僕を僕たらしめるものは、何か――……?
五十嵐 悠《ゆう》は平凡な大学生である。しかし彼には一つだけ、周りと異なることがあった。戸籍上の名前と自分の名前が一致してないのだ。
ある夏休みの夕暮れ時。飛び出してきた車に跳ねられ、悠は意識
を失った。目が覚めると、クロレンス王国という見知らぬ国で、ハーヴェイと呼ばれる冒険者の少年になってしまっていた。これは所謂、異世界転生と呼ばれる現象なのだろうか。だがそう言うには奇妙さがある――。
これは複数の名前と顔を持つ少年「たち」の、現代日本(2014年付近スタート)、近世ヨーロッパ風異世界、精神世界、そして謎の世界と多世界を股に掛けた多世界ファンタジー。
※本作は、カクヨムで連載しているものを転載したものです。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※いわゆる、「異世界転生モノ」ではございません。ご注意ください。
※鬱表現が苦手な方はご注意ください。
※性別が不明なキャラクターは一律、「少年」「青年」「彼」という表現をしております。女性差別的な意図はございませんので、ご了承ください。
※参考にしている概念の性質や意味を変えた概念が登場する際には、作中にて注釈を付けるようにしております。
※人物的に差別発言をする場合があります。注釈を付けるようにしておりますが、作者の主張ではないので、ご了承ください。
※日本の天気情報は気象庁の過去データを参考にしております。また、月齢や日の出入り時刻に関しては、生活や実務で役立つサイト『ke!san』を参考にしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 11:10:00
4151文字
会話率:28%
どこかで読んだようなファンタジーの世界に、現代心理学の素養を持ったまま転生した彼女は、知識欲のおもむくままに冒険者となったのでした。精神魔法で深層心理を探り、異種族の神話に集合的無意識を見いだし、世界の秘密に心から迫る、彼女はどこへ行き着く
ものか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 07:00:00
95722文字
会話率:29%
毎回出されるお題を拾いつつ、即興かつアドリブ全開でつづった連作です。
一回目・・・どことなくつながりのある、読み切りタイプの連作です
二回目・・・全話を通して一つの中編になっています。
三回目・・・お題は二つの単語のランダムな組み合
わせです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 20:00:00
49165文字
会話率:32%
プロットも何も考えず、思いつきで書いています。即興で心に浮かんできた展開を文字に落とし込んだ結果としてできた作品は、深層心理を読み取ることが出来るため、自分で自分の考えをハッキリさせたい時に有効です。
この作品群では、制限時間30分
以内に、作者が即興で書いた短編を載せています。さらにそれを、作者自身が精神科医の真似事をして分析します。
私は心理学など何も学んでいないので、めちゃめちゃな推測をするかもしれませんが悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 21:39:13
2263文字
会話率:18%
心とは何なのだろうか。心というのはどこにあるのだろうか?脳?心臓?それとも別のところ?
人は夢を見る。心の奥底が見せる無意識の世界。人はそれを深層心理と呼び、科学的に解明しようとした。ーーしかし、世の中化学の力じゃ分からないことなんて幾
らでもある。心の世界、それも化学じゃ分からない『異世界』なのだ。
この冬、『私立凛成学園』に転校してきた『雨夜暁』は、転校初日に謎の世界へと引きずり込まれる。そこは異形の者が住まう現世とはかけ離れた空間。何の力も持たない暁は、突如として襲いかかってくる異形の者から逃げ惑うことしか出来なかった。逃げる最中、自分と同じようにこの世界へと迷い込んだ『神代優真』を助け出し2人で脱出を試みようとする。だが、力を持つ者に対し何も出来ないのが世の常。呆気なく捕まりかけたところを謎の人物に救い出される。その人物は名も騙らず、ただ出口まで案内したところで消えてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 07:00:00
75812文字
会話率:59%
毎朝絵を描き文章を書いてから仕事に出る笹原は、ある休日にインスピレーションを求めて街へ出た。美術館を目指して駅を降りると、路地裏に目をやる。見慣れない看板に魅かれて入ってみると、催眠術で不思議な体験ができると書いてある。話だけでも、と店に入
ると神秘的な雰囲気が心を捉えた。創作で深層心理を表現するためにも、普段体験したことがない世界を求めて施術を受けた。見た目上なにも変化がなかったが、美術館に入った笹原を待っていたのは予想だにしなかった世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:27:08
6902文字
会話率:20%
いつものように鏡をみたときのこと
誰かが見ている?強烈な違和感
私しかそこにはいないのに
気づいたときはもう取り返しが
つかないとき
最終更新:2024-01-14 22:08:53
517文字
会話率:67%
それは突然まるで違うものに変わってしまう。
私はなすすべももうない。
最終更新:2023-10-21 20:03:16
212文字
会話率:0%
井戸から移動したい、などというようなことを言いたくなるのも、深層心理のなせるわざか。
最終更新:2023-11-15 07:36:17
1178文字
会話率:0%
私は意外と気性が荒いのかも知れない。
