魔王と人族の争いが激化している時代のできごとである。
魔族はもう王都のそばまで迫ってきており、民は贅沢をしながら安全な所で見ているだけの王族や貴族に怒り狂い今にも暴動がおきそうになっていた。
暴動を防ぐため王族は妾の子として疎まれていた
王子を従属の魔法で縛り、王族が先頭に立って戦うと大々的にアピールを行い戦場に送った。
一方その頃、魔法で作った空に浮かぶ箱船に乗り長い時をたった独り、人にも魔族にも干渉せずに暮らしている魔女がいた。
これは疎まれていた王子と1人の魔女のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 14:19:15
8586文字
会話率:31%
神の血族が王として統治する世界――――
珍しい虹色の瞳を持つ女の子、エヴァは、神の使いとして敬われ、神殿で隠されるように育てられていた。いつか最高司祭の花嫁となるために。
他者に決められた人生に抗いたくても方法が分からず、流されるまま生
きてきたのに、ひょんなことから魔獣と喋れる特技を貴族に認められ、神殿を出て公爵家の養子になることに。その見た目から、男だと間違われたまま...。
世間知らずの主人公が知らず王族の跡目争いに巻き込まれながら、自分のルーツを見つけていく物語です。
後半には恋愛要素も入ります。
R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 08:27:22
146593文字
会話率:44%
ミリアネアとモーガンは何不自由なく生きてきた貴族の兄妹であったが、ある日父親の派閥闘争に巻き込まれて他国へ逃亡することに。
父母と別れ兄と異国での生活。苦労しながらも暮らしに慣れた頃、頼みの綱の兄が船の事故で行方がわらかなくなってしまう。
『どうしよう…………。お家賃が払えないわ』
背に腹は変えられずお嬢様は交渉に行く。
『すみませんが、家賃を少し待ってもらえませんか?』
これは少し強かな貴族のお嬢様が、卑屈で人嫌いな元騎士の隻腕の男と少しずつ距離を縮めていくお話。
ほんの少しの魔法と、お互いの立場に戸惑いながらも恋愛から遠ざかった二人が周囲の優しさに、励まされながら関係を築いていきます。
※女性に対しての差別的な感情や発言もありますのでお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 21:04:02
32764文字
会話率:13%
突如、己がピンク髪男爵令嬢にTS転生したことを自覚した一般現代日本人男性。
前任者が作り上げたナーロッパで安堵したら次は冒険だ。
何?ピンク髪?男爵令嬢?知らんな。栄養失調と腹八分を反復横跳びしてんだよこっちは。
伊能忠敬みたいな存在が過去
に居なかったがために大陸かどうかすらもあやふやな世界。転生者仕事しろ。
地図なんぞ俯瞰図をちゃーんと描けた時点で十二分判定。これで生きてるってマ?ありえん(笑)。
とりあえず、寝具を新調しよう。そうしよう。衣食住の不足はあってはならない。オメーら本当に貴族か???
学園とかあんの?奨学金もらえる?隣国への引っ越し費用にするから。地図ガバガバだから誰も追いつけんだろガハハ。
……えっ、冒険者証にGPS機能をっ?転生者仕事すんな。つーか打ち上げたの?マジで??
やはり剣と魔法……剣と魔法は全ての貧困と無知と迫害から救う!!あっ…あっ王族だ。シャッスシャッス!
