弱小の小国、クエイサー王国は、中堅勢力であるカノープス王国に攻められ滅亡の危機に瀕していた。
その第三王子であるハインは臆病で、すぐに戦場を放棄して逃げてしまう困った王子。
ある夜、国王と二人の兄が密談していた。
それは、
これ以上国民を苦しませない為には、王族である自分達が投降し、降伏するしかないかも知れない。
国民は救えるだろうが、自分達は斬首。
それを聴いてしまったハインは翌日、国を捨て逃亡した。
兄達は激高したが、父である国王はただ諦めるだけだった。
彼は確かに逃亡したのかも知れない。
しかし、彼が向かった先は世界一の大国ラティノス。
そこには世界最強の剣士がいる。
彼は最後に、その剣士へと決闘を申し込み、そこを自らの死に場所に選んだのだ。
その理由は、その最強の剣士が―――女の子だったから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 16:54:42
9817文字
会話率:43%
人は何のために生きるのか。
秀一はそんなことを考えていた。
僕の取り柄は頭脳だけだから、考えることしかできないんだ。
でも、この頭脳は呪いみたいなもの。
周りから妬まれ、恨まれ、蔑まれ。
あぁ、だから今、生きる意味を問うてい
たのかもね。
生きる意味を熟考したが、結論は「なし」。
生きる意味なんて、ないんだ。
生きたいから生きているんじゃない。
死ぬのが怖いだけなんだ。
それが本能だから。
でも人間なんて、邪険に言葉を用いて同族を殺すぐらい理不尽なもの。
生物の本能に反してもバチは当たらないだろう。
ということで僕は旅に出たんだ。
生きるのはつらかったから、せめて死ぬときは安らかに。
「死に場所を探す旅」の始まりさ。
※本作品は「吸血のススメ 〜主人と下僕の社会再建物語〜」の鬼塚 秀一を主人公とした過去編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 19:05:12
4326文字
会話率:26%
現代日本で生まれ、不自由なく、不備なく、生きてきた青年の話。
平和な日本で、平穏に過ごしそして、異端に狂ってしまった狂人の話。
本来なら気づかずに静かに、平穏で平和で退屈な人生を過ごしていくだけだった青年が異世界にてどんな風にいきていく
のか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 19:06:34
1163文字
会話率:3%
イヴァンダールの黒枷、という呪いが原因で迫害された少女リズベットは死に場所を探して彷徨う。
その先で出会ったのは、森の深い湖畔の屋敷に住むクリシュラという少女だった。
優しいクリシュラに次第に心を開くリズベッドであったがクリシュラには秘密が
あり、その正体が人間の血を糧とする吸血鬼だったのだ。
クリシュラはその事実を隠すのだが、リズベットがそれを知って受け入れたことで2人の距離は急速に縮まることになる。
イチャ百合と吸血鬼と能力バトルとダークと学園が好きなので全部詰め込んだ作品です。
イチャ百合はゲロ甘なのでそういうのが嫌な人はお戻りください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 05:02:33
48072文字
会話率:23%
自分のために書いている。それは間違いないだろう。間違いはないが、それだけでは言い尽くせない。楽しむため、泣くため、励ますため、癒すため、ひとっくくりにならない感情に、死に場所を与えるため、ああ、なんとでも言える。明日が来ると思っているうちは
、見つからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-26 21:49:23
333文字
会話率:0%
※ネタバレ含みます!
