私、ルーシアナ・ゼロスケイブ。
大賢者と名高い(らしい)おじいちゃんことマイアナ・ゼロスケイブの60歳のお祝いに、プレゼントの素材を求めて裏山に立ち入りました。
…………殺されました。
おじいちゃん、ごめんなさい……
……………
……
………………
………………………………
…………………………………………
アレ?生きてる?
祖父を残してうっかり殺されてしまったルーシアナ。
120年後。ついに生き返る……!!
…………………………………………フレッシュゴーレムとして。
※アンデット系ではありません。
「え゛!!ゴーレムって道具扱いじゃん!!人権は!?」
残念。ありませんね~。
「おじいちゃんの技術の粋が詰まってるの?この体。……………………レアモノってことですよね!?」
バレたら狙われますね。頑張れ!!
「なんか前々世の記憶あるんだけど!?」
役には立たないけどネ☆
「しかもそっちも20歳で殺されてるし!!」
二連続短命!!呪いですかね?
「妖精型のナビゲーター?かわいい…………え゛!!妖精もレア種族!?」
狙われる倍率ドーン!!
ル:「せめて今生は全うしたい……」
ナ:「泣ける……」
これはゴーレム娘が、人権と安寧を求めて闘う物語である。
あ、難しいことはありません。一番強ければいいんです。
※以下のような物語を目指しています
・ほのぼの:嫌味なキャラとかはあんまり出ません
・ギャグ:登場人物はナチュラルに主人公を弄ります
・日常系:『この話必要?』みたいなのも多々あります
・女の子同士でキャッキャ:登場人物は女の子メインです
・戦闘はそこそこしっかり:章の後半は戦闘メインになります(予定)
※各章の始めにその章の予告回があります。また、第0話部分にて最新章の予告回を掲載しています。もしよろしければご覧ください。
(プロローグは除く。最新章が追加されたら、第0話は更新されます)
※更新頻度
一章毎にガッと更新します。ブックマークした場合はお気を付け下さい。
(最新話に飛んだ場合、未読を飛ばす可能性があります)
※注意
あとがきに小ネタを載せる場合もありますが、執筆中に軽くググった程度の情報ですので、間違いの可能性もあります。もし、『誰かに教えてみよう』など思われた場合は、発信前にご自身で十分に調査して下さい。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 19:14:14
1492558文字
会話率:46%
伯爵令嬢アイリス・ホールデンには前世の記憶があった。ロラン王国伝説の大聖女、アデリンだった記憶が。三歳の時にそれを思い出して以来、聖女のオーラを消して生きることに全力を注いでいた。だって、聖女だとバレたら、恋も出来ない一生を再び送ることに
なるんだもの!
一目惚れしたエドガーと婚約を取り付け、あとは来年結婚式を挙げるだけ。そんな時、魔物討伐に出発するエドガーに加護を与えたことから聖女だということがバレてしまい……!
今度こそ、キスとその先を知りたいアイリスの願いは叶うのだろうか?
※アルファポリス様でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 16:34:28
107554文字
会話率:52%
深夜の警備の仕事を長年していると分かることがある。
それは深夜に働かないといけないことを除けば
比較的には楽な仕事ということ。
何故なら
何か起これば警察が対応してくれるし
何も起こらなければ
エアコンが効いた守衛室で
ゲームをして過ごして
もいいのだから。
もちろんバレたら終わりだけど…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 21:32:04
1856文字
会話率:6%
爵位持ちの中でも文武両道のエリートしか入学が許されない王立騎士学校。
その王立騎士学校において、成績上位4名以内に入った者のみが選抜されることを許される特権階級がある。
———それが円卓の騎士である。
円卓の騎士は常に王族の護衛を任せれ
、寝食を王族と共にすることを認められている唯胃兪の職業である。
多くの騎士学生はこの円卓の騎士に選ばれることを夢見ながら、日々王立騎士学校にて鍛錬を行っていた。
そして、この物語の主人公も彼らと同じように、騎士学校に所属する学生である。
———ただし、人には言えない秘密を抱えているが。
この物語の主人公は、女の身でありながら女人禁制の場で暮らす女学生、シェリー=クロイツェフ。
彼女はかつて幼少期に、皇国王子フラン=シュルツに軽はずみで護衛騎士になることを約束してしまったがために、フランと共に女人禁制である王立騎士学校に入学することになっていた。
女であることが周りにバレたら退学どころか、騎士学校の伝統を壊した罪でお家没落の危機……!?
