西暦30XX年、第4新宿区。さまざま人種、文化が入り交じるこの街では、過度なストレスによって変異する2種類の人間がいる。一つは、人の形や自我を保ちながら超人的な身体能力と「コンプレックス」という能力を持つ者。もう一つは、自我はなく黒い異形の
姿をしている「狂い人」である。無差別に死傷者を出す狂い人は、その危険さ故に、この国では能力者による抹殺対象となっている。そんな中、狂い人を殺すことなく、もとの人間の姿に戻す能力を持っているエリナ・アングレーは、その能力を使い、相棒の甘々楽美智子と共に狂い人を救うべく、日夜、奮闘していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 23:19:23
16617文字
会話率:46%
ー五十六億七千万年後ー
世界の終末_
人々を救済する為、釈迦の後を継いで、兜率天より弥勒菩薩が降り立つという。 ー弥勒伝承
洪水から人々を救うのも神ならば、洪
水を起こすのも、又神である。
では、その神は、善なのか、それとも、悪なのか。
神が、進化を戻すために起こした洪水は、善なる洪水として、我々は受け入れるのか。
それとも、あがなうのか。
ルートAを辿った進化は、限界を迎えた。
地球は温暖化の一途をたどり、後を戻ろうとするも、動き続ける経済にもう立ち戻ることができない。
神は、足りないという、果てなき欲望が原動力となる人類を滅亡させ、ルートBの進化へ向かうことに決めた。
魂を入れ替えることのできる能力者、REIYAは、病気や老いのない、欲苦や厄災もない人類を夢見ていた。だが彼は、魂を載せて宙をゆく、パンドラの箱舟から出る事が出来ない。神の意と同じくするREIYAは、やがてパンドラの箱舟から、現人類を駆逐し、新人類を生み出す作戦に加担する。
哀しみ、苦しみ、悼み、欲苦こそが、人類の成長と進化の糧であると信じ、種を守ろうとする現人類の揚力者たちと、欲など無意味であり、戦争のない世界を作ることが正義だと、新人類の世界を生み出そうとするREIYAと新人類変異種たち。
それは、欲望を悪とするものと、欲望を善とするものの戦いであった。
ー五十六億七千万年の依存 パンドーラの戦いは 今、始まるー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 04:13:39
127670文字
会話率:36%
魔法族は二百年前に途絶えてしまった。それは魔女狩りにあったとか、排斥されたとかそういうことではなく、純粋に力の衰退によるものだった。
しかし、魔法族の出現自体も突然変異だったという記述が残るくらいだったので、今でもときどきちょっとだけ不思議
な力を使える魔法もどき《マジックイミテーション》が生まれてくることがあった。
ライラ・リゲルは父親と二人暮らしをしていた。父一人子一人で幸せに暮らしていたが、二年前、父親は病気で亡くなってしまう。残してくれた遺産もあり、何とか大学の卒業を控えていたある日、借金取りの男がライラの元を訪れる。
もう顔も覚えていない蒸発した母親が、ライラの父を保証人に危ないところで金を借りていたらしい。
そんな借金取りがまともに応じてくれるわけもなく、なんと三日以内にお金をかき集めなくていけなくなったライラは、家をひっくり返して見つけた初めてみる父の形見の短剣を持って買取店に駆け込んだ。しかし駆け込んだのはただの買取店ではなく、一般の鑑定士には見れないものをみる「アルデバラン鑑定所」だった。
鑑定所の主、鑑定士カラット・アルデバランは、不思議な力を宿した目を持つマジックイミテーションで、その力を使って他の鑑定士では見ることができないものをみていた。個人で鑑定業を営むカラットはその力も相まって界隈では有名だったが、どこで噂が湾曲したのかその名前のせいか持ち込まれるのは宝石や鉱物に関する鑑定依頼ばかり。
カラットはオダマキ通り商店街の裏通りにある店で宝石、ときどきその他の工芸品ほか美術品の鑑定依頼を助手の少女ユーリエと共に待っていた。
最近あまりに宝石の依頼が続き辟易していたカラットは、無償でライラの短剣を見てくれるという。
この依頼が、ライラの運命を突き動かし、カラットとユーリエの運命もまた動かしていくこととなることなど今はまだ誰も知らない。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。
※この作品は「カクヨム( https://kakuyomu.jp/works/16817139558249305543 )」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:32:37
