四人の少女が織りなす冒険ファンタジー。
勇者の末裔エムは、言い伝えに従い魔王を倒す旅に出る。
村娘マオリー(前世は魔王)、領主の娘レティシア(前世は竜王)、帝国諜報員ミリア(昔は孤児)を仲間とし、へっぽこな勇者パーティーは世直しを繰り返しな
がら魔族の国を目指す。
勇者エムは、勇者の責務を果たすことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:30:41
390181文字
会話率:45%
最上久遠は召喚獣の犬といつものように配信していた。
短剣と召喚獣でダンジョンを攻略する女の子。
誰もがそう思っていた。
ある日、配信を切り忘れた事に気づかず日本の最高到達記録を軽く超える階層のボスをワンパンしたり、ダンジョンの中に
優雅な部屋を作ったり。
さらに男だと言う事がバレてしまった!
開き直って召喚獣と視聴者を戦わせたりしているうちにいつしか『魔王』と呼ばれるようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:27:13
40536文字
会話率:29%
ユウキ、彼は帝国から選ばれた勇者である。彼の武器はシンプルな鉄の剣である。
彼は巨乳好きである。いくら敵の幹部だろうが、それが女性で巨乳な場合は剣すら向ける事ができない(一部例外を除き)。
そんな彼の仲間は三人。
賢者と呼ばれる魔
法士のリオ。荷物運び、索敵などなどの担当している。貧乳である。
武闘家であり料理家、包丁などは使わない。鍋と食材、そして素手で調理だのネオ。彼女は最後に自分の存在に疑問を持つが開き直る。貧乳である。
聖職者であり神を奉るシスターの子供好き、子供の笑顔奪つ奴イコール死、ミカ。
バラバラ死体も敵に気づかれず蘇生可能。貧乳である。
そんな三人を抱え込むのが勇者であるユウキ。彼は生後五ヶ月の頃から魔族を倒していた。
成長の速い彼は家族の復讐を旨に今日も大きな胸に目を向ける。
そんな四人が魔王討伐進行中の物語。多分、オチは誰にも予想できない。ちなみにタイトル回収します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-04 07:17:22
16461文字
会話率:52%
七瀬世羅、彼女の人生は後悔の連続。一度選択肢した人生は巻き戻す事の出来ない現実。
何度だってやり直したいと願い夢見た。その度に砕けそうになる思い。
この世界にはダンジョンと呼ばれるモノが存在し、全ての人間にレベルシステムとスキルシス
テムが適応される。
まだ謎が多いシステム達、世羅はとある日に〇〇を獲得する。
日頃の生活で培った耐性スキル以外に一つだけ、スキルが増えていた。
それをきっかけに、家の前にあるダンジョンに挑戦する。
ただの高校生だったのに、小さなきっかけでダンジョンに挑む。
そこで見た光景は、想像を超え、そして再び後悔する光景。
なんで来てしまったのか、どうしてこうなったのか、焦る思考の中考える。当然答えは無い。
足はすくみ、腰は抜け、動けないでいた。
恐怖の塊が近づいて来る。自分の彼女達と同じ経験をする──そう感じた時、颯爽と空を飛び恐怖の塊と戦おうとする勇敢な───枕が居た。
彼女の人生は【枕】から始まる。
いじめられっ子からの脱却、毒親からの脱却、貧乏からの脱却。
この世界はレベルシステムにより簡単に強さの優劣が決まる。
分かりやすい世界だ。
あとは、運と実力と、最高の相棒(枕)が居れば十分だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 00:00:00
103731文字
会話率:32%
戦乱の後に統一された"帝国"は数百年の長きにわたる平和を享受していた。しかしその裏では私利私欲の為に弱者を虐げ富を貪る貴族、商人などが暗躍している。
帝国の主神である慈愛の女神に選びだされた"聖女"
である貴族令嬢ヴェルメリアは武神と呼ばれた祖父に鍛えられた肉体と武術、大神官だった大叔母に教えられた高位神聖魔法を駆使して帝国中の悪を(頼まれもしないのに)懲らしめて回るのであった。
聖女は悪しき心も持つ者にも救いの慈悲を与える――そう、拳で。
