27歳の教師、樹。
樹には、どうしても会いたい人がいた。
会いたい人は高校生の時、事故で亡くなってしまった〝彼女〟だった。
〝彼女〟に言いたいことを言えず、ずっと後悔しながら10年ほど過ごしていた。
その時、とある神社が行きたい過去にタイ
ムリープさせてくれるという噂を聞いた。
樹は、その噂の神社に行く。
そして、目が覚めると、10年前にタイムリープしていた。
しかも、目の前には亡くなったはずの〝彼女〟がいた。
樹は、〝彼女〟に伝えたかった言葉を伝えようとするが、〝彼女〟もあることで悩んでいたー。
〝彼女〟の悩みや思いを知ったとき、樹がとる行動とはー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 01:07:45
10477文字
会話率:29%
「ジャンシアヌ・フォイユ。君との婚約は破棄させてもらうよ」
第一王子から【しろがねの令嬢】ことジャンシアヌに告げられた婚約破棄。
ジャンシアヌはすべてを失い、
最果ての国で【土の魔女】となった。
それから90年。
婚約破棄されたときの夢
を見たジャンシアヌは、
占いによって第一王子が転生していたことに気づく。
しかも、彼は貧しい家に生まれ、物乞いとなっていた。
ジャンシアヌは迷った末、
王子の転生した姿であるマグノリア少年へ救いの手を差し伸べる。
「10年できみがひとりで生きていけるようにしてあげる。
もし、この手を取ってくれるのなら」
――そして、10年が経ったある日。
青年へと成長したマグノリアは、ジャンシアヌに告げる。
「実は、僕、前世の記憶があるんだ」
「ぶふっ」
そこからはじまるのは、ふたりと、使い魔の烏と猫の旅。
第一王子の死ぬ前にかけられた【呪い】を解くために。
ふたりがもう一度、心を通わせるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 20:07:16
65646文字
会話率:39%
すごくすごく慕ってくれる後輩と久しぶりに再会するお話です。
※この作品は、『先輩。もう一度、魔女に恋してみませんか?』という題名で投稿した恋愛小説をラブコメの体裁にリメイクして試作した作品です。心理とかに文字数を割いて展開が遅かったと反省し
ているので、web向けにとっつきやすいように改変してみました。この作品はやっぱり書いてて楽しいので、少しずつ検証も兼ねて感触を確かめながら書き進めて、また新たに投稿してみたいと思います。どうぞ気楽にお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 17:00:00
6354文字
会話率:60%
「実はね、わたし───“魔女”なんだよ?」
イタズラっぽい笑顔でそう言った彼女を、四年前に亡くしたアオイ。高校生になったアオイの前に、もう一人の“魔女”を名乗る少女が現れる。
「“魔女”は人を幸せにするんです。」
アオイに救われたと
言って慕ってくる彼女と接するうちに、アオイは大切な人から貰ったかけがえのない気持ちを思い出していく。
優しい気持ちで溢れた物語を目指して、しっとりテイストでお送りします。R-15タグは念のためです。
ひたむきな想いと思いやりに満ちた、高校生な“魔女”たちが綴る、やさしさと恋の物語。
読んで下さる方の心に温かさを届けられますように。
応援していただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 15:04:48
120638文字
会話率:55%
この世界は魔王軍に蹂躙されていた。しかし勇者達の力で魔王は破れ、魔王軍はその勢力を大幅に失い、世界に平和が訪れた。
今日はその平和を祝う祭典だ。五年たった今でも多くの民は彼に感謝し、彼に歓声をあげるだろう。彼もそれに応えるように、強く腕を
振るい、声を上げる。
そして今なお、勇者は部屋で震えていた。
――――――――
最強の勇者だった彼女たちに立ちはだかる大きな壁を乗り越えることはできるのか。もう一度、町を救うことはできるのか。
ファンタジー世界で最強の勇者が相棒ともう一度剣を握るお話です。
なお、この作品は『相棒(バディ)とつむぐ物語』コンテスト応募作品です。つまりバディ物です。男と女の王道バディですね。
