食人体質を持つミカエルは常に孤独だった。
人類に敵視されながらも、人として生きるために葛藤の日々を過ごしていた。
王国第四王女アイリスと出会ったミカエルは互いの不遇に共鳴し合い心を通わせていく。奇妙な共同生活を送るうちに二人には愛が芽生え
育まれていく。
しかし二人の関係を良しとしない国王は、アイリスを捕らえ処刑してしまう。ミカエルは怒りに燃え国王を惨殺すると、人間に見切りをつけアイリスを蘇らせるために蘇生魔法の研究に没頭する。
生涯をかけた蘇生魔法の研究は自分の命と引き換えでしか相手を蘇らせる事が出来ず、とうとう再会を果たせぬまま寿命をむかえてしまう。
ミカエルの死と同時に蘇ったアイリスは六十年ぶりの王国に帰郷する。王国は疫病により壊滅状態にあったが、そこで知り合った第一王女ソフィアと騎士ドレファスの力を借り、疫病の駆逐に成功する。
ソフィアと別れたアイリスは蘇生魔法の研究を引き継ぎミカエルとの再会を目指すも、やはり自分の命が必要となってしまう。寿命を迎えたアイリスは蘇生魔法を使いミカエルを蘇らせるが自死により再会は果たせない。
蘇ったミカエルは永遠に続くループを断ち切りアイリスとの再会を果たすため王国へと出向く。そこにはソフィアとドレファスの子孫が待っており、アイリス復活をかけた闘いに発展していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-28 19:51:02
108601文字
会話率:56%
就職浪人3年目に突入しようかという前日、アークの元に自国の王女殿下と2人の近衛騎士が⋯。騎士としては超1流、しかしその道を一度は拒絶した高学歴アルバイターが手に入れた職は一国の王様‼「帝王学とか履修してないよ⋯」そんな高速成り上がり男の運
命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-24 22:00:00
5474文字
会話率:45%
海の民の王国に生まれた末の王女、クローディアは一五歳。人魚の掟によって彼女は人間の世界を見ることを許されるが、いっこうに向かう気配がない。それどころか城や、親友の魔女の家に引き篭もってばかり。するとある日クローディアは、父である国王トリトン
によって人間の世界へ追放されてしまう。翻弄されながらもひたむきに生きてゆく、魔法と伝説に満ちたファンタジー。(フォレストページでも同作品を連載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 11:35:15
23067文字
会話率:50%
賢王と言われ、【アーレスの休暇】と呼ばれる戦争のない5年間を作り出したフランク・エシリア・ファンベル。しかし、フランクと妻であるイリアは当時の忠臣に暗殺さた。
先王亡き後、男子のいないファンベル家は一人娘である16歳のイアン・エシリア・
ファンベルを第8代国王として即位させた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 00:49:57
2867文字
会話率:67%
ごめんなさい。書き直ししますm(_ _)m
ハッピーエンドを迎えた先にだって、勇者は元勇者なりの波瀾万丈な人生がある。
異世界転生(?)した主人公ヨルは10年で世界最強の一角へと成り上がった。
そして約1年掛けて魔王討伐を討伐し、勇者(
ビジネス)の一人として華々しく母国へ仲間と共に凱旋した。
そんな帰国したばかりの勇者一行に、国王は学園へ入学するようにとの命令を下した。
そして思い出すかのように付け加えられた国王の言葉は、勇者一行のリーダーである第三王子アルフリードとその近衛騎士である公爵家子息ヨルの変装と身分の偽装だった。
正体を知らないクラスメイトからは当て馬の悪者扱いされ、勇者一行からは世話焼き兄さんと呼ばれ、師匠からはパシリにされ、婚約者の王女様に殺されかける毎日を送る苦労人脇役体質の主人公だが、精神年齢アラサーという年上の余裕と、持ち前の冷めた性格でヘイト要素をスイスイと流していく。
これは、幼馴染みで同じく世界最強の一角を担う第三王子と隣国の第七皇子、ギルドマスター達と一緒に過ごす精神年齢アラサー少年の青春学園物語。
――のはずが、“常識”を知らずに普通から突き抜けた言動ばかりの変人4人が繰り広げる、波瀾に満ちた戦闘と友情時々恋愛物語である。
※注意※
ホモは出てきませんが、腐った人が出てきます。でも腐ネタはほとんどでてきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 12:06:04
77768文字
会話率:29%
戦乱があけて数十年、建国間もない、フランネリス王国にて。
この広大な大地で、人々の心を結ぶもの――それは手紙。
大人も、子供も、一字一句に丹念に想いを籠めて、空に解き放つ。
彼らはまた、大切な誰かや、懐かしき人から届く思いの欠片に、
日々胸を躍らせる。
そんな手紙が届くあいだ――
返事を待つ時間に、君は何を思うだろう。
今日も、人々の想いを載せて、郵便気船が空を飛ぶ!
