私の名前は久遠観音(くどおかんね)、33歳。今年20歳になる娘を持つシングルマザーだ。『33歳で20歳の娘?』って思うかもしれないけど、娘はダンナの連れ子だからね。別に不思議じゃないでしょ。
世の中じゃ、『子連れ再婚は上手くいかない』みた
いに言われることも多いみたいだけど、そんなの、<上手くいかない例>がことさら取り上げられるからそんな印象が抱かれるだけで、上手くいってるところは上手くいってんだよ。上手くいってるからこそいちいち取り上げられない。だから見えない。
それだけの話でしょ。
親子関係だって結局はただの<人間関係>。相手を人間だと思えば自ずと接し方も分かる。
<自分の子供>って認識には、どうにも、『子供は親に従うべきだ』って思い込みもセットになってるみたいだね。だから上手くいかないんだよ。
相手は人間。<自分とは別の人間>。自分の思い通りになんていくわけない。
当たり前でしょ? それなりに生きてきたなら、そのことを散々思い知らされてきたでしょ? 自分だって他人の思い通りになんて生きられないじゃん。
その<当たり前>を受け入れられたら、そんなに難しいことじゃないんだよ。
私は、娘からそのことを改めて教わったんだ。
筆者より。
アルファポリスとカクヨムでも同時連載します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 06:00:00
98964文字
会話率:19%
長い休みに入ると、夜更かしをした大人のご飯を温めるのは、直子の役目になる。
父と、母と、血の繋がらない愛人。積木直子の家族たちは温かく、優しく、そして皆どこかがおかしい。それはきっと、直子自身でさえ。
嫁公認(公認じゃない)の愛人がいる
、積木家の一つ屋根の下の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 22:15:29
1447文字
会話率:41%
28歳さやかは、血の繋がらない兄38歳ミタカに恋をしている。
しかし、さやかには、同い年の夫と2歳の娘がいる。
兄であるミタカにも妻のエリがいる。
さやかが、7才の時に両親が離婚。母親の再婚相手の父親には、さやかより、10歳上の一人息子
のミタカがいた。
お互い、3年間だけ同じ家で血の繋がらない兄妹として住みながらも好きだと感じるものの、ミタカは20歳で現在の妻エリと学生結婚して家を出る。
さやかは、大学卒業後、就職して職場の同期の石田と25歳で結婚。
実家に帰るたびに会う兄ミタカへの想いは募るが、反りのあわないミタカの妻エリとは顔を合わさない日が続き...。
※こちらの作品は、小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。
主な登場人物
※石田さやか 28歳 主人公
※石田ヨウタ 28歳 さやかの夫
※石田 華 2歳 2人の娘
※佐藤ミタカ 38歳 さやかの血 の繋がらない兄
※佐藤エリ 40歳 ミタカの妻
※佐藤トヨコ さやかの実母であり、再婚相手の佐藤の息子ミタカの義理の母親
※佐藤カツヤ ミタカの父
※土田ヨキナ ミタカの母
※トモコ 28歳 性同一性障害のキャリアウーマンであり、高校時代からのさやかの大親友
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 23:55:39
62123文字
会話率:15%
高校入学を目前に控えた少年、慎也。慎也はとある出来事を経て亜麻色の髪を持った少女、優愛と知り合う。
そんな彼女に連れられて行った家で彼女の姉、優衣佳とも知り合いこの姉妹の秘密を知ることとなった。それは優愛と優衣佳は血の繋がらない同い年の姉
妹であり、両親はすでに他界してしまっていること――――――――
そんな親の居ない二人だけの家に招かれた慎也。そこで慎也は立派な一軒家なのに家具が全く無いことに気づいてしまう。そこで姉妹がお願いした頼みごととは――――――
そんな二人が同じ高校で更に同じクラスに入学してきて四六時中一緒なドタバタヒロインレース!?
更にそんな3人の元へクラスメイトや後輩も混ざってきて慎也の日常に平凡という文字が消え去って大変なことに!
