじく日々を過ごしていた。ある日、家に帰っても家族の声が聞こえない。不思議に思った彼女は、家のリビングに入ると鉄臭い臭いが漂った。倒れている家族の前に立つ銀髪
の女性に、左目に彼女の血を注がれた花陽。手に入れた禁忌魔法《蛇の刻印》の暴走により意識を失い、再び彼女が目を開けた先に広がっていたのは、
魔法を使える人が住む、【魔導師結界】の中だった。
花陽を救った眼鏡の男性は、情報が整理しきれず頭が混乱している彼女を、笑みを浮かべて暖かく出迎えた。
「ようこそ、魔導師学校へ。歓迎するよ、【蛇の刻印】を宿した少女ちゃん。」
困惑する彼女を他所に、結界内ではとある深刻な問題が起きていてーーー
これは禁忌の破壊魔法で人々を救い、学校の仲間と平和な魔導師の世界を取り戻そうと奮闘する、1人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 00:00:00
16314文字
会話率:66%
あの部屋で待っているよと、呼ぶ聲ももう聞こえない、祖母の枯れた耳。
美しい海が見えるよ、と、恋人に囁き繋がる身体に、桜貝が何処からか貼りついて。
夢の中で、あなたの名前を必死で呼んだのよと、仏壇の彼岸花に語り掛ける、夏。
妙なる匂いが、娘の
部屋からしてきて、死の華で埋め尽くされし部屋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 19:28:15
888文字
会話率:0%
届かない夫から妻への言葉
最終更新:2021-09-30 06:20:08
241文字
会話率:25%
タグは予定です。大幅に外れていく可能性がございます。
遅筆ですので、気長に待っていただけたら嬉しいです。
……………………………………………………………
ブラック企業に勤めていた宮坂 奈々(みやさか なな)は、気がつけば首を固定された状
態で、うつ伏せに寝かされていた。
どうやら自分は動けないし、なぜか音も聞こえない。身体をなんとか動かして周りを見ると、民衆の目はパワハラ上司に向ける目線と同じで?!
宮坂 奈々、24歳。ブラック企業により過労死。
どうやら、転生したは良いが気づいてすぐに死亡したようです。
二度目となる人生(実質三度目)。今度こそは、楽しく暮らしたい!
とは思うが、奈々を待ち受ける運命はそこまで優しくなかったようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 21:07:32
6284文字
会話率:39%
ある日、佐藤が店長を務めるヘルス店に、耳が聞こえない女の子が「働かせてください」とやって来て……
最終更新:2021-09-15 21:42:44
4846文字
会話率:27%
私は偽聖女といわれ、妹いじめの罪で婚約破棄されました。
真実の聖女である妹と婚約するそうです。
私をいつもいじめる妹と離れられて少しほっとはしていました。神への祈りを忘れると妹に忠告はしましたがどうなることか。
最終更新:2021-09-15 20:06:05
1386文字
会話率:55%
人の心の声が聞こえるのは大変な苦痛だった
耳を潰そうかと何度も思った。
婚約者の王太子の心の声はこんな暗い女と婚約したくなかったと言うものや、私の姉を愛している。とうして姉が婚約者でないのか?というものばかり。言葉は優しいけど私に対する侮蔑
ばかり、父も母も姉もみなそうだった。
全てに私は絶望していたのだが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 16:02:52
1802文字
会話率:43%
憧れの先輩から「私の家でサシ飲みしないか?」と誘われた。信頼されていることに喜びつつも、男として見られていないのではないか……そんな複雑な感情を抱えながらいざサシ飲みへ。すると先輩の様子がおかしい。「ねえ、愛してるゲームしようよ」「私って着
痩せするタイプなんだよね」どう考えても俺を誘っているようにしか聞こえない。そして挙句の果てに先輩は言うのだ「酔わせてみてよ、後輩くん。──もし私が酔ったら好きにしていいから」これって絶対誘ってますよね!? 果たして俺の理性はどうなってしまうのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 18:05:18
6464文字
会話率:50%
大事な仕事で失敗し、クビになりかけということ以外は平凡な26歳のサラリーマン潺瞬(せせらぎしゅん)。そんな瞬だが、ある日突然自分以外には聞こえない謎の声が聞こえてくる。その直後気を失った瞬だが、目を覚ますと身体が縮み、人間の乳児の姿になって