☆あらすじ
文通が大好きな少年エルシオン・ウィンダミア(エル)は、街の外へ墜落した郵便気船のもとで、一通の<読めない>手紙を拾う。
その手紙の宛先は、国王と王女様ではないか――。
しかし、届けに向かった先で、王宮は閉鎖されていた。
エルが言語学者のノアや、王宮の騎士ソリテールらの手助けを借り、さらにはまだ見ぬ文通相手――少女アレイシアと手紙を交わしながら、読めない文字の翻訳を求めて、友や仲間と触れあい、旅をする物語。
開幕――
舞台/ファンタジー
戦乱の爪痕が大人たちの心に残る王国で、平和を取りもどそうとする世界にて。
新しき夢と志をもった少年少女たちが、繰り広げる。
ロマン溢れるほのぼのファンタジーです。
序章、エピローグ含め、十二章にて完結。
数えないと判明しないほど昔の作品ですが、敢えてあまり手を入れずに掲載いたします。
お試しの掲載となりますが、感想などお寄せいただければ幸いです。あらすじなども、走り書きとなってしまいました。
それでは、親愛なる君へ、この物語を奉げます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-19 08:00:00
19328文字
会話率:41%
精霊と人々共存し繁栄してきた世界屈指の大国であるカステリア王国は、1000年という長い時を経て段々とそれぞれが独立し、人々も精霊を操る力だけでなく、その存在を感じる力も失いつつあった。
カステリア王国王女であるエレーナは、先祖返りと呼ばれ
る、精霊最高位の精霊神を使役することができ、身分を隠して騎士団に所属していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-14 09:10:59
9284文字
会話率:46%
大陸の力の均衡を保つ”裁定者”の姫、ビアンカは、大陸内部の王国王子との結婚を義務付けられていた。だが、ビアンカは彼女を守る騎士エリアスに想いを寄せていて、決して叶わない恋に心を痛めていた。
騎士エリアスはたとえビアンカを想っていても、身分
違いの恋を受け入れる訳には行かなかった。それは破滅を意味するからだ。
そんな折、突如眠ってしまった城。そしてビアンカの体には「呪い」のせいで大きな変化が訪れる。
城の目覚めとともにやってきたのはビアンカへの求婚者、グラオザム帝国皇太子のシリルだった。
彼らはそれぞれの目的のため、結託して呪いを解こうとするのだが――
王女とその双子の妹、
彼女たちを守るために生まれついた騎士、
それから密かな野望を持つ皇子の奏でる冒険恋愛ファンタジー。
※自サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-15 21:06:33
90813文字
会話率:45%
大陸の覇者ランディア王国。かの国では特殊な王位継承式が行われていた。それは戦争。遥か昔の国王により生み出された宮殿―――聖宮。聖宮の力は計り知れず、国を守り、土地を豊かにし、国王に特別な力を与える。そしてその聖宮に選ばれた存在こそが王となる
。継承式はそのために戦争として存在する。しかし、その戦争もただの戦争ではない。聖宮の力によって異空間によって行われる戦い。聖宮によって与えられた一時的な特殊な力で戦い、敗者は聖宮に取り込まれ、勝者は国王へと上り詰め理る。単純にして、残酷な戦い。
末の姫もその戦いに強制参加させられた。戦う力どころか味方さえ誰一人としていない。四方八方敵だらけの姫。しかし、そこに一人の騎士が現れる。記憶のない騎士は誓った。
「君を守る」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-11 11:14:50
27584文字
会話率:15%
フィーアは深き森の魔女を母に持つが、魔法を使えない娘。
ある日、見目麗しい騎士さまがやってきてフィーアを迎えにきたと言うが、さっぱり心当たりがない。
どうやらフィーアと彼は面識があるらしく、騎士に自分の父親が国王陛下だと知らされた彼女
は「背に腹を変えられぬ」事情で城に呼び出されたのだという。
予想だにしないことを聞いて呆然としたまま騎士に家から連れ出されてしまったフィーアは、魔女の娘だという素性を隠し本物の病弱王女の身代わりのつもりで城に行くことをしぶしぶ了承したのだが――そこから別に知らなくてもよかった事実を知り、思いもしなかった状況に身を置いてしまうこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 13:13:10
178744文字
会話率:46%
太古からエドナ神という神を奉ってきた豊かな国・アレアドナ王国
神のお告げによって結婚相手の決まるこの国で、王女であるドロテアは父である国王の家臣であるクラウドに想いを寄せる
たとえそれがどんなに、叶わない恋だとしても・・・
※不定期更新と
なります!途中で投げ出す可能性もあります!ですがなるべく温かい目で見守っていただければなと・・・
活動報告の一番初めに自己紹介をしております、そちらもよかったらお読みください!