※「アルファポリス」「pixiv小説」「ノベルアッププラス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:25:49
20241文字
会話率:50%
昔話的な異世界和風ファンタジー。全十六話完結。
凄腕の剣士・士狼は、とある事情から賞金首として追われていた。追っ手から逃れる為に逃げ込んだ森で「竜の花嫁」と名乗る竜神の生贄の娘・子音と出会う。しかし生贄にしてはあまりにも天然であっけらかん
とした娘だった。そんな子音を追う謎の一団。士狼は成り行きで子音を助けたが森は深く出口は分からない。子音が言うには竜神の所に行けば森から出してもらえるように頼めるかもしれないということだった。士狼は子音と共に竜神が居るという「竜の泉」を目指す――
昔、舞台脚本として私自身が執筆し実際に公演されたものを小説形式で書き直しています。
「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 18:14:17
69168文字
会話率:59%
この惑星世界の守護女神、執行の女神セレーナ、統制の女神ローゼ、この二人の姉妹女神は200年ほどは協力して上手くやっていた。そして、執行の女神セレーナは天上界より人間界に降りて過度の介入をしたことにより、ローゼはセレーナを精神体と肉体を分離、
無力化封印してしまうのだった。
そして千年ほどの時が流れ、統制の女神ローゼの力の及ばない領域【ゼロゾーン】が広がる事を懸念した、ローゼはセレーナを復活させる事を決意、しかし、セレーナの肉体はすでに機能を失い使い物にんらない状態だった。そして、精神体の転生復活のため依代の肉体を選定一人の王家血統者の少女に転生させる。
その少女は5才の時、セレーナの意識記憶を取り戻す。
そして、ローゼの影の導きにより徐々に前世の力を取り戻す、エリーブラウンと言う名の転生少女はグラン連邦国中枢院に目をつけられ、特定特異能力者に指定され、秘密保持のため、11才にして国軍管理の士官幼年学科、士官学校での教育訓練を受ける事になった。
成績は首席クラス、魔法力も高く上層部は早く戦力に投入するため、飛級制にてわずか3年で修了する。
そして、14才にして成績上位者待遇で国軍中尉に任命され、魔法士国家特級者認定を受けて国軍大尉に昇進して部隊配属となる。
部隊配属直後に発生した帝国軍、首都急襲攻撃に機兵パイロットとして中隊を率い、他部隊とも連携、帝国軍を撃退する。その働きにより、国家特別功労勲章を授与、
及び少佐に特別昇進を果たす。
帝国との開戦後、エリーは第一機動連隊、第一機動大隊長として各戦線を転戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:24:45
1049566文字
会話率:43%
あの国民的アニメの海鮮家族が、剣と魔法の異世界でダンジョン攻略!?
訴訟待ったナシ!
書籍化絶対不可能!
入婿であるマッスォは、落ちぶれ貴族のイゾノ家をなんとかしようと日々重圧を感じながら生活していた
そんなある日、一家にダンジ
ョンが出現したという知らせがもたらされる
傾いた家計を立て直そうと、一攫千金を狙ってイゾノ家がダンジョン攻略に向けて動き出す!
太刀使い・ナミーへ、賢者・フィーネ、格闘家・サザウェ、シーフ・カッツェ、賢者見習い・ワカーメ、召喚士・ダラウォ、そして剣士にしてパーティリーダー・マッスォ
イゾノ家のメンバーが、放送コードに引っかかるほどのあれやこれやを踏破してダンジョンで駆け回る!
そして、ダンジョンの最奥で待ち受けていたダンジョンマスターとは……!?
いやいやこれはアカンやろ!
海鮮家族ガチ勢のみなさんは絶対に読まないでください!
長谷川町子先生、これはオマージュです、リスペクトです!
キワキワを攻めて攻めて攻めまくった問題作!
異世界ファンタジーに一石を投じます!
少しでも面白い!と思ったらいいね、ブクマ、感想、評価などなど、足跡を残していってください!
さーて、本日のサザウェさんはー……?
※この作品は『カクヨム』『ノベルアッププラス』でも連載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:20:00
76033文字
会話率:44%
ゾンビを倒してスカッとストレス発散!
