アパートで一人暮らしを始めて二年目の男子高校生、光瀬怜(みつせれい)。
新学期を数日後に控えたある日、隣に同年代の少女、渡良瀬桜彩(わたらせさや)が引っ越してきた。
数日後、怜と同じクラスに転入してきた桜彩は早々にクールな美少女として
注目を集めたのだが、私生活では初めての一人暮らしに戸惑うことも多かった。
人を寄せ付けない雰囲気で他人を頼ることを良しとしない桜彩だったが、いくつかの偶然が重なり怜は桜彩の一人暮らしを助けていく。
出会った当初は他人との関わりを極力拒んできた桜彩だったが、怜の優しさに徐々に心を開いていき、二人の関係は隣人から徐々に変わっていくことになる。
「まあ、私があの人と関わることなんてないか」
最初はそう思っていたのに
「いえ、ですが光瀬さんにそのようなことをしていただく理由はありません」
それでも手を差し伸べてくれて
「美味しいです、本当に……」
料理が出来ない私にご飯を作ってくれて
「た、た、助けて、助けて、助けて下さいっ!!」
夜中に助けを求めても、嫌な顔一つしないで駆けつけてくれて
「出会ってからさんざん迷惑を掛けているこんな私ですが、友人になってくれますか?」
何も出来ない私と友達になってくれて
「私のこと、可愛いって……。え、えへへ、えへへへ」
私のことを可愛いって言ってくれて
「もしも私が困った時は隣で私を支えて下さい。もしも怜さんが辛い時は私も怜さんを支えるので、私にも頼って下さい」
少し弱いところも見せてくれるようになって
「そ、その……怜さんも……凄く素敵だと思いますよ……」
そんな怜のことが素敵に思えて
「あの……その、ね……。怜、今までさんざん甘えてきたけど、もっとわがまま言っていいかな?」
もう遠慮なんてしたくなくなって
そして――
「怜、今日の献立は何にするの?」
「そうだな。桜彩は何が食べたい?」
学校帰りに一緒にスーパーへと寄って献立を決める。
桜の咲く季節、二人に訪れた新しい幸せ。
そして二人はお互いを徐々に意識していく。
(俺と桜彩の関係ってなんだろう)
(私と怜の関係ってなんだろう)
今はまだ分からないこの気持ち。
でも……多分……この気持ちの名前はきっと……
これは世話焼き男子とクール女子が無自覚に繰り広げる甘い半同棲生活の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 12:00:00
754072文字
会話率:46%
「千世様には、世界を救っていただきたいのです」
胡散臭い天使にそう言われ、半ば強制的に転生することとなった異世界。
勇者?聖女?英雄?いえいえ、そんなのまっぴらごめん。
せっかくもらったこの命、他人のために消費するなんてナンセンス。私
は今度こそ、自分のために生きてやる!
決意新たに異世界生活をスタートさせるチセだったが、そうは問屋が卸さない。
あれ、私めちゃくちゃ美少女じゃない?
え、精霊の加護なんていらないんですけど?
うそ、魔法属性ぜんぶ使えるって普通じゃないの?
無自覚チートの超絶美少女って、違う違う、私そんなんじゃないんだってぇええ!!
これはとあるお人好し少女が、自由に生きようと奮闘しながらも、結局色んなことに首を突っ込みつつ、その果てでちょこっと世界を救っちゃったりする、そんな奇跡のようなお話。
※この物語はフィクションです。実際の団体、人物名とは関係ありません。
※前作の『薄幸少女と英雄騎士』と同じ世界線ですが、それぞれ単独で読めます。
※更新情報などは活動報告をご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 00:49:06
65171文字
会話率:52%
小さな村で育児放棄どころか虐待されて育った双子。
ある日、偶然が偶然を呼び突如としてまさかのドラゴンによって、絶望にまみれた世界から解放された。
当の本人達は、ドラゴンのことを知らず、鳥と思っていたが。
それから双子は生まれて初めての本当の
世界を見ることになる。
それから自分たちを育てた(と思われていた)虐待加害者が親ではなく、ただの拾われ子だったことが判明する。
自分たちがどこの誰なのか、そして自分たちの幸せを探して。
そして無自覚に多くの伝説を作っていくが2人にとっては互いが大好きで互いが幸せなら他は例え知名度でもどうでも良い!
そんな態度に頭を抱える周囲。
マイペース双子の成長物語。
※キャラ挿絵をランダムに貼り付けたりします。
※異世界転移タグは、後々伏線です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 22:26:23
91608文字
会話率:29%
ふと気付いたときには自身に関する記憶が皆無で、自身の名前すらわからない状態だったが得に困らないので気にしないどこからどう見ても男には見えない少年と猫が1匹の2人は特に目的もなく世界を放浪する。
そんな旅の中で、様々な出会いと別れ、そし
て天然ボケとそれに巻き込まれてついツッコミを入れる周囲のメンツ。
本人の記憶も謎なら、所持品も木刀なのに燃えず折れなかったり、靴自体には何も変わったことはないのに歩くと靴跡がなぜか肉球になったりと謎ばかり。
けど気にしない。
だって困らないから。
そんなボケツッコミファンタジーと、ほのぼのバトルストーリー。
そして、彼が一体何者でなぜ記憶がないのか。
そしてなぜ猫と共にいるのか。
※ガールズラブは、主人公が性別迷子のための予防線
※異世界関連のタグは後々のストーリーのための伏せんです。
※挿絵も後々に作ると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 01:00:00
446571文字
会話率:42%
平凡なアラサー米田優人(よねだゆうと)は、仕事から帰ってスマホゲームをしている最中に寝落ちしてしまう。
そして、目が覚めると古代中国・後漢時代のとある子供に逆行転生していた!
