湖に落ちてから眠り続けるアグリシア。婚約者のエドワードとの仲がうまくいかずに辛い日々を送り、悩み続けていた。彼女が目覚めた世界は夢の中。いつか現世で目覚めなければいけないと思いつつ、夢の世界で過ごすことを望むようになる。この世界は誰も自分を
馬鹿にしたりしないし、友人もできた。エドワードも婚約者として優しく接してくれて、欲しい言葉をささやいてくれる。そんな日々に幸せを感じて始めていた。このまま夢の世界でいられれば傷つかずにいられるのにと。それでも誰かが自分の名を呼ぶ。心を震わせる言葉をささやく。夢と現実のはざまで、彼女は選択を迫られることに……。「もう一度信じたい」
他サイトにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 07:00:00
24378文字
会話率:20%
・あらすじ
とある麻雀VTuberが、対局で散々な目にあって「焼き鳥」と言われ、その言葉の由来を知るために、焼き鳥店などをめぐる話です。
※麻雀のルールは知らなくても、特に問題なく読めますのでご安心ください。
※この作品はフィクションです
が、麻雀に「焼き鳥」というワードは存在します。
※カクヨム、ノベルアッププラスにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 13:33:28
1233文字
会話率:31%
『パルクール・サバイバー、ここに再始動――』
・あらすじ
西暦2017年1月、突如として足立区内で次世代ARゲームであるパルクール・サバイバルトーナメント(ファン名称はパルクール・サバイバー)の開催宣言が拡散した。
内容は従来のパ
ルクールを大幅アレンジし、『より安全に、よりスタイリッシュに』を合言葉にした物であるが、VRゲームやARゲーム以上に危険なパフォーマンスを行うプレイヤーや団体等は後を絶たない状態が発生した。
それが放置されるのは大事故につながると運営は考え、ランニングガジェットという安全を更に強調するようなパワードスーツを開発、それを運用する事で怪我人が続出して社会問題になるような事態は回避しようと考える。
2月のARゲームを巡る事件、3月には違法ガジェットを使用したチート集団等がランキングを独占――ARゲームに社会問題が叫ばれるような事案が次々と発生し始めていた。
チート集団一掃の為、運営が取った手段はチートを超越したトップランカー勢でランキングを塗り替えるという手段だった。
4月1日、パルクールのデモムービーを見た少年、蒼空かなではパルクールの世界へ足を踏み入れようと考える。そんな時、彼は阿賀野菜月という謎の女性と遭遇する。それが全てのARゲーム事件の幕開けになろうとは、この時点では気付かなかった。
ARゲームは本当に人気コンテンツとなるのか――ネット炎上等を含めた敵勢力との戦いが、今、始まろうとしていたのである。
※pixivで掲載しているVer2.0をベースに、加筆修正等を加えたバージョンです。
※旧バージョンと結末が異なる可能性もありますが、基本的には旧バージョンのチェックは不要です。
※世界線シリーズとしてではなく、新日常系拡張現実シリーズとしてのリブート版となります。
※10月12日午後9時30分付であらすじを加筆調整しました。
※週1更新(土曜か日曜)の更新予定です。(11月26日付追記)
※ツタヤリンダ大賞A1落選につき、HJ大賞へシフトしました。
※HJ大賞の一次選考落選を確認したので、オーバーラップ大賞へシフトしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-22 03:03:48
371497文字
会話率:32%
西暦2017年1月、突如として足立区内で新スポーツ競技パルクール・サバイバルトーナメント(ファン名称はパルクール・サバイバー)の開催宣言がされた。
内容は従来のパルクールを大幅アレンジし、『より安全に、よりスタイリッシュに』を合言葉に
した物である。
しかし、それでも危険なパフォーマンスを行うプレイヤーや団体は後を絶たなかった。それが放置されるのは大事故につながると運営は考え、ランニングガジェットという安全を更に強調するようなパワードスーツを開発し、それを運用する事で怪我人が続出して社会問題になるような事態は回避しようと考える。
それから数カ月後の3月、危険なパフォーマンスを行う勢力は減る一方、今度は違法ガジェットを使用したチート集団がランキングを独占するという事態が発生する。
集団一掃の為、運営が取った手段はチートをも超越したランカー勢でランキングを塗り替えるという手段だった。
4月1日、パルクールのデモムービーを見た少年、蒼空かなではパルクールの世界へ足を踏み入れようと考えた。
その中で、彼は阿賀野菜月という謎の女性と遭遇する。それが、全ての事件の幕開けになろうとは、この時点では気付かなかった。
この物語は、蒼空かなでがパルクール・サバイバーへ参戦し、そこでのレースを描いたアカシックレコードの記録でもある。