……そんな娯楽が横行する中、そのゾンビの死体の後始末をするものがいた
紫涼院もそのひとりで、超絶ドブラック企業の社畜として日々ゾンビの死体を回収する5K仕事に追われていた
流されるままの生き方を良
しとする『ゾンビ人間』だった紫涼院だったが、同僚の鉈村と出会ったことですべてが変わる
ネクロマンサーの血筋であることを知らされた紫涼院は、スキル・ネクロマンシーを使って、鉈村と共に流されるままゾンビスレイヤーどもに復讐を始める
最初はただやらされていただけだったが、紫涼院の中に次第に自我が芽生えていく
それと同時に、国の要人たちがゾンビに殺される事件の頻発を受けて、事態は政府の官僚・由比ヶ浜と自衛隊統合幕僚長・鮫島の手に委ねられ……
かくして、社会変革の復讐劇が始まる!
現代社会の闇を切り開く光! けどネクロマンシー!
ひとりの男が自我を確立し、そしてすべての『ゾンビ人間』たちを巻き込んで一大革命が巻き起こる!
これは世直し? それともただのルサンチマン?
世の中のあらゆる『ゾンビ人間』たちに捧ぐ、(ある意味)ピカレスクロマン!
毎日1820更新!
お楽しみに!
※この作品は『カクヨム』『ノベルアッププラス』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:20:00
116996文字
会話率:31%
蜷川瑠衣は高校の卒業式の日にあこがれの野球部キャプテンに告白しようとして、死んだ。
なぜなら彼女はモテない女――『喪女』だからである。
喪女は死んだというのに異世界転生すらせず、キャプテンに憑りついてひたすらにリア充カップルを爆破していた。
そんな中、ひとりの王子様のようなエクソシストに出会う。
とある事件を起こし、エクソシストが言うには……
「女を磨いて脱喪して、キャプテンの夢枕に立って告白再チャレンジしろ!」
そうすることで未練が晴れて成仏できるという。
果たして、喪女である瑠衣を『イイ女』にするためのスパルタレッスンが始まる!
幽霊となった喪女と、素直になれない王子様エクソシスト。
そしてそれを取り巻くひとびとを巻き込んでのプリンセスレッスン・ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 21:00:00
76080文字
会話率:51%
ある日雷が直撃し、死んでしまったらしい御坂梢。
神様二人と対話をし、異世界で暮らしてほしいと言われる。
そこで梢はロマンを感じていた「吸血鬼」になって「スローライフ」を送りたいと言う。
無茶振りだが、神様は梢の願いを叶えるために色々と力を授
け、吸血鬼に転生させる。
準備された場所で、梢は夜型スローライフを満喫できるのかー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:14:29
318176文字
会話率:64%
フィミア・ローレンスはローレンス伯爵家の長女である令嬢。
王太子と婚約していたが向こうが浮気をしており、その他諸々の駄目さ加減を暴露して王太子と浮気相手の双方から慰謝料を大量に貰ったこと等から金の亡者、悪女と言われるようになった。
そ
んなこと言わせておけば良いとスルーしている彼女の元へ、国王陛下直々に吸血鬼が支配する国、メア国の王太子へ嫁ぐように命が下される──
※アルファポリス、カクヨム、ノベプラに掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 17:47:54
21814文字
会話率:62%
志嶋司は28歳の会社員(女性)。
病弱だがなんとか良い会社に就職でき、体調がよいと会社に出社した日に心臓発作を起こして意識を失ってしまう。
そして、目覚めると自分がやっていたゲーム乙女ゲーム「朝と夜の狭間で~花嫁は誰と踊る~」のサブキャラ
のダンピールであり、魔王になるルートを持つ「アトリア・フォン・クロスレイン」として生誕していた。
半年間幸せ赤ん坊生活を満喫していたが、その直後ハンター達が押し寄せ吸血鬼である父が殺されるという事態に。