――ところで俺、どうやって死んで、どうやって転生したの???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 06:35:32
1238文字
会話率:0%
物心つく頃、森に捨てられたった一人で生ぬいてきた少年カイン。
そんな言葉も通じない完全に獣のようなカインは冒険者ギルドによって保護された。
それから三年後
冒険者になったカインはAランク昇格試験の筆記試験落ち続けていた。
そんなおバカカ
インはギルド長の助言で学園へ通うことになった。
王族から平民まで誰でも学ぶことを許された学園。エンデル国立学園。
ところが、孤児だったカイムは入学早々、貴族に決闘を叩きつけられてしまうのだが……。
これは、戦うことしか知らなかった一人ぼっちの少年が、実力だけはAランクを超える力で沢山の人助け、他人とふれあい成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 11:15:50
1256文字
会話率:54%
★★コミカライズ(白石識先生)は双葉社「がうがうモンスター」で2020/3/27スタート★★
★★書籍版は集英社ダッシュエックス文庫、イラストは100円ロッカー先生です!★★
13歳になったソーンマルクス——愛称「ソーマ」は、かねてより
憧れていた騎士養成学校《ロイヤルスクール》に通えることになった。入学式で行われるのは学生の天稟《アビリティ》(神の与えた才能)とスキルレベルの判定、それによるクラス分けだ。
王族も通う貴族のための「白騎《ホワイト》」
実力至上主義「蒼竜《ブルー》」
少女中心の「緋剣《スカーレット》」
美男美女の「黄槍《イエロー》」
地味ながら堅実な「碧盾《エメラルド》」
どれにも当てはまらない——つまり問題児の「黒鋼《ブラック》」
という6クラスが用意されている。
実はソーマには「日本」という国で暮らしていた、前世の記憶がある。ソーマは技能レベルを数値で確認できる希有な能力「試行錯誤《トライアル・アンド・エラー》」があり、技能レベルを上げまくっていた。
平民でも実力があれば入れるトップクラス「蒼竜」は、合計技能レベル「200」を越えていれば確実。
ソーマが念には念を入れて、上げまくったレベルはなんと、「1,012」。
今年のロイヤルスクールは沸いていた。3大公爵家の1つ「ラーゲンベルク」による技能レベル「300」超えを筆頭に、「200」台が10人と大豊作。すでに「栄光の世代」とまで囁かれていた。
そしてソーマの判定の番となる。
「次、学力試験首席、ソーンマルクス=レック——」
それはソーマの誤算だった。判定機は「4ケタ」のレベルを確認できない仕様だったのだ。
ソーマはレベルを上げすぎたせいで誤判定され、問題児クラス「黒鋼」へと放り込まれることになった。
だがそこでへこたれるソーマではない。天稟「試行錯誤」を武器に貴族偏重の学園の意識をどんどん変えていく——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 06:00:00
615558文字
会話率:46%
異世界の悪役貴族の息子に転生した主人公は、領を良くしようと父に進言し続けていた。 しかしある日、父に悪魔であると決めつけられて家を追放され捕まってしまう。
しかし逃げた先で魔改造スキルを手に入れ、空から落ちてくる遺物=地球製品を魔道具に改
造しながら、エルフが村長をしている田舎村で理想的な異世界スローライフを始めるのだった。
○他サイトで投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:06:48
57614文字
会話率:53%
グランドレイブ帝国に、公爵家令嬢として生を受けた、ロウ・アダマンテ・スプリング。彼女には、次期国王となる許嫁がいた。次代の妃となるべく、その教育を施され、そのために生を全うしてきた、はずだった。
許嫁であったアルハイゼンは、不治の病でなくな
ってしまった。ロウにとってのアルハイゼンは、この世界における生きがいであり、その身を捧げることを誓った唯一の存在だった。未亡人のようになってしまったロウは、他の帝国王族からいくつもの縁談を持ち込まれたが、そのすべてを断っていた。
「私の隣に立ちたければ、あの人に釣り合う殿方を連れてきなさい。」
武術、魔法、知性、あらゆるものに長けていたアルハイゼンに釣り合う男性でなければ、自らを差し出すことはしない。ロウは貴族たちの間で、「傲慢なる令嬢」と呼ばれるようになったが、それでも彼女は、自身の生き方を変えようとはしなかった。亡きアルハイゼンのため、彼の妃となると決めた自分自身のために。
