何気ない日常の一コマ。
散歩でリフレッシュの様子とカップルの仲直り。
相手への思いやり、優しさなどに思いをこめて。
最終更新:2021-04-24 15:37:08
588文字
会話率:0%
幼い頃に出会い、心を奪われた相手に再会したと思っていた主人公、聖条基也。
しかし、その彼女は確かに昔日の少女の筈なのに、自分とは初めて会ったと言ってきた。
少女が嘘を言っている風体ではないことは確かなことで、謎は深まるばかり。
あらゆるモ
ノを死滅させる特異な能力を持った少女、天元真理と極々普遍的な少年、聖条基也が日常と非日常、その境を行きつ、戻りつ。様々な人々と接触し、日々を目まぐるしく駆け抜けるように生きていく。
自分たちの立つべき居場所、何処に向かって生きていくのか。それらを探して数多の怪異を相手に少年少女が立ち向かう。
神秘に彩られた現代奇譚、ここに開幕――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 07:00:00
146040文字
会話率:23%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして駆け出しの冒険者――斥候職――である主人公は、今日も今日とて駆け出し向きの依頼で日銭を稼ごうと冒険者ギルドを訪れた。
ところが、またしてもギルドからの指名依頼で、犯
行現場に残された片腕の身許を割り出せという無茶を言い渡される。死霊術師というからには屍体の相手はお手のものの筈で、残された腕は間違い無く死んでいるのだから、これは死霊術師の仕事だろう――というのが依頼人の申し立てであると聞いた主人公、思わず頭を抱えたものの、ギルドマスターからの執り成しもあって、渋々この依頼を引き受ける事にする。
ところが案に相違して、現場に残っていた腕は完全な状態ではなく……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」と同じ死霊術師シリーズです。二回のみの短編ですが、今回は再び法医学ネタになります。宜しければ前三作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 20:32:43
4107文字
会話率:46%
20代で亡くなった後、異世界転生してしまった子爵令嬢エミリヤ。転生したエミリヤは庇護欲のそそられる美少女であったがお見合いは一向に上手くいかない。
それもその筈彼女は前世、生粋のおじ専であった為今世ではきっと素敵なおじさまと結婚しようと今期
を遅らせて後妻に納まる気満々なのである。ついに父親に40歳歳上の人とお見合いさせてと要望を言ってしまった為に危機感を感じた父親が、絶対に婚約の申し込みが来たら断れない相手に見そめて貰う作戦を行う。
しかし、エミリヤは父親に仕組まれた舞踏会の中で父親の期待を裏切る相手に恋してしまう。
父親の為に片想いは胸に秘めたまま、その息子と婚約を結んだエミリヤ。その息子は家庭を持つ気はなかった為『私は貴女を抱かない。親戚から養子を得る。』と言い放つも、彼の父親の伯爵が『後継は私が用意する』と言い彼もそれに納得した。
それが思いもよらぬ方向へと舵を切って行くとも知らずに・・・。
R18で書いたものを(惚れたのは貴方じゃありません!!貴方のお父様ですっっ!!!)年齢下げた上で途中途中大幅に改稿しています。大まかな道筋は同じですが、結構違う所も多いです。(中間から大幅に話を加筆します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 21:45:06
69072文字
会話率:53%
公爵令嬢のカタリナは、家が没落し引き取られてきた従妹のシエルと出会った瞬間、総てを思い出した。
自分が彼女によって破滅させられる運命にある『乙女ゲームの悪役令嬢』だという事を――。
破滅を回避しようにも、既にフラグはガッツリ立っている。逃
げ場がないなら、開き直るしかない。
そう悟りを開いて悪役令嬢人生を全うしようとするカタリナだったが、偶然シエルの秘密を知ってしまった事から事態は思わぬ方向へ……。
何と乙女ゲームのヒロインの筈のシエルの正体は――男の娘!?
