今より10年前、中央平原の地下に、巨大なダンジョンが広がっていることが発見された。
迷宮への入り口は、鉄の町ゴンゴルノと王都ラダトキアの城下町に通じており、内部に溢れる未知のモンスターは、深層ほど強力。しかし迷宮には、かつて大陸には存在しえ
なかった、強力な武器やマジックアイテムが眠っていた。
戦闘向けの能力を持て余していた冒険者たちは、それを知ると、こわごわとダンジョンに挑みはじめる。
火のヴァンパイア、地のゾンビ、水のワーウルフ、そして風のスケルトンが守護する10階ごとの扉を越え、最下層40階を目指せ。
【器用】【俊敏】【激運】【浪費家】稀有なる能力4ツ持ちのノエルの、ままならぬ迷宮ライフ、開幕。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 08:00:00
176351文字
会話率:41%
地球上の約95パーセントの海はまだ、未知の領域である。
地上の資源を狩り尽くした人類は、その中でも力を持つ国―五大国―によって、最後のフロンティアである深層の開発自由化を宣言した。
それから何年経ったであろうか―――深層で生まれた少年、
コダマが深層と地球の謎に、今挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 14:54:55
1504文字
会話率:48%
堕天使シェムハザの降臨に端を発する終端戦争から千年余り。
東方連合と西方魔境の狭間に位置し、今なおその地下遺跡最深部にシェムハザの眠る絶対中立地ゲヘナ。
そのゲヘナで何の夢も希望も目的も持たず、ただ漫然とその日を生きるだけの半獣人の少年ア
ゼル。
彼はある日、武装警備員たちに追われる不思議な少女セフィと出会う。
面倒事を嫌い、その場はセフィを見捨てたアゼルだったが、その後、地下遺跡深層にて思わぬ再会をする事となる。
激しくぶつかり合う二体の巨人と、それから逃げるセフィ。
今度は咄嗟にセフィの手を取り、走り出すアゼル。
しかし、その果てに巨人たちの争いに巻き込まれてしまったアゼルは、瀕死の重傷を負ってしまう。
赤い血が流れ続け、意識が薄れていく。
「死んで、たまるか……!」
それでもアゼルは生を渇望し、セフィはそんな彼に自らの翠色に輝く血を飲ませ、分け与えた。
次の瞬間、全身が激しく燃え上がるような痛みと苦しみの中、アゼルの巨人ネフィリムへの転化が始まった。
※pixiv、小説家になろう、カクヨムに並行して上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 13:18:47
199084文字
会話率:38%
ココナは駆け出しの迷宮探索者、貧乏な実家を立て直すべく、ある迷宮にやってきました。魔法は学びましたが、冒険者パーティの中で力を発揮できず、相手にされなくなり、追い詰められたココナは一人でダンジョンに挑戦し、死にかけてしまいます。
転落し深層
にたどり着いたココナはそこでみたこともない料理店に出会います。なんとココナの目の前にあったのは日本の町中華、迷宮中華飯店でした。迷宮中華飯店は日本のある町にダンジョンを通してつながっています。店主はダンジョンの探索者に彼らが食べたこともないおいしい町中華を提供し、料理によって、ココナを含め様々な人々同士が自分自身に気がついたり、はたまたつながったりするお話です。
この話は『迷宮奇譚集』というシリーズのスタートの一作目です。お話のダンジョンは数えきれない世界や国につながっています。もちろん現代日本ともつながり、時には時空を超えてしまうこともあります。この物語はダンジョンを通して、世界の神秘とそこに生きる人と人の物語をえがきます。
カクヨム転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 18:00:00
46196文字
会話率:42%
夢に潜るシステムを使い、その人の深層心理を調べることで悩みを解決するドリームダイ部。ひょんなことから部員の源暁(みなもとあかつき)の夢にダイブする。
夢の世界から戻ってくると、なぜか夢で見た少女が彼らのそばにいた。
夢のない青年・暁と
夢にいた少女・明夢(あむ)が交錯し、白黒の日常が彩られていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 18:00:00
