大人気のマルチタレントの妹と、彼女のマネージャーとなって国内外を飛び回る母親。作家を生業としている父親、占い師として活躍中の祖母。華やかな家族に囲まれた真音は至って平凡だった。けれどもそれなりに平穏にやり過ごして来た。一抹の疎外感と無力感
に蓋をしつつ。そんな彼女には捨て切れない夢があった。「たった一人で良い、唯一無二の存在として選んでくれる人」に出会える事。幼い頃から繰り返し見る明晰夢。ガラス玉越しに眺める風景を癒しと糧に、今日も真音は生きる。
そんな彼女が明晰夢に導かれ、生きて来た軌跡に訪れた小さな奇跡の物語。
※エブリスタ、アルファポリスにも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 21:44:09
8004文字
会話率:26%
7柱の神と終末の龍が眠る迷宮、通称7柱大迷宮。
多くの宝と冒険、そして死が眠るこの迷宮の秘密を求めて、迷宮都市アルサンドラには多くの国がギルドを作りその踏破を競い合っていた。
主人公カルックはそんな中の一つ、最有力パーティ「暁の風」の
一員だった。
彼は神に授けられたレアギフト「唯一無二の宝箱」と、「幸せうさぎの一撃」が歓迎されてパーティに招かれたものの、実際の彼の扱いは散々なものであった。
そしてある日、パーティが迷宮の神域へ踏み込んだことがきっかけで、カルックは仲間に命を奪われることになる……。
迷宮の底で生まれた2人の男と1人の女、そして終末の龍バハムートが絡まる人間模様。
果たしてカルックは、再び迷宮の外へ脱出することができるだろうか?
そして終末の龍の運命とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 10:37:38
9236文字
会話率:43%
魔法道具商人の息子であるオルトは、ある日に劣化魔法を発現する。父に披露すると、こう告げられた。
「これで次の事業に手を出せる……お前を売れば!!」
最終更新:2023-07-05 06:18:57
61839文字
会話率:61%
大国コロルは、人間を殲滅させるために天から舞い降りた有翼人たちによって脅かされていた。
コロル軍は日夜、有翼人の襲来と戦い続ける。
そんなコロル軍後方支援部隊、通称テネブラエに属するカヌスは、ある日、赤い髪の怪しい軍人と出会う。
万能と言
われる有翼人と人間の間に生まれた子どもたちの中で、灰色の有翼人とのハーフであるカヌスは唯一無二の無能。
ゆえにハーフであることを隠してカヌスは30年生きてきた。
平穏を望むカヌスと、それを脅かす赤髪の軍人の、ささやかで限りなくエゴに近い愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 13:43:10
83192文字
会話率:34%
最強魔法少女シェイムリルファ。並び立つ者のいない唯一無二の魔法少女。老若男女が彼女に賞賛を贈り、魔法少女の完成形としてその名を轟かせている。
魔法少女養成機関に所属する黒峰莉々は、星の数ほどいるシェイムリルファのファンの内の一人。いつか私も
シェイムリルファみたいな魔法少女に!
日々、訓練や勉学に励む莉々だが、彼女には魔法の才能も無ければ運動神経も全く無い。そして遂には教官からは魔法少女の道を諦めるよう宣告を受けてしまう。
魔法少女の道が閉ざされ、途方に暮れる莉々。そんな彼女の元に追い討ちをかけるような衝撃のニュースが届く。
『シェイムリルファ、敗北』と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 04:21:46
65757文字
会話率:50%
宵町みかげは幼馴染の朝霧あかりに恋している。でも、そんな彼女には身近に恋のライバルがいる。なんとあかりの妹・ひかりもまた、あかりに恋愛感情を抱いていたのだ!