「わたくし、必ず貴女を手に入れてみせますわ。覚悟なさいませ――お姉様♪」
毎週水曜日、19時頃更新(予定)。
(カクヨム、ノベルアッププラスでも連載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 19:02:39
111775文字
会話率:52%
精霊に愛される《花の乙女》の選定は、『精霊蘭』を咲かせることが出来るかどうかを基準に行われる。百年に一人の《花の乙女》の筈が、今回は、二つの精霊蘭が咲いたらしい。
(悪役令嬢の追放とデウスエクスマキナの話です。死人が出ます。)
最終更新:2021-03-24 05:39:17
2774文字
会話率:32%
ある日、公爵令嬢ブランシュは婚約者の皇太子アシルに呼び止められた。とある男爵令嬢について聞きたい事があるらしいが、ブランシュにはまるで心当たりが無い。
しかしアシルの側近達と当事者である男爵令嬢もやってきて話し合いは混沌を極めていく。
(
主に皇太子の奇行のせいで)
乙女ゲーム要素は薄いですが、乙ゲーのヒロイン転生したつもりの子が一応出て来ます。主人公達は転生していません。
※R15は念の為の保険ですが、ヒーローの筈の皇太子が変態ですのでお気を付け下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 03:04:33
11208文字
会話率:60%
── それは歓喜した ──
それは、感情を持たない存在の筈だった。
それは、地球と言う惑星を覆い尽くす様に散布されたナノマシンをコントロールする為だけの擬似的な人格に過ぎなかった。
だが、その時……それは ──彼女は ── 間違いな
く歓喜したのだ。
人類最後の一人となった者。
彼女が愛した最愛の者。
彼に与えられた最後の命令 ── 人類の再生命令 ── その過程で、機械である彼女は、愛情に目覚めてしまった。
── 彼にもう1度逢いたい ──
その一心から、彼女は世界を歪めていってしまう。
幾つもの種族が滅んだ。
幾つもの文明が滅んだ。
幾つもの国家が滅んだ。
永遠とも思える時の果てに、彼女はようやく彼に再会を遂げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
214251文字
会話率:34%
(読んだ人の人生がいとおしくなるような作品が書きたくて、始めました)
主人公、山田陽翔(やまだアキト)は消えたがっていた。彼の現実にはろくな思い出がなく、良い思い出はすべてマンガやフィクションの中にあった。
妄想の中に理想の恋人を作り
、何か辛いことがあると彼女に「好きだよ」と慰めてもらい、そんな風に生き続けていつの間にか2050年、彼は何もできない子供のような老人になっていた。
妄想に生きる人生に疲れ、この世から逃げたがっていたある日、彼は新型VR装置のモニターの仕事をすることになる。
リアルな仮想空間でアキトは理想の恋人に出会う。彼女は自分のすべてを肯定し、愛してくれる。しかし理想の筈の相手にはどうしても我慢の出来ない問題があった。
やり直しを繰り返すうち、アキトは禁断の領域に踏み込んでしまう。自分の世界から落下し、彼は見知らぬ世界に入り込んでしまう。
死にかかっていたところを助けてくれたのは、昔風の生活をする温かい兄妹だった。その世界には魔物がいて、精霊がいた。不思議な世界でアキトは妹の山菜採りの手伝いをするようになる。彼女は理想の恋人に似ていた。
平和で穏やかな日々が続いて行く。自分は死んで、異世界の現実に転移してしまったのではないかとアキトは思い込む。しかし現実世界では、意識の戻って来なくなった彼は病院に運ばれていた。VR装置の電源を切られた時、異世界からアキトともう一人を除いて人間が消え失せる。
二人でさ迷ううち、アキトはようやく気づく。そこはそのもう一人が見ている『他人の夢の中』という異世界だった。
『他人』を知り、助けようともがき、アキトは現実世界へ戻ろうと努力し始める。何もないと諦めていた老人の人生が、変わって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 18:24:23
104700文字
会話率:42%
その惑星は滅ぶべきだ──そう結論が出され、『彼』が送り込まれたのはもう10年も前のこと。
我ら人類が知る銀河から途方も無い距離を隔てた場所に、『宇宙の秩序を守る』事を存在理由とした、強大な一個の知的生命体が存在した。
その生命が『地球
』と言う惑星を観察して出した結論こそが──殲滅。
そこに住む生命がやがて進化の果てに、他の知的文明を脅かす存在へと至る。
そう決め付けられた結果、滅ぼさねばならないと、その生命体は判断したらしい。
送り込まれたのは、八匹の獣。
それぞれに役割が割り振られた獣達は、一匹は隠れ、一匹は溶け込み、一匹は他の生物の姿を模して、やがて来たる『最後の一匹』による地球生命殲滅の日を各々が待ち構えていた。
しかし、いつまで立っても最後の一匹──『殲滅の獣』が姿を現さない。
それもその筈、本来ならとっくに目覚め行動を起こしている筈の『殲滅の獣』は、なぜか力の殆どを失い、人類へと擬態して『高校生』になっていたのだ!!
