「ママより私の方が若いし、養うことも出来るわよ!」
自分、三十六歳独身。南山・和樹。
「いい加減に結婚しろ」と、親からの見合いで出会ったのは子連れの女性だった。
名前は、木原・真弓。「同じ歳なのに十歳若く見える「あらあら」口調が似あう
可愛くおっとりした女性。
最初は十六歳の子連れという事に構えていたモノの何故か凄く好かれてしまい、三か月お付き合いを続けて結婚も前向きに考え始めていたある日のこと。
「ママと付き合わずに、私と結婚して!」
と、一六歳の娘、木原・真矢から爆弾発言が飛び出したのだ。
彼女は売り出し中の美少女味あふれる高校生アイドルで、母親に見切りをつけた時に自分で収入も得始めた強い女の子だ。
そこから、この物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 19:00:00
100090文字
会話率:38%
死んで目が覚めると小説の中のヒロインに憑依していた。この小説は悪役令嬢に転生して溺愛される系のテンプレ小説で、私が憑依したヒロインは最後にざまぁされてしまう。断罪される予定のヒロインなんてやってられないので好物の陰キャを美味しくモグモグし
てたらいつの間にか立派なヤンデレが収穫できました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 01:00:00
51500文字
会話率:39%
ファミレスト王国の最南端にあるミックフライ領を治める辺境伯の3人兄妹の末娘リリノア・ミックフライは自然豊かな環境で育ったためマイペースだ。17歳のリリノアは1年後の女学校の卒業後に婚約者のルカッシュ・ドリンコバー侯爵令息と結婚予定だったが、
最終学年に上がる長期休暇中に婚約解消を申し込まれる。新しい婚約者を探すもののリリノアの希望である普通の人はなかなか見つからない。すると、紹介制で当たると有名な占い師を紹介してもらえる事となった。占いは少しトラブルに見舞われたものの、その後婚約の申し込みが1件舞い込んでくる。
寝ているときに思いついた設定のため、よくある設定です。婚約破棄物を書いてみたくて書いたのですが、あまりどぎつくならず、ぬるっとさらっと読めるように書き上げています。
最後にざまぁと呼べるか分からない程度の因果応報ありです。浮気はいけないよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 12:00:00
19054文字
会話率:57%
訳ありで結婚話が破談になったアリシアは、一からやり直そうと都市へ出る。
兄と破談のことを思い出すため、大聖堂にだけは近づかないでおこう。関係ないどこかの工房で働いてつつましく生きていこう。そう決めていたのに、なぜか雇われた先はその大聖堂で―
―。
ちょっと適当な司祭と、元気で楽しい修道士たちとくり広げる、愛されほのぼの大聖堂生活。
(恋愛はゆっくり始まります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 20:00:00
95551文字
会話率:38%
不幸を統べて背負った少年はあるとき、異世界に転移させ、不幸を全てチャラにするぐらい幸せを手に入れていくはなし。
‥‥そしてそれをみる女神様が語ります。
最終更新:2020-08-27 12:34:41
5934文字
会話率:48%
帝国最強の呼び声も高い将軍、ウィリス・ミラー。
しかし彼は友に裏切られ、上官に無視された挙げ句の果て、戦いに敗れてしまう。
それも、全軍の半数を失うという大失態だ。
だが彼は、恥を忍んで残兵を纏め、帝都へと帰還を果たした。
「よくも、生
きて帰ってこれたものだな、ミラー将軍」
そこで待っていたのは、皇帝の冷たい言葉……。
しかし言葉とは裏腹に、口元を隠した皇帝は薄笑みを浮かべている。
それもそのはずだった――全ては彼の仕組んだ罠だったのだから。
釈然としない敗北に口を噤むウィリス・ミラーだったが、全てを受け入れ投獄される。
もともと、兵を大勢死なせた身。死ぬ覚悟ならばあった。
けれど彼には、ただ一つだけ心残りがある。
「ミシェル……」
ウィリス・ミラーには、絶世の美女と云われる婚約者がいた。
婚約者は皇妹――ミシェル・ララフィ・サーリスヴォルトだ。
獄中で頭を抱え、彼女を想うウィリス・ミラー。
「来年には結婚する予定だったのに……!」
だがしかし――彼の前に現れたミシェルは憎き上官に肩を抱かれ、キスまでしてしまう始末。
それも濃厚なヤツだ。口を放したら糸を引くヤツだ!
ウィリスは泣いた。泣いて泣いて泣いて、死にたくなった。絶望の淵に落とされたのである。
「もういい……早く殺してくれ」
結果、死を願うようになった彼に処された刑は、『全財産没収の上、国外追放』だった。
ウィリス・ミラーは、更に深く絶望する。
「死ぬ事も……許されないのか? 処刑すら……してもらえないのか? 俺……首か硬いから刃が勿体ないのか?」
地位も財産も恋人も全て失った最強の将軍は、こうして歩き出す。
その先にあるのは復讐か――それとも死に場所か?
これは全てを失った『最強だけど、ちょっぴり残念な将軍(27)』が、再び全てを取り戻すまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 22:06:04
437422文字
会話率:29%
王太子に婚約を破棄された王家の血を引く公爵令嬢エレオノールは家の所領の大部分を取り上げられ、更に爵位の相続も禁止された。
そして、失意の彼女は公爵家に残されたほぼ唯一と言って良い辺境にある領地に母親の公爵夫人によって送られる事になる。
以
来、ほぼ一日中部屋に閉じこもっていた彼女はふとした思い付きで街に出る。
そして、とある奴隷の男に目を引かれた彼女は屋敷に連れ帰り、話し相手として側に侍らせる事にした。
そんな二人の日常のお話。
短編「奴隷の男を買った悪役令嬢」N7317ES の長編版です。
※短編とは少し異なる部分があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-07 03:36:46
40472文字
会話率:37%
王太子に婚約破棄された公爵令嬢が戯れに買った奴隷男に心惹かれていくお話。
最終更新:2018-05-02 04:28:20
4350文字
会話率:40%