母に抱きかかえられて馬に乗って逃げ、ヴァンキッタ王国に逃げ込み保護される。
保護されるが苦難の人生がまっていた、唯一運が良かったのは転生の影響か読み書きや計算などは全く問題なかったこと。
そんな彼の元にある人物が訪れる。
ヴァンキッタ王国のクロスガード学園に入らないかとスカウトしてきた人物こそが──
父を殺したハンターだった。
これは復讐はしたいが魔王にはぜっっっっっっっったいになりたくないアトリアが乙女ゲームでやったはずの世界で何故かハーレムと逆ハーレム、男女六名に惚れられるというものである──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 18:30:08
130283文字
会話率:56%
それはありふれたクラス召喚だった。異世界の王国に突然クラスごと呼び出された『道立山士幌高校一年一組』20名と先生がひとり。入学式から三日目の出来事だった。彼らは召喚時に『神授職』といういわばジョブを得ていた。そんな学生たちの中、この春に高校
があるこの町に引っ越してきたばかりでまだ友達も少ない主人公、八津広志(やづこうし)は【観察者】という職を得た。どうやら直接戦闘には向いていなさそうで、実に微妙だ。他のクラスメイトたちが強そうな職を持つのに対し、この手の物語に造詣がある八津は追放に怯える。だがこのクラスの連中は違った。八津と一緒で【鮫術師】というこれまた微妙な職を得た綿原凪(わたはらなぎ)は言う。「大丈夫、ウチのクラスは頼りになるわ。長い付き合いだもの、わたしは信じてる」そしてそれは事実だった。これは普通だけどちょっと普通じゃない高校一年生たちが、大人たちの都合に振り回されながらも日本への帰還を目指す、そんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:11:38
2152115文字
会話率:40%
家族を失い深い孤独に打ちひしがれる少年は、幾度となく死を選ぼうとする。しかし、その度に彼の自殺はことごとく阻まれてしまう。
阻止しているのは謎の白髪美少女、白鷺ユリ。
どこか浮世離れした存在感を放ち、まるで彼の死すら操っているかのようだ。
「死ぬなんて許さない」
どこまでも彼の命を守ろうとする彼女と、絶望に身を委ねる少年は激しく対立する。彼女の不思議な力に絡め取られるように、少年は半ば強制的に
『命のゆりかご部』
へと引きずり込まれた。
皮肉にも、命に無頓着な自分が、他人の命を見つめ直す立場に置かれた少年。彼は少しずつ、揺らぎながらも命の意味を問い始め、ユリの隠された過去とその「特別な力」の謎にも気づいていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:11:05
24661文字
会話率:48%
魔力の代わりにナノマシンが大気を満たし、魔法の代わりに科学が高度に発達した世界。だがその科学は魔法を再現するには至らなかった。
ナノマシンの名は『エーテル』。有機物で作られ、人間と共生するそれに高い適正を持った主人公、ハル。エーテルが繋ぎ制
御する社会において高い能力を持つ彼も、また科学で適わぬ魔法に夢見る一人だった。
そんな中、クラスメイトのルナの紹介でハルはあるゲームと出会う。内容はよくあるファンタジー。魔法に憧れるハルは、そのゲームに興味を覚えプレイを開始する。その世界に満ちる魔力の名前、それもまた『エーテル』だった。
せめて電脳空間の中だけでも魔法使いを楽しもうとするハル。だがゲーム開始直後に出会った王女アイリが切っ掛けで、そのプレイスタイルは徐々に変化していく事になる。
二つの『エーテル』が満たす世界の物語にハルは足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:03:13
6599993文字
会話率:51%
「最弱の主席」
アウレリア国立魔法学校の三年生になったグラム・シリウスは、周りからそう呼ばれていた。
彼の魔法は、青く輝く一本の直剣を作る魔法。
ただ、それだけの魔法だ。
彼の魔法は他の魔法師が使う魔法と比べると、あまりにも