『殲滅』の使命を帯びたその獣は、迷っている。
何故なら獣は人に成りすましている間に、【恋に落ちた】から。
力を取り戻す事も忘れ、獣は男子高校生として、一人の女の子の存在に勝手に振り回されている。
果たして獣はこの惑星の生物を、滅ぼすべきか否か。
好きな女の子を、殺せるのか──。
【この星の命運は、たった一つの恋心に委ねられたのだ】。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 17:04:24
9952文字
会話率:37%
いつも通りの日々の筈だった。ある日のバイトの帰り道、神谷恭司は唐突に、見ず知らずの場所へ放り出されてしまう。気が付けば体は女になっているし、妙な人形に遭遇するし、一体何があってこんな事に。混乱しながらも持ち前の冷静さで事態を理解しようと努め
る恭司。果たして彼(彼女)に待ち受ける未来とは―――。【別に連載予定の『オメガポイント』の、外伝ストーリーになります】・○○話□←挿絵有。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 01:52:09
107402文字
会話率:36%
「ステータスが低い」という理由で、「いやいやいやいや。お前のこのゴミステータスで、そんな事出来るわけないだろ。」などと罵声を浴びせられ、ギルドには入る事が出来ず、神父からは「お前のような劣等人は、他の優等人のために命を捧げるべきなのだ。」な
どと蔑まれる日々。
武術に秀でた冒険者志望で、熊も素手で倒せるほどの実力を持つ女、レイ・エグゼは、そんな日々、そして世界にウンザリしていた。
この世界には二つの問題があった。ステータスの可視化、そしてバグである。
十分な実力を持っているはずのレイだったが、バグによりステータスが人より低く見えるように固定化されてしまった。
この世界ではあるアイテムを用いて「ライフを他人に譲渡する」という事が可能であった。そのため、彼女のような低ステータスの人間の命は極めて低く見積もられていたのだ。
ある日、絶望に打ち拉がれ、世を儚んでいたレイの目の前で、自殺をした者が現れる。彼女は思わず、「価値が無い」と言われた自分の命を、その自殺者に捧げた。
その時、原因不明のバグにより、彼女のステータスが負のオーバーフローを起こし、本来99が最大値の筈が、全てのステータスで4294967295という桁違いの数字を叩き出してしまう!!
