ある事情がある二人の女性の話です。
(以下ネタバレ注意)
舞台設定について:人口増加と国民の貧困化そして自殺の増加に痺れを切らしたX国政府は自殺幇助を5年前に合法化した。自殺幇助をすると自殺をする人の財産の半分をもらえる制度
がある。ちなみにもう半分は遺族(もしいれば)と国と自殺幇助施設で山分けされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 00:00:06
1635文字
会話率:60%
ある人は言った。
「結婚がもしその様なものなら結婚しない方がましです。」
ある方はこう言われる。
「モーセはあなたがたの心がかたくななので、妻を出すことを許したのだが、初めからそうではなかった。
そこでわたしはあなたがたに言う。不品行のゆえ
でなくて、自分の妻を出して他の女をめとる者は姦淫を行うのである」。
その方とはイエス・キリストである。
私はそれに対してアーメン(まことにまことにという意味)と対応するしかない。
霊的に何と乏(とぼ)しく、ただ与えられる者に過ぎないからである。
私達は皆霊的こじきに過ぎず、ある方イエス・キリストから、あるいは神から恵んでもらう貧者に過ぎない。
この物語はせめてもの貧者のプライドを示して、イエス・キリストに応答する、および完璧な世界=第三世界に応ずるせめてものなけなしの物語である。
語彙(ごい)の貧困さに苦しめられつつ、貧者の風格をそれなりに示すものに過ぎない。
私達は何も知らない。
ゆえに、知ろうとするのだ。文章の深みを。
これは無知ゆえのせめてものあがきの物語である。
これは、紅蓮と空鳥とクウチョウ、ふたりだけの物語である。
紅蓮は告白し、空鳥は同情し、クウチョウは空鳥を通して、紅蓮を守る。そういう物語なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 11:51:30
5008文字
会話率:32%
スラムで生まれ盗賊団になるしか道がなかった主人公。
しかし強姦や善良な市民を対象にするのではなく、極悪貴族や悪い別の盗賊団などから盗みをする手段を作り上げリーダーとして活躍。
お金がたまり盗賊団をやめようと考えていたが仲間もいるため続けるこ
とを心に誓う。
ある時任務に失敗し大勢に囲まれ絶体絶命の時に、仲間を逃がすために体を張り命を落とす。
目が覚めると善良な貧乏侯爵家長男に生まれ変わっていた。
盗賊団リーダーとして身に着けた能力が発揮され、最強部下達と貧乏侯爵家を立て直す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 09:00:00
93212文字
会話率:73%
絶対王政が流血革命によって倒されて三十年後。民主化されたルブランスは、独裁国家となり、周辺の国々を民主化するとの名目で軍事制圧していた。そんな戦争下、十五歳のアンリは眼鏡でひ弱な体形のため進学できず、ルブランスの属領となったアウステンダムの
街に住む学者先生の所へ内弟子になるため出発した。だが、たどり着いた家は「五人の魔女の館」と呼ばれており、学者先生も不在の上、そこは貧困者向けの配給食堂となっていた。食堂を手伝う美少女クリスティーネにアンリは冷たくあしらわれるが。実は「五人の魔女の館」に暮らしている者は皆、ルブランスと戦うレジスタンスであり、しかも館はルブランスによって征服されたローランド王家の守護聖獣、四頭の一角獣や、守護聖人クラースや良き魔女イーディスから守護されていたのだった。敵国の出身者同士のアンリとクリスティーネは、一角獣の加護を受けながら、新型戦艦を廻る戦いに巻き込まれてゆくのだった。
この作品は「カクヨム」にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 09:50:18
310886文字
会話率:37%
外国では女性でも教育を受けたり、社会に出たりと言うのは当たり前だと言う。
ただ、エベレからするとそういう話は、おとぎ話としか思えない。
エベレが生まれ育った国ではそんな余裕はなく、生きるだけで精一杯だ。一間だけのバラック小屋で十人家族が身を
寄せ合って暮らし、一日芋か豆だけで一食。そして学校など行けず、水汲みや弟妹の子守りなどして暮らしていた。
…そんなエベレが何故か、日本の我儘娘・菜摘と入れ替わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 19:14:55
