もう誕生日が来て喜ぶ年齢でもなくなってきたが、今日は節目の日だ。なんといっても、400回目の誕生日なのだから。と言っても、21歳になった日を何度も繰り返しているだけだから、今も21歳のままだ。
永遠ループする世界に来るくらいなら、どこか違う
世界に行ってヒロイン的な女の子にモテたいモノだが、とりあえずこのループを抜け出す方法を考えなくては。
僕は変わらない一日を変えるため、明日に進むために、健康的な精神で一人活動する。まぁ、こんなモノを書いている時点で、狂っているのかもしれないが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 02:19:15
9258文字
会話率:9%
勇者ではなく、戦士でも魔法使いでもなかった。俺の職業(ジョブ)は道具屋。何も分からぬまま、まずは『薬草』を売り始めた。小売経験のない俺ではあったが船出はまずまず、順調な滑り出しだった。取り扱うアイテムの中で最も基本的かつ最安値の商品だから
儲けは少額だったが、確実に売れるというのは有難い。来客に困ることなく、買っていくものも分かる。冒険者のパーティーで言えばレベル1ということもあるが、何の苦もなく道具や生活に馴染むことができた。原価で商品を購入し、売価で商品を販売する。売価と原価の差額が俺の利益となる。その仕組みを体験するというのが初めの店舗の目的であった。
俺の道具屋としてのレベルアップは別の村や町に新たな店を構えることだが、勇者御一行は回復魔法を覚えることで、薬草に頼る必要がなくなってくる。毒消し草も然り。解毒魔法をマスターしてしまえば用はない。道具を使うパーティーがどんどん減少していった。
対してこちらは店舗数を増やし、取り扱うアイテムの幅を広げることで対応する。道具に加え、防具や武器の販売を始めた。言うまでもなく薬草云々とは売価がまるで異なる。ゼロがひとつ、ふたつ、みっつ・・・このおかげで収入を大幅に増やすことができた。勇者と比較してしまうと地味ではあるが、道具屋なりのレベルアップだった。攻撃力が上がったり魔法を覚えるわけではないが、文句など言えようはずもない。経営が再び軌道に乗り、生活に余裕ができ、娯楽施設だって利用できてしまうのだから。ちょっと寄り道というか息抜きも必要で、一時カジノにハマってしまった。勝ったり負けたりを繰り返している内に、ひょんなことから結婚までしてしまうのだから、人生分からない。
大魔王の城に最も近い村。勇者達が最後に訪れる牙城、ベースキャンプ。ということは、道具屋の俺にとっても結びの店舗。ここで俺は、いわゆる尖ったアイテムを発注できるようになった。相応のリスク、条件を満たせば、あとは道具屋のアイデア次第、冒険者の要望次第。真実を確かめるべく、俺自身が旅立つことはできない。だから勇者へ依頼するのだ。こちらの武器はレアリティの高いアイテム。主導権を握ることができるのは俺。まさか俺が、勇者一向にイベントを与える側になるとは、な・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 00:16:33
227265文字
会話率:52%
転生を繰り返す特異体質持ちの主人公。
ある日1000回目の転生を果たすものの、成り代わりとして異世界の令嬢になってしまった。
無事幸せな人生を送れるのか?
最終更新:2020-12-19 15:01:42
1992文字
会話率:28%
涼月輪はある日図書館に出現した謎の光に吸い込まれる。
光の反対側で待ち受けていたのは、多種族が絶えず戦争を繰り返しているアナザーワールドだった。
涼月はアナザーワールドの創造主・シュラクにある願いを託された。それは、争いのない平和な世界の実
現である。
シュラクの願いを叶えるため獅子奮闘する涼月であったが.........。
狼人間、エルフ、妖精、ドラゴン、アンデッド、多種多様な種族が互いに相入れることなく生きているアナザーワールドに、果たして平和をもたらすことが出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 23:50:46
866文字
会話率:0%
他人にとんと興味がないのだと言われている第三王子が、可愛らしい淡い色彩の少女に笑いかけ春の庭で逢瀬を繰り返している。そんな噂が生徒の間でまことしやかに囁かれるようになっていた。
そんな噂に第三王子の婚約者である少女は胸を痛め、そして思った。
選ぶのは王子なのだから、自分が選ばれなかった時のために、少女が王子に相応しく振る舞えるよう私が淑女教育を施そう、と。
報連相が圧倒的に足りてない王子様と忙しそうな王子様を見てると何も言えなくなる令嬢と、そんな二人の事情に巻き込まれる少女と従者の男の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 15:19:55
15649文字
会話率:48%
<本編完結済>
童話に出て来る様々な悪女達は自分の運命を救う事が出来るのか?