83626文字
会話率:45%
一か月たっても隅から隅まで覚えていた夢の話です。
夢には、情報・記憶を整理する働きがあり、今回自分の生き方の深層心理からつながる現実への影響を、夢から学びました。
あなたの今夜見る夢も意味があって脳が見せてくれています。決して休んでいるわけ
ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 21:57:21
504文字
会話率:12%
転生者の少年がもらったのは【便意ブースト】という意味不明のスキル。仕方なく勇者パーティの荷物運びでボロ雑巾のようにこき使われる毎日だったが、ある日、ダンジョンの深層で激しい腹痛に襲われた。すると青いウィンドウが浮かび上がり『×1000』の文
字が。なんと、便意を我慢すればするだけステータスが上がる神殺しの強烈な宇宙最強スキルだったのだ。
一瞬喜んだものの、そんな苦しいスキル要らないと商人の道を志す少年。だが、最強の男の存在は放っておいてもらえるはずもなく、運命は少年を便意と戦う無慈悲な道へと追い込んでいく。
ヒロインの公爵令嬢を助け、魔王軍の四天王を斃し、魔王に迫った少年だったが、魔王から驚愕の真実を告げられてしまう。転生先の世界も、日本も海王星にあるコンピューターによって合成された世界だったのだ。
海王星にある1キロメートルほどの巨大コンピューターはスパコンの一兆倍の演算力があり、これで一つの地球まるごと合成していたのだ。そして、これが一万個運用されており、世界には一万個の地球が存在している事を告げられる。
転生先の星もまたこのコンピューターによる像であったが、隣の星の管理者から悪質な嫌がらせを受けており、このままだと星は廃棄処分になってしまうという事だった。
廃棄処分を免れるためには少年が【便意ブースト】を使ってテロリストのリーダーを討たねばならない。
世界を守るため、ヒロインとともにテロリストの総決起集会に侵入し、見事便意を操って悪を討ち果たすことに成功した少年だったが、スキルの使い過ぎで死亡してしまう。
少年が気がつくと植物人間となっていた日本の転生前の身体に戻されていた。失意に沈む少年であったが、ダメ元で起動した便意ブーストが効き、ヒロインと再会を果たし、愛を誓う。ただ、最後は下剤の飲みすぎで漏らしてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 11:29:23
102503文字
会話率:31%
転生者の少年がもらったのは【便意ブースト】という意味不明のスキル。仕方なく勇者パーティの荷物運びでボロ雑巾のようにこき使われる毎日だったが、ある日、ダンジョンの深層で激しい腹痛に襲われた。するといきなり青いウィンドウが浮かび上がり『×100
0』の文字が。なんと、便意を我慢すればするだけステータスが上がる神殺しの強烈な宇宙最強スキルだったのだ。
一瞬喜んだものの、そんな苦しいスキル要らないと商人の道を志す少年。だが、最強の男の存在は放っておいてもらえるはずもなく、運命は少年を便意と戦う無慈悲な道へと追い込んでいく。
魔王軍の四天王を斃し、魔王に迫った少年だったが、驚愕の真実を告げられ、世界を守るために便意を我慢することを約束させられてしまう。
果たして少年の肛門は耐えられるのか? 便意は世界を救えるのか? お馬鹿なスペクタクルファンタジー、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 10:29:00
102131文字
会話率:31%
Vの推し活についてあれこれ
キーワード:
最終更新:2022-11-01 23:08:06
26836文字
会話率:0%
深層鍵屋アカツキ、そこは特別な鍵を売る不思議なお店。その鍵を手に入れるための特別な鍵を手に入れるためのショップカードを手に入れた白井菊は親友に避けられている理由を知るために、鍵屋を訪れて……。
最終更新:2022-10-31 23:59:02
4730文字
会話率:50%
心象素描(しんしょうスケッチ)実践研究
令和壬寅(ミズノエノトラ)参玖 長月
弐陸捌弐 肆 弐零弐弐
言霊深層実践段ギア! 詩一編
アカノフウ
三つ目心象素描研究ラボ
最終更新:2022-09-11 17:20:48
1975文字
会話率:0%
かたつむりは、思われているより速いんだぜ?