そんな彼女の前に、大きな試練が訪れる。父親が治める領の北端で、魔物の大進行が発生し、ロウもその戦いに身を投じなければならなかった。特別な魔力を有するアダマンテ家のものは、生まれつき翼竜と意思を交わすことが出来る一族だった。竜使い(ドラグーン)と呼ばれるその力を以てして、帝国騎士団と共に、魔物の大進行に臨むロウ。その戦場のさなか、彼女はとある一頭の龍と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 23:15:16
477796文字
会話率:56%
一行で理解出来るあらすじ。
これは高位貴族令嬢が○○○○ばかりだからやって来た、菊理の○○期の話である。
ちゃんとしたあらすじ。
アキレア連邦国家首長バーミリオン王国の侯爵令嬢メレディス・ルーサーに転生した菊理。
この国は『力こ
そ正義、力こそ是』を掲げる五つの脳筋国家からなる国だった。首長国も王族同士の決闘で決める始末。
母の逝去後、愛人と異母姉を連れ込んだ婿入りの父と折り合い悪く、アキレア連邦国家に連なる国の一つ、エクリュ王国の国立魔法学院へ留学に出た。
それから一年後のある日。
異母姉が王族に対してやらかし数多の家から制裁を受け、その尻拭いの為に帰って来いと父から手紙が来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 00:23:06
15837文字
会話率:19%
ある大陸になる王国、フォーグラム王国
広大な土地と高い軍事力、そして血塗られた歴史をもつこの国では、生まれた順という不確かものではなく、もっとも優れたものが王になるという精神のもと、世代毎に大きな後継者争いが行われていた。
継承権第一位
王太子を目指し支援する貴族、王子や王女の母の実家、そして同盟強化を狙う他国
大きな陰謀が渦巻く王都。
双子の弟として生を受けた第四王子「シンセイ=コウエンジ=アーヴィン」、通称「ナマケモノ殿下」がいた。
普段からあまり勉強にならない本を読み老け、訓練はよく脱走、学校でも問題児、そして何より王としての覇気、威厳が全くない
本人は珍しいものが大好きで、花形ではない結界術や、おおよそ王族が興味を持つものではない術式魔石の作成等、人には評価されないものばかりを研究していった。
そして出来上がったのが、防御だけは超一流のいびつな王子様
めんどくさがりだけど、困っている人をほっとけるほど心が強くない。
そんなナマケモノ殿下が残念ながら後継者争いに巻き込まれていくそんな話である。
「めんどくさいなぁ」
---
是非1話だけでも見てみてください。
指摘や感想等いただけると励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 23:52:42
176144文字
会話率:43%
ヴァンデ王国の王子アレスは、呪いを受けるのを承知で大悪魔に立ち向かった。
王族とは国を守るもの、民を守るもの。そのためならば自らの命を犠牲にしても構わない。アレスは呪いに蝕まれながら、王国を救い、そして去った。平和と繁栄を願い、己が身を犠牲
にしたアレスは英雄として称えられた。
しかしそれから50年後。隣国の圧力、邪教教団の暗躍は、ヴァンデ王国に影を落とした。貴族らの課す重税、搾取、そして不正と腐敗が王国民を苦しめる。
英雄の像は倒され、王国の不幸を願う者たちは嘲笑う。王子の犠牲、託した未来は残酷に踏みにじられた。王国の末期を嘲笑する者はしかし、思い知ることになる。英雄アレスの『呪い』の力を。
復活した英雄王子が、呪いの力で、悪を討伐する! 世直しファンタジー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 06:00:00
658879文字
会話率:50%
アースキン男爵令嬢であるエーリカは、物語のような恋に憧れていた。身を焦がすような恋。
けれど、同時に、自分の立場と運命を理解していた。
成り上がりの貴族の家に生まれた自分は、いずれ政略結婚をすることになる。家の繁栄に繋がる相手から求婚された
ら、自分に拒否権はない。
ただ、それでも、できるだけ自分の意思で結婚相手を選びたい。
そんな折、王家のパーティに家族で招かれたエーリカは、理想とも言える男性と出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 21:16:50
51599文字
会話率:13%
大好きな貴方の瞳に映りたい。