いた。そしてそこは———もと居た世界とは何もかもが違う、魔法が当たり前の異世界だった。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 16:00:00
13307文字
会話率:26%
心地よい電車の揺れ、そして体の疲れが彼女を夢の世界へ誘おうとする。
普段なら使うことのない時間帯に乗った車両は、異様なほどに空いていた。
いつもなら座ることができないほどに座席が埋まっているというのに、今は彼女と壮年の男性の姿しか見えな
い。
「本当、疲れた」
彼女は小さく、自分にしか聞こえない程度の声で呟いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 17:00:00
2655文字
会話率:17%
「声」に膨大な魔力を持つ聖女、リディア。客がリディアの魔力に当てられ、理性を飛ばしてしまうことがないように、リディアは普段、一切口を開かない。
ある日、リディアを訪ねてきたのは「人の声が聞こえない呪い」をかけられた王子。彼もまた、呪いゆえに
他の人とほとんど会話ができていなかった。
だが魔力を大量に持つリディア、会話用の魔術具が普通に使える。リディアの声が聞こえない彼、リディアと普通に会話ができる。
リディアが解呪を引き受けたところ、彼は躊躇いなく距離を詰めてきて……。お酒騒動、キス未遂、散々振り回されたリディアだったが。
(呪いをときたくない、なんて)
これは、無自覚に強引に迫る王子に、躊躇いながらも落とされるひとりの聖女のお話。
◇毎日更新。15話程度での完結を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:26:31
36980文字
会話率:35%
ある日、下級貴族のフラーディアは婚約していた第一王子に婚約破棄を言い渡された。
しかしフラーはそれをとても喜んだ。
もともと無理やり婚約されたもので、フラーは早く自由になりたいと思っていた。
「私はこの世界を見るために、旅に出るのよ!」
小さな頃から夢見ていた旅を、ようやく出来るようになったのだ。
婚約破棄をされた次の日、パーティに招待される。
そのパーティではすでに婚約破棄されたことが知れ渡っていて、フラーは蔑まていた。
そんな中、一人の騎士が話しかけてきた。世界最強といわれる、冷酷騎士のジルローラ。
彼はフラーが小さい頃に通っていた学校の同級生で、「一緒に世界を旅しよう」と約束した人だった。
「俺はフラーの騎士だから」ジルローラは国家反逆罪となりながらも、フラーと共に旅を出ることを選ぶ。
「フラー、優しくするから」「ジル、それは優しく守るからって意味よね?」「それ以外何があるの?」「それ以外にしか聞こえないわ!」
――これは世界を旅すると約束した二人が、絆を深めながら世界の果てを見る話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:00:00
41025文字
会話率:37%
大事な仕事で失敗し、クビになりかけということ以外は平凡な26歳のサラリーマン潺瞬(せせらぎしゅん)。そんな瞬だが、ある日突然自分以外には聞こえない謎の声が聞こえてくる。その直後気を失った瞬だが、目を覚ますと身体が縮み、人間の乳児の姿になって
いた。そしてそこは———もと居た世界とは何もかもが違う、魔法が当たり前の異世界だった。
この作品は「n8284gu」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 16:00:00
8529文字
会話率:31%
何かが見える… 揺らぐ炎 無数の屍の上に黒い人型のような何か
「…」何を言っているのかよく聞こえない。
でもこの光景は何度も見た気がする。
そう…何度も。
大昔、この世には5人の神がいたという。
秩序の神、商業の神、学問の神、戦いの神、
そして時間の神。
それぞれの神は、お互いの均衡を保つために
ある協定を築きあげた。
『各々の概念に干渉する際は、必ず5人集結する必要がある』と
本来、神という概念には終わりはなく、神が死ぬというのは、この世界が消失するに等しいわけだ。
そうした、神の下で人間たちが何万年もの時間をかけ、勉学に励み、商いをし、時には秩序を乱し、戦を引き起こした。それでも、世界が壊れるほどの損失なぞ微塵も起きず、復興し、生活は循環していく。