主人公、慎也と美人姉妹の優愛と優衣佳を中心とした甘々・イチャイチャ・ノンストレス・ラブコメディ!!
2021年3月3日完結!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
590110文字
会話率:59%
これは、血の繋がらない家族に起こった本当の話。
最終更新:2021-02-25 04:25:34
1267文字
会話率:3%
【2021年2月10日完結】【2021年2月23日後日談追加】
イデオンは血の繋がらない10歳年上の兄のオリヴェルが大好きだ。
しかし、イデオンの両親は家を乗っ取りたいがためにオリヴェルを亡き者にしようとしている。
オリヴェルは病弱で
不治の病だと嘘を言う両親。
「おにーたん、すちの。とーたま、かーたま、わるいの」
イデオンは大好きなオリヴェルを救うために、妹のファンヌと協力して両親を追い詰めていく。
賢いけれど幼くか弱い弟が、血の繋がらない兄を幸せにするために両親をザマァする物語。
※一章はざまぁです。二章以降はほのぼのです。
※地味に子どもがチートです。
※イデオンと、血の繋がらない兄のオリヴェルの二人のボーイズラブ要素が九章以降に出てきます!
※びっくりするくらいイデオンがゆっくりしか育たないので、なかなか恋愛に辿り着きません。
※ほぼ子育てです。
ノベルアップ+様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 19:00:00
1690377文字
会話率:54%
サトシと姪のユイが二人きりでいる時に、サトシが『隙間から見えた先っぽ』のことを話したことから起こる勘違い騒動。
血の繋がらない姪とおじさんとのほのぼの(?)会話です。
最終更新:2021-02-09 12:00:00
2795文字
会話率:72%
これは初めから恋だった。
アラサーの姉×男子高校生の弟。
血の繋がらない二人の同居生活が今までの関係を壊していく。
どうしても姉でいたい。
どうしても弟ではいられない。
そんな二人の想いが重なる日は来るのか…?
最終更新:2021-01-31 11:48:32
126448文字
会話率:38%
お父さんは息子のしんごに、1つだけ隠しゴトをしていた。それは・・・で、あること。
そして、しんごはお父さんの最期の時、1つだけ優しい嘘をついた。
血の繋がらない、父と息子の愛情物語。
最終更新:2021-01-06 01:23:36
2051文字
会話率:60%
辺境の村に住む少女アリア。血の繋がらない男装趣味の妹であるマリアと、教師の女三人で平和に暮らしていた。
しかしとある春の日、その国の将軍である公爵が家を訪ねて来る。
「お迎えに上がりました、王女殿下。どうかこの国をお救いください」
そう言われ手を差し出されたのは、主人公ではなくてその妹である。しかしその手に妹は、
「姉さんが付いてきてくれたら、行くことにしよう」
「マリア!? そんな我儘認められるわけがないわ!」
実はこの妹、王女様だったのである。そしてちょっとシスコン。策士で妹な王女様に振り回される少女の明日はどこだ。
そして主人公にも何かがある様で……?