あかりの前ではいつもあかりを取り合っている2人だけれど、恋のライバルは唯一無
二の理解者でもあった。そんな2人はある日、一向に自分達の恋愛感情に気付いてくれないあかりに「わからせる」ために遊園地デートを企画し、そこで2人同時にあかりに告白することを画策するが……。
これは、幼馴染百合×姉妹百合の三角関係ガールズラブコメ。
*本作はカクヨムにて掲載している『その⊿(トライアングル)は成り立たない』の改稿版です。結末が若干異なりますので、興味がある方は読み比べていただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 13:47:12
7894文字
会話率:52%
魔王の身体を押し付けられ、異世界に転生した神田耕平、こと主人公ノア。
そこは知らない大地。地形はもちろん、常識も、住む人も異なる、ファンタジーありきの異世界。そこで自身すらも全く知らぬまま、大地に落とされる。
敵にも味方にも命を狙われ
る魔王、その業を背負わされたノアは、地の降り立ってすぐ、一人の少女と出会う。
魔王幹部第2位、アイラ。魔王の首を取りに来た銀髪の少女。
アイラは、魔王の中身の僕を信じて、協力してくれることになる。
魔王としての力すらないノアは、アイラを頼りに、魔王幹部打破の旅を始めることになる。
あらゆるもの、空間に、自由な方向で重力を発生させる、『星使い』。第7位、ロー=クラベル。
大地から結晶を生成し、凄い速度で地面を走らせ、瞬く間に敵を拘束する『最弱の英霊』。第11位、レン。
魔術全てを打ち消すことの出来る、唯一無二、異質な魔術を持つ『魔術斬』。第6位、クローナ=ラインボルト。
魔王幹部の、どれをとっても死に直結する可能性があるほどの、そういう難易度の障害。それらの数々を乗り越え、その過程で成長を遂げ、更にはレンを仲間に引き入れ。
何度も死ぬ思いを繰り返し、ついに最終決戦へ。
王都への魔獣進行。その数、1万を超える。魔王幹部にしか実現しえない総数の魔獣で、それでもなお無謀と言える王都強襲。
そこが、最後の戦場になる。
対魔獣戦。相手は知能持たざる獣。ノアはともかく、アイラとレンには何体だろうが相手にならない。順調に、確実に数を減らしていく。
そして、再開したノアの元クラスメイト、那奈。共闘し、強敵の魔獣を潰す。
しかし終盤。更なる敵が、アイラたちと別行動するノアを襲う。
本来の敵、人間。
人間を魔獣から護っている状況で、後ろから人間への奇襲。そして。
クラスメイト、友人の亮。勇者と呼ばれる、異世界人筆頭!
魔王であるノアとの和解は叶わず。戦闘が始まってしまう。
クラスメイト、亮との戦闘。一体どうなるのか。
そして。かつて魔王を下した人類最強の存在、『剣王』まで参戦し。
果たして、ノアたちは無事に退避することが出来るのか。
―――――――――何のために。
これは、それを見つける冒険だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 23:13:15
93867文字
会話率:39%
「聖天海武のお導きがあらんことを」
この世界は三つに分けられる。
神の根城、天界。人の住処、下界。――――そして、神候補の神官が住まう間合いの浮遊島、天界。
さらに天界の浮遊島は、聖天と呼ばれ、それらが三つあることから三聖天とも
呼ばれる。
舞台は――――――海のある聖天。
神によって人間から神候補への転生を果たした少年、静客。
新しい神官に無茶をさせるのが大好きな神官の始祖である神官長、姿を隠した天帝、下界好きの太子、渓谷の美女にも劣らぬ法師、騒乱好きの龍神の末裔、神ですら叶わぬ不老不死を実現した魔女――――。
聖天に破滅をもたらすとされる、〈終焉の日〉によってくる帳軍勢。
そして、それに対抗できる唯一の戦力。
聖天海武。
それは、天界最強にして、唯一無二の海の武神に与えられる称号。
これは、聖天海武をめぐる少年たちの成長譚。
※ 毎週木曜日、更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 23:45:49
93411文字
会話率:40%
元、伯爵令嬢「フラーリン・イーグラン」は卒業パーティーで婚約破棄をされ家を追い出され「フラン」として王都の隅で薬局を営んでいる。
フランは前世の記憶がある人間で、前世は薬学に秀でた魔女だったのだ。
そんな彼女の店には同級生で唯一無
二ともいえる友人の第一王子ーーミルニーク・ラムダンが度々やってくる。
婚約破棄パーティー……もとい卒業パーティーの後処理で胃を痛め、効き目がすごいと評判の薬を求めてきているのだ。
伯爵家を追い出されても定期的に通ってくれるミルニークとフラーリンはいつも他愛もない会話を楽しむ。
ところがその日は違った。
「なあフラーリン。君は薬の調合ができれば良いと言っていたね。ならそこが王宮であってもいいはずだよな?」
「今までそんなそぶりを見せなかったはずなのに、一体どうされたんです!?」
一気に距離を詰めて爆弾発言を落とすミルニークにフラーリンは――!?