そう思ってあらゆる努力を払ってきたのに、透き通る海のようなエメラルドブルーの瞳には1度として映してもらえなかった。
お願い、私を見て。
貴方の妻である私を、その瞳に映してーー。
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秀外恵中。温厚篤実。非の打ち所がない王子だと名高い王太子レオンに選ばれ、王太子妃になったアンジュ。
彼に惹かれていたアンジュは、幸せな結婚生活を送れると夢見ていたが、夫となったレオンは妻であるアンジュを一度たりとも見ようとしなかった。
目を逸らされるどころか無関心。
どんなに努力を重ねても想いは報われず、自分を取り巻く環境全てが上手くいかずに辛い日々。
そんな人生を送っていたアンジュに訪れたのは、“____“として生きる日々でーーーー
報われない恋、譲れない望み、真実の想い。
様々な想いと逃れられない役割(重圧)、強き願い(咒術)が交差する中で、 登場人物それぞれが“自分の本当の想い”を探し出し、それを形にして幸せを掴んでいく。
そんな、ラブストーリーです。
***************
*この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものらとの関係はございません。
⚠️本作は、R-15作品となっております。
理由は、交合(性描写)を示す内容や残酷描写(精神、一部で肉体を傷つける行為)があるためです。
直接的な性描写はありませんが、交合を示す内容や残酷描写に嫌悪感を抱く方、規定年齢に達していない方は、読む事をお控えくださいませ。
(設定は、小説家になろう様の規定に従い行いました。設定変更を行う場合は、運営さまを通した判断に任せる所存です。)
⚠️作品の無断転載、無断使用や翻訳などはご遠慮いただいております。
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応援をいただけると泣いて喜びます( ˃̣̣̥⌓︎˂̣̣̥ )✨
(執筆の励みになります(感謝))
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(2022.12月現在)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 23:11:23
86134文字
会話率:15%
気がつけば知っているゲームの世界にいた主人公。
これが異世界転生か!?
とんでもスキルの数々で、最強に!?
男爵令嬢?子爵令嬢?伯爵令嬢?貴族のご令嬢が俺とムフフな感じに!?
それとも聖女が俺とムフフな感じに!?
いや・・・王女か!?王族の
仲間入りに!?
とは、ならず・・・
チート能力なんて何もないけどね!
いきなり死にそうになるしね!!
自分のゲームの知識が役立つ時代と違うけどね!!!
神よ・・・どうか僕に幸せな生活をください!!!
ゲーム内に転生した主人公(モブ)が平民?から貴族、大貴族へと成り上がっていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:00:00
1936689文字
会話率:25%
ふと気付いたときには自身に関する記憶が皆無で、自身の名前すらわからない状態だったが得に困らないので気にしないどこからどう見ても男には見えない少年と猫が1匹の2人は特に目的もなく世界を放浪する。
そんな旅の中で、様々な出会いと別れ、そし
て天然ボケとそれに巻き込まれてついツッコミを入れる周囲のメンツ。
本人の記憶も謎なら、所持品も木刀なのに燃えず折れなかったり、靴自体には何も変わったことはないのに歩くと靴跡がなぜか肉球になったりと謎ばかり。
けど気にしない。
だって困らないから。
そんなボケツッコミファンタジーと、ほのぼのバトルストーリー。
そして、彼が一体何者でなぜ記憶がないのか。
そしてなぜ猫と共にいるのか。
※ガールズラブは、主人公が性別迷子のための予防線
※異世界関連のタグは後々のストーリーのための伏せんです。
※挿絵も後々に作ると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 01:00:00
446571文字
会話率:42%
「もう絶対に逃げませんから…
神様…」
アーデルハイトはグランツ帝国唯一の王女様
しかし皇帝の第二夫人の子であることを理由に、皇后から常に命を狙われて、王族らしい生活を享受することは出来なかった。
ついに皇后の子である第一王子が皇帝に
即位すると、悪政に民が反発し、クーデターが起こる。数日後には王宮を追い出されるはずだったアーデルハイトと弟の第二王子フェルディナントもクーデターに巻き込まれ、命を落としてしまう。