アンデルセンやイソップ、グリム・・・ここは有名な童話の世界。そこに出て来る脇役の悪女達は読み人達にページを開かれるたびに不幸な人生を繰り返している。それを見兼
ねた童話の神様が彼女達に温情を与えた。それは彼女達に訪れる悲惨な末路を事前に教えてあげる事。そして神様は言う。『この運命を回避したいなら、心を入れ替え、生まれ変わりなさい。」と―。果たして彼女達は自分の運命を変える事が出来るのか?
※ カクヨム・アルファポリスにも掲載しています(アルファポリス版はR18指定です)
※ 大人向け表現有ります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 14:02:39
129270文字
会話率:45%
平凡なサラリーマンで、仕事に疲弊した俺〘門田真二30才〙は、ある日、パソコンを開いて、『異世界出会いサイトで、彼女を作ろう』という《バナー広告》を目にした。
曰く、人生を狂わす危険があかり。その経験を他言すれば、記憶をロストするので注
意。
女神の運営するサイト? そんな広告に興味を惹かれ、危険を感じないまま、ログインしてしまった。
最初に、彼女を選択という項目があり、異世界の種族項目を選択すると、写真が現れ、もの珍しさと美形に見とれて、選択を繰り返していると、あっと、いう間に時間が過ぎていった。
明日も仕事なので、『この辺にしておくか』と思い、ログアウトしようとした。
その時また、メッセージ画面が表示され、選択を終えなければ、ログアウトでないとのこと。
面倒になり、《女神の選択》という自動選択を選んだところ、なんと異世界へ転移してしまった。
そして、マリアという、美女と出会った。
マリアは伯爵令嬢で、父親を何者かに殺され、しかも無理やり嫁がされそうになり、女神に助けを求めたのだという。
そうして、「我が召喚せし者、汝の夫として、すべてを委ねよ。」という女神の言葉を聞いたという。
俺達は、その言葉に従い、とりあえず婚約を交わした。
こうして、俺の《異世界転移物語》が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 18:44:11
45125文字
会話率:34%
私の家族を紹介しよう。
まずは大黒柱である父、須藤真。工場勤めのサラリーマンであり、一家を支えている。昼勤、夜勤を繰り返している。
次に母、須藤薫子。父と同い年で母は子供服で働いている。いわゆる共働きという奴だ。
共働きだから
と言って愛情がない、と言われるのは少し不服であるぐらい愛情を与えてくれていた、妹に。
次に妹である、須藤美代。妹とは三つほど離れており、とても可愛げがあり、誰にでも好かれている妹である。
姉妹仲は上々、と言った所だろう。
そして私、須藤恵美。
須藤家はこの四人家族である。
ここまで見れば普通の、ごく一般的な幸せな家族に見えるだろう。
問題はここからだった。
世間での家族は二パターンに別れる。
まずは両親、夫婦仲が最高であり愛し合っている夫婦がいる家庭。
もう一つはお互いに冷め切っており、子供を育てるために離婚していない夫婦がいる家庭だろう。
最近は二パターン目の方が多いだろう。
私の家族はギリギリ、まだ愛がある方だろう。
しかし、私が小さい頃より冷めているのは間違いない。紛れもない事実だろう。
そして二人は共通して、美代をとても可愛がっている……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 17:47:21
5326文字
会話率:57%
この世界は元々ゲームの世界だった
しかし、創造主の引き出しの少なさが原因で、舞台とキャラクターがすべて同じという炎上待ったなしの設定を繰り返した結果、そのゲーム会社はあるゲームの製作途中で倒産した
データは全てデリートされたが、なぜかその会
社が作った「四つの世界」と「作りかけ」が混ざったバグだらけの世界が切り離された状態で存在し始めた