115183文字
会話率:39%
北極の氷に刻まれた音響データを再生したら、脳に変異が起きて、霊の世界とつながってしまう話です。
最近SFホラーがあまりないので、自分で書くことにしました。
科学技術は、開発者がこうなるだろうと考えたこととはまるで違う使われ方をするので、その
あたりも書ければと思っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 12:11:10
18595文字
会話率:35%
本来は霊界に行くはずだった魂が肉体を乗り換えて数百年生き続けてる「不魂(アンソウル)」たちが当然変異で生まれてくる世界…
それをよく思っていない人間の組織との戦いも日々絶えず起きていた。
最終更新:2024-03-20 10:29:15
2947文字
会話率:54%
未だ獣たちが森を支配していた時代。
大狼という巨躯の獣が、人々を蹂躙していた。
ドムトローラを神と崇める赤教は、大狼退治専門の狩人部隊を発足。赤ずきんと呼ばれる女性たちによって、束の間の平和が訪れた。
それから数十年後、突如として奇妙な大狼
が現れる。
変異種と呼ばれるその獣たちは、狩人さえも圧倒していった。
そして現在。
冬。
かつて世に平和をもたらした英雄を祖母に持つ少女、エスカリヴィオは狩りをして生計を立てている。そんなある日、彼女は祖母が大狼になるところを目撃。
祖母を退治するため、狩人になることを決意する。
それが自らの終わりを運命付けると知った上で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:00:00
61271文字
会話率:27%
COVID-19とCOVID-19ワクチンによって突然変異した人類は、外見、内面、その両方に影響を受ける者が現れはじめる。
その影響によって、多種多様に変容した人類による社会の再構成・再構築が始まる。
最終更新:2024-03-09 14:00:00
19819文字
会話率:15%
悪徳貴族の庶子で親の罪がバレたがために島流しの刑となったアトラは何かに導かれて無人島に到着する。無人島の中心にはかつて海の覇者であった海竜王リヴァイアサンの魔石が眠っており、呼ばれるような感覚と共にその場に到着するとリヴァイアサンの魔石から
魔力が放たれアトラへと吸い込まれていく。産声をあげるように覚醒したアトラは王国を出る前にかけられた残りの命を海で過ごすという言葉を思い出し、無人島で生きることを決意した。ときに魔物と、ときに海の亜人の国と、ときに王国や帝国と、ひと悶着起こしながら無人島で仲間達と共に過ごし、いつしかかつての無人島は海洋国家と呼ばれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 00:00:00
5653文字
会話率:27%
この世界は、有次元・無次元の2つの次元で構成されている。それぞれの次元の行き来は限られた者にしかできないため、大多数の人間は自分が今いる場所、時間に同時に存在している次元の人間に気づくことなく生活している。しかし、まれに有次元と無次元で“同
じ心臓”を共有している者がいる。詳しいことは、未だ解明されていないが、無次元で、ある生物が命を落とすと有次元で同じ心臓を持つ者が貫化され、変異が起こる。それを浄化するため、闘原師、調波師、癒祈師が存在する。彼らは、専門の育成機関「人聖学園」でその能力を身に付け、生きているものを救わんとする...!
原点に立ち返り、生きる意味をここに問う。
歴史を紡ぐのは神ではない、今生きている我々だ...!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 22:51:18
33817文字
会話率:43%
二〇五六年、地球はリビングデッドが渋滞する死の惑星に転落していた。
街から街へ移動することが困難な時代、依頼人を代理して消息を届ける旅人「消息代理人」という職業が誕生した。銀髪の男の娘・リオは二人の仲間と共に、消息代理人として活躍しながら旅
している。リオは仲間の正体が、擬態種と呼ばれるリビングデッドの変異種だと承知の上で、二人を兄や姉も同然に慕っている。
記憶喪失の男・米沢牛は、リオを護るため、隻腕の女性研究者ナンシー・ベッケンバウアーを駆除しようと考えている。だが米沢はベッケンバウアーの策略にはまり、命令に従わざるを得なくなってしまう。