なお、本作品は連載作品ですが、今日と明日含め、10000字とちょっとで完結します。お気軽にご覧ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:17:40
10916文字
会話率:40%
「お前はもう、必要ない」
「もう二度と会うこともないでしょう。さようなら」
アミナはイースト・サンライズ国王の側妻の娘であった。
美しく聡明な姉、ビオラは正妻の娘。
二人の仲はとても良好だった。
しかし、アミナの母親が亡くなり環境は一
変する。
姉の態度が急変したのだ。
「いつまでも泣いて…王族の威厳のかけらもありませんね」
アミナは別塔へ追いやられ、使用人達からも嘲笑される日々を送るようになった。
使用人達の悪意ある言葉や態度は五歳の彼女の心をひどく痛め付け、そして、そのつらい日々は彼女が十歳になるまで続いたのだった。
姉がまた笑いかけてくれるには、どうしたらいいのか……。
どうして姉の態度が急変してしまったのか。
アミナは一つの結論に辿り着く。
それは、王族なら必ず扱える“聖の言望葉”の力を自分が使えないからではないか、と。
十歳になり、城を追い出されてもアミナは“聖の言望葉”の儀式を繰り返す。
もう一度、姉と笑いあいたいから…。
そして現在。
十五歳になったアミナはいまだに力を使えないでいた。
元城の書庫番であるリーフと元騎士のアイリスに引き取られ、図書館で働く彼女の前髪は胸下まで垂れ下がり、顔を覆いつくしていた。
すっかり自分を信じられなくなっていたアミナの前にある日、突然顔に仮面を付けた竜族の少年シオンが現れた。
乱暴者で思ったことを遠慮なく言う彼にアミナのメンタルはボロボロに傷つけられ、彼女はシオンのことが最初は大嫌いだった。
しかし、図書館で一緒に働いていくうちにシオンの明るさやたまに見せる優しさに心を奪われていく。
シオンの顔から剥がれない仮面には呪いをかけられていた。
外すには二つの条件が必要になる。
[聖の言望葉を使えること]
[その者のことを心から想っていること]
シオンの仮面を外し、彼に自由になってほしい。
そう強く願った時、アミナの力が目を覚ます。
力に目覚めたアミナを取り巻く環境はゆっくりと、しかし確実に変わっていく。
そして、彼女は十年の時を経てようやく城で起きていた真実を知ることになる。
なぜ姉が自分を突き放したのか。
真実を知ったアミナは震えながらも、かつて自分を傷つけ続けた場所へ向かうことを決意する。
泣き虫少女は涙を拭いた。
恋や友情、家族愛。
[言葉]がテーマの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 19:00:00
472146文字
会話率:40%
「覚悟しておけよ。貴様がこの世から消えれば良いだけの話だ」
「薄気味悪い人形が、私と結婚などできると思うな」
侯爵令嬢――エムザラ・エイルは、婚約者の王子から忌み嫌われていた。
彼女は邪悪な力を払う『聖女』の力を持って生まれた。
国にとっ
て重要な存在である聖女のエムザラは、第一王子の婚約者となった。
国に言われるまま、道具のように生きてきたエムザラ。
そのため感情に乏しく、周囲からも婚約者からも疎ましく思われていた。
そして、婚姻を直前に控えて夜――婚約者の王子から送られてきた刺客。
「エムザラ……俺と来い。俺が君を幸せにしてやる」
だが、刺客は命を奪わずに言った。
君を幸せにしてやる……と。
「俺がもう一度、君を笑わせてやる」
聖女を誘拐した暗殺者。
彼の正体は、帝国の皇子で――
ただ一人の少女が心を取り戻すための、小さな恋の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 15:37:53
76503文字
会話率:31%
私は分別ある大人なのです。この世の仕組みを理解していますよ。皆様の要求に従い、死んでいきましょう。えっ、私はあの世にいけない?この世に残留? 仕方がありません。もう一度、私を殺した世界で生きてあげましょう。
ねぇ、今回の私は、この世で何を
すればいいの?まったくわからないだけど。それは、ここが異世界だから?