※1/4追記 小説を上げるの遅れました!すみません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-04 14:49:07
15878文字
会話率:35%
魔術による結界に守られた王国、アストレアの王女ユウと、魔術兵団長ルーマ。
魔術の師弟であり、幼なじみでもある二人は、つかずはなれずの距離を保ちながらお互いを大事に思っていた。
いつまでも変わらないでいて欲しいと願っていた生活は、国王の崩御を
契機に変化していく。
兄の即位、天候の異常、そしてユウの身体の異変ーー……そんななか、ルーマがとった行動は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-15 21:00:25
66122文字
会話率:56%
中世西洋風の架空の小国。第二王女ロゥデリュシカの乱心により、父王が殺された。悲嘆に暮れる第一王女イルェシュニアは即刻妹を処刑せんとするが、自らのそば仕えの騎士セリヴによって制される。何よりも対外情勢を憂えていた父王のために、ロゥデリュシカは
隣国皇太子と婚約を交わしている身であった。次期女王の判断として、イルェシュニアは刃を収め、冷静に騒ぎを収めるべく隣国との再交渉にも臨んでいく。しかし一方で、妹を殺させなかったセリヴと妹がかつて恋仲であった事実が、イルェシュニアの心を確実に波立たせていく。そんなある日、隣国王室から届けられた“翡翠の仮面”と一通の“国書”。その“国書”に記された隣国の要求とその含意に、イルェシュニアは戦慄を覚えるのだった…。
初出:「すくりぃべんてぇすの本 第39号」(2013年)
http://scribentes.m22.coreserver.jp/?page_id=811
他サイト:青空文庫 http://slib.net/36548折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 17:16:57
28876文字
会話率:30%
教皇が統べる世界に、三つの騎士階級が存在していた。
白騎士、黒騎士、そして騎士らの上に立つ聖騎士と呼ばれる者。
その聖騎士は、教皇により定められ、世界に数えられるくらいしか存在しなかった。
聖騎士の一人に、ルキフゲ・ロフォカレという男がいた
。
彼はただの人ではなかった。
カボチャ頭を持ち、はるか昔に大罪を犯し、罪人として生きることになった異例の騎士。
そして、そんなルキと共に旅をしている、元一国の王女のセフィル・クロスティン。
わがままな王女様と聖騎士の二人の旅。
二人が訪れた国には、ガラスで作られた王冠が存在していた。
ガラスの王冠が齎される謎の死。二つの国王の悲しい願いと思い……
カボチャ頭を持つ騎士と我儘王女の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-09 09:00:00
8850文字
会話率:49%
大学を出ても就職できず家で引きこもっていた彼女は、何の因果か突然黒服の二人に腕をつかまれて、神様のところに連行されてしまう。そこで彼女は実家に帰らない祖父母不幸者と断定され、サービスに言語能力を、3枚のお札にちなんで3個までスキルが選べて、
そしてそのままRPGのような異世界に連行されて放り出される。彼女が取ったスキルは万事健康(病気にかかるのが怖いため)、火魔法、回復魔法の3つであった。長年家に引きこもっていた彼女は筋力も体力もなく、ふらふらの状態で3時間先にある街まで行かなければならない。部屋着にはだしからこの世界の冒険者の服、ブーツ、登山鞄みたいな大きなカバンを背負い、にじみ出る汗をぬぐいながら、もっと祖父母孝行しておけばよかったと思いながら歩いていると、中心には豪華な馬車があり、目の前には血みどろになった人々とひときわ豪華な鎧を着けている人に泣きすがっているドレスの少女。そしてなぜかあたりに巻き散らかされた硬貨があった。訳が分からなかったが、とにかく生きている人を癒そうと近づくと、そこには泣きそうになる程グロイ光景が、だが息のある人を重点的に回復魔法で癒していると、なんと驚いたことに全員が生きていたのだった。そこで回復魔法が使えるとひときわ豪華な鎧を着た人間――第一王子――にばれると、拉致同前に馬車に放り込まれて第一王子と第一王女とともに近衛騎士に馬車を守られながら王城へ。そこでプライベートな一室で国王に礼をされる。そして王族のお抱え治癒しになってくれとこれまた強制的に。さらにはこの国に縛り付けようと第一王子との婚約まで。どーすんの私!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-11 08:00:00
