男シンデレラ×王女様!
農業と交易で栄える王国・レヴオルロージュ。サンドール子爵の子リオンは、母亡き後に現れた継母とその娘達に使用人同然の扱いを受け、扱き使われて暮らしている。そして、家事や雑事に追われて灰や埃にまみれたリオンのことを
継母と義姉達は「灰かぶり」と呼んでからかっていた。
ある日、王宮で舞踏会が開かれるという知らせが届いた。魔法使いが用意してくれた衣装とガラスの靴を身に纏い王宮へ向かったリオンは、王女と共に踊って楽しい時間を過ごす。12時になれば魔法が解けてしまうと言われていたため鐘の音に慌てて帰宅しようとするが、その際にガラスの靴を落としてしまうのだった。
やがて、舞踏会からしばらく経った頃。リオンはガラスの靴を探しているうちに数多のガラスを収集するようになり、「硝子庭園」の主になっていた――。
落としてしまったガラスの靴を探す灰かぶりの令息と、拾ったガラスの靴の持ち主を探す王女の物語。
※R15は保険です。過激な描写はほとんどありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 00:00:00
142710文字
会話率:58%
――貴方の代わりに旅を続けましょう。
イーグル社の「ストリートビュー」機能と提携し、現実風景を舞台とするMRMMORPG(Mixed Reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Ga
me)「アクエリアス(Aquarius)」が携帯端末クロスフォンを媒体に配信されて、今まさに一周年を迎えようとしていた。
配信一周年を記念してイーグル社のクロスフォンとアクエリアスとのコラボモデルが数量限定で生産される旨が発表された後、イーグル社に勤める兄、漆木(うるしき)勇(いさみ)から一切の連絡もなく、弟の明(あきら)へコラボモデルが届けられる。明は、「アクエリアス」「イーグル・ストリートビュー」とは別にプリインストールされていたアプリ「A.L.I.C.E」に疑問を抱く。
その中に眠っていたのは、確かな自我を持つ仮想少女だった。
彼女は明にアクエリアスを通じて「世界終末の音を止めてください」と懇願してくる。
ネトゲ廃人の後遺症からゲームを忌避するようになっていた高校生の明は、初めアリスの懇願を一蹴するのだが、世界各地を騒がす「世界終末の音」を体感することで、戦いに巻き込まれていく。
二部構成予定。
前章【A.L.I.C.E.起動(インストール)】
終章【A.K.I.R.A.灼壊(オーバーヒート)】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 18:15:53
144354文字
会話率:45%
アイリーンは10歳の頃に母を亡くしてから後妻と義妹に虐げられて育った。実父はアイリーンには愛着を全く示ささない。悲しみにくれながら育つアイリーン。
いつの日か、必ずこの家を出ていくと心に誓う。
義妹は、顔や背格好が似ているのをいいことに、い
つもアイリーンに代わりを務めさせ自分の尻ぬぐいをさせていた。
ある日、代理で舞踏会に出席するように言われたアイリーンは、そこで男に執拗に言い寄られる。
「え?自分の婚約者の顔もわからないの?わたしは義理の姉ですし。あなた義妹婚約者じゃないですよね??」
絶対絶命と思われたとき現れた人は・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 00:15:00
73342文字
会話率:36%
『告白代行』それは告白が成功するように相手の攻略法などのアドバイスをする仕事である。
昔から恋そのものが好きだった新庄 柚野は『告白代行』のバイトを行っていた。
柚野の担当した告白の成功率は80%を超え、ネットで少々人気となっていた。
好き
な仕事で依頼主に喜んでもらえてお金ももらえる。柚野にとってこれ以上ないピッタリなバイトだった。
そんなある日、一件の通知が来た。内容は好きな子との距離の詰め方を教えて欲しいというありきたりなもの。
いつも通りにアドバイスをしてバイトに励むわけだが、同時に段々とマドンナこと月島 遥香が柚野に対して距離を近づけるようになっていく。
「依頼主がマドンナ様......? いやいや、まさか......な?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 20:41:01
19160文字
会話率:41%
「where」世界 どこに行くのかわからない 深い霧雨の中 「揺らぎ」波の揺らぎ 木々のざわめき 風が騒ぐ 「想像と創作」息をするように嘘をつく
キーワード:
最終更新:2023-12-01 20:00:00
226文字
会話率:100%
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか1度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られ
た俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
そして、北島さんは今までずっと俺のことを想い続けていたと言われる。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 15:09:00
435886文字
会話率:49%
バスケ部は全国レベルである私立天賀谷高校。そんな高校に通っている二年の篠崎充はシェアハウスで暮らしている。今年の春にバスケの特待で来た一年生が新たな住人として加わり、昨年よりも問題が多発するように。個性豊かな住人たちが織り成す日常青春劇。
最終更新:2023-11-27 16:00:00
15760文字
会話率:35%
魔王と遭遇した途端、パーティーの仲間に囮として見捨てられたヴィオラ。しかし殺される寸前、ヴィオラは魔王へ取引を持ちかける。
それは「勇者が現れたら魔王の盾になって殺される代わりに、今は見逃す」こと。
その取引に魔王が乗ったことで、ヴィオラの
魔王城ライフが始まる。最初に始めたのは食事改革。魔王城の食事は食べられたものじゃない!
自らの生活環境改善のため、黙々と料理を作っていたはずが、いつの間にか住人たちの胃袋をしっかり掴み。魔王もヴィオラに興味を持ち始める。
そんな時、勇者が魔王城へと訪れた。取引通りヴィオラは魔王を庇って死んだ、はずが……!?
「ヴィオラ。――二度と、俺の前から勝手に消えることは許さない」
ヴィオラに執着するようになっていた魔王はヴィオラを蘇生、5年後、ヴィオラは目を覚ます。
人が変わったかのようにヴィオラを溺愛する魔王に、戸惑うしかないヴィオラ。逃げ出そうにも、その溺愛は止まらなくて――。
自由奔放な主人公が、魔王城で住人たちの胃袋を握りしめつつ、魔王までも無自覚に落としていくお話。
もしくは、最愛の座を掴み取ってから死にかけた女のせいで、5年間かけてヤンデレを熟成させた傲岸不遜魔王様のお話。
◇
毎日更新。10万字程度完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 20:25:00
116045文字
会話率:53%
ごく平凡な25歳の会社員・糀谷胡桃のストレス発散方法は、お菓子を作ること。
胡桃はある日、恋人に振られたことがきっかけで、隣に住む変人小説家・佐久間凌に手作りタルトを食べてもらうことに。口も態度も悪い傍若無人なおとなりさんは、筋金入りの甘党
男だった!?
それ以来、胡桃はお菓子を作るたびに佐久間に差し入れするようになる。ひねくれものの隣人と過ごす時間は意外にも居心地が良く、胡桃は少しずつ失恋の痛みを忘れていく。甘いお菓子を通じて、甘くない隣人との距離は少しずつ縮まっていくのだが……。
男運ゼロの尽くし系OL×ぶっきらぼうな甘党小説家の、甘いお菓子と恋のお話です。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 20:00:00
370762文字
会話率:52%
この作品は、連載中の自作品『我傍に立つ【諸葛孔明 自伝風】』の補足解説です。
史実をもとに描いている『我傍に立つ【諸葛孔明 自伝風】』は、現代日本ではなじみのない用語が多く使われています。
なるべく各ページごとに後書きで解説するようにして
いますが、なかには短文で説明しきれないこともあります。ここではそのような長文でしか書けない話を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 01:28:24
16494文字
会話率:12%
あぁ……もう、こんな時間だ。
……みんなはもう学校に行ってる時間か。……はぁ。罪悪感が凄い。
別に、学校のやつらに罪悪感がある訳じゃない。ただ、死んだお父さんとお母さんに申し訳ない。……まぁ、引きこもりを辞める気は無いんだけど。……は
ぁ、親不孝者だ。
でも、しょうがないじゃん。学校に行くの、怖いんだよ。
別に、虐められてた訳では無い。……ただ、目が嫌だった。成長してから、男性の視線が胸に集まって、気持ち悪い。女性の方は私の見目の良さを妬んで、睨むような目……いや、ただ、無視を決め込まれていた。
直接的な被害は何も無い。それでも、嫌だった。心が病んだ。
そんな私の心の支えだった両親も死んだ。……私の、せいで。私の、私の、私の……せいで。
「はぁ、はぁ、はぁ……落ち、着こう。もう、一眠り、しよう。大丈夫。眠ったら、楽になる」
そう思って、私は現実逃避するように、眠りについた。
私が眠って数分後、学校と私のベッドに、私が引きこもるようになってから読むようになったラノベに出てくるような魔法陣のようなものご現れるとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 23:00:00
2291文字
会話率:6%
僕はいかにして心配することを止めてタイガースを愛するようになったか?