普通でありたい私が普通であろうと頑張る普通の日常を綴った、山もなければ谷もない、そんな普通の話です。主人公は本当の本当に普通です。その点をご了承のうえ、お読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 10:46:20
158452文字
会話率:32%
【頭の中で繰り広げられる物語が、完全なるフィクションだと証明せよ】
ひょんなことから、友人に小説を書いていることがばれてしまった。
「ねえ、その小説のヒロインって、私をモデルにしてないよね?」
突然湧いた疑惑にさらなる疑念が重なって、私の
妄想は強制的に現実へと引き摺り出された。
もう一度、私が安心して物語を書くためには、みんなにちゃんと「物語」と「現実」を分かってもらわなくちゃいけない。
目的はそれだけ。
——だからこれは、復讐じゃない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 22:03:15
9441文字
会話率:12%
もう一度、君と会えたなら。
愛する人をなくした、1人の少年の物語。
最終更新:2023-03-19 21:44:31
1267文字
会話率:47%
三年前の事だった。
大型地震が起こった、それに伴って津波も起こった。らしい。
僕はその時はいなかったから知らないけど。
ちょっと前の話。
あれは多分神様の大掃除なんだと思う。
きっと、悪い人たちを掃除するために自信を起こして水で流しちゃっ
たんだ。
でも、それじゃあ、パパとママは何をしたの?
三年も前の事だった。
あれはすごかった。
いろんなものが流されていくんだ。
学校も、家も、車も、皆。
でも、俺は死ななかった。死ねなかった。
三年前の事でした。
暑い夏の日でした。
いきなり体が揺す振られる様な大きな揺れで目を覚ましました。
それはそれは大きな地震で、気が付けば辺りは水で流されていました。
昔の事だ。
でかい地震だった。
凄い津波が来た。
あの子は死んだ。
つい最近の事だ。
ワタシの親は死んだ。
みんな、トイレットペーパーみたいに流されて。
一緒に流されて。
三年前の事だ。
大切な物は何もかもなくなった。
オレも長くはないかもしれない。
凄い爆発だった。
来年の事だ。
暑い夏の事だ。
きっと、あの日見た事実は、
誰かの空想になるでしょう。
そして、その空想は、
いつかまた、
事実になる。
そして、また同じ空想を彷徨って、
何もできないまま、
死ぬことすら許されず、
翻すでしょう。
その身をもって、
もう一度、
何度でも、
僕たちは、繰り返す。
同じ、
『反逆記』を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 07:18:15
3483文字
会話率:16%
『お前、このパーティーから出て行けよ』
「フィー」という一人の冒険者は、勇者から無能だと言われてパーティーから追放されてしまう。しかし、彼らは分かっていなかった。フィーという人間が、持つ才能を……。
追放されたフィーは偶然、『強すぎる』と
いう理由で違う勇者パーティーから追放された元聖女と出会うのだった。
偶然、元聖女がナンパ男に絡まられているところに遭遇したのだ。そんな彼女を助けて、なんやかんや彼は元聖女と共に新しくパーティーを組むことになる。
『脳筋』な元聖女ことセツナギと、『噓職人』と自称するフィーの二人組、物理最強×論理最強がタッグを組んで、ダンジョンで無双する。
彼らを追放した勇者パーティーよりも早く、全てのダンジョンを攻略する──。
さて、あえてもう一度、言おう。
彼らは分かっていなかった。
勇者たちは、フィーという人間を何一つ理解していなかったのだ。
一見、荷物運びしかしないただの無能、一般人。凡才だって持っているスキルさえ持って生まれてこなかった彼は──、誰よりも、あまりにも噓と事実を扱うことが得意な『噓職人』だったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 18:01:07
31370文字
会話率:41%
十数万年を生きた精霊であるアルネスは精霊界での生活に飽き、過去に1度訪れた人間界にもう一度、旅に出る事を決意する。そんな旅路の中、冒険者という存在が居ることを知り、自身の旅の事を考え、冒険者になることを決意。冒険者として目覚しい活躍をしなが
らも各国を見て回るという目的を忘れず行動を開始する。昔の思い出に鑑賞に浸りながらも旅を楽しんでいく冒険譚。魔王や勇者、色んな種族との出会いや過去との邂逅。アルネスと関わったもの達との再会。
R15は保険です。初めての作品で色々修正することがあるかと思いますがペースはゆっくりめに投稿したいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 19:54:33
5590文字
会話率:51%
一般的な人が一生で読む本の数は100冊くらいではないのか。
それなら、読むべき100作をもう一度、確認して振り返る。
本当に読むべき名作は何だったのか。
最終更新:2023-01-31 17:28:47
20012文字
会話率:35%
俺には一人、血の繋がらない妹がいる。
俗にいう『義妹』である涼香は、才色兼備な学校のアイドル。