全てうまくいくには、寮と学校での生活で周りの男子に、女とバレず成績上位4名に入らなければならない。
果たしてシェリーは卒業まで女であることを隠し通せるのか、そして無事に円卓の騎士に任命されるようになるのか。
これから紡がれるシェリーの奮闘に、ぜひ応援よろしくお願いします!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 13:59:36
6303文字
会話率:37%
俺には、表立って活躍できない事情がある。
それは、ほぼほぼ、親のせいだ。
俺の父親は、伊世早グループの社長。
そして、母親は、ハリウッドにも出演経験のある日本を代表する女優である。
ここまでで、凄い家族かと思うが、俺の両親は2人とも既婚
者である。
それなのに、俺が生まれた。
つまり、不倫である。
どういう経緯で俺は生まれてしまったのか....。
そんなこんなで、俺の存在がバレると、最悪、世界戦争が勃発するだろう。そうなれば、世界崩壊だ。
そして、母親はテレビ、映画、舞台全てにおいて興行成績トップを叩き出す常連だけに、彼女への不信感は、日本の経済の危機を揺るがす可能性がある。
株の大暴落、リーマンショックも良いところだ。
それなのに、二人とも、危機感が少なすぎる。
母さん、父さん、あのさ、そろそろ、息子が手伝うのは止めにしたいのだが?
しかも、入学した先で、父方、母方の公にしている方の子供たちが居るとか聞いてないから!
い、妹とか!
しかも、ねだった末に手に入れた幼馴染みも色々とヤバイみたいだし。
誰か...、はぁ。
人にものを頼むときは、相手を見極める事が大事だからな!
今更ながらに、自分に忠告。
バレたら絶体絶命!?普通の高校生活を送るために息を潜めるはずが、今にも気付かれそうでヤバイ板挟み状態。
お兄ちゃん!
お兄様?
最近、私をかまってくれないのはなぜ?
メガネくーん!!
ふふふ。面白そうな人を見つけました。
マジ...、透明人間だったら良いな。
次から次に....。
俺の存在消す方法、誰か教えてくれ!
俺が歩けば金が出るんだって....。
うわぁーお。
モデル、気付けば歌手。
秘書、気付けば使用人。
あれ?
気付けば、あの冊子どこ?
決して出回ってはならない闇の資料。
誰かが俺の個人情報で金儲け....?
どうやら、この高校にも俺の個人情報を知っている奴がいるらしい。
何枚だって仮面を被ってやる、それでお前を守れるのなら。
それで、俺は満足なんだよ。
お願い!
しょうがない。
任せろ。と、毎度、カッコつけてしまい、自分の身は、皮一枚でやっと隠せてる状況。
えっと、どうしましょっか....。
何かいい案あったら教えて下さい。
はぁ。
透明人間になりたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 16:40:51
116142文字
会話率:24%
「君の秘密が分かった。そんな人間とは結婚したくない」
婚約者にそう告げられ困惑する少女、メアリー。しかも秘密の内容に心当たりはない。
これは何者かの計略だ。
そう悟ったメアリーは、同じ被害者のテオと一緒に犯人を探す。
最終更新:2021-08-27 17:13:28
6542文字
会話率:53%
ある日、目を覚ますと見知らぬ女が自分のベッドを占拠していた。
だが、よく見たらその女は王国一番のイケメンと言われている王太子と婚約をしている公爵令嬢のルチア・ノーリス。
バレたら打ち首どこじゃ済まないこの状況を、……彼は打開することが
できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 12:25:33
3218文字
会話率:37%
俺は不当にも追放された…
魔力測定で脅威の魔力ゼロを叩き出した俺は、家でいない者として扱われるようになった。
入学した学園でも『公爵家の不良品』と蔑まれていた。
…だが、俺はそこまで気にしていなかった。
割と楽しんでるし。
家では無視
してくる家族相手に『いない』事を利用していたずらしたり、
学園では唯一できた悪友と女子寮に突撃したりした。
そんな楽しい毎日を過ごしていた俺に公爵である父が言ったのだ「本当に…お前だけは……支度金は用意してやる。だから早く出て行ってくれ!!」と…非常に疲れた顔をしていた。
追放された俺は考えた。
楽して生きたい、働きたくないでござる…と。
楽したい…でも金が欲しい…
ッ!詐欺師になろう!