人前では大人しく振舞ってはいるけれど、その実、凶暴な本性をひた隠しているだけなのかも知れない。
夢の中で暴言、暴力を振るうのは、その片鱗。
あぁ、嫌だな。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
所々に地雷が転がってます。
いやほんと、地雷しかないな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 07:46:53
1544文字
会話率:43%
酒を飲みながら、本を読んだり、小説の話ができるブックバーで私はひとりの男と出会った。「小説を書いている」というその男に、私はごく当たり前の質問をしたのだが…
最終更新:2023-06-23 15:52:31
3549文字
会話率:53%
近代社会のAIの発展によって世界の様々なものが管理された。
時間、仕事、食事、健康、人間関係などの生きるすべての行動がAIによって管理され、最適化された世界。
しかし、たった一つだけ管理仕切れないもの。犯罪。
深層心理から呼び覚ま
されたソレはAIには理解出来なかった。
その世界で人々から恐れ嫌われ、「犬」と呼ばれる職業が存在する。
彼らは唯一の「牙」をもち、この管理世界で犯罪を取り締まるためだけのエキスパートである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 17:00:00
12404文字
会話率:60%
夢に潜るシステムを使い、その人の深層心理を調べることで悩みを解決するドリームダイ部。ひょんなことから部員の源暁(みなもとあかつき)の夢にダイブする。
夢の世界から戻ってくると、なぜか夢で見た少女が彼らのそばにいた。
夢のない青年・暁と
夢にいた少女・明夢(あむ)が交錯し、白黒の日常が彩られていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 18:00:00
83626文字
会話率:45%
一か月たっても隅から隅まで覚えていた夢の話です。
夢には、情報・記憶を整理する働きがあり、今回自分の生き方の深層心理からつながる現実への影響を、夢から学びました。
あなたの今夜見る夢も意味があって脳が見せてくれています。決して休んでいるわけ
ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 21:57:21
504文字
会話率:12%
近代、日の國。
玲治二十三年。一人の作家が出版した本が國を狂わせた。
読者は読破後、「劇情」と呼ばれる人間の深層心理に眠る苛烈な感情を引き出され、理性よりも先に感情的に行動するが故に、まるで幕末か戦乱のような血気盛んな革命家達が、道端の
小石よりも蔓延った時代。
それに終止符を打たんが為に施行されたひとつの刑法「文罪」。
己の思想や理念、子供向けの童話から空想物語に至るまで、全ての執筆と読書、それらの販売が禁じられた。
文罪に抗う者、正当性を訴える者、変革を志す者。多様な「作家」という犯罪者達が。
読むことに学びと矜持を持つ者、作家の思想を理解し、を追い求める「読者」という犯罪者達が自身の為、互いの為に行動を起こしていく。
本を読むこと、書くことを禁じられた読者と作家達の織り成す「劇情」渦巻く近代ローファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 12:42:38
5354文字
会話率:45%
ガリガリに痩せて肌も髪もボロボロの『醜い悪役令嬢』と呼ばれたオリビアは、ある日婚約者であるトムス王子と義妹のアイラの会話を聞いてしまう。義妹はオリビアが放火犯だとトムス王子に訴え、トムス王子はそれを信じオリビアを明日の卒業パーティーで断罪し
て婚約破棄するという。
オリビアはその場から必死に逃げて黒龍の魔導師の塔の試練を受ける事にする。試練を突破した者は魔導師に願いを叶えてもらえるという言い伝えがあるからだ。
卒業パーティーまで、残り時間は24時間。
果たしてオリビアは放火犯の冤罪で断罪され絞首刑となる運命から、逃れることが出来るのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 16:09:13
23368文字
会話率:40%
-[異能]-
・常人では成しえない、度を越えた能力の発揮。
・類義語「神業」、「火事場の馬鹿力」、「職人芸」。
・人並外れたこの能力は、時として人を助け、また人を傷つける。人知を超越し、科学をも嘲笑し得るほどの破壊力を持つこの力は、並大抵の
人間には習得出来ない。
何十年も刀を振り続けてきた老剣士が、一本の鉄塊を一振りで居抜き真っ二つにするように、また、幼いころの壮絶なトラウマから不思議な能力が開眼するように、この『異能』もまたその所有者の鍛錬、深層心理といった「人生の経験値」を色濃く反映する。
つまり、『異能』とは所有者本人の写し鏡であって、アイデンティティそのものである。
私たちは、君たちの『異能』を試したい。
さあ、ゲームに参加するのだ。君たちの人生がどのようなもので、それを武器に君がどこまでやれるのか。この一つの仮想空間の中で、存分に力を発揮し示してみろ。
君という存在の全てが『異能』に詰まっている。
それでは諸君、健闘を祈る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 10:18:20
7488文字
会話率:34%
誰でもない誰かです。こんにちは。
テーマを一つ言うなら、
「『神は死んだ』って? 一体どこを探し回ったの?」
です。
ニーチェやポストモダンの哲学を超克、
というか人類の必然性の歴史からの脱線を引き戻すのが一つのメルクマールです。
「この世界が受け継がれたものなら、そこに産み落とされてしまった奴隷は、
いったいどうやってその不当な支配を脱することができるのでしょう?