そんな彼女の存在が、俺にとっては心の拠り所であって、救いだった。兄妹仲も悪くなく、むしろ良好だったのだが、ある日の事件を境に様子が変わって
いく。
「あ、あの……義兄さん……」
「どうした、涼香?」
「や、やっぱりなんでもないですっ!」
そんな感じで、涼香はどこか俺のことを避けるようになった。
それはあの日――スマホの検索履歴を見られた時から。
俺はもう一度、以前のように仲良い関係に戻ろうと試行錯誤するのだが……。
※数話完結予定。頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 20:04:18
20945文字
会話率:35%
高校2年生の遠山優は、幼馴染である立花可憐に告白して付き合うこととなった。だがその帰り道、可憐が暴走した車に轢かれて意識不明の重体に。そして、目を覚めると記憶を全て失っていていた。そして、可憐は「今の」自分が必要とされていないことに気づき心
を閉ざしてしまう。そんな二人のもう一度結ばれるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 01:20:03
2671文字
会話率:65%
現代化が進み、はるか昔の精霊や悪霊のほとんどは忘れ去られていた。そんな世の中を許せないと感じた霊界がもう一度、人の世を支配しようと動き出していた。
最終更新:2022-12-24 22:33:55
2105文字
会話率:48%
あたしの名前は宝穣芽衣。数奇な運命から異世界に飛ばされてしまった高校二年生だ。
想い人にフラれた悲しみの最中、ふと、瞬きをした瞬間、周りの景色が変わっている事に気がつく。
そんな非現実的な状況下で、もう一度、元の世界に戻って、彼に
『また告白したい』と願うのであった。
同じく、ファンタジーな世界に迷い込んでしまった、”くるみちゃん”と名乗る少女と共に。
しかし、その選択は、二人を“争い”へと導いて行く……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 19:21:15
12196文字
会話率:15%
俺はどうやら間違いで死んだらしい。
女神の謝罪を受け異世界へ転生した俺は、無双とスキル習得率UPと成長速度向上の能力を授かった。
そしてもう一度、新しい人生を歩むはずだったのに…。
まさかモモンガなんて…。
まあ確かに人族に生まれたいとは
言わなかったけど…。
普通、転生と言えば人族だと思うでしょう?
でも女神が授けたスキルは最強だった。
リスサイズのモモンガは、赤で統一された中折れ帽とマント。
帽子の横には白い羽を付け、黒いブーツを履き腰にはレイピア。
神獣モモンガが異世界を駆け巡る。
物語はまったり、のんびりと進みます。
※「残酷描写」は保険です。
カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 06:00:00
37328文字
会話率:38%
しがない商家に生まれた少年・リュートは、7歳のときに両親を亡くしてしまう。
金によって両親を喪った彼は、もう一度、金で全てを取り戻そうと奔走するが、運悪く吸血鬼に襲われてヴァンパイアとして生きることを余儀なくされた。
たった一人の妹を守り、
自分の幸せを手に入れるために、リュートは貨幣の流通がないはずのモンスターの身でありながらお金儲けを企む。
「金で全てを喪った。だから、金で全てを取り戻してやる……!」
ヴァンパイアという立場から組織を作り、人間たちと交渉してのし上がっていく!
不遇な青年リュートが歩む人生・ヴァンパイア生を描いた、一風変わった経営ファンタジー小説!
笑って泣ける骨太の物語を、あなたのスキマ時間にプレゼントします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 07:22:23
5882文字
会話率:53%
ショウマは三年前に異世界転移して、極貧生活をしている。
それでもなんとかスキルを習得してやっていけていた。
しかしパーティーの壁役だったショウマは、呪いを受けてとうとうクビに。
復帰のため解呪屋で高額な金銭を払ったが、なんと解呪と一緒に全
スキルを消失してしまった。
店の責任者は謝罪するが、失ったスキルは戻ってこない。
詰め寄るショウマにしぶしぶ店側は全スキル再取得を条件として、解呪を行った店員をパーティーに随行する契約を結ぶ。
随行員の名前はリタ。
解呪したいショウマの全スキルを消去した張本人で、肩にとまっている鳥を介してしか会話ができない謎の少女だ。
解呪屋の店員をパーティーに入れても、活躍は期待できない――そう思っていたショウマだったが、じつはあらゆる魔法を使える稀有な全魔法使いだった。
すぐに失ったスキルを再取得するショウマ。
なんと再取得したスキルは失う前のスキルより格段に強くなっていた。
ショウマはリタにもう一度、全スキル消失をお願いするのだった――
※カクヨム様でも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330649624068408
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 19:03:21
26834文字
会話率:31%