※この作品は過去にBOX-AiR新人賞へ投稿し、選考落ちとなった作品をアレンジ+パワーアップさせた作品になります。
※一部更新履歴は1話のまえがきに移動しています。
※ピクシブ、なろう、カクヨムと同時掲載していますが、細部は全て異なります。(2018年4月9日付)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 03:10:49
334296文字
会話率:41%
コミュニケーションの一環だった。
便利で卑怯な言葉だと思います。
今回は神戸で起きた暴言事件を交えて語っていこうと思います。
最終更新:2022-04-20 13:47:19
964文字
会話率:0%
町の小さな診療所を営んでいたオズワードの一生が今、終わりを迎えようとしていた。
医師として今まで沢山の命を救ってきた。自分の命が尽きようとしている今でも、救える命があれば救いたいとすら思っている。
「あなたは、本当に根っからの善人なの
ですね?」
どこかから声が聞こえる。
「あなたが望むのなら、ご案内しましょう。もう一つの人生へ、、、」
「まだ、俺を必要としている人がいるのなら。何処へだっていこう。」
声の主の微笑みが見えたような気がする。
「分かりました。では、一緒に行きましょう。異世界へ。あなたを必要としている患者が待っています。」
その言葉を聞いてすぐ、俺のこの世界での一生は終わりを告げた。
そして、異世界での新たな生活が始まりを迎えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 19:16:34
24488文字
会話率:54%
「あー、NGワード入ってんなぁ…」
履歴書の添削を社会人の彼氏にしてもらっている際に言われた言葉に、私の頭は真っ白になった。私の今までの人生でいじめを受けなかった時はなかった。私の人生はいじめによって構成されたものなのに…
その事実に狂った
私はPTSDの発作と鬱病を併発して精神科に入院し、就職浪人してしまった。入院し続けても治らない病気と就職浪人した現実に絶望し自殺する。
目が覚めたら「いじめ」という概念が隠蔽され存在しないことになっている日本とそこで生きる私を天使と共に傍観していて一
「いじめ」がないことにされた私の人生はどうなっているのか。
「私の人生はありませんでした」
⚠️フラッシュバック等にご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 01:49:01
2360文字
会話率:54%
誰もが人生を生き、笑い、怒り、悲しみ、時には大声で叫んで。
その時々で閃く他愛のない、でも大切なもの。
或いは、時々起きる――信じられないほど有り得ないこと。
キーワードは
『ひとつだけ』
その言葉で物語は展開していく。
※オムニバス形
式の連作小説です。どのお話から読んでも大丈夫。
※不定期連載です。
※もし気になったりした方は評価・感想お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 10:23:05
55120文字
会話率:32%
どこにでもいる平凡な17歳の少女エマ。
彼女の家庭は暗殺貴族の末裔で、幼い頃から厳しい訓練を
受けてきた
そんな中、好意を寄せていたクラスメイトのエドワードの家を
狙った暗殺の依頼がくる
エマは事前にエドワードに逃げろと忠告するが彼はそ
れを聞こうとはせず
あえなくしてエドワードは瀕死の重傷を負う
彼は最期に言葉を残し、”ダイアローグ”と呼ばれる魔法を使う
エドワードが最期にエマに残した思い。
これは愛する人を失った少女が、残された思いを探す物語。
作者より
最近こういう系の物語にどハマり致しまして
自分でも書いてみました。同じ系統、、、で名作ありましたら
コメント欄で教えて下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-06 12:27:19
21868文字
会話率:30%
僕、早苗奏斗(さなえ かなと)は幼馴染である加藤 梨々奈(かとう りりな)に恋をしている。
梨々奈は明るくて人望が厚い。現実世界は上手くいかなくて梨々奈の悩みを思い知ることになる。
パラレルワールドという言葉をキーワードに梨々奈を救い、早苗
の恋は発展していくのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 14:31:44
4520文字
会話率:37%
366日花言葉を使ったTwitter novelツイノベと日記。
登録必須キーワードは念のため。
にけ作:なろう連載
最終更新:2021-12-31 00:07:09
86235文字
会話率:2%
乙女ゲーム「薔薇のキスと共に」の世界にトリップしてしまった私、荘野百合(しょうのゆり)。
しかも転生先はヒロイン、ローズではなく悪役令嬢のリリーだった、、、!!