2418文字
会話率:20%
人類の滅亡はあっけないものであった。古代の学者マルサスが唱えた通り、人間は爆発的増加に対する食糧難に対処することが不可能であった。人類自体の貧困化が進むとそこからは早く、国家は機能を果たさなくなり核戦争が起こるのも当然であった。核戦争の後に
はかつて緑の星と呼ばれた地球にはなんの生命も存在しなくなってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 20:32:24
470文字
会話率:50%
ここは、銀河の果てとも神話の世界とも見分けのつかない世界、メディコリス大陸。
この世界の片隅に生きる少年ギュッタ。
ギュッタは夢を叶えるために、文明の十字路・城下町プエリトにやって来た。
何と!街の中に入るのに必要な通行証なしで城下町に入
ってきたのだ。
ギュッタの夢…それは
メディコリス大陸の民が信仰するグルージヤ神教の本拠地、ヴォレイオス山で修行し、魔道士の最高峰『聖魔道士』なること。
貧困、死別、家庭崩壊など大きな問題を抱えたギュッタが、プリエトの飲食街『桃源郷』の道化師ファイアを初めとする仲間達と出会う。
夢を叶えるために魔導の勉学に励み、ギルドでクエストを引き受けて資金を稼ぎ、時には事件に巻き込まれ、成長するタフな彼の姿を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 21:28:28
81303文字
会話率:47%
魔の物蔓延る理不尽な世界。
その世界のとある村で産まれた兄弟は、お互いを補い合い、貧困に苦しみながらも幸せに暮らしてきた。
そんなある日、その幸せが音を立てて崩れ落ちた。
その結果村は焼失し、兄弟だけが生かされた。
弟を守るべく戦った
兄は記憶を失い、弟は大事に思っていた家族を失った。
その喪失感を整理する間もなく彼らは、生きるために歩き出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 20:08:51
21980文字
会話率:28%
時は2059年。
世界は平和に包まれていた。
もちろん、世界のどこかでは戦火があがり、また飢餓や貧困、病気に苦しむ者もたくさんいる。しかし、それは概ね21世紀初頭とまったく変わりなく、過去から現代、未来へと永遠に続く、今日と同じ明日が
約束された世界。多くの者がそう信じて疑わない。
しかし、それは世界の真実ではない、と知るもの達がいた。旧世紀、いや、そのずっと前から、世界の誰にも知られることのない戦いに身を投じる愚か者達。
これは、そんな彼らの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 00:00:00
274248文字
会話率:36%
主人公の僕は画家志望の青年。
せっかく進学した大学を、家族の反対を押し切って中退してしまい、そのことで以前からあった父ちゃん氏との反目が決定的になってしまう。逃げるように家を出た僕は画塾の同期生であるナオの元で半ば同棲生活を送る。周囲に甘え
、不安定で自堕落な生活をくり返す僕はあることをきっかけに真剣に人生を生きようと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 12:00:00
61553文字
会話率:41%
2167年の世界が舞台で
惑星間の貧困問題をテーマにした。
主人公のキリル・ソルミアは、ぼっちゃま。上流階級では、セロトニンカプセルと呼ばれるものを好んでおり、それは人に幸福感を与える嗜好品。
もちろんキリルもその一人。
ある出来事により貧
困惑星に着いたキリルはそのセロトニンカプセルが人の感情、幸福感を対価として商品化していたことを知る。
政府のその事実を隠す中、キリルはそこの惑星の人々とともに、革命を起こすため動くのであった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 09:28:31
9586文字
会話率:18%
貧困や身分など様々な事情で表の世界では生きられなくなった人、生きにくくなった人が世の中には多数存在する。そんな人たちが身を寄せあって生活している地下都市『川崎アゼリア』---。
主人公であるヒロキは、貧しい家庭に生まれ育ち、実家を出て社会人