そんなレイは、バグに頭を悩ませて顕現した、この世界の神、ストレア・ド・レミニータと出会う。
傲慢で屑な言動を取る彼女であったが、神である事は間違いない。
レイは二人でこの世界に潜む様々なバグを取り除くべく行動を開始する。
「……分かった。手伝おう。この醜いクソみたいな世界を、その理とやらを正<こわ>してやる。」
いつかそれが、自分を蔑んできたこの世界の理を正<こわ>す事に繋がると信じて。
※この作品はカクヨム様(https://kakuyomu.jp/works/1177354055023035203)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 08:21:39
236409文字
会話率:54%
「ーーーー!ーーーーーーー!」
・・・誰かの、声が聞こえる
「ーーーー!ーーーーーーー!」
・・・誰かを呼ぶ、声が聞こえる
「ーーーー!ーーーーーーー!」
・・・明瞭にならない声の筈なのに、、、何故そんなに悲しい声をしているんだ、、、?君は
、、、一体、、、
フリード王国の辺境伯の下に生まれた一人の少年。
次期辺境伯として育つ彼は平穏な日々を送っていくはずだった、、、、
ある日の出来事を境にその少年の運命は変わる。
遥か昔に止まった歯車は数百年の時を経て噛み合い動き出す────
これは1人の少年が紆余曲折を経て、世界を平和へと導く、そんな物語
───作者コメント───
処女作なので、誤字脱字、ストーリーが噛み合ってない、キャラがブレブレなどあるかもしれません。コメントにて指摘いただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 06:00:00
1053文字
会話率:0%
爆乳お天気お姉さんのセクシーお天気占いの前に、5分だけ放送される地方の実況中継の筈が──
家紋武範さん企画『夢幻企画』の参加作品となります。
最終更新:2021-01-30 15:21:58
2283文字
会話率:58%
桃から生まれた桃太郎!…………の筈が何故かライオンの顔をした男の子が生まれました。
最終更新:2020-07-04 02:38:45
1688文字
会話率:42%
ヒーローがピンチになると新しい武器が出て来て敵を薙ぎ倒す。そしてCMで紹介されて買わされる…………。
そんなお決まりの展開の筈なのに!!
なのに何故か出て来たのは毛ガニだった―――!?
最終更新:2020-01-18 22:53:40
563文字
会話率:70%
「この子には無限の魔力を感じる!」
その言葉により、英才教育を施された『スクイ・カーディナル』だったが、彼には魔法使いとして重大な欠陥が有った!
エリートから転落し、一般クラスとなった彼の元には、しかし何故か厄介事が舞い込む……
ろくな魔法が使えず、授業もサボり、落ちこぼれの烙印を押された問題児の筈だったが……
それでも彼が負ける事は無かった。
魔法と学園と世界樹が織り成すファンタジー……彼等の行き着く先は……
エピソード1【∞と呼ばれた少年】完結
『世界樹の落葉』事件の後、あの少年は姿を消した。
残された少女『マナ』は彼の残した言葉に従い、学校に通う。
人と関わり、怒り、泣き……そして笑うために……
エピソード2【世界樹の娘】連載中!
※現在療養中につき、休載しております。
※この作品は『フォレストページ』でも公開中ですが、こっちの方がちょこちょこ修正されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 14:28:21
206332文字
会話率:35%
公爵令嬢であり、宰相の愛娘として生まれたユリアーナ。
しかし、6歳の誕生日、ふと話題に上がった王太子という婚約者の存在によって、この世界が前世にあったゲーム世界と酷似している事に気が付いた。
思い返せば自分は、王太子に捨てられ無念のうちに
自殺を図るライバルの悪役令嬢。
破滅を阻止する為、ユリアーナは動き出す。
しかし、
「ふん、母上がこの婚約を認めないのだ。俺は、結婚など考えてもいない。」
男らしい性格で攻略対象の中で1番の人気を誇っていたの筈の王太子はマザコン。
「王子、いつまでも、どこまでもお守りいたします…」
王太子に付いていた騎士団長の息子は、何故か王太子に惚れていた。
他にも、
「ずっと…僕のそばに居てくれますよね…?」