「なんでやねん!? タイガース……」
頭を抱え続けて15年余り。熱病にとりつかれたファンの人生はかくも辛い。
すべてのスケジュールは試合日程と結果次第。
頭のなかでは
、常に自分の精神状態とチームの状態が、こんがらがっている。
ライフプランなんて、とてもじゃないが、立てられたもんじゃない。
このチームを応援し続けるのは、至高の「推し活」か?
それとも、究極の「愚行」なのか?
2023年のペナント・レースを通じて、僕には、その答えが見えてきた――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 17:05:05
192828文字
会話率:23%
「──今はただ、1人の人として君を愛したい。」
妾の子として生まれた第6王子・ルシェドはある日、何者かによって差し向けられた暗殺者に、地位を捨て平民として生きて王子である自分を殺すか、今ここで死ぬかの2択を迫られる。
平民として生きる為
に王子であった自分を殺した後に心優しい夫婦のウェイドゥとラグーナに拾われ、過ごしていくうちに行き場のない元奴隷の少女、アミルに出会う。
2人に頼み込み、アミルとルシェドは4人で暮らすことになる。
その7年後、ルシェドはアミルを。アミルはルシェドを愛するようになる。しかし、ルシェドが王宮を追われてから13年目のある日、王宮からルシェドの乳母であったスニャハが兵士と共に迎えに来てしまう。どうやら王位継承権が上がった為らしく、拒否権はなく……
一方アミルも美しく器量の良い娘に育ったが、かつての主人に買われかけてしまう。
※本作は人の生死や差別的な表現を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 16:55:44
3083文字
会話率:37%
夷隅郡御宿町に住む阿泉六夏(12歳)は、ある時、祖父の文斗に、阿泉家の先祖の秘密を書き継いできたという手記『阿泉家の歴史と賦霊の力について』を手渡される。その手記に記されていたのは、次のようなことであった。
《日の本と出雲、そして夷隅。
一見、なんの関連性もなさそうなこれら三つの地点を結んでできる二次元形状は、「阿泉三角形」と呼ばれ、阿泉家の先祖の代から語り継がれている。
この阿泉三角形とは何か? 言い伝えによると、この日本列島には、国造りの神オオクニヌシの化身である、巨大魚が眠っているのだとされる。日本列島がどこか魚のような形をしているように見えるのは、まさにその巨大魚そのものが象られているからであり、巨大魚の寝姿なのである。文字通り、そのオオクニヌシの眠りの上に、われわれ日本という島国は形成されているというわけだ。
このオオクニヌシの深い眠りを妨げぬよう、実は、日本列島そのものに巨大な結界が張り巡らされていて、阿泉三角形とはその結界の意なのである。結界を作る三つの地、それが日ノ本、出雲、夷隅である。これらの地に共通するものとは何か?