最終更新:2022-09-09 18:21:12
375文字
会話率:0%
壊れていく世界で少年は赤い光を目にした。
それは人の目を盗み取り、傀儡にするかのような魅惑的な石だった。
少年は石を手に取るのと同時にそれの異質さに肌が撫でられた感覚をおぼえる。そして、深層部の上澄みかのような漠然とした感覚が浮き上がり、
理解する。
この赤い石がこの世のものでないことを、
異世界のものであるということを。
初投稿です!誤字脱字はあると思います、言い回しや表現もわかりにくい部分が出てくると思いますが、何卒ご容赦を。その都度、直していこうと思います。
設定としてはありきたりな異世界ものですw
他の作品とは棲み分けができるよう工夫はするつもりですが…
一言で言うなれば、
自力で異世界に行く!これぐらいですw
箸休め程度に読んで頂ければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 10:13:24
212251文字
会話率:34%
(1夜目の分まで)
大運動会の大事件で助けてもらったお礼を言うために、得夢たちは帳に会いにゆく。
その道中で幼い女子が上級生に絡まれていた。
悪夢のノリで助けに入る得夢たちだが、悪夢と違って現実では大苦戦。
なんとか女子を助
けることに成功したが、その女子は、なんと、あの英姿颯爽の帳お姉様だった!
現実世界ではロリっ子だった帳お姉様に悶絶するさなか、大地震が発生する。
揺れの原因は、グラウンドから隆起してきた悪夢への巨大な入り口だった。
帳と得夢たちはグラウンドに急ぎ直行する。
そこには大勢の生徒たちが群がっていて、隆起してきたものがなんのか、あれやこれやと覗き込んでいる。
悪夢の入り口は普通、悪夢退治人の貘にしか見えないはずなのに、なぜ!?
一般人が中に入り込んでいるかもしれない。
帳と得夢たちは急遽、この悪夢を調査することにした。
悪夢の中に入るとそこは、見知らぬ海岸に立っていた。
気温は赤道直下のように蒸し暑く、いつもと違った深層悪夢の負荷が得夢たちを苦しめる。
海岸には廃墟が連なっていて、そこにはボロボロの衣服を着た得夢たちや町の住人たちがいた。
それはまるで、世界の終わりを見ているかのような光景だ。
「これは予知夢だわ……!」
この有様が自分たちの未来だと知って、得夢たちは自暴自棄に陥った。
帳が言うには、予知夢を変えるためには、逆夢にするしかないという。
帳と得夢たちは予知夢を逆夢に変えるべく、悪夢の最深部へと探査に向かったのだった!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 23:11:02
36006文字
会話率:49%
「荷物持ちモルド・ベーカー、お前をこのパーティーから追放する」
SSSランクダンジョンの下層で追放された荷物持ちのモルド。もはや「死ね」と言われたのと同然の命令に絶望していたが、幼馴染の【聖女】ティナはパーティーメンバーの裏を欠いていた。
メンバーが転移結晶で迷宮から脱出した後、モルドの生来持っていた観察眼とティナの超回復によって自力での脱出を図る二人。しかし――突如現れた死神と恐れられるモンスターにティナは殺され、モルドは下層のさらに下――ダンジョンの『深層』へと落とされてしまう。
モルドは地獄の中で決意する。SSSランクダンジョンを攻略し、どんな手を使ってもティナを生き返らせてみせる――と。
これは幼馴染を愛し、愛されたが故に会得した身体を無限に再生する【聖女の呪い】と、覚醒した【魔眼】の力、さらには【魔物を喰らって異能を得る力】に目覚めた男が、幼馴染を取り戻す物語。ついでに数多の仲間と出会い、実は絶望的だった世界を救うような物語――。
文字数は大体1000~3000字です。
気軽にどうぞ!!
