彼女は小さい頃から僕よりも背が高かった。
それは中学生になった今も変わらない。
彼女は黒板の一番上に手が届くのに、僕は届かない。
そんな話。
最終更新:2018-05-24 23:53:37
1981文字
会話率:38%
私の名前は大村 咲(おおむら さき)。二十四歳、独身のOLです。
突然ですが一つ、カミングアウトをしたいと思います。
私、実は大のダジャレ好きなんです。
日常の中でダジャレを言うことに喜びさえ覚えます。
私のライフワークだったと言っても過言
ではありません。
ここで一つ。
『OLを追うエルフ』
……20点ですね。無理やり繋げた感がありありです。
こんな感じで、ダジャレを言っては自分で点数をつけています。
意外と楽しいんですよ、これ。
しかし、そんなダジャレも今日は封印。
何故かって? 彼氏を作るためですよ。
高校時代、大好きだった和田君。そんな彼の家にお邪魔することになったのだから、できるだけおしとやかにしなければ。
今まで男ウケの悪かったダジャレなんて、言語道断。
ええ、絶対に言いません。フリじゃないですよ、本当です。
嘘だと思うなら見ていってください。そこに真実がありますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 21:57:38
6010文字
会話率:25%
晴野茉莉――彼女は稀代のマイナス霊感少女。
悪霊、怨霊なんのその。存在するだけで幽霊たちを消していく彼女は、霊感の強い友人を引き連れて、今日も今日とて心霊スポットを練り歩く。
今回行くは恵蘭高校。
誰もいない夜の校舎に、数多の悲鳴が響き渡る
!
(~学校の七不思議編~とありますが、他にシリーズがあるわけではありません)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 21:22:09
4913文字
会話率:42%
少女はただ認められたかっただけなのに。
最終更新:2018-05-24 21:32:15
922文字
会話率:6%
2次元のヒロインに恋をしてしまった男。
しかしある日2次元など存在しないという当たり前のことに気づき、2次元に居る彼女は当然のごとく存在しないことに気づかされる。
それでも男は…
最終更新:2018-05-24 11:58:13
1140文字
会話率:32%
木下元と咲野春は、デートをしていた途中、ある出来事に襲われてしまう。
元を庇った、春は意識不明の重体になり入院することになる。
その後、医者から言われて一言が引っかかり続けていた元は、どうしたらいいのか悩み続け、毎日、見舞いに行くようにして
いた。
ある日、春は目を覚ましたが、様子がおかしかった。
春は記憶喪失になってしまっていたのだった。
元はショックで何をしたらいいのか分からなかったが、ついに動き始める。
彼女を大事に思っている彼氏と記憶喪失の彼女の記憶を取り戻す、恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-24 11:49:57
8823文字
会話率:32%
そろばん教室のお昼休みに、指とそろばんが、熱心に話し込んでいます。どうやら、そろばんは、自分に対する世間での評判を気にしているようですが、指は、そろばんの意見に逐一賛成して、そろばんを励まそうとしています。そこへ、教室の先生が戻って来て、授
業が再開しました。教室には、生徒たちがそろばんをはじくパチパチという音が静かに広がるのですが……。何だかどこかで見た事があるような、日常の風景を切り取った、素朴ですが、見方を変えることで様々な楽しみ方ができるお話です。文学フリマ短編小説賞2018の応募作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-24 10:14:48
1211文字
会話率:40%
すべては愛する母、そしていまは亡き娘であるタミのために1人研究を続ける女性、ミウ。
やがてミウの研究の結果は実を結び、タミは機械としてながらもこの世に再び生を受ける。
整備が必要であるけれども、死ぬことも老いることもない体に歓喜する娘。
娘とまた会えたことをよろこぶも、やがて年老い死にゆく自分。
ミウ亡きあと、悲しみを越えタミがとった行動とは?!