になった今も、貧困にあえぐ両親を救いたいと日々願っていた。あるとき、交流型ホステルで過ごしていると、川崎には表の世界では生きられない人たちが集まる地下都市があるという噂を耳にした。その噂を確かめるべく、聞き込みや調査を始め、実際に訪れてみると、そこには壮大な景色が広がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 01:02:58
226文字
会話率:0%
子ども達の成長には何が必要なのでしょうか。お考えください。
最終更新:2022-01-08 22:17:36
2097文字
会話率:33%
ジャズ・シンガーソング・ライターのノッコはそこそこ売れているものの一流でない女性アーティスト。さばさばしていてぶっきらぼうだが、子供のような純粋さやバイタリティーと行動力を併せ持つ。ある日、所属レコード会社の要請でチャリティーイベントに参加
するが、それが名目だけの見せかけイベントであることに失望する。チャリティーイベントの寄付金が送られる予定だったアフリカのNGOを視察しに行って、アフリカの貧困や地雷撤去の現状や過酷さ知り衝撃を受ける。その影響で帰国後、次第に自分も何か世の中のためにしたいと思うようになり、音楽で人を救うというNPOを何の知識もなしにいきなり始める。しかし、ホームページを作ったものの誰もなかなか見てくれない。 しかし、ある日ノッコのところへ相談者がやってくる・・・
純粋すぎるくらい純粋な一人の女性アーティストがただ多くの悩める人を助けたいという一心で奔走していく、せつなくもピュアな音楽系ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 19:57:10
133759文字
会話率:42%
【機生虫】
それは、長きにわたる泥沼の戦争を終わらせるため、倫理を犯して開発された人類兵器。
身体に取り入れることで超人的能力を得る代わりに、いずれ命を蝕み身を亡ぼす禁忌。
主人公マリは、その身に機生虫を宿す半人間となり、終戦に導く影
の英雄となった。
しかし、予想しななかった味方の裏切りにより、彼女の部隊は壊滅。
致命傷のマリは、陽気な全身アンドロイド【A-20】によって助けられ、敗戦国領土内に逃げ込む。
そして、長き眠りから目覚めると終戦から2年の時が過ぎていた。
生きる意味を失ったマリ。
しかし葛藤の末、戦争が残した不条理に振り回される、弱者を救うことを決める。
敗戦国の貧困・暴走 帝国の横暴 腐敗した政治 そしてばらばらとなった部下たちの救済。
、
己に「機生虫」という罪を宿しながら、==ただ慰のために生き続ける彼女の物語===折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 21:58:28
10724文字
会話率:33%
貧困街から始まるたった一人の冒険者の話
最終更新:2021-12-30 22:43:26
1399文字
会話率:0%
老人が総理大臣を辞して十年。貧困国での乳幼児自殺率がついに99%を超えた。原因は「親ガチャ」と「リセマラ」。この世はVRゲームで、攻略のためには親ガチャの成功が必須だというのだった。努力を重ねて成功を勝ち取ったと信じる老人は、そんなものは成
功できない者たちの言い訳だと考えるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 20:27:00
2804文字
会話率:12%
児童養護施設出身のA君のその後について記載しました
最終更新:2021-12-04 11:50:12
1421文字
会話率:0%
貧困層に生まれ育った少女はこの世に生まれた不幸を恨み、金貨一枚分の価値もない身に絶望した。もうこの世に生まれて来たくないと願ったが、来世に生を受けた彼女は、皇女だった。
最終更新:2021-11-30 17:04:21
130944文字
会話率:28%
地下街では貧困が蔓延し、法という概念は形だけのものになった。
今日の食事もままならない文字通りの地の底。
そんな過酷な世界に住む、一人の男と子供たち。
理不尽な格差と差別に押しつぶされながらゴミを漁り、命を繋ぐ。
いつか本物の『星』を見ると
いう夢を抱いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 19:25:13
6255文字
会話率:10%