そんなこんなで詐欺師になった俺の最初のカモは最強生物『魔王』だった。
「立派な魔王になりたいです」
「…ふむ」
果たして新米詐欺師は立派な詐欺師になれるのか!?
すでに神と崇められている事に気づき、サブタイ変えました(´◉◞⊖◟◉`)すみません(´◉◞⊖◟◉`)
※勘違いコメディーです。
主人公最弱、魔王最強(*'▽'*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 11:47:43
142854文字
会話率:47%
“新設高校1年生のオレ、長屋一路は保育園からの幼なじみにして病的な人見知り、神野宮華に誘われて郷土史研究会を作る。しかしそれは仮の姿。実際にはこの、できたばかりの学校にオリジナルの七不思議を創るのが目的だ。”
「あのな。オレは断ったんだぞ
……。断った、よな?」
「いい? イチロ。世の中はね。なんでもあなたの思いどおりになるわけじゃないの」
周囲の目を欺いて創る七不思議、そのたびになぜか部活へ入ってくる“難アリな生徒”たち、そしてちょっぴりの放火事件。バレたら即退学。押し切られて始まる高校生活の行きつく先は!?
安心の完結保障!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 22:26:50
435949文字
会話率:53%
人間だった時の記憶を失い、魔界へ転生した主人公。アガネアと名付けられた彼女は、人間だとバレたら関係者そろって即終了という条件の中、ときに体を張って、ときに無い知恵絞り、アレげな嗜好の悪魔から狙われたり、カルトアイドルみたいに崇拝されたりしな
がら、毎日をどうにか生き延びるのだった。
日常系みたいな生活を夢見る彼女の、奮闘したり丸投げしたりする生活がはじまる──。
微妙に職業もの、微妙に百合、微妙に成り上がり。
完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-14 23:20:20
636425文字
会話率:40%
「おい増田、会議中に寝るな」
昼休みが終わる13時ぴったりから開始の会議中、あまりにも眠たくてうとうとしていると目の前のノートパソコンから課長の怖い声が聞こえた。寝ていたのがバレたらしい。
在宅ワークが浸透した今、うちの会社の会議は基本的に
WEB会議だ。謝らなくちゃと思いノートパソコンの画面を見て私は絶句した。だって課長の姿がゴリラになっていたんだもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 11:30:04
2991文字
会話率:34%
タイトル通りです。
試験的に投稿してます。
※フィクションだと理解した上で、読んでいただけると幸いです。
最終更新:2021-07-13 20:16:22
4313文字
会話率:50%
イゾルデ・ハーツイーズの悲劇のはじまりは、魅了の魔力を持って生まれた事だった。
稀代の悪女のように噂され、婚約者からも『もう君を信じることに疲れたんだ』と言われ、婚約を破棄されてしまう。
もちろん社交界での評判はさらに悪化し、おまけに元
婚約者は妹に婚約を申し込んでくる始末。
「一度も魔力なんて使ったことないのに……私が何をしたっていうのよ!」
こうなったら、いっそ本物の悪女になってやる!