貧弱だった。
しかし、彼には目標があった。
それは、腐敗した王族や貴族たちが蔓延るこの国を変えることだった。
ただ、その目標を彼自身の力だけで達成するのは不可能だった。
しかし、この国を変えることを半ばあきらめかけていたある日。
彼は、この国の第二皇女であり、「最強」と名高い『重力を操作する魔法』を使う一学年下の後輩、アン・フロス・アウレリアと出会う。
これは、腐った王族や貴族が嫌いな「最弱の主席」が「最強」の魔法を使う後輩の第二皇女と共に、この国を変える物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:02:33
171521文字
会話率:28%
『こんにちは! 妙高型重巡洋艦の一番艦、妙高です! 妙高は今、コスタリカにあるプエルト・リモン鎮守府、長門様が率いる第五艦隊に所属しています。親友の高雄やちょっと変わった信濃、駆逐艦の峯風ちゃん、涼月ちゃん。頼れる仲間と一緒に、人々を守るた
め、人類の敵アイギスと日夜戦いを繰り広げています! 今日はちょっと変わった任務で――高雄、危ない!! え……? 長門様、どうして……?』
『我々人類は本当の意味で機械を操れてはいないのです。我々は常に計器で機械の状態を把握し、ボタンやレバーで間接的に制御している。だから私は、機械と人間とを直接に繋ぎ合わせ、五感のように機械を把握し、手足を動かすようにそれを動かせる、そんな方法を研究しているのです。東條参謀長殿、いかがですか?』
『マイン・フューラー(我が総統)、命令を。スターリンもチャーチルも、我が艦載機で雑作もなく殺してやりましょう。――え? どっちも殺さないで欲しい?』
『タヴァーリシ(同志)スターリン、御命令を。我らが祖国を侵す敵は全て、この私が殲滅いたします。――決して沈んではならない、ですか。無論、政治的に私が沈むわけにいかないことは――そういうことではない?』
『――船魄(せんぱく)。それは軍艦を自らの手足のように操る少女達。艦が肉体であるのなら、私達はその魂。艦そのものである私達が操る軍艦に、人間が対抗することは不可能に近いわ。人類が最初に手にした船魄は、日本がフィリピン沖海戦で投入した瑞鶴、つまり私ってわけ。私は日本を守るためアメリカと戦い、奴らから全てを奪ってやった。その代わりに何もかも失ったけど。この話、聞きたい?』
本作のメインテーマは、あくまで史実の地球を舞台とし、そこに船魄(せんぱく)という異物を投入したらどうなるのか、です。いわゆる艦船擬人化ものですが、特に軍艦や歴史の知識がなくとも楽しめるようにしてあります。もちろん知識があった方が楽しめることは違いないですが。
なお軍人がたくさん出て来ますが、船魄同士の関係に踏み込むことはありません。つまり船魄達の人間関係としては百合しかありませんので、ご安心もしくはご承知おきを。
新感覚、リアル志向の艦船擬人化小説を是非お楽しみください。またブックマークや感想などよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:28
644326文字
会話率:70%
「僕には両親がいません」
一体の人形を持ち街を放浪する幼い男の子 雨月 空(あまつき くう)。
親の顔は知らず産まれてからずっと独り。
何時もの話し相手は不気味な黒い仮面を被る人形。
「さようなら。来世は幸せになれますように」
人生を諦め
ていた。
未練も無ければ苦痛だけのこの人生に呆れを感じていた。
いっそ死んだ方がマシかもしれない。
そんな時だった。
「迎えだ」
突如として少年の前に現れた降臨者。
その者は輪廻の輪の対象として選ばれた彼…雨月 空の魂を回収しに来た死神だった。
輪廻の輪_それは生きる価値が無いと見なされた魂や意識を神々が新しい命を作る為に既存の魂を切り取る儀式の内の一つ。
「あぁこれで終わる」輪廻の輪を知らない彼も直感で死が迎えに来た事を悟った。
「おやすみ世界」
眠りにつく様に目を閉じて彼はこの世界との別れの準備を始める。
もういいんだ、我慢しなくて。
その瞬間だった。
ガン!