世界とは何か?
私とは何か?
私はいかに世界を統合して、奴隷を脱却できるのか?」
世界というゲームをプレイする感覚で、
等身大で(リアルタイムに)書き綴っていこうかと思います。
ひとつの積極的な「力」への解として、
魔法をまじめに取り上げてみようと思います。
果たして神性を起源とする魔法はルサンチマンなのか。
神性の正体はなんであるのか。
ノンフィクションのエッセイですが、フィクションのようなものです。
魔法使いとはファンタジーのように世界を解釈して、それを真剣に人生とするのです。
<定義集>
魔法は外的(物理現象)・内的(心理)な秩序と交信し、
魔術は外的(物理現象)・内的(心理)に意志を具現化します。
魔術(意志)を魔法(秩序)の理解なく使うことが、
自他に対する調和を逸脱する破滅的作用となります。
【核となる理論体系】
天属性:概念魔法 -理性
形而上学
(ヘーゲル『大論理学』)
人属性:精神魔法・魔術 -悟性
深層心理学
(ユング、『パスワーク』など)
地属性:物理魔術 -感性
理論物理学
(統計力学、解析力学、一般相対性理論、量子力学、超弦理論など)
哲学(数学、論理学、自然科学も含む)や心理学、宗教、魔術(イメージ、占星術、タロット、数秘術、幾何学なども含む)などは人属性です。政治や経済なども人属性です。天文学、惑星科学や鉱物学、生物学(生理学や解剖学、病理学などを含む)は地属性(物)です。
天地人の媒介となる哲学として、カントやウィトゲンシュタインは重要です。
あらゆる知は形而上学に統合され、誤謬・無用すら無意味ではありません。
「虚構」と「隠蔽」が歴史進展を阻害します。
インターネット(情報的無意識)は魔法の可能性(歴史進展の促進)を拡大したかもしれません。
<備考>
誰でもない誰か、はあくまで一個人であり、いかなる団体・結社にも属しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 20:38:55
68901文字
会話率:1%
自分の中に神様を見つける方法を書いてみました。
前回、アップした「架空の手紙」の中で触れた内容を、
具体的にしたものです。
併せてごらんになると、いいことがあるかも。
最終更新:2020-06-13 06:27:02
4767文字
会話率:0%
精神病は感染症だった!
とある精神病患者が告白する。
最終更新:2020-06-13 06:10:15
1794文字
会話率:0%
大学生の悠士は、ふと立ち寄った喫茶店から非日常の世界に。
喫茶店、古書店、大学、図書館、深い森といったキーワードからにじみ出るゴシックな世界観と、
丁寧に書き込まれた描写でつづる長編ファンタジー小説。
各部分はA4一~三枚前後になっています
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 04:00:25
26967文字
会話率:24%
あの事件……それは、誰が起こしたのだろう?
僕には分からない。
僕が起こしたのではない……そんなことは、僕には言い切ることができない。
ただ一つ、確かなこと……それは、あの日を境に、僕達の日常が狂った。
僕、あいつ、いや、もし
かしたら、クラスメイトの皆……全てが歪んだのだ。
※この作品は「ノベルアッププラス」「ステキブンゲイ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 20:26:47
26844文字
会話率:17%
みんなから忘れ去られた大観覧車の元にやって来た少女。そこは夢か幻か……
※あんまり伏線回収しません。
※タグに「異世界」を入れましたが、異世界もの的な異世界ではありません。
※この作品は、小説家になろう・カクヨム・アルファポリス・ノベリ
ズムで投稿しています。
※この作品のこぼれ話・脱線話・セルフ考察をアルファポリスとノベリズムのエッセイで投稿予定です。
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/novel/206695515/864462759
ノベリズム
https://novelism.jp/novel/3EIkRACeQLGUhSLhjfgxIA/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:50:14
13523文字
会話率:46%
オリジナリティってなんだろう?
自分が今「考えた」と思ったことは、
本当に自分の考えなのだろうか?
本当にこれが自分の性格?
本当にこれが自分の名前?
最終更新:2017-11-14 22:28:04
574文字
会話率:0%