けど、ちょいグロ注意!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 21:24:52
117374文字
会話率:29%
「雑用係モルド・ベーカー、本日をもってお前をこのパーティーから追放する」
「私も賛成に決まっています。私、あなたのことが嫌いでしたから」
「……えっ?」
A級冒険者パーティー【革命の風】に所属していた青年は突如としてSSSランクダンジョ
ンの奥地で追放を命じられる。メンバー全員と幼馴染の【聖女】ティナに裏切られたのだと思い、意気消沈していたモルドだったが……
「はぁ……あんなの嘘に決まってるじゃないですか」
「嘘!? あのゴミを見るような目が!?」
前日に追放の実行を伝えられたため、ティナは急いで様々な根回しをしてくれていたそうだった。メンバーのもう一人、レイラとも落ち合い三人でパーティーを離脱するつもりとのこと。
「だからまずはこのダンジョンから抜け出しましょう」
しかし、二人を突如イレギュラーが襲った。上級冒険者を殺す死神と呼ばれる魔物【彷徨う赤き鎧】に襲撃を受けた二人。圧倒的な力の差。ティナはモルドを庇って死んでしまう。ティナは持っていた転移結晶を手渡し、
「どうか生きて、幸せに……」
そう言って、息を引き取った。
さらに死神の驚異的な一撃で、モルドたちが立っていた橋が崩壊を始める。モルドはダンジョンの『深層』に落とされるのだった。
モルドが目を覚ますと、そこは深層だった。しかし、地面に叩きつかれ血だらけになっていたはずの体は完治している。モルドは疑問に思いながらも、ティナを失った喪失感を抱えつつ探索を始めた。そして……喰われた。兎型の魔物に足を食い千切られ、巨人のような魔物に体中を棍棒で滅多打ちにされ、大量のムカデのような魔物に体を這い回られ、突き破られ、喰われた。……しかし、そこで意識を手放した先で、
「ようやく会えました」
モルドの精神世界のような場所で、彼は最愛の幼馴染と再会する。彼女は「生きて幸せになってほしい」という呪いをかけたのだという。心撃たれたモルドは宣言する。
「俺がお前を生き返らせてやる。絶対の、絶対の……絶対にだ!」
青年は【聖女の呪い】を抱えながら、喰らう。時には自身の身を削りながら、喰らい続け、成長し続け……いずれ最強へと至る。
一方、実はモルドの驚異的な指示で成り立っていた【革命の風】はダンジョンの中層ですら歯が立たなくなっていき、「最低最悪のパーティー」として没落していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 17:05:18
25703文字
会話率:28%
近代、日の國。
玲治二十三年。一人の作家が出版した本が國を狂わせた。
読者は読破後、「劇情」と呼ばれる人間の深層心理に眠る苛烈な感情を引き出され、理性よりも先に感情的に行動するが故に、まるで幕末か戦乱のような血気盛んな革命家達が、道端の
小石よりも蔓延った時代。
それに終止符を打たんが為に施行されたひとつの刑法「文罪」。
己の思想や理念、子供向けの童話から空想物語に至るまで、全ての執筆と読書、それらの販売が禁じられた。
文罪に抗う者、正当性を訴える者、変革を志す者。多様な「作家」という犯罪者達が。
読むことに学びと矜持を持つ者、作家の思想を理解し、を追い求める「読者」という犯罪者達が自身の為、互いの為に行動を起こしていく。
本を読むこと、書くことを禁じられた読者と作家達の織り成す「劇情」渦巻く近代ローファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 12:42:38
5354文字
会話率:45%
『ヤンデレダンジョン』とは俗に魂と精神の宿ったダンジョンだと言われている。共通する特徴は五つ。
一つ、ダンジョンを探索できる資格者は『ヤンデレダンジョン』自身が選別する。
二つ、普遍的なダンジョンと異なり、探索者が死しても強制的に蘇生
が行われる。
三つ、『ヤンデレダンジョン』に見初められた者は最期まで決して逃れられない。