息抜きに書いていたものなので設定がふわっとしていると思います。頭を空にしてお読みいただけると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 20:35:12
7944文字
会話率:40%
少年の名はファイ・アーケイン。
ファイが神託により与えられた職業は<錬金術師>。
この国の<錬金術師>とは回復薬を錬成できる唯一無二の職業。
その回復薬は神秘の雫とも呼ばれ、人智を超えた効果を持っている。
ただ、ファイ・アーケ
インは生まれてから今まで14年間。
一度たりとも回復薬を錬成できたことがない。失敗続きの<錬金術師>だった・・・
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ゆっくり更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 18:03:48
51391文字
会話率:19%
主人公―富田 成幸は、10代という若さでゲーム会社を立ち上げて、社員と一緒に10年掛けて念願のVRMMORPGを完成する。
成幸は、社長兼ディレクターとして開発に関わり、ただ自分がプライベートで遊びたいという一心でやりたいゲームイベントやキ
ャンペーンにコラボを企画する自由人。
このゲームは、アバターの自由すぎる育成故に、プレイヤーは唯一無二の個性となり全員が主人公である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 14:00:00
42495文字
会話率:21%
AIに指示して小説が楽しい今日です。
今日この頃ではないですが、今日あらためて思ったので皆に伝えたくなりました。
キーワード:
最終更新:2023-06-03 07:09:28
39746文字
会話率:13%
私の人生を決定的に変えた、唯一無二の事象がある
自分と一心同体と思えるほどの、業とも呼べるほどの技だ
例えばメジャーどころで言えば、スポーツとかかな?
剣術や武道なんかも、身と一体に成ってる感があって、それに近い
自分は身体全体を使ったり使
わなかったりして、指先を動かす事だ
それも様々な音を使って、指先から伝わって、身体全体に響くような形で
音楽における指揮と言えば、一番分かり良いか
いやそれも、案外的を得ていない
言葉で表現するのは、とてもとても難しいのだ
エアギターや、エアピアノ、エアバイオリンみたいな、複合的な産物だと自分は思っている
私はそれの使い手だ
これを高度に使えれば、自分は思うのだが、人生なんてベリーイージーモードに成る
他を頭一つ以上飛びぬけて、圧倒的な娯楽に成るのだ
そして絶対的な、身体・精神・知性の、人間を構成する諸能力、基本的な部分の限界値の超過が著しいと感じる。
私はネットや私生活で、同好の士を探した
この技は、他の使い手が居た方が、より強く共振すると思ったから
肉体構造の差はあれど、放つ波動や震動、直観的に認識し、観測できる熱量は同じだろうから
運良くわたしは、ネットで、私生活で、それなりの満足できる人員を見つけた、発掘したと言おうか
あと、どう考えても万能天才的な人物に、一から教えて、完全に習得もさせた、これこそ発掘とは言えない
さて、私はその集団のリーダーとして、集団に名前をつけた
そして、集団として共に高めあう場として、
自由度が高く、この特殊な能力を生かし易い、VRゲームを選んだ
汎用性の素晴らしく高いが、限定的な状況での行使しか可能でない技だからだ
この物語は、私の纏める集団、ソウルハーモニーの活動日誌のようなモノである。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-12-20 16:33:27
6295文字
会話率:18%
【書籍化決定!!】
GA文庫様より5/15に一巻が発売します!!