注)
この小説は主人公以外の視点を多く含む、いわゆる群像劇的な構成になっております。その場合も、基本的には主人公以外の一人称での進行となります。読みにくいと思う方は回避ください。
毎週投稿したいです。(願望)結構抜けてます。初投稿、自然消滅だけは避ける。誤字脱字報告、感想、お気軽にお寄せください。
2020.3.20 ジャンルをヒューマンドラマからハイファンタジーに移動しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 22:20:07
50927文字
会話率:46%
最近、兄離れをした妹に恋人ができた。
恋人が家に遊びに来た時もう一人来た。
彼女は美少女で妹の恋人の妹だった。
彼女は兄に恋人ができ自分から離れていったことに寂しさを感じていた。
だから俺は彼女に言った。
「俺がお兄ちゃんになろうか?」
血
の繋がらない二人の兄妹の関係はどうなっていくのでしょうか。
それは読んでからのお楽しみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 06:02:05
2510文字
会話率:67%
孤児のニーエは冷淡なおじさんとおばさんに引き取られて、こき使われている。
唯一の安らぎは、血の繋がらない兄カインの存在。
兄妹として育っているが、ニーエはカインに家族以上の感情を持つ。
しかし、あるときカインはニーエを泣きながら殺そうとして
きた。
わけもわからないまま勝手に体が動き、ニーエはカインを返り討ちにしてしまう。
生き延びたニーエは死神に愛された娘と呼ばれ、罪を重ねていく。
いつか、地獄でカインと会うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 12:07:26
4172文字
会話率:29%
ラシャ地の外套に覆われたひとの群れが数珠つなぎとなって歩いている。墓地へは向かうのでなく、その帰りだった。もとは紺色だった外套のひとまでが小糠雨に濡れきって、ぐっしょり黒く重たい水滴が膜を張り|傴僂《せむし》のように皆の背中を丸くする。
そんな雨も先頭で遺影をもつ二人に近づこうとしない、特にその母親には。彼女の輪郭には静寂な空気だけがふさわしいことを知っているからだ。この隊列の哀しみは、遺影の赤毛の|娘《こ》よりも、その娘の喪失を一身に引き受け飲み込もうとしている母親の喪失感から起こっている。
鎮魂が|相応しい《ふさわしい》この母の中には、赤い巻毛よりももっと赤い炎が燃え盛っている。が、そのことに気づくものは誰もいなかった。母であるこの女でさえまだ気づいてはいないのだから。
それを見ているのは、死んだ娘とその娘を死に追いやった三人の男たちだけだった・・・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 10:34:55
37744文字
会話率:20%
この世界の名前はニルヴァース。
森羅万象が業の光――ルーラハで構成されている。
十一の都市から成り立つ大国フォルフヨーゼ。
その主要都市、マルクティアで暮らす一人の男。
あらゆる生命、物質に含まれる業光を利用して特殊な金属を鋳造する鋳物
師。キャストールと呼ばれる男には、イェフナという血の繋がらない唯一の家族がいた。
年に一度、マルクティアで行われる降誕祭に参加した二人。
そこではフォルフヨーゼに平和と繁栄をもたらした律業の巫女と大地の守護神、ゴウレムを祝福するための式典が例年通り催される。
――はずだった。
大国の総覧者。
フォルネリウス王が扇動して祝福が成された時。脈動する大地。
フォルフヨーゼの治安を維持し、
降誕祭を成功に導く要とも呼べる存在。
己の業を律して世界を侵す力、律業術を扱う者――
律業の系譜達でも予期することが出来なかった最悪の事態に、
男はイェフナと共に巻き込まれてしまう。
それが災厄の始まり。
世界に溢れた悪しき業が、男の人生を大きく歪ませていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 15:54:09
112441文字
会話率:44%
レンロック国、王位第1継承権を持つ王子ダグ・レオヴォルドは『白銀の獅子将』と呼ばれた万の精鋭を率いる大将軍であった。
だがある日、腹違いの弟ニコ・レオヴォルドの策略によって他国と内通している嫌疑を掛けられしまい、将軍職と王位継承権を剥奪
された挙げ句に着の身着のまま王宮を追放されてしまう。そしてニコはダグの代わりに第一王子となり、次期国王の地位となる。
追放されたダグはレンロック王国の西の果てへと隠遁する。隠遁した先は人がほとんど住まない荒れ果てた地、ルールッカ、そこに立つ1軒のオンボロ屋へと腰を落ち着かせる。