脳を劈く様な鉄の悲鳴が耳を刺し、凍りそうな風彼が髪を弄ぶ。
「…何?」
思わず少年は目を開いた。
「…そいつは輪廻の対象だ」
「…」
「誰かが…僕を護ってる…?どうして?」
死を目前とした彼を1人の黒髪の女人が救った。
生きる価値も無い…そう呟いていた彼を。
「あの日黒い髪を靡かせ、僕を助ける為に現れた彼女はまるで…僕の神様の様だった」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
27289文字
会話率:37%
昔、大きな戦争がありました。たくさんの人が亡くなる、悲惨なものでした。
心を痛めた神様は、力なき人々に新たな力を与えました。かつて、超能力と恐れられた力を、世界中の誰もが一つだけ授かったのです。しかし、その力、異能力には優劣の大きな差があり
ました。そして、女性ばかりが優れた能力を宿していったのです。
女性たちはその力を使い、戦争を終わらせ、新しい女性中心の社会を作っていきました。
その戦争からおよそ100年。女性中心の社会は、異能力と科学を駆使して、史実と似た発展を遂げていきました。
そんな世界の片隅で、主人公が生れ落ちます。転生者である彼は戸惑い、苦悩します。それは、ここが史実の日本のように見えて、彼の常識とは異なっている部分が多く存在したからです。そして何より、彼に与えられた異能力が、最弱であったからです。
彼は嘆きました。「何も、最底辺の能力にしなくてもよかったんじゃないの?」と。
しかし、直ぐに立ち上がります。「配られたカードを嘆いても仕方がない。今考えるべきは、このカードをどのように使っていくかである!」と。
このお話は、異能力の種類も、魔力ランクも、才能も恵まれなかった主人公が、努力と技巧とちょっとの根性で女性優位な世界を生き抜いていく。そんな彼の奮闘を綴った、1つの記録です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
1995405文字
会話率:25%
極振りしてみたり、弱いとされている職やスキルを使ったり、あえてわき道にそれるプレイをするなど、一見、非効率的なプレイをして、ゲーム内で最強になるような作品が流行りすぎてしまったため、ゲームでみんな変なプレイ、ロマンプレイをするようになってし
った。
この世界初のフルダイブVRMMORPGである『Alliance Possibility On-line』でも皆ロマンを追いたがる。
憧れの、個性あふれるプレイ、一見非効率なプレイ、変なプレイを皆がしだした。
そんな中、実直に地道に普通なプレイをする少年のプレイヤーがいた。
名前は、早乙女 久。
プレイヤー名は オクツ。
運営が想定しているような、正しい順路で少しずつ強くなる彼は、非効率的なプレイをしていくプレイヤーたちを置き去っていく。
何か特別な力も、特別な出会いもないまま進む彼は、回り道なんかよりもよっぽど効率良く先頭をひた走る。
初討伐特典や、先行特典という、優位性を崩さず実直にプレイする彼は、ちゃんと強くなるし、ちゃんと話題になっていく。
ロマンばかり追い求めたプレイヤーの中で”普通”な彼が、目立っていく、新感覚VRMMO物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
168453文字
会話率:28%
エリアス帝国の支配下にある小国、オルグレンに生まれた末の王女。ソフィア・オルグレン。彼女は人質として、帝国の後宮に腰入りした。けれど皇帝ジルヴェストは、田舎娘に過ぎないはずの彼女に、強い執着を向けてきて……?
カクヨムで連
載中の他作品のリメイクです。
隠れヤンデレ×強気少女の異世界恋愛に、後宮での女の争い要素を混ぜた作品です。
元作品はこちら
「https://kakuyomu.jp/works/16817330661557535712」
キャラクターは同じですが、設定など細かいところが
変わっています。
展開も少し変わるので、完全な焼き直しではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
27171文字
会話率:55%
痴話喧嘩が原因でパーティを追い出された戦士、エルドレッド。大好きな魔女、ある日ルーシャといつものように喧嘩をして、お詫びの印として魔石を買って帰ってきたら、パーティーメンバーが消えていた。
ーーこれは才能のある男が好きだった女を人質に取ら
れて、復讐鬼となるまでの物語ーー
エルドレッド
好きな女に対しては素直になれない。面倒見がよく、弱者に優しい戦士。
ルーシャ
エルドレッドに恋心を抱いているが、自分では彼に釣り合わないと思っている。生真面目で正義感が強い魔女。
グロウ