リリーには何もないのだ。
勉強も、社交性も、何も。
リリーはネイドレス皇国唯
一の公爵家の令嬢。
そして長女なのにも関わらず、彼女は蔑まれる。
リリーの妹、ダリアはヒロインを虐めたことを全て姉リリーに押し付け、リリーは婚約者でありネイドレス皇国皇太子イトランに断罪される運命。
この乙女ゲーム「薔薇のキスと共に」は、登場人物の名前の花言葉がキーワードとなっていて、それぞれの性格特徴に直結しているのだけれど、、、
百合を表すリリーの花言葉は「純粋」「威厳」。
しかしリリーはとても臆病で、花言葉のような性格ではない。
力もないからこそ、妹ダリアに利用されてしまった。
私はこの「薔薇のキスと共に」が大好きで、攻略対象たちの妄想をするのが好きだったけれど、、
攻略対象たちが私(リリー)のことをこんなによく思ってないなんて聞いてない!
私は何もしてないのに、なんでこんなに私のことを嫌っているの?!
何もない私を好きな人なんて家族にすらいないみたい。
私、、お友達が欲しい。
楽しく暮らしたい。
リリーの境遇がどうしても自分の以前に似ているからか、リリーの苦しい気持ちが痛いほど分かる。
って、、あれ?私、記憶を全部取り戻してないみたい。
「薔薇のキスと共に」の隠しキャラって誰だっけ、、、?!
底辺から頂点へ!
私、リリーのためにも、幸せになってみせる!
この作品はノベルアップ+にも掲載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 22:20:09
87237文字
会話率:54%
「私、フレデリック・ヴァルテーユは、リリバント公爵令嬢、カミーユとの婚約を破棄し、このウアキル男爵令嬢、クラリスと結ばれることをここに宣言する!!」
王家主催のデビュタントで、カミーユが告げられたのは、婚約者である王太子の浮気と婚約破棄
の宣言だった。
「はい、では今夜は失礼させていただきます」
カミーユはその言葉をあっさり聞き入れ、会場を後にする。周囲からは「冷淡令嬢」と呼ばれる彼女は、婚約破棄にすら興味を示さないのかと思われたのだが。
(どうしましょう…どうしましょう!私、婚約破棄されてしまったわ!)
内心ではとても焦っていた。婚約破棄によって王太子妃教育費の返金しなければならないのか、それを拒否したらどんな報復が待っているのか。そんな想像をして怯えていたのだ。彼女は冷淡なのではなく、とても小心者なだけだった。
「カミーユ!待ってください!!」
帰ろうとしたカミーユの前に現れたのは、元婚約者の弟のエドワードであった。彼はカミーユの素を知る数少ない人物で────。
気弱な令嬢と、彼女のことを一途に想う元婚約者の弟が育む恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 23:30:26
13032文字
会話率:56%
『なろうラジオ大賞3』に参加作品です。
テーマワードは、サーファーです。
サーフウィドウなる言葉があるそうです。
彼女をほったらかしにして、海に出かけちゃうかららしい。
さあ、嫉妬深い恋人は、どうするでしょうか?
最終更新:2021-12-03 12:00:00
1000文字
会話率:0%
たった三十一文字で、俺たちは、夜を超えても繋がってられる。
真夜中に届いた謎のメッセージ。俺はスマホの画面を開く。
「こんばんは。お初にお目に、かかります。もしよかったら、返事ください」
いたずらと分かってはいても気になって、俺は
思わず返信をした――
今作は、『三十一文字』がキーワード。
言葉よ。もっと、自由に、踊れ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 20:16:40
2138文字
会話率:32%
魔女狩りなんて遠い昔。今では魔女や魔法使いは職業の1つとして認められている。
魔女・ルールリアは弟子のエドワードと共に魔法薬で生計を立てており、優秀なエドを早く一人前にしたいルールだがエドには1つ困ったところがあって…。
「魔女・魔法使い
には魔法薬が効かない」
それはこの世界の常識なのだが、何度説明しても弟子のエドが魔法薬を飲ませてくるという事…!
しかも売り言葉に買い言葉で毎晩媚薬を飲むことになって…?
だから魔女の私に媚薬は効かないんだってば~!!
拗らせ弟子×鈍感師匠の全くエロくならない媚薬ラブコメです。
※カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 21:47:22
33555文字
会話率:41%
ざまあが上手く書けない……と不安に思っている方、どうぞお立ち寄りください! 私がざまあを読みあさって考えたメモを、ちょっと形を整えてみました!