「もう他人には何も望まない」
意識を手放した次の瞬間、アーデルハイトは18歳から、10歳の時の自分へと戻っていた。
弟と自分を守るため、そして皇后や第一王子、自分たちを見捨てた皇帝やその他の貴族達全てへの復讐のため、アーデルハイトは第二の人生で皇太子…ひいては皇帝の座を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 16:45:29
25404文字
会話率:35%
王族・貴族・将来有望な庶民と様々な身分の生徒が通う王都ヴェラス学園。
そんなヴェラス学園の高等部には、『王子』と呼ばれている生徒が二人いる。
お祖母様が今わの際に私の手を握って言った言葉を胸に、私はヴェラス学園高等部に入学した。
そして、
私はお祖母様に導かれるかのように『人形王子』ことブライアン・クーパー様と出会って恋に落ちたの。
※別サイト(アルファポリスやカクヨム)にも随時掲載予定
※ハッピーエンド(少なくとも主人公は)ではありません
※途中からホラー要素や残酷な描写が入ります
※誤字脱字報告歓迎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 19:00:00
37806文字
会話率:25%
街で建築会社の家系の長男に生まれた主人公トゥレロは恵まれた生活をしていた。しかし、ひょんなことから国を建てようとする怪しい集団に従うことになってしまう。神の血を引く王族・貴族たちに抗うハイファンタジーです。
最終更新:2023-09-17 23:10:57
54691文字
会話率:52%
魔力主義に加えた実力主義の国に生まれたライリー王女とアリア王女。
側室出身であるライリー王女は、その王位継承権は低いものの魔力量は王子・王女たちの中でも三位には入るモノであった。その反対に正室出身であるアリア王女は、王位継承権は一位であるも
のの魔力量は歴代最低。
しかし、側室であることを理由にライリー王女は王位に興味がなく、どうにかその責務から逃れようと、日々侍女たちから逃げる日々。ライリー王女の破天荒な行動に巻き込まれる周囲の人々。
これは、一人の王女の行動を発端とした側室出身王女と正室出身王女の二人の王女の物語。
※ガールズラブ含みます(がっつりめ?の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 19:17:55
91546文字
会話率:58%
突然消えた父を追って老執事が家を出た。代わりに家に来たのは、なんでも完璧にこなす見目麗しい男だった。
最終更新:2023-09-16 20:52:20
7333文字
会話率:39%
没落寸前のカーター家には美しい両親と三人の子どもが住んでいた。天使のような可愛らしさをもつ妹とこの家の跡継ぎとなる優秀な弟が生まれてから、両親に似ていなかった長女のペルルは厄介者扱い。居場所がなかったペルルはこっそり作った秘密基地で王子の従
僕をしていると言う少年に出会う。優しい彼に気を許していくが、自分なんていなくなったほうがいいと嘆く少年を一喝した。「それだけは言っちゃダメ。生きてさえいればどうにでもなる、こんな私でも生きている」今まで口にしたことがなかった思い。辛いのは少年だけじゃないと慰めていたハズなのに、いつのまにか自分が慰められている。“いつか幸せな家庭を築こう”叶わないと分かっていてもそんな約束をして二人は別れた。――――あれから8年。カーター家に突然王宮から報せが届く。「娘を王宮に迎え入れたい」喜ぶ両親とさらに美しく成長した妹を横目に、ペルルはため息をついた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 21:31:37
21912文字
会話率:40%
困っている人を放っておけない。
“優しい”両親の元に生まれた私たちは小さい頃からまるっきり正反対だった。
誰に対しても優しさを忘れなかった妹は、たくさんの人に愛されて。
一方、私は愛されたいと考える暇もなく毎日の生活のことばかり考えていた
。
生きる為には綺麗事など必要ない。
そう信じて生きてきたけど悪役はどうやら私だったらしい。
けど、どうして……。
悪役はこのまま幸せになれないんじゃなかったの?
読み聞かせられていた物語は優しいお姫様と王子様が結ばれて終わりなのに、その結末は少し違ったようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 00:42:35
27390文字
会話率:24%