人里離れたある丘の上に、たった一本だけ巨大な木が生えている。そこはかつて、首吊り自殺が多発した自殺スポットだったーー。
売れない小説家の俺は、彼女に振られ、借金も返せず、死に場所を求めていた。
みんな死んでしまえ。
こんな終える価値すらないようなくだらない人生は、もううんざりだ。
この世に絶望して、裏掲示板の噂を頼りにたどり着いたのは、とある山奥の丘の上だった。
そこで俺が目にしたもの。
それは、巨大なブロッコリーのような木。
そして、そこにぶら下がっていたものはーー
この木にまつわるもう一つの噂。
本のなる木ーー
信じられないことに、木には噂通りたくさんの本がなっていたのだ。
しかし、不思議なことはそれだけでは終わらない。
「私、地獄から来たの」
人などいないはずのその場所で、俺は、自称地獄の番人の、不思議な美女と出会ったのだ。
「あなたを絶対に死なせないから」
そう言う彼女に促されて、よく分からないまま俺が木に触れると、今までピクリともしなかった本がドサリと落ちて、次の瞬間まばゆい輝きを放った。
そして、気付けば俺は、過去の世界にタイムスリップしていたのだ。
俺は本の物語の中に吸い込まれたのだった。
1冊目は、コンビ二のバイト店員の物語。たった一人で認知症の祖母を養うために朝から晩まで働く高校生が主人公の世界へ。
2冊目は、中学時代の同級生の娘の物語。いじめられている女子中学生が主人公の世界へ。
そのどちらも俺の人生が霞むくらいに壮絶なものだった。
そして、不思議なことにどの物語も俺の過去に関係しているものばかりだったのだ。
そして、3冊目。
それは、別れた彼女の由梨の物語だった。
そこで、俺は衝撃の真実を知ることになる。
その木になる本の物語は、この木で自殺した人たちの生前の物語だったのだ。
由梨が抱えていた秘密とは?なぜ、俺の前から姿を消した?なぜ、死ななければならなかった?
俺は由梨を救うことができるのか。大切な人の過去を変えることができるのか。
そして、自分の未来を変えることができるのかーー
※この小説は、「ツギクル」様、「アルファポリス」様、「ノベルアップ+」様でも掲載させていただいております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 21:29:47
100434文字
会話率:26%
廃部後のあらすじっ!
青春の死に場所をサッカー部に決め打ちしていたせいで廃部とともに路頭に迷うことになった少年の前に現れた謎の男とは―
最終更新:2019-08-22 16:07:37
1108文字
会話率:56%
帰ろう。今日もそう思える場所がある。
帰ろう。そう思える限り、生きることができる。
心は死に場所を求めても。
体は生きようとし続ける。
疲れたどちらも、安息を求めている。
帰る場所がある限り、心が疲れても早々死なない。そのはずだ。
最終更新:2019-08-19 19:24:39
233文字
会話率:0%
社会不適合者として生きている主人公はいつの間にか人生不適合者として意識し始め生きることに疲れ果て死に場所を探す。
最終更新:2019-08-12 07:33:18
1024文字
会話率:0%
一人の少女(小林茜)。
一人の少年(本堂愁)。
二人の人生は酷いものだった。
しかし二人は強く生きようと約束する。
しかし少女は人を殺してしまう。
だから少女は・・・少年と行った、二人で決めた死に場所に行くことにした。
少年は少女が死ぬのな
ら自分もと・・・一緒に行動することした。
しかし目的地は電車で移動するほど遠い所。
二人は追われながら二人で隠れながら・・・一週間・・・進み続けることになる。
このお話はその一週間を記したものである。
どうも春夫です。
今回のお話は少ない話数で終わらせる予定です。
最近の音楽であの夏が飽和すると言うものがありますがあれを聞いて俺もそんな話を書いてみたいと思い、書き始めました。
リスペクトです。パクリではありません。
よろしければ読んでください。
私の投稿作品も読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-08 21:19:54
18653文字
会話率:17%
自殺、それは自ら命を絶つこと
しかし知ってもらいたい死にたくても死ねない奴がいることを
最終更新:2019-06-30 22:52:07
2074文字
会話率:51%
過労死で一生を終えた「私」は蟻に転生していた。絶望しかない蟻一色な一生を過ごすうちに、ふと特定の条件に気付くーーー
蟻からしてみれば人間の悩みなんて全て贅沢な悩みだと蟻生を呪いながら死に場所を探す主人公の苦悩を描くローファンタジーホラー。
最終更新:2019-06-28 02:58:11
1943文字
会話率:8%
帝国最強の呼び声も高い将軍、ウィリス・ミラー。
しかし彼は友に裏切られ、上官に無視された挙げ句の果て、戦いに敗れてしまう。
それも、全軍の半数を失うという大失態だ。
だが彼は、恥を忍んで残兵を纏め、帝都へと帰還を果たした。
「よくも、生
きて帰ってこれたものだな、ミラー将軍」
そこで待っていたのは、皇帝の冷たい言葉……。
しかし言葉とは裏腹に、口元を隠した皇帝は薄笑みを浮かべている。
それもそのはずだった――全ては彼の仕組んだ罠だったのだから。
釈然としない敗北に口を噤むウィリス・ミラーだったが、全てを受け入れ投獄される。
もともと、兵を大勢死なせた身。死ぬ覚悟ならばあった。
けれど彼には、ただ一つだけ心残りがある。
「ミシェル……」
ウィリス・ミラーには、絶世の美女と云われる婚約者がいた。
婚約者は皇妹――ミシェル・ララフィ・サーリスヴォルトだ。
獄中で頭を抱え、彼女を想うウィリス・ミラー。
「来年には結婚する予定だったのに……!」
だがしかし――彼の前に現れたミシェルは憎き上官に肩を抱かれ、キスまでしてしまう始末。
それも濃厚なヤツだ。口を放したら糸を引くヤツだ!