自暴自棄となったイゾルデは、ついに魅了の魔力を使ってしまう。───王太子相手に。
「これ、バレたら確実に処刑ルートだよね!?」
処刑の危機と後ろめたさに怯えるイゾルデだったが、お人好しな王太子はどこまでも優しく接してくる。
「やめて!そんなに優しくされると罪悪感で胸が潰れる!」
これは、嘘にまみれた恋から始まる物語。
(※本編はシリアスです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 16:16:41
10760文字
会話率:35%
子供の頃から神殿に保護され、将来聖女として期待されているリヴィエ・ソイアル。
しかし実は彼女が受けている加護はその神殿が信仰する神様のものではなく、なんと敵対神のものだった。
おまけにバレたら即処刑される恐れがある。
そんな中で
、晴れて一人前と認められる各支部への派遣の生活が目前に迫り、始まろうとしているが、大変、現場へと赴いたらきっとすぐにボロが出てしまう。
バレたら即処刑、見つかればピンチ。彼女が取った策は――。
これは、バレたら死刑の秘密を抱えている女の子が、のんびり牧場ライフを楽しみながら、周りを大きく巻き込む物語。
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週に最低二回、金曜日に一回投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 18:35:21
204959文字
会話率:29%
黄金の国の神話。
これをくれた人物は『ハーレムの少女』の翻訳を依頼した“彼”だった。
「この、黄金の国ってなんですか? ジパング?」
「そうじゃなくて、南の方に小麦の栽培が盛んな地域があって、多分それのことだと思う」
「小麦ですか」
「俺
らも貿易とか侵略とかで手に入れるんだけどさ、高かったんだよね。それこそ纏まった量が欲しかったら金で払ったっていいくらい」
「へー、意外。肉と牛乳の他にも口にするんですね」
「遊牧民だからってそればっかり食べてるわけじゃないんだよ?」
そんな雑談をしながら資料を受け取ったんだけれど、その中に黄金の国の神話集があった。こんな細かくて関係なさそうな情報、要るのかな? 毎度異常な重さになるお土産を鞄に詰め込む。
筆休めに訳してみたんだけれど、後でバレたら「それじゃあ俺の国の神話でも渡しておけばよかったなあ」とか言われるかもしれない。……まあいいか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 12:43:12
844文字
会話率:0%
身長149cm、体重42kg、並みの女子より女らしいファニーボイス。性別男。
愛され小動物系男子、アルフレッド・スピネル。女尊男卑都市にて女装を決行する。
「――アンタ、本当は男でしょ?」「(まずい……!?)」
男子禁制! 女の園に迷い込ん
だ貧弱男子はどう生き延びればいい?
異世界ハーレム迷宮攻略(女装)、ここに開幕。
十六歳の誕生日、アルフレッドは兼ねてからの憧れだった冒険者となる。
しかし、彼はその体躯のせいで、何度もパーティから脱落を繰り返してきた。
あてどなく歩いて辿り着いたのは、女性専用の伝説級装備ばかりドロップする、女だらけの奇妙な迷宮都市。
この街では、冒険者になるのは皆女性。主権を握るのも当然女性。
戦力でも体格でも女性に負けるアルフレッドには、この街で大手を振って歩く権利は無いはずだった。
なのに耀太は、平然と女性用装備を身に着けることができて――?!
「アタシは迷宮の奥に行きたい。アンタは女装がバレたくない。
――協力しないとか、言わせないわよ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 21:06:30
2221文字
会話率:28%
カドカワBOOKS様より1~3巻
B's-LOG COMIC様よりコミカライズ1巻、発売中です。
グラディス・ラングレー公爵令嬢の人生は三周目。
一周目は日本の女子大生。超体育会家一家で空手の有力選手。可愛いものや服が大好きなのに、ままな
らないまま、落雷で死亡……と思ったら、剣と魔法のファンタジー世界に転生。
今度こそ好きなことをして自由に生きよう、との決意も虚しく、大預言者に抜擢! 権力はあるものの、生涯独身の掟。またもや喪女決定。素敵な恋どころか、子供も持てず……。せめて子供に関わりたいと、かつて学生生活を満喫した学園に舞い戻り、大預言者の傍ら、教職に就くことに。将来国家の要職に就く学生を、次々と育て上げる。
馬車に轢かれて死亡後、三周目の人生は公爵令嬢、大当たり!!