それは日本列島の「古の種族」が大いに関わる地ということである。》
祖父の手記は600ページにわたる膨大なものであった。その手記を読むことで、六夏は阿泉家の秘密に近付いていく。同時に、六夏自身に宿る不可思議な力も自覚するようになるが、それによって、これまで平穏に送ってきたはずの学校生活で、同級生らとのすれ違いが起こるのだが、それはやがて、大人たちを震撼させるような事件を起こすようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 01:05:37
9415文字
会話率:26%
『儂らが手助けすればよいじゃろう!!』
魔王が封印されてから二十年……世界には再び魔王が出現するようになった。魔王を倒す使命を与えられた者達は、それぞれの師匠から巣立ち戦いに身を投じる…………
だが!それを心配性のジジババ師匠達は許
さなかった!
あるジジイはこっそり付いていき……。
あるババアは弟子が気がつく前に倒し……。
あるジジイは常人では突破困難な試練を与え…。
あるババアは仕事を手伝わせ旅に出ないように…。
それぞれのジジババ達と弟子の思いはどちらが尊重されるのか!世界は安泰になるのか!姉弟子は幸せになれるのか!
「子供は楽しく幸せに生きなければいけない……それが『封印の勇者』が作った平和なのだから……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 21:08:27
1730文字
会話率:58%
二度の世界大戦とその後に訪れた近代化の大波は、世界中に存在していた様々な慣習を洗い流した。
たとえば『ここに入ってはいけない』という山。
たとえば『神様が宿っているから切ってはいけない』という木。
たとえば『罰が当たるから壊してはいけない
』という社。
たとえば『悪いモノを封じているのだから移動させてはいけない』という大岩。
諸々の『神聖なモノ』は急速に失われていった。それも世界規模で。
その結果、現世と幽世と呼ばれる境界が揺らぐこととなった。
1990年代。オカルトだとか詐欺だと言われていた【霊的なモノ】が当たり前に現世に現れるようになった。
2000年代。それら【霊的なモノ】が異界と呼ばれる己の世界を構築することが当たり前と思われるようになった。
そして2020年代の今。人類は【霊的なモノ】を排除しなくてはならない存在ではなく、共存することができる存在として認識するようになっていた。
これはそんな時代に生まれた少年の物語。
題名は変更するかも。
タグも増える可能性有り。
不定期投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:19:27
319960文字
会話率:28%
冤罪をかけられた義兄アランと一緒に逃亡したメリッサは、その途中で自分が300年前に亡くなった大魔女・ドロシー(享年45)の生まれ変わりだということに気付く。魔女が少ないこの時代に強大な魔力を持つことになったメリッサは、アランの無実を証明する
ために奔走する。
ドロシーの記憶を思い出したことで、アランに抱いていたメリッサの恋心は、いつしか庇護欲に変わっていった。
「どうせ妹として見られてなかったし。これからも妹としてお義兄さまを支えましょう!」
そんなメリッサの決意とは裏腹に、アランはメリッサを意識するようになっていく。
「すべてが終わったらメリッサに告白しよう!」と決意するアラン。
互いの想いが逆転した、血のつながらない兄と妹。アランの冤罪を晴らしてふたりは両想いになれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 06:00:00
85852文字
会話率:24%
木下勇気高校一年生は念願のVRMMOゲーム『lack WORLD』を買った。このゲームは全部で100のクエストがあると言われている。早速やりはじめるとそこで素敵な女性と出会う。
数多の冒険を繰り返す二人。
絆が深まり、互いを大切な存在だと認
識するようになる。
そんな女性が実際にリアルの世界で会おうと言った……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:39:27
119197文字
会話率:44%
人間世界を支配したのは、魔王率いる魔族軍。そして彼らが統治するようになった世界だが、魔王には仕事に身が入らないある理由があった。それは・・・応援している野球チームがとても弱いこと。 ※1話完結です。カクヨムさんの方にも投稿しています。
最終更新:2023-11-19 17:00:00
4410文字
会話率:53%
ある日を境に毎晩、死神を目撃するようになった一人の男性。
その死神は自分を迎えにきたのだと悟り、死ぬまでの間その奇妙な出来事を日記に記そうと決めた。
しかし死神は彼の前に現れ続けるも一向に彼の命を奪う気配がない。そんな中、彼の身の回りで不
可解なことが起こり始める―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 11:54:53
5868文字
会話率:0%