魔法の名家グレイフィールド家。
長男アルバスは、生まれつき大量の魔力を持ち、魔法の才能に溢れた少年だった。それ故に父から将来を期待されていた。
しかし、十六歳のある日。『女神
の儀』で属性を発現させたアルバス。アルバスが発現させた属性は誰も聞いたことがない、【音属性】であった。
聞いたことない属性に、父や弟、周囲の人達はハズレ属性と呼び、アルバスは父の怒りに触れてしまい、グレイフィールド家を追放されてしまう。ハズレ属性の【音属性】であったが、アルバスが音属性の魔法書と出会った時、音属性がこの世界で唯一魔法を無詠唱で扱える規格外の属性だと判明する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 22:16:13
96069文字
会話率:43%
運命の番。それは獣人にとって唯一無二の存在である。
シリルも運命の番であるティナが大好きで、結婚可能となる16歳の春を心待ちにしていたのだが、寸前で彼女は家出をし、行方をくらませてしまった。
運命の番なんて嫌だという、残酷な書き置きを残して
。
「……逃がしてもらえるとでも思ってるの?」
大好きな女の子に、逃げられそうになった男の子のおはなし。
「運命の番なんて、お断り」のシリル視点になります。
※猫じゃらし様主催「獣人春の恋祭り」参加作品です。狼獣人と猫獣人が出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 19:13:19
7789文字
会話率:32%
運命の番。それは獣人にとって唯一無二の存在である。
けれど幼馴染のシリルが好きなティナにとって、運命の番とは自分の想いを否定される呪いのような存在だった。
運命の番になんて、会いたくない。そう思ったティナは家を飛び出して、獣人のいない街ま
でやって来たのだが……
「え? どうしてここに番がいるのっ!?」
運命から逃げたい女の子と、逃がしたくない男の子のおはなし。
※猫じゃらし様主催「獣人春の恋祭り」参加作品です。狼獣人と猫獣人が出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 19:10:40
11159文字
会話率:33%
【発売!】書籍1巻が発売中です~加筆もたっぷりよ?【よろしくね!】
【コミカライズも】マガポケでマンガも始まりました~【開始です!】
七つのダンジョンを攻略すれば、どんな願いでもひとつだけ叶う不思議な島。
数多の冒険者たちが競い合う
その島に、とある事情で万年レベル1の荷物持ちの少年がいた。
真面目で一生懸命な性格と女神から授かった唯一無二の究極スキルで冒険者たちから重宝されている。
ただ荷物持ちに甘んじているのは今だけだ。
女神もびっくりな究極スキルの使い方でついにレベル2の壁を突破して――最強への道をひた走る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 11:00:00
189031文字
会話率:35%
とある世界で世界的ヒーローだっただるビュッシュが唯一無二の番と結ばれる話
最終更新:2023-05-01 19:33:47
217文字
会話率:0%
この世界では〈ステータス〉と〈スキル〉によって人生が決まる。
特に〈スキル〉は、人格や外見にもでる程に強力なものや、習得に数十年と掛かるものもある。さらに、その中でも他と一線を画す〈スキル〉がいくつか存在する。《固有スキル》と呼ばれるものだ
。
同時代に同じ《固有スキル》を所持する者はなく、まさに唯一無二の〈スキル〉である。その能力は規格外なものが多く、授かった者たちはそのほぼ全てが後世に名を残し、中には英雄や伝説となった者もいる。
しかし、数多の〈スキル〉の中には高すぎる条件や反動、制限や制裁などが付きまとう事も。《固有スキル》も例外ではない。
ここに一人の不幸な青年がいる。
名を〔クルト・ブレキハング〕。本作の主人公である。
【シュヴァイゲン帝国】の大貴族ブレキハング公爵家の三男として生を受けた彼は順風満帆な日々を送っていた。両親と兄姉に愛されて育った彼は、すっかりと自堕落な性格となり、成人後は実家の援助で悠々自適に過ごす予定であった。しかし、そんな彼の人生は10歳の誕生日に運命が変わってしまった。