エルドレッドとルーシャが、昔からの親友である盗賊や僧侶と一緒に作ったパーティの名前。パーティランクはS(最高峰)。ただしこれは、「1人でSクラスの活躍ができる」エルドレッドがいるから。ルーシャたちだけではCクラスにも届かない。エルドレッドはパーティの階級とかどうでもいいと思っているが、ルーシャは彼を縛り付けておきたくなくて毎回パーティ移籍の話を持ち出す。それがキッカケで2人が喧嘩をして、最後はエルドレッドが追い出されることになる。そんな日常を送っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 18:00:00
96874文字
会話率:55%
――この世界には、ロジックと呼ばれる生命の生き様を記したテキストが存在する――
異世界に産まれ直し、第二の人生をアレウリス・ノールードとして歩み始めたが、成長するに連れて、一度目の人生そのものは夢で見た世界だったのではと思い始めた十二歳
の頃、村に訪れた異端を拒む者たちにより裁判に掛けられ、罰として異界の穴へと堕とされる。
それから五年後、二人の冒険者が異端審問会の調査のために、彼と同じ異界へと堕ちる。
異界で五年を過ごした少年の心は荒み切り、物乞いの少女は生きる術すら考えられないほどに心身が衰弱し切っていた。冒険者たちは二人を連れて、異界からの脱出を図る。
そして一年。十八歳となったアレウリスはかつて自身を救ってくれた男のような冒険者となるべく、少女と共にギルドへと足を運ぶ。
これは異世界に産まれ直した意味を求めて冒険者となり、神官を憎み、そして異界を壊す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
3787009文字
会話率:62%
『Armor Knight』。それが僕が“また”プレイすることになったVRゲームの名前だ。
ただし、キャラの性別は女性で。これは幼馴染み命令であって、僕の趣味ってわけじゃない。
VRゲームが脳に及ぼす影響は甚大だ。確かに脳に新鮮な
体験を与えることで、新たな発達を促すこともある。しかし、ゲームでなんでも出来ると思い込むと、現実のことなんて捨て去って、性格や感情すら歪んでしまいかねない危うさを秘めている。僕もまたその一人だ。熱中し過ぎて、自分を壊し掛けた。心はギリギリのところで踏みとどまってくれたけれど、踏み越えてしまいかねない状況が続いている。
それでも幼馴染みが僕をゲームに誘ってくれたのは、恐らく僕がゲームをしなくなってから干物のように生きていたからだろう。平凡な日常、つまらない毎日、下らない人生。イベントなんてどこからも発生しない世界。歪んだ心が退屈を訴えていたから、再び触れることになったゲームの世界は、やっぱり沢山の魅力に満ち溢れていた。性別を偽って遊ぶのはなかなか、苦労するけれど……。
僕の身の回りの環境が少しずつ変わって行く。出会いは感情の起伏を呼び覚まし、そこから紡ぎ出されるどうしようもない現実は、それでも必死に人生を歩んでいる人の生き様を教えてくれる。やり切れない思いに狂った人との戦いは、怠惰に生きている自分自身への問い掛けでもある。
だから僕は、辛くて苦しいだけの人生を、見つめ直し、痛みを伴うことがあっても歩き出す。壊れた心を、ひび割れてしまった心をどうにかこうにか繋ぎ止めながら――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 16:24:01
2555154文字
会話率:58%
西暦二〇九九年の淡路島を舞台に、幼馴染み三人が新世界の序章を開くーー‼
■あらすじ
西暦二〇六〇年代。ナノマシン医療で経済を立て直した日本は、脳をスマート機器化する技術H・B(ハーヴェー)導入に出遅れたものの、ナノマシン産業推進に力を入
れ、世界市場に打って出た。
この好景気に乗じて山路内閣は首都移転案を打ち出す。
時は流れて西暦二〇九九年。
遷都を目前に控えた淡路島は、急速な都会化で先住の人々と新たに流入する人々との間で期待と混乱が入り乱れ混沌とした雰囲気に包まれていた。
そんな急成長の真っ只中にある淡路島で、いつも夕暮れまで一緒に遊び回っていた幼馴染みの三人、智明《ともあき》と優里《ゆり》と真《まこと》は、思春期を迎えて男女の友情が恋慕へと切り替わろうとしていた。
ある時、智明は遅れていた二次性徴を発現したことから神にも等しい異能力を得る。
すべてが思うままとなった智明は、その能力を真にひけらかし、優里を連れ出して新造された皇居に立て籠もる。
智明が警察機動隊を難なく跳ね除ける中、真は復讐とも報復ともつかない行動をとり、コネを頼って非合法な手段で対抗策を練る。
智明と真に巻き込まれる形で騒動に加わる淡路島のバイクチームの面々。
智明の起こした事件に居合わせたことで彼の能力を解き明かそうとする医者と刑事。
大きくなった騒動を鎮めるために自衛隊が出動し、その指示をだした総理大臣と、暗躍する謎の男。