三人が旅で訪れた街には、人間に紛れて擬態種が潜り込んでいると米沢が気付いた。擬態種を放置すれば街が壊滅する。米沢は、擬態種の駆除に乗り出したが、擬態種の青年ラウルは、すでに無力化されていた。むしろ危険なのは、ラウルを自宅に監禁していた青年エイダンだった。米沢は、エイダンをいつか駆除することを決心する。
後日、三人の元にエイダンから依頼が舞い込み、リオは考えなしに引き受けてしまう。依頼内容は、ラウルを車にかくまい、世界有数の研究都市「ニューケンブリッジ」の検問を突破すること。
一行は、検問で尋問を受ける際、ラウルのことを「リビングデッド役の役者だ」と説明し、検問を次々と突破していく。しかし最後の検問にて、ベッケンバウアーの裏人格、ナタリアが現れた。ナタリアはラウルに治療という名の暴挙に出た。ラウルは治療が成功すれば「まだ死にたくない」という夢が叶う。だがエイダンは、ラウルが死んだと誤解し、ナタリアに発砲する。ナタリアをかばった米沢が被弾し、米沢は瀕死に陥る。
ベッケンバウアーが手を施したことで、米沢は胴体を切り捨て、進化したリビングデッドとして存命した。それは、血液を自在に操る黒血種と呼ばれる変異種だった。
後日、米沢はエイダンこそが人間社会に寄生する害虫だと確信し、駆除に乗り出す。エイダンは米沢に対し、「自分はラウルの親友だから許される!」と、美しい建前を熱弁した。だが、エイダンが米沢だと思い込んで話しかけた相手は、実際は米沢に擬態したラウルだった。エイダンの建前は破綻し、駆除は成功した。
黒血種になった米沢は体力が激減したが、リオが米沢を抱え、ベッケンバウアーが米沢の荷物を引き受けた。得た物・失った物は多いが、三人の旅は続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 12:13:21
219643文字
会話率:35%
数十年前、地球は宇宙規模の謎の次元の揺れにより変異し、世界中に『ダンジョン』なる場所が現れた。
その後ダンジョンライバー、通称【ダイバー】たちによるダンジョン配信が一大ブームとなり、日夜大盛り上がりを見せる。
底辺ダイバーの"
;津川ユウジ"は、自分の最推しである上位ダイバーの"ヴィリストン姫島"の配信の終わり直後に、背後に怪しい影を見た。
自分以外誰も気が付いていないのか?
彼女なら大丈夫ではないのか?
ユウジは感情を抑えきれず全速力でダンジョンへと向かった。
この選択こそが、彼の人生を大きく変える。
ヴィリストン姫島を助けたことで、彼女の知り合いである女子高生グラビアアイドル兼上位ダイバーであるキララとも出会い、一緒にコラボを行うことになった。
そこで彼は規格外のパワーを彼女らと大勢のリスナーたちに見せつけ、一気に人気ダイバーの仲間入りを果たす。
ユウジに魅せられたリスナーは次々とファンになっていき、ほかのリスナーも彼の活躍に注目を向け始めた。
うだつのあがらない配信ライフから一転したユウジの、まるでヒーローのような生活が始まった。
活躍、賛美、そして栄光。
だが得ていくごとに増えていく闇の勢力との戦いに、ユウジは巻き込まれていく。。
※カクヨムにも上げております
※お試しに50話ほどストックありますので予定としてはなくなるまで毎日投降していこうかと(変更あり)
※カクヨムは100話以上投降してあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 22:34:32
91322文字
会話率:58%
一部の人間が生まれながらにして【役職】を持っていて、役職もちの人間は役職に応じた特殊能力を使うことができる世界。
【斥候(スカウト)】の役職を持つ、最低ランク冒険者であるアインスは、ある日ダンジョン攻略中にパーティーメンバーを死なせてしまう
。
斥候は索敵に特化した非戦闘職であり、パーティーメンバーを死なせないのが仕事だ。
命からがらアインスのみがダンジョンから生還するも、アインスは戦えない上に、斥候として仕事が遅かったことを理由に、ギルドを追放されてしまった。
しかし、アインスが攻略を依頼されたダンジョンは、生還することさえ難しい、最難関クラスのダンジョン【変異ダンジョン】だったのだ。
そんなことも知らないギルドの下に、世界でも5人しかいないSSランク冒険者であるカルミナが現れた。
ダンジョン攻略失敗の件について問いただす中、カルミナは一人で最難関クラスのダンジョンから戦う術も無しに生還した斥候のことを何やら気にかけている様子だ。
そして、斥候が持つ索敵能力【探知眼】。アインスの持つそれは、通常の【探知眼】と異なり、何やら秘密があるようで……?!