二周目解禁の第二王子はヤンデレに。
「姉様、人間に価値などあるのですか?」
弟でもある宰相の跡取りは、国や民に、ましては人間に全く興味を持たない。
とてもじゃ無いが、この中の誰も選びたいと思う人間は居ないだろう。
後から登場するであろう正ヒロインに少しばかり同情しつつ、ユリアーナは自らの破滅よりも重大なとある事実に気が付いた。
ここに居る、人としてかなりまずい要素を露呈している奴らは、やがて国を動かす中枢になる…⁉︎
このまま行けば、まず間違いなく国が滅びる。
婚約者としてでも、ライバルとしてでも無く、ただ国を守る為、令嬢は立ち上がる。
これは、後に王国の中興の影の立役者として伝説になった、とある令嬢の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 22:13:26
1616文字
会話率:23%
公爵家の娘として生を受け、皇太子との婚約も決まっていたシェファーヌ。
家族からも大切にされていたのだが、婚約が正式に決定する前日、屋敷から逃げ出した。そして17歳になり、大切な弟も出来たが、その弟が難病に罹っていた。難病を治す薬は高価で、伯
爵家にたくさんストックがある。伯爵家は良い人ばかりで、高価な薬を無償で恵んでくれるだろう。
この出来事で、死んだと思われていたシェファーヌは生きていたのだとばれ、皇太子にもこの話は伝わる。
皇太子はシェファーヌを探し、どうにかしてシェファーヌを妻にしようとするが……
幼馴染みのメルクス、『弟』のエヴァル、そして皇太子。
歪んでしまった恋は歪んだ人生を招く。
『神の御子』伝説に左右されたシェファーヌが、幸せを掴むまでの話。
……の筈ですが、最近キャラが暴走しています。コメディに転換すべきか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 10:00:00
25186文字
会話率:43%
仕事を辞めて実家に帰省した時実玲二は女神のドジに巻き込まれ事故死、異世界に転生する。
全属性魔法使いとして若く生まれ変わった主人公。
チートな能力の筈だけど世の中そんな上手くはいかない。そんな異世界ファンタジー。
最終更新:2020-12-29 18:51:34
111855文字
会話率:36%
かつては、天魔の権能を振るって仇成す敵を打倒し、帝都の魔人と畏怖されておったワシもその寿命が尽きた。
家族に見守られながら幽世へ旅立ち、再び輪廻の輪に戻る。
その筈だった……。
だが目覚めてみれば、どこか深い森の中。
そして、ワシのこの姿
……猫ではないか!
いや、二本足で歩け、手も肉球は付いておるが、人の手に似ておる。
では、ワシは妖精猫、つまりケットシーと言う事か。
人であった前世よりも、魔法に適したケットシーのこの体。
振るう悪魔どもの権能は、恐ろしいまでに強大に成っておる。
暫く、この森の中で、力の押さえ方を学ばねば成らんな……。
それから数十日、狩と魔法の訓練に明け暮れ、ようやく森を出る事にする。
森の外……そこは魔物も跋扈する、見渡す限りの荒野。
そして硝煙煙る、西部開拓時代……ふうの世界。
ワシはケットシーとしてこの世界に新たに生を受け、何者にも囚われる必要の無い、自由な身。
面白い。
「さて、この地でワシが目指すモノは何か……」
※当作品は小説投稿サイト『カクヨム』と『アルファポリス』に置いても重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 18:15:57
198097文字
会話率:31%
通称仇討法が施行された世界。仇討は立会人のもと合法的に執行されていた。そんな中、依頼を受けて仇討を代行する代行業は、絶大な人気を誇る職業となっていた。特別権利護衛大学を卒業し、立会人となった加奈と代行屋になった圭太と英二。それぞれ憧れを抱い
て就いた職業の筈だった。だが数年後、加奈は立会人としての自分に限界を感じ、圭太は代行業の矛盾に苦悩し、そして英二は代行業の裏街道をひた走っていた。仕事上では接点のなかった三人が再び出会った時、今まで辛うじて回っていた歯車が狂い出す。三人の進むその先に見えて来るものは果たして何なのか、そして三人の出した結論とは。 不定期投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 12:25:50
16748文字
会話率:33%