『アナタモ、機械ノ身体ニナリマセンカ?』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-24 08:10:34
3044文字
会話率:0%
この世は不公平にできている。存在するのは、幸せな人とそうでない人。その二種類だ。
国は幸せな人々から『幸せ』成分を秘密裏に集め、神代から伝わる神殿に供物として捧げることで、犯罪を未然に防ぐ政策をとっていた。『幸せ』収集係の尚子は、今宵も闇へ
身を投じる。あなたも尚子に狙われているかもしれない。でも、ごめんなさいね。これも世のため、人のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-24 07:00:00
9420文字
会話率:38%
ここはどこなのでしょう……
最終更新:2018-05-24 04:32:02
4135文字
会話率:35%
誰にでもツラい過去がある。
最終更新:2018-05-22 18:01:03
4907文字
会話率:27%
私は真夜中に目を覚ました。無性にのどが渇いていた。
「空間」をテーマにした短編です。
最終更新:2018-05-23 23:09:44
1390文字
会話率:0%
俺は、大発明をした。
最終更新:2018-05-23 21:09:02
6067文字
会話率:9%
深い林の中——そこには、大きな湖があった。
その湖の中には、他の魚達とは似つかない一匹の鯉が住んでいる。
ある日、鯉は湖の沖で泣いている少年と出会う。
少年の名は、海渡。
海渡は鯉と仲良くなり、友情の印として鯉に名前を付ける。
海渡と過ご
す日々は、鯉にとってかけがえのない物へと変わり、そして、いつしか己の気持ちに気がついた。
その気持ちが魔女に届き、魔女は鯉の願いを叶えてやると言った。鯉は魔女に願った――人魚にしてほしい、と。
しかし、人魚になっても鯉は自分から話しかける勇気を出せずにいたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 19:24:46
29809文字
会話率:42%
ファンタジー掌編。
幼馴染みに裏切られ、毒殺された王太子ダン。現代に転生したダンは、暗殺を指示した父王に復讐するために、自ら編み出した魔法で前世に舞い戻るが、父王を守る幼馴染みに翻弄される。
※アルファポリス、pixiv掲載済。
最終更新:2018-05-23 18:00:00
9200文字
会話率:27%
作中のキャラと会話しながら進んでいくノベルゲームを遊ぶ主人公だが、彼は短気だった。オメー・バーカと名乗り、ゲーム進行が遅い腹いせに、作中の勇者を「お前の村を滅ぼす」と脅してゲーム進行を進めさせようとする。その結果、一気に魔王戦終了時にまで
ストーリーが進んでしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 15:26:18
4607文字
会話率:16%
間違いのもと。名札に別人の名前を書いてクビからブラ下げるのは、いけません。
最終更新:2018-05-23 14:00:00
4689文字
会話率:21%
読者参加型。初期ビートルズの楽曲を想起しながら読み進めて下さい。
最終更新:2018-05-23 12:07:40
4096文字
会話率:26%
美しい歌声に惹かれ、隣家の庭に忍び込んだ少年・和紗(かずさ)は、鯉に餌をやるオッドアイの少女と出逢う。
最終更新:2018-05-23 09:08:09
2912文字
会話率:13%
主人公・一ノ瀬龍太は交通事故で死んだ。それにもかかわらず、半霊として現実世界に留まっていた。その理由は生前に”たった一つ”やり残したことがあるから。成仏できるタイムリミットは2日後。それまでに探さないと永遠に現実世界に彷徨い続けることになる
。たった一つやり残したこと……。その鍵となるのが、友人の1人である品川優希とホワイトデー。その2つが結びついたとき、忘れ去られた記憶が解き放たれる。全ては淡い恋心の中に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 23:00:00
11592文字
会話率:38%
選択を誤ったばかりに悲劇に見舞われる男の話。
不可能なミッションに挑んだ、その結末とは?
※当作品は、文学フリマ用に『絶望の果ての光』を改稿、再掲載したものです。
最終更新:2018-05-22 22:49:08
9972文字
会話率:28%
ジャーマンシェパードのカイルは、夫が訓練した軍用犬だ。夫の葬儀で棺から離れないカイルの姿は、世界中の人々の感動を呼んだ。妻である私にスポットがあたることはなかったけれど。
夫を亡くした悲しみと向き合うため、私は退役したカイルを引き取る決断を
する。
狼子由様主催の「描写力アップを目指そう企画」に寄せた作品に加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 21:19:22
4000文字
会話率:33%
ヴァイオリニストの父が愛したのは、母でも息子である私でもなく、美しい音を秘めたヴァイオリン、《ダフネ》だった。だが、父の思想は《ダフネ》と添い遂げることを許さない。国や軍の意に沿う曲を奏でない父の手から、「彼女」は引き離されようとしていた。
父への複雑な愛憎から軍に入った私は、父に最後通告を突きつけるのだが――
狼子由様主催の「描写力アップを目指そう企画」に寄せた作品に加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-21 21:09:08
4544文字
会話率:32%
これは、すべての世界が造り出される前の神々の国でのお話です。
最終更新:2018-05-22 19:03:43
4569文字
会話率:0%
中古書販売店で働く私と変なお客様
人生の転機はいつ訪れる?いつか訪れる?
小説に囲まれた暮らしは、私たち小説を書く人にとって、幸福なのでしょうか?
結末まで、お楽しみください
最終更新:2018-05-22 19:00:00
9503文字
会話率:24%