そこで血の繋がらない、種族すら違う愛娘のハーピアとともに生活を始める。ハーピアはハーピーと呼ばれる翼人の魔モノの種族ではあるが、ダグを実の父のように慕っていた。
残酷な性格のニコが王に就けば、レンロック王国が荒廃することがダグには目に見えていた。だが、追放の身のダグにはそれを防ぐ地位も軍もいない。
ダグはそこで2つの目標を立てる。
愛娘で魔モノであるハーピアが笑って過ごせる未来を作ること、そして追放されたことで軍を奪われたために弟であるニコに対抗する兵力を作りあげること。
そのためダグは『魔モノ物園』を開き、そこの指導者として園長になることを決意する。
理由3つ。1つ目はレンロック王国は魔モノが蹂躙する国柄であり、領土の半分ほどはそのせいででまともに人間が住める地域ではないのだ。日々人間たちが苦しめられていた魔モノたちを逆に領民として扱うことが出来れば、実質領土は倍、領民も倍、国力は4倍になる。
2つ目は自身を策略に嵌めたニコの存在であった。
必ずや近い将来ニコは禍根を残さないためにダグを抹殺しにくるはず。そのニコの力に対抗するには今は認知されていない魔モノたちの力を借りなければならないためであった。
そして一番大切な3つめの理由。それは愛娘であるハーピアが魔モノとして差別されない世の中を作るために、人間たちと魔モノたちが触れあいできる場と世論を作り出すことであった。
ダグはこれらの理由から愛娘のハーピアと共に魔モノ物園の設立を目指すのであった。だが、弟のニコが黙って見ている訳もなく、様々な妨害と策略を張り巡らせる。
ダグは様々な妨害を物ともせず、レンロック王国を救う英雄となっていくのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 23:59:27
38625文字
会話率:41%
*****2018.6/9 KADOKAWAビーズログ文庫様より書籍化されます! カズアキ先生が描かれるシェイラは可愛いし、男性キャラは本当に凄まじくカッコいいです! ぜひチェックしてみてください(^^)*****
人里離れた村で生まれ育った野生児⋅シェイラは、憧れの騎士になるために男装して王立学院に入学する。 しかしそこに待ち受けていたのは、個性的な美形貴族ばかり。平民に対する偏見や嫌がらせも何のその、持ち前の鈍感力と能天気でどんどん居場所をこじ開けていく。 ――――――「え?貴族しか魔力を持たない?でもうちの村、全員精霊術が使えましたけど」―――――― 国を根幹から揺るがす精霊術と性別がバレたら即アウト!シェイラの綱渡り寮生活が幕を開ける! *王道な恋愛物を目指しています。主人公が鈍感なので、初期は恋愛色薄いかもしれません。長い物語になりそうなので、恋愛はゆっくり展開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 10:21:52
487856文字
会話率:41%
夏のいけおぢ祭り参加用の短編です。
はっきりとは書いていませんが、私の中ではハッピーエンド。
血の繋がらないおじさんに弟と引き取られた女子大生のある春の日のお話。
おじさまと彼女に幸あれ!
最終更新:2020-08-15 23:42:02
7277文字
会話率:20%
森の中でも荒くれ者で有名な白い虎はある日、小さな小さなエルフと出会い、不本意なことに懐かれてしまう。
何とかして追い返そうとする虎と、何をしても離れようとしないエルフの子供。
巡る季節のなかで、彼らは血の繋がらない「親子」になっていく。
一
人と一匹が織りなす、もふもふほのぼのファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 18:55:48
85336文字
会話率:45%
血の繋がらない子供の親になることが許されなかった男の物語。
最終更新:2020-08-01 01:12:38
1195文字
会話率:0%
絋季は、なんでもできるが心の弱い高校一年生。彼には、十歳離れたきょうだいがいて、性格が真逆な双子の藍李と海李。
ある日突然、大好きな両親を事故で亡くす。
その原因は、絋季に関わりのある人物でーー。
絋季達の両親の死に罪の意識を感じる
京介。彼は、警察官であり、絋季の父の心友。
彼の遺言で、三人を引き取る。彼にもきょうだいがいる。
ある日の金曜日から、血の繋がらない二組のきょうだいの新たな家族の日常が始まる。
そして、家族とはなにかを知る物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 12:56:40
164682文字
会話率:57%