10回目の誕生日に女神より授かる《恩恵スキル》。なんと、そのなかに《固有スキル》が紛れ込んでいたのである。
さらに、自分の“それ”が他よりも更に反則的な能力である事を知った彼は満面の笑みを浮かべていた。しかし、〈スキル〉の説明を読むにつれ笑顔は困惑へ、困惑はは絶望の顔へと変わっていった。あまりに強すぎるその〈スキル〉にはいくつもの制限と制裁が課せらていた。
嘘をつかない。約束は守る。礼儀を守る。利益を求めないなど。それらを破った場合、頭痛・腹痛・発熱・嘔吐・眩暈・筋肉痛・関節痛などのありとあらゆる病症があらわれると。
痛い事が嫌いな彼は〈スキル〉の制裁を全力で回避し続けた。そして気が付くと、人々には【聖人君子】と呼ばれ、成行で助けた冒険者達と大陸屈指の冒険者ギルドを作っていた。
これは《スキル》に振り回されながらも、なんやかんやで英雄になった青年と仲間たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 00:00:00
47328文字
会話率:42%
名前はその人を定義する唯一無二のものである。
何にも興味を持たない『東雲春』という名前を持つ一人の人間が自分以外のものに触れる話。
普通で奇妙なめぐり合わせがあったりなかったり.....
最終更新:2023-04-28 15:48:18
1117文字
会話率:20%
何者にもなれなかった人生を送る冴えない、無能、ゴミ、クズ、役立たずの主人公、増田ヒロム。
安月給の工場でただ漠然と生きるためにだけに惰性で働く日々を過ごし、気が付いたら30歳。
いつもの様に朝起きてゴミ屋敷と化した住まいから職場に向
かう。
その筈だった。
しかし、玄関の先にあったのはいつもの道路や駐車場ではない。
そこは【無気力の呪い】に苦しむ異世界であった。
増田は世界を救う勇者として(なぜか若返って)召喚されてしまった。
週一でしか風呂に入らず、30年間DT(素人)……稼いだ金はギャンブルでスる様な男がだ。
何故こんな男が勇者に選ばれてしまったのか。
それは増田が元から無気力であり、無気力の呪いが効かない唯一無二の存在だったからだ!
更にこの30年、刻んできた圧倒的負け組の生活。
異世界でついに覚醒を果たす。
毒無効、麻痺無効、睡眠無効、幻惑無効、ウィルス無効。
毒特効、麻痺特効、睡眠特効、幻惑特効、ウィルス特効を複合した【ラアル】という勇者にあるまじきレアスキルを所持していたのだった!!
「……お前、オレの事バカにしてたよなぁ?」
敗北者男性叛逆の狼煙が異世界で今、上がる。
※この小説は加筆、修正を加えたリビルド版となります
※この小説は他サイトでも公開しています、よければ遊びに行ってね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 07:52:12
23183文字
会話率:35%
「アニマ! この際だから言わせてもらう! お前は足手纏いだ! 今日からお前はクビだ」
婚約破棄をし、実家の伯爵家を飛び出して冒険者となった元令嬢の主人公「アニマ」
彼女は冒険者ジョブ「変身」を持ち、動物やモンスターになりきって仲間の援護
を行っていた。
そんなある時、パーティメンバーからクエストの妨害をしていると判断され、追放されてしまう。
同時に追放の際、「慰謝料」と称して、クエスト中に見つかったゴミアイテムである腕輪とカードを押し付けられる嫌がらせを受ける。
途方に暮れるアニマ、新たな仲間を探すために冒険者ギルドを訪れた時、突如言葉を発するモンスターが人々を襲い始めた。
アニマは咄嗟に「ゴミアイテム」である腕輪を身に付ける……。
「ジョブチェンジ! 剣!」
アニマは様々なジョブになれる腕輪を装備し、人々を守るため、そして追放した元パーティメンバーを見返すために、アニマは「変身」し成り上がっていく。
※カクヨム、アルファポリスでも更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 18:01:05
66412文字
会話率:45%