非戦闘職の斥候の少年が、世界最強クラスの女冒険者カルミナと出会い、最低ランクから成り上がっていくストーリー。
R15タグは念のためつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 18:24:33
350910文字
会話率:41%
化学物質に汚染された数百年後の世界は、あちこちで化学物質によって変異した動物が暴れていた。それらに対抗するため設立された対変異生命体軍に家族の為を助けるため一人の少年が入隊する。
最終更新:2024-02-14 23:07:03
25786文字
会話率:57%
飛行機で旅行中突如飛行機ごと転移した主人公及び周囲にいた人々
突然の転移に混乱するも生き残った人達は偶然エリアボスと呼ばれる災害級モンスターを討伐扱いとなり討伐報酬により体を異世界用に変異させられる
スキルと呼ばれる物を取得した彼等は
この世界をどう生きるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 09:00:00
4583文字
会話率:55%
ヒトに害をなす「病原体」――
あるとき人間の目に見える大きさの突然変異体が生まれ、やがてその大きさは人間の数倍にもなった。
しかし人間も自らが持つ病原体を撃退するシステム、すなわち免疫を応用し、巨大化した病原体を迎撃することに成功した。
人は巨大化した病原体をコンタギオンと、対する軍隊をLEUKと名付けた。
地方の高校を卒業した18歳の饗ミズチはLEUKに入隊するため上京する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
・説明臭いです。好みなので。
・"序盤は"そこまで主人公活躍しないです。
・小説あまり詳しくないです。なにかありましたらご連絡お願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 16:31:16
164390文字
会話率:57%
突如発生した亜竜の大量発生。
国を挙げて対策に乗り出すも、徐々に形勢は不利になっていく。
突然変異体により指揮官が真っ先に狙われて殺されていく中、ついに国防軍からの援助がなくなっていく。
そんな状況であっても、リーシャは戦友のローザと共に、
生き延びるためにもがいていく。
大切なものを、守るために。
ありま氷炎様 第9回春節企画参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 00:05:40
12132文字
会話率:29%
-聖暦1920年 (太正9年)-
数多の国家を巻き込んだ未曾有の大戦が終結してから2年の月日が流れ、未だ戦火の爪痕が癒えぬまま世界は緩やかに復興の兆しが見え始めた頃。ユレシア大陸のとある山岳地帯にて謎の鉱物が発見される。
莫大なエネ
ルギーを内包するこの鉱石は、石炭や石油に代わる新たな資源として広く使用されたが、直接触れた動植物を怪物の如き姿に変異させ狂わせる危険性を持っていた。
しかし、人々はこの鉱石の有用性に依存し始めていた為、それ故に畏怖の念を込めて「Demon Core」と呼んだ。
そしてその魔性の鉱石を巡り、極東の島国“大アスラ帝国”を舞台に巻き起こる混迷の闇の中を駆けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 22:50:00
9713文字
会話率:44%
昨日が壊れ、明日が死に、今日が滅びようと進む1999年東京特別政令指定域【古瓦】。別の歴史を歩む大日本帝国は空前の千年祭を前に沸き。数度の戦乱を経て復興へと歩み出そうとしていた。しかし、黎明の闇夜に乗じて湧き出す変異無貌の物の怪達が騒乱を混
沌へと向かわせていく。
神に懇願する狂人、人々に指を伸ばす化物、滅びゆく神々。
今、謎と怪異を退ける者達の戦いが始まる。
異境推理伝奇譚此処に開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 12:00:00
62304文字
会話率:45%
500年前に突如現れた瘴気を纏う生物。
混沌種(アビス)。
異常な怪力を持ち、継続的に繰り返される変異。
自らの生存圏に瘴気を撒き散らす。
生物を襲い、人類に対して特に強い攻撃性と残虐性を向ける謎の生物。
かつて大陸全土にいた人類は突如現れ
た混沌種により大陸の端に追いやられた。
しかし人類は混沌種と戦い、生き残った。
それから300年後。
この話はその300年後の世界を生きる1人の男の物語。
投稿頻度は半月から一ヶ月の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 12:00:00
138984文字
会話率:42%
――本当は、誰かに傍にいて欲しかった。
体が突然変異してしまう病――かつて世界中で恐れられ、しかし治療法が発見された今はそれほど恐れられていない。そんな病気がある世界の話。一人の男が病気に罹り、少女の姿になる。当然自分もあっさり治ると考え
ていた男だったが、その病気は心に傷を負った人間だけ、例外的に薬を飲んでも治らないという特徴があって――。
変わってしまったTS少女が隣人との関わりの中で恋をし、己の傷と向き合っていく物語。
この小説はカクヨム、ハーメルンでも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 20:00:00
263229文字
会話率:31%