その世界で、俺たちは何度も高校生活を繰り返している
女子を攻略するゲームの主人公「南原裕二」と「東清香」
男子を攻略するゲームの主人公「西園寺百合」と「北見佳乃」
入学式から卒業式までを延々と繰り返しているが、俺だけが繰り返した記憶を保持し続けている
これは、俺たちが生きる、エンドロールのその先がない「おかしな世界」のお話
傍から見たら、異常なこの日常は、俺たちにとって当たり前の日常だ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 23:59:22
4201文字
会話率:28%
高校生の伽羅宗介(きゃらそうすけ)は、クラスメートの神薙透子(かんなぎとうこ)とともに、学校で生徒に取りついて出現する幽霊の謎を追い始める。
霊能力者の家系に生まれた透子は、幽霊が持つ邪念を感知し、それがいつしか災いをもたらすのではと心配し
ている。
始めは一体だけかに思われた幽霊だが、次から次へと異なる幽霊が現れ、困惑する二人。
いったい幽霊は何のために出没を繰り返しているのか。その目的は?
幽霊と過去に何か因縁があるらしい担任教師の末松。チャラい転校生の設楽瑠偉。クラス一の美少女・三津谷理恵。心霊研究会会長の草野。透子の祖母にして高名な霊能力者である神薙清見。彼らを巻き込み学園の幽霊騒動が加速する。
果たして宗介と透子の二人は問題を究明し、解決に導くことができるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 20:54:11
4641文字
会話率:62%
暴走族【唯我独尊】の初代総長である森田勇次(18歳)は、地元で知らぬものは居ない程の札付きのワルだ。今日も仲間と深夜の暴走行為を繰り返していると、敵対するチームに待ち伏せされてその場で大喧嘩に発展した。だが、直ぐに駆けつけた警察に追われる事
になる。ここまでは日常茶飯事の光景で、今日も決まったルートをいつもの様に逃げようと単車を走らせた。そして、逃げ切ったのだが……そこから先の記憶がなく目が覚めると見知らぬ小屋に閉じ込められていたのだ……。【2018年5月19日より不定期で更新させていただきます。ヤンキー森田勇次のきままな異世界生活を書ければと思ってますので、皆様どうぞ宜しく御願い致します。】【2020年7月より2年ぶりに連載を再開しました!週5話ぐらいを目処に更新していきますので宜しくお願い致します。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 18:19:01
181670文字
会話率:43%
大学入学を楽しみにしていた、本当に何も取り柄のない男、吉田マサト。
スーツ着脱を繰り返している最中に謎の光に包まれ神様の元へ!?
そこには悪と向き合うことの出来ない魔法少女、勇者、ヤンキーというダメダメな主人公達3人が各世界から集められてい
た。
世界観の統一がないダメダメな主人公3人と本当に何も取り柄のない男が悪と向き合う為に多くの異世界を冒険に!?
この物語はある意味世界観が全く安定しない、ギャグ恋愛ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 21:29:30
9841文字
会話率:37%
「あっ、これ昨日授業でやったトコだ!」
そう言いかけて気が付いた。
「って、昨日も同じ授業してなかったか!?」
◆ ◇ ◆
10年前、世界は終わりを寸での所で回避した。その後世界には特殊な能力を持つ者が現れる。
人々は能力をギフトと
名付け、能力者をギフテッドと呼んだ。
そんな中普通の高校二年生の筒井由伸は、能力をうらやましいと思いながら日々を送っていた。
だがふとした事で自身にもギフトが開花したのだと気付く。
「これ、前にも見たことがある」
デジャヴ? それとも予知?