ウィリスは泣いた。泣いて泣いて泣いて、死にたくなった。絶望の淵に落とされたのである。
「もういい……早く殺してくれ」
結果、死を願うようになった彼に処された刑は、『全財産没収の上、国外追放』だった。
ウィリス・ミラーは、更に深く絶望する。
「死ぬ事も……許されないのか? 処刑すら……してもらえないのか? 俺……首か硬いから刃が勿体ないのか?」
地位も財産も恋人も全て失った最強の将軍は、こうして歩き出す。
その先にあるのは復讐か――それとも死に場所か?
これは全てを失った『最強だけど、ちょっぴり残念な将軍(27)』が、再び全てを取り戻すまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 22:06:04
437422文字
会話率:29%
ある日突然、平和な世界は失われた。天から舞い降りた神によって。
それから30年が経った、人類最後の王国に『亡霊』の名で呼ばれる青年がいた。
青年は過去の仲間を後を追い、死に場所を求めるかのように一人で戦場に赴いていたのだが
突如としてパーテ
ィの再結成を命じられる。
果たして青年は仲間を失った戦場に何をもとめるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 19:47:13
2440文字
会話率:39%
白髪の民が支配する国、サントニア。そこで育った青年レイオスは、異民族との混血であるために人々から差別を受けていた。唯一の肉親である母親が亡くなった後、青年は死に場所を求めて旅を始める。その果てにたどり着いた場所で彼を待つのは、死か救いか。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 19:52:26
70497文字
会話率:55%
とある事件がきっかけで不死になってしまい、日々死に方を求める少年、青葉渚が幼馴染で愛する人を殺したくてたまらない少女の不知火若菜に自分の秘密がバレてしまう。
若菜を救い、自分の死に場所を求める日々が続く。
最終更新:2019-05-14 22:31:40
33080文字
会話率:56%
鬼がいるから人が襲われるのか。人がいるから鬼に襲われるのか。どちらにせよ生き延びなければならない。なぜなら今ここが自分の死に場所ではないのだから。
最終更新:2019-05-07 12:00:00
3411文字
会話率:0%
世界が終わってだいぶ経ち、なにもかもが変わった。
世界は砂に満たされて、荒くれ者がのさばるようになってしまった。
贅沢だってできなくて、だから死に場所を求めて、あてもなく旅をしているのだろう。
だけど、わたしにとっての一番の変化は。
彼女の
歩幅が大きく変わったことだった。
※カクヨム同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 16:36:10
9049文字
会話率:48%
私は死に場所を探している。そればかり考えている。
最終更新:2019-04-11 00:44:10
1366文字
会話率:8%
少しばかり刺激の強い表現あり。
初めての投稿ですので、緊張しますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。次回の投稿は遅くなるかもしれません。
一人暮らしの女子大学生、小沢 希(18)は「死にたい」と思いながらもなんとか思いとどまっていた
。
だが、死んでしまった両親の墓参りに訪れた時、遂に死ぬことを決意する。
死に場所は思い出のある公園。トイレの個室で首を吊ったはいいものの、ある男性に発見されてしまう。
目を覚ました希が見たものとは……。
ある男性によって変えられてしまった希の運命。
彼女の悲劇はまだ始まったばかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-20 00:00:54
13212文字
会話率:40%