そのざまあ作品が何番煎じだ、と不安がる必要ありません。様々な方々が書いてきた中で、自分自身で
悩みながら書く、というのがいちばん小説を書く姿勢にふさわしいと私は思います。
そんなわけで、どうぞ何番煎じだと思っても、私の言葉で分析してみた「ざまあ」について、あなたも目を通してみませんか? 新しい発見があるかも知れませんよ。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
※キーワードは、ざまあの内容の要素です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 00:00:00
3182文字
会話率:7%
とある探偵事務所で働く主人公と世界中の話題となっている魔女と出会うまでの些細な小話。
プロローグのような形で書いていますが連載予定はありません。
「空色チャレンジ」という企画で書いた作品となります。
お題:コンパクトサイズ・アマゾン・不
安・道標・言葉遊び・魔女・師匠・泥沼
ルール
・すべてのお題ワードを使う
追加お題:これはじゃがいもの皮です折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-09-23 21:42:25
1601文字
会話率:54%
5000兆円欲しい。
SNS使っている人なら一度は聞いたことがある
このワード。
ほとんどの者がこの言葉をただお金が欲しいという比喩として使っており本当の意味として使う人などいないはず。
だがこの物語の主人公は今まさに心の底からその言葉
を冗談無しに使っている....
これはそんな少年なんやかんやで完結まで進んでいく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 22:01:09
1552文字
会話率:44%
「あなたは嫉妬に狂って婚約者の真の想い人を陥れる、乙女ゲームの悪役令嬢です」
その日、占い師から告げられたその言葉で彼女の世界は一変した。小鳥姫と巷であだ名される程美しい声と愛らしさを持つ、それこそ鳥籠に閉じ込めて育てられたような深窓の公
爵令嬢フェリシア。生まれた時から決められていた年上の婚約者アルベルトをとても慕っていたが、ある日従兄弟に連れられやって来た占いの館で、所々理解に苦しむワードが挟まれつつも、自分が近い将来悪役になった上、大好きな婚約者の心まで傷付けると予言されて涙ながらに決意する。悪役に堕ちる前に彼との婚約を解消しよう。でもどうしてもこちらから言えないから彼に振ってもらおう、と。そして始まる奮闘と空回り。しかし婚約者アルベルトはどこまでもフェリシアに甘々で、これ以上好きになっても報われないし振られたいのにより心は彼に向かって行く。そんな板挟みで苦闘するフェリシアは知らない。怪しい占い師が舌を出して笑っていたことを……。
※主人公は転生者ではありません。現地?人です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 23:28:08
317612文字
会話率:36%
根暗なジャパニーズと云われている人たちへの物語。
最終更新:2021-08-22 16:32:33
621文字
会話率:0%
太古の昔から1万人に1人の確率で人類から魔法使いが誕生してきた。100年前、脈々と繋がる魔術の血統を隠し持っていたウィンザー公爵、エドワード8世が「青の公文書」を魔法界に交付した。
-青の公文書-
「私達はこれまでの歴史でなぜ優秀であるこ
とを隠さなくてはいけなかったのでしょうか。
我々は家族を、同胞を、我々に与えられた力を信頼しています。我々の同胞は今も、魔法の力を持たない家庭から1万分の1の確率で誕生しているのです。私達の始祖ノーブルもごく普通の人間から誕生しました。私達は我々と同じ力を受け継ぐ子供たちを守らなくてはなりません。生まれてくる子供たちに必要なことは、過去の柵ではなく、確かな人権と彼等を守る法制度です。」
(序文 第1章2節 抜粋)
-100年後-
「この100年で随分変わったものね。」
真っ直ぐなブロンドをしたマリンブルーの瞳をもつ少女が、ため息まじりに言葉を漏らした。
隣に座っている少女の言葉を受けて、窓の外を見ていた男の子が少し間を置いて答えた。
「どうしたの?まだ僕たち16年しか生きていないけど笑」
「うざい!!魔法史の予習をしていたのよ!あなたちゃんと勉強してて⁈」
男の子は微笑しながら少し開いていた車の窓を閉めた。ブロンドのくせ毛。女の子と同じマリンブルーの瞳だった。
「100年で変わったということは、青の公文書のところかな?イングランドで魔法憲法の雛形が完成して、実験的な人と魔法使いとの共存コミュニティの実施、魔法使いの為の義務教育機関の設立等、正直いいことづくめだと思うけどね。」
さらっと答えて得意げな顔で目を瞑っていると隣から何の反応もない。
・・・?
男の子は不思議に思い少女の方に目をやると、見開いた教科書を口に当て、青白く震えている様子が目に飛び込んできた。
「酔った。」
教科書から涎が垂れていた。
「ごめん!ミオが吐きそう!どこか止めれない?」
運転手が焦りながら叫んだ。
「すぐ高速降りるからもうちょっと我慢しろ!」
女の子は後部座席を少し倒して、息も絶え絶えに窓から空を見上げていた。
(やばい、まじ死ぬ。吐きそう、、)
(あれ?、、なんか空飛んでる人いない?)
虚ろな意識の中、はるか上空を箒に乗った人が飛行しているのを、豆粒程の大きさで、瞳が捉えた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 06:22:34
39125文字
会話率:52%