でも、二周目と同じ場所に転生してるし、周りが知り合いばかりだし、あれから10年しかたってない? そして父親は教え子、母親はまさかの!?
元大預言者とバレたら、また生涯独り身人生、何としても隠し通さなければ!
でも、転生した以上、新しい人生を楽しく生きたい。
最大の難関は、5年後に迫る学園入学。教師陣はかつての同僚や教え子ばかり。でも、きっちり隠し通してグラディス・ラングレーの公爵令嬢ライフを満喫してやります!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 12:00:00
1077609文字
会話率:27%
妹のエレナはよく純粋で天真爛漫だと言われて可愛がられていた。
しかし、それは計算である。
彼女はどうしたら自分が可愛く見られるかよく知っているし、基本的に自分以外を見下している。
ある日、私は婚約者である侯爵家の嫡男、ヨシュアから突然、婚約
破棄された。
エレナの純真無垢な所に惹かれたのだそうだ。
あのときのエレナの笑顔は忘れない。
それから間もなく、私は縁あってこの国の第二王子であるアルフォンス殿下に見初められた。
私がようやく自分の幸せを掴み始めたとき――元婚約者のヨシュアがやって来る。
「お前の妹があんな性格だなんて聞いてない!」
よく分からないが妹の腹黒がバレたらしい。
※完結まで予約投稿しておりますので、安心してお楽しみください。
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 20:11:44
23827文字
会話率:39%
イケメンメンタリストことメンタリスト見習いのモブ、ユースケは無限迷宮攻略に参加して一発当てようと思いたつ。
早速冒険者ギルドに審査を受けに行くとそこには一人の女勇者がおり、高飛車な言動をくり返していた。
彼はメンタリズムで彼女の
抱える秘密をしてしまい、共犯関係が始まる。
11月29日に「ノンストップブレイブーパッシブスキル『メンタリズム』を駆使した勘違いでビビリだとバレたら即死する臆病勇者を今日も俺は全力でフォローする」に改題しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 17:22:04
219807文字
会話率:32%
「な……! あ、あなた、獣人族だったの……!?」
私の新しい主人――魔女のリリエラ様はそう言って驚いた声を出した。
これで終わりだ、何もかも。私――獣人の奴隷パロムはがっくりと項垂れた。
「バレたらご主人様に嫌われてしまうと思って……」
私は蚊の鳴くような声で釈明した。
私は奴隷商人に売られた獣人の子ども。獣人は爪も牙もあって危険であるため、奴隷としては嫌がる人が多いという。結局私は耳と尻尾を隠したまま、人間の奴隷として魔女に買われた。だが結局それがバレた後も、リリエラ様は獣人でも全く構わないと言ってくれた。安心したのもつかの間のこと。「私」にはもっともっと大きな秘密があったのだ。
「私」は「私」ではなく、「僕」――つまり男の子だったのです。
獣人の、しかも男の子の肉は魔力が高い上に柔らかく、魔女が魔力を補給するためにはめちゃくちゃ効率がいいらしい。ずっと妹が欲しかった、とリリエラ様は言っていたし、もし男の子であることがバレたら追放されるか、もしくは肉として美味しくいただかれてしまう。なんとか誤魔化そうとしている「僕」をよそに、リリエラ様は一緒にお風呂に入ろうと言ってきて――。
男の子であることをひた隠しにする奴隷少年が、なんとかバレないように魔女相手に立ち回るサスペンス・スリラー小説(嘘)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 12:04:51
10516文字
会話率:31%
人形の召し使い─ドールとなった人間のサリー。なんとか人にバレないようにしたいけれど、仕事先が知り合いのファルカスの所だった。彼以外にバレたら即刻クビ!
最終更新:2021-02-14 01:48:09
1436文字
会話率:55%