四つ、見初められた探索者は他の普遍的なダンジョンに挑むことができなくなる。
五つ、探索者が最深層のコアに到達すると、『ヤンデレダンジョン』は消滅する。
これはそんなヤベーダンジョンに目をつけられた大学生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 12:00:00
181166文字
会話率:31%
ガリガリに痩せて肌も髪もボロボロの『醜い悪役令嬢』と呼ばれたオリビアは、ある日婚約者であるトムス王子と義妹のアイラの会話を聞いてしまう。義妹はオリビアが放火犯だとトムス王子に訴え、トムス王子はそれを信じオリビアを明日の卒業パーティーで断罪し
て婚約破棄するという。
オリビアはその場から必死に逃げて黒龍の魔導師の塔の試練を受ける事にする。試練を突破した者は魔導師に願いを叶えてもらえるという言い伝えがあるからだ。
卒業パーティーまで、残り時間は24時間。
果たしてオリビアは放火犯の冤罪で断罪され絞首刑となる運命から、逃れることが出来るのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 16:09:13
23368文字
会話率:40%
-[異能]-
・常人では成しえない、度を越えた能力の発揮。
・類義語「神業」、「火事場の馬鹿力」、「職人芸」。
・人並外れたこの能力は、時として人を助け、また人を傷つける。人知を超越し、科学をも嘲笑し得るほどの破壊力を持つこの力は、並大抵の
人間には習得出来ない。
何十年も刀を振り続けてきた老剣士が、一本の鉄塊を一振りで居抜き真っ二つにするように、また、幼いころの壮絶なトラウマから不思議な能力が開眼するように、この『異能』もまたその所有者の鍛錬、深層心理といった「人生の経験値」を色濃く反映する。
つまり、『異能』とは所有者本人の写し鏡であって、アイデンティティそのものである。
私たちは、君たちの『異能』を試したい。
さあ、ゲームに参加するのだ。君たちの人生がどのようなもので、それを武器に君がどこまでやれるのか。この一つの仮想空間の中で、存分に力を発揮し示してみろ。
君という存在の全てが『異能』に詰まっている。
それでは諸君、健闘を祈る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 10:18:20
7488文字
会話率:34%
「盾戦士ハルマ、この場をもって、お前を俺様のパーティーから追放する!」
「なん……だと……!?」
俺――勇者パーティーの壁役として戦ってきたハルマは、ダンジョンの深層で突然、追放されてしまう。
その原因は、俺が壁役のくせに虚弱体質だったか
らだ。
俺はダンジョン深層に置き去りにされ、強力な魔物に襲われて死を覚悟した。
その時、金髪の美少女魔術師――リーザが俺を救う。
しかし、リーザもダンジョンから脱出できずに困っているらしい。
俺たちは共闘し、死地からの脱出を目指す。
そして、俺はリーザの師匠と出会い、自分の持つ固有スキル【生贄】と【反動解放】について知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 19:11:13
62622文字
会話率:41%
(第二部開始しました)
その晩、帝都は一夜のうちに制圧された。奇襲を仕掛けた軍を率いていたのは、かつて王女の奴隷として帝都にて飼われていた経歴を持つ青年だった。
奴隷の身に落とされた少年は、いかにして復讐を遂げたのか?
……少女は愚
鈍と無邪気を装い、幼い頃から周囲の目を欺いてきた。少年は復讐の矛先を据えかねていた。二人の主従は一つの目的のもとに手を結ぶ。すなわち――帝国を、滅ぼせ。(他サイトにも転載しています)
第一部
【表層編】若き将軍の視点から帝国で起こる数々の事件が語られる出題編。
【深層編】帝都で暗躍する主従と、その策略を紐解きながら描く解答編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 18:58:08
1359477文字
会話率:40%