友人である猫獣人の高鷲司は、予知夢の能力ではないかと告げる。
おめでとうと祝福する司だったが、それは終わらない夢の始まりだった。
◆ ◇ ◆
しかし彼は、自身の能力が予知夢ではない事を知る。
それは時間遡行能力。だが彼に宿った力ではない。
他の誰かの能力に巻き込まれ、永遠に今日を繰り返す能力。
彼はその「誰か」を探し出し、そして「今日」を終わらせるために走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 19:09:46
120093文字
会話率:50%
俺、“高木周兵”は、今日も委員長である“川崎倫”に朝から絡んでいる。
というか、朝だろうが昼休みだろうが放課後だろうが、委員長のいるところ、常に俺がいると言っても過言ではないのだ。
なんでそんなに委員長に付きまとっているかって?
もちろ
ん委員長が大好きだからだ!
だから俺は今日も朝から委員長にまとわり付いている、というわけだ。
だけど、委員長は俺には非常に冷たく、いつも叱られるわウザがられるわで、なかなか関係が上手くいかない状況ではある。
だが、同じクラスになってからずっとこんな毎日を繰り返している俺は、こんなことでめげたりしないのだ。
ということで、今日も委員長に凸してくるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 21:32:20
8587文字
会話率:50%
1999年の春。
都内の大学に通う私。
望月美映、19歳。
世間はノストラダムスの大予言だの、彼氏が欲しいだの、とてもとてもどうでもいいことばかり繰り返している。
毎日の生活。
変わらない日常。
別に刺激が欲しいわけじゃなくて、何が欲しいっ
て分かってるわけでもなくて。
ぼんやりとして、流れていく私は、もうすぐ「大人」になるらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 19:00:00
39244文字
会話率:38%
冥界に行ってしまった主人公の零。
閻魔から強くも弱くもない力…重力を司る力
冥界には雷、火、水、他にも色々な力を持つ者が沢山いて日々戦いを繰り返している…
零は冥界にきてメイという人物と特殊な出会い方をして冥界のことについて色々知り…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 16:09:37
4149文字
会話率:40%
夏を迎えられないことに何の疑問も持たずに、与えられた日々の業務に邁進していた。
できたかさぶたを掻いては捨ててを繰り返していると、患部も、指先の感覚も次第に薄れていく。
寒波に当てられ、あらゆるものが凍りついて、何もかも忘れ去ら
れていった。
長いようで短い夜が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 00:04:05
1900文字
会話率:36%
普通の高校生だった、東郷佑(とうごうたすく)はある出来事を機に高校を留年してしまい、
絶望人生、いわゆるニートになってしまった彼は、TS催眠音声を聞くことで心の穴を埋めていた。
そのようなことを繰り返しているうちに、本気で女の子になって
みたいと願うようになっていった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-30 13:34:22
5761文字
会話率:37%
見えないけど確実に存在している「時」
どう向き合い、いかに上手く付き合っていくか
常に自問自答を繰り返しているのかもしれない。
最終更新:2020-07-09 12:00:04
353文字
会話率:0%
王国シュタールの王女エヴェリーナは、何百回と同じ時を繰り返している。始まりは決まって愛しいギルベルトとの婚約式の朝、終わりは彼と三年を過ごした冬にやってくる。三年目の冬に訪れる破滅を何とか回避して、二人で幸せになりたいと奮闘するエヴェリー
ナだったが、何百回という繰り返しの中でついに心が折れてしまう。
「私とともにある限り、彼が幸せになれないというのなら、今生ではもう彼に関わらないようにしましょう」
そう決意を固めたエヴェリーナは、愛するギルベルトとの婚約を破棄して婚約式から逃げ出す。誰より愛しい人との別れを嘆くエヴェリーナだったが、翳った目をしたギルベルトに引き留められてしまい————?
悲劇を繰り返す我儘な王女様と、愛を渇望する孤独な青年伯爵の歪んだ恋物語。
※「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 13:03:47
9989文字
会話率:23%