3694文字
会話率:40%
『ゴンドールの大陸で見つけた、俺の天使――』
アリステア王国の兵士アーロン・アルフォードは、ある日恋人の誕生日プレゼントを買うお金を得るために、謎の巨大生物ゴンドールの棲む無人大陸へ商人の護衛役として向かった。
無人のはずのそこでアー
ロンは金色の髪、翡翠色の瞳の1人の少女と出会う。自分の事を何も語らない少女だが帰る場所が無いと聞き――。
アリステア王国の騎士キース・クレイドは、姉が国王の側妃であるため、姪である王女の剣の指南役を務めている。だが平穏だった毎日は、国王が崩御し、新国王が即位した時をきっかけに大きく変わり始める――。
そして全く接点の無いはずの正反対の二人は、アリステアの幼い王女リンティア姫を中心に、不思議な縁で結ばれていく。
モテモテの騎士とモテない兵士の、ダブルヒーローを主人公にした、源氏物語風、異世界ラブファンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-30 22:00:00
486801文字
会話率:38%
<月下の五紡星>
王都ベルクは炎に包まれた。
遁走した国王は捕えられ、大陸に栄華を誇ったスペル王国はここに滅亡に至る。
王と、その腹心たる「五星将」によって穿たれると言われる奇跡の魔法、「月下の五紡星」の片鱗を、欠片として見せることもなく…
…。
そんな炎の中、王都からの脱出に成功した王族は、第一王女のフィアリアただ一人。
彼女は魔力素養がなく、奇跡の魔法を発現させえぬとされた、出来損ないの王女だった。
逃避行を重ねるフィアリアは、やがて王都南方の港町フェノイにたどり着き、フェノイ領主シーパース家の一族であるタークと出会う。
……以下詳細は決まっておりません。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-15 01:16:47
7924文字
会話率:51%
大地と海に覆われた国、ルワノーマ。そこでは人間と人魚とが暮らしていた。その国を治めていた国王ルナスは、美しき妻セリーヌを妻にしてから残酷な人間になってしまった。
そんな国政を見かねて、ついにルークを始めとするセドリック騎士団が動き出す!!そ
こで見たセリーヌの意外な正体とは!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-23 15:54:52
7089文字
会話率:42%
内乱で荒れ果てたソル王国には、常に屍を引き連れていると噂され、"死神"の通り名で呼ばれる少女がいた。やがて彼女は隣国レーヴェスへ入り、暴政をふるう国王を倒そうと企てる反乱勢の仲間と出会い、共に戦うことを決意するが……。
城を追われた王子、おっかない貴族の青年、平々凡々な密偵娘、聡明だけど腹黒な王女などなど色んなキャラを出していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-05 15:39:39
52759文字
会話率:37%
マーヤは第一王女に仕える騎士。
いい加減にいい年なので、そろそろ結婚したいお年頃。
しかしそれを阻むのは、戯れに自分に粉を振り掛ける敬愛する国王夫妻の次男。すっかり王子の女とみなされたマーヤは、まったく異性と縁遠い生活に追いやられた。
度重なる王子の戯れをきっかけに、彼女はついに仕事を辞めて国を出ることを決意する。
しかしその準備を整えつつあったある日、目が覚めたら首輪がつけられていて、そこに繋がる鎖の先には、彼女が仕事も家族も国も捨てなければならない状況を作った張本人がいて。
「……大丈夫、優しくするよ」
「来るな触るな近寄るな! 兄さん! シルス! リシェ! 助けてえええっ!」
ハイスペック兄弟に恵まれたやや不憫な竜と、彼女がかわいくて仕方が無い王子様のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-11 06:00:00
37966文字
会話率:24%