様々な人々を巻き込み、淡路島を舞台に超常的能力と超科学的能力のバトルが、今始まる――
■ご注意
※この作品には性的描写・暴力的描写・残虐的描写が含まれます。苦手な方はご注意願います。
また、登場人物の人格を表現するため、一部法令に違反する描写を含みます。犯罪の助長や法律違反を促す意図はありませんので、模倣などの行為はなさらないでください。
※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・施設・地名等は架空のものであり、実在する名称とは一切関係はございません
※作中で取り上げた科学公証や物理法則は、物語に則して一部捻じ曲げて解釈・引用している箇所があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
1598944文字
会話率:40%
ご都合主義。ゆるふわ設定。
脇役に拙作【転生をお願いされてお見合いババァを命じられました〜え、めんどくさい〜】の主役であるシスティアーナ(ターナ)が出てきます。
【あらすじ】
幼馴染の婚約者から婚約破棄を申し出られたキアラ。彼女は予感が
あったので素直に受け入れたが、父の姉である伯母から婚約破棄は恥だと叱られる母を見て、次の相手を探すことを決意する。
王城に勤務しているから給金はそれなりにもらっているし、元々結婚願望は強くないキアラ。
そもそもの話。
寿命が三百歳前後なので、皆が結婚に対してのんびりと考えている。
キアラが元婚約者と婚約していたのは父親同士が友人で、何となくで結ばれた婚約だっただけ。伯母は物言いがキツイがキアラを心配していることは分かっていた。
ただ分かっていることと、気持ちは別であり。
キアラは母が伯母に叱られているのを見て申し訳ない気持ちに陥り、婚約者を見つけて心配する母と伯母に安心してもらおう、と考えていた。
そこで侍女仲間から聞いた婚活とやらをしてみることに決めたのである。
とある公爵令嬢が考えた結婚相手を探す活動。略して婚活と言うらしいものに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
32740文字
会話率:34%
正直なところ「あー、やっぱり」が、本音だった。
私の従姉妹が婚約破棄されたのだが、こんなの見たくなかったなぁ。ーーだって、従姉妹が傷つくのを誰が見たいと思うんだ。
でも、従姉妹はあっさりとそれを了承していた。うん、ソウダロウネー。全く未
練なんて無いよね、知ってた。
そして従姉妹が私を見て笑った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 07:00:00
104258文字
会話率:48%
*未完結ですので、書き上げたら公開していくスタイルのため、毎日更新はお約束出来ません。連日投稿の場合もあれば、間が空く事も有り得ますので、ご了承頂けることを願います。
【ちゃっかり令嬢は逃げる事にした】に出てくるマルティナがお仕えする公爵
令嬢と、その相棒の王女殿下の世直し(?)話。恋愛要素ゼロです。
【あらすじ】
「退屈だわ……」
いつも退屈な日々を送っていた公爵家のご令嬢は、ある日、想像外の話を持ち出してきた一族の末端である子爵令嬢のお陰で退屈な日々とはオサラバ!
*ご都合主義のゆるふわ設定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 05:30:00
39007文字
会話率:47%
養子として主人のリュカと一緒に育てられてきた従僕のルナ。数年前から家族としてでなく使用人という立ち位置に直った関係にルナは底知れぬ寂しさを感じていた。ちょっとした出来事をきっかけにリュカの悩み解消のため、ふたりは1つ寝台の上で夜を過ごすこと
に。これは彼らが休息を通じて不器用に愛を育む、いやしのためのおやすみBL。「アルファポリス」「小説家になろう」のサイトで重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
60198文字
会話率:45%
私の心は、今もあの夏にいる。
大正時代の姫奥島には、長姫制度という独自の文化が存在した。珠景姫の妹として生まれた色歌 は、侍女の立場でも姉を支えていた。
しかし、物語は突然動き出す。
17歳になった珠景姫は、珠景姫は長姫制度を終わらせ
るために、自ら命を絶ってしまう。 そして、珠景姫は島の最後の姫になった。
残された色歌は、珠景姫が夢見た世界を作る為に長姫制度と向き合うが、そこで現実を知ることになる。
これは、どこまでも真っ直ぐに、大切な人を想い続けた色歌の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:00:00
86336文字
会話率:36%