しかし、ある時、神を深く信仰すればするほど、神の存在を証明するために、世界の危機を脅かすような奴らが出てきた。それを阻止するべく、一人の騎士が立ち向かう…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 02:40:03
1168文字
会話率:20%
ヘッドホンをした耳の聞こえない少女の話
最終更新:2021-08-08 23:00:00
1801文字
会話率:25%
彼らの足取りは一定で
彼女の足取りだけが止まっている
キーワード:
最終更新:2021-06-06 23:00:00
206文字
会話率:0%
幽霊は誰にも見えないものなのでしょうか
誰にも聞こえないのでしょうか
キーワード:
最終更新:2021-05-27 23:00:00
216文字
会話率:0%
オリンピックも始まりましたが、世論もありますが、様々選手の思いを聞くことが多いです。
本当に大変な中で競技をしている選手の事を思うと、言葉では尽くせない気持ちです。
それでも、やり続ける精神力に感動し、明日への活力にする方もいると思いま
す。薄っぺらい言葉よりも、選手の頑張りに勇気付けられる人もいると思います。
その選手の原動力は、やはり応援なのかと思います。今は、テレビの前でしか応援出来ませんが、みんなの思いがきっと選手に届くことを信じて、僕も時間の許す限り応援していければと思います。
頑張れ!日本!そして、日本に来ている海外の選手の活躍を楽しみにしています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 19:29:43
314文字
会話率:0%
主人公の海奈は幼馴染みの悠莉と隣の席になった。2人は小学校のある日を境にあまり話さなくなっていて、その事を気にしている海奈は気まづく思う。そんな海奈はあることをしようと海に通うようになる。海奈がやろうとしていることとは…?
最終更新:2021-07-18 10:28:16
573文字
会話率:23%
コンビニの前に、
おじさんなのか、おじいさんなのか
わからないけど
周りの人からは ジムさん
と呼ばれている人がいる。
今日もまたいる。昨日もいた。
毎日、何をするでもなく
ただ、頭をうなだれながら
そこにじっと座っている。
珍しく、
サラリーマン風の紳士が
ジムさんに話しかけていた。
内容は聞こえない。
紳士は、コンビニのビニール袋から
パンと水を出して
ジムさんに渡したのだ!
びっくりしたのは
ジムさんが にやりとして
片目を瞑って親指を立てた顔。
歯が所々無いが、すごくその笑顔が
キュートだった事だ。
紳士は、当たり前のように
ニヤリとして、親指を立て去っていった。
なんだか心同士の、同じ人間同士の
繋がりを間近で見て
わたしに、それができるのか
しばし、考えさせられた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-15 18:00:43
315文字
会話率:0%
あなたが思い浮かべる海の底は、真っ暗で、じめじめしていて、何の音も聞こえない静かな場所かもしれません。でも、世界で一番深い海の底は違います。そこでは光が満ち、草木だって生えていて、耳を澄ませばそよ風が木の葉を揺らす音が聞こえてきます。そして
それから、海の底には一人ぼっちの少女が暮らしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 21:58:34
3935文字
会話率:22%
私は悪霊だった。
人を呪い、恨み、苦しめることで自分を保ってきたが、やりすぎて神社で祓われることになった。
そして目が覚めると……、女の家でドールに憑依していた。
「んん〜アリスちゃんかわいいねえ」
この女、私が動かない、声が聞こえな
いことを良いことにやりたい放題なんだけど!
っていうか声聞こえてるの!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 22:30:51
11333文字
会話率:42%
音楽の街ウィーンで生まれ育った耳の聴こえない少女ミラン。絶対音感を持ちながらも狂乱するアメリカの街に生まれてしまった青年ゼグン。少年合唱団に全てを捧げていたが変声期を向かえてしまい自暴自棄になりアメリカにきていた青年。ゼグンと元合唱団の青年
は音楽の都ウィーンへの切符を手に入れ船に乗り込むが、誘拐された少女ミランと出会う。彼らは子供たちに合唱を教え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 10:22:46
48771文字
会話率:16%