その子供の名前は糜芳(びほう)、三国志ファンならご存知蜀の武
将であり、死後財神に祀られる関羽を裏切り、悲惨な末路を遂げる直接的要因を作った三国時代のユダである。
この物語は自身の悲惨な未来を変える為に、七転八倒しながら必死に生きていくと思いきや、無自覚に阿呆な所業をしでかしたり、やらかしたりしてドタバタする平々凡々な男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 22:19:58
764127文字
会話率:34%
最強五感の持ち主、或間浪輝は謎の迷宮に遭遇した。そこは攻略すると五感がチート能力へと変化する浪輝専用の迷宮だった!とある大事件で人生どん底だった浪輝は一気に人生大逆転!転入先の超エリート学園で知らず知らずのうちに無双していく!そんな浪輝を
女の子たちが放っておくわけがなく…!?
あらゆる常識を派手にぶち壊していく(無自覚)下剋上無双ダンジョンファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 19:17:34
2781文字
会話率:31%
人間不信、被害妄想、疑心暗鬼のネガティヴ役満で、自分に向けられた憧れの眼差しすら軽蔑のそれであると勘違いしてしまう主人公は、ある日、ゲームの世界へと転生してしまう。
悪役貴族として。
このままではゲーム主人公や【聖女】によって処刑
されてしまうと知った彼は、目立たず隅の方で生きようと決意。ゲームで低レアキャラだった子を仲間にすれば目立たず細々と暮らせると考えたが……。
持ち前の被害妄想で受けてもいない攻撃にまで過剰に対処しはじめ、明らかに余計な他人の罪をあぶりだして、死ぬはずだったキャラクターを救い、ストーリーをめちゃくちゃにする。
そんなことをしていたら、なぜか低レアキャラだったはずの子が最強に育ってしまって……。
「僕、何もしてないのに!」(いろいろした)
「目立つな!」(お前のせいだが)
今日も彼は被害妄想を爆発させながら、あらゆる人に勘違いをもたらす。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 18:10:00
116172文字
会話率:33%
ハウレット商会•会頭の孫娘エミリアは、まだ6歳だけど、大事な母さまを泣かせた極悪人を成敗するために街を走り抜け、可愛いワンちゃんを手懐け、領主代理の無茶な依頼も引き受けます!全ては大事な家族と、商売のため。家族が一番、お金も一番!
オ
ッドアイの無自覚転生少女が、色々とやらかしてくれるお話です。
少しストックがありますので、最初の一週間(7話)は毎日更新しますが、 後は週一の、のんびり更新となります。(予定では、毎週水曜日の朝6時)。
ちなみに、これは私の異世界を、居心地良くするためのお話です。なので、他の方の異世界の定義を持ってきて、違うとおっしゃる方は、読まないでください。
また、キャラや設定の使い回しではなく、他の話が、この話のスピンオフですので、そこらもお間違い無いよう、お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 06:00:00
136076文字
会話率:35%
娘の危篤を知らせる手紙を読んだアルバネーゼ公爵は、愕然とした。なぜなら≪この先の展開を知っている≫からだ。しかも、それは≪読んだ≫記憶があるからだった。 その物語は、一見ありふれた恋愛小説のようだが、実は長期にわたって計画された物で、≪公爵
家の跡取りである娘を殺し、孫娘を陥れた挙句、家を乗っ取る話≫だという事も判っている!これは、何が何でも阻止しなければ! 無自覚転生者の老公爵が、可愛い孫娘を破滅から救うべく頑張る話で、全ての話で視点が変わります。全5話で、3月29日から4月2日まで、毎日朝6時に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 06:00:00
22525文字
会話率:19%
VRMMOゲーム『エンシェントワールド』。
このゲームのクエスト中に、わたしは神獣クラスのモンスターさんに襲われ命を落としてしまいました。
いつものように神殿で蘇ると思ったのですが、そこに現れたのは今まで見たとこがない女神様。
しかもどうい
うわけか土下座をしているのです。
そこで告げられる驚愕の事実。
わたしは女神様の手違いにより『エンシェントワールド』の元となった世界に転生することになったのです。
それも辺境の地に拠点を置く、ウンディーネさんとして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 00:00:00
424091文字
会話率:32%
学校の下校中、信号無視のトラックから友達をかばい死亡した、神楽坂 蓮《かくらざか れん》男の子っぽい女の子(ボーイッシュ)15歳。
助けた友達が異世界の創造神の娘で邪神だった。友達のお父さん(異世界の創造神)から娘を助けたお礼にスキルと加護
を貰い転生する時に壮大なクシャミで予定の場所じゃない所に落ちた。
そこには地球上ではあり得ない生物がうじゃうじゃいて、いきなり火を吐く猪に追いかけられたり、森に出る途中で馬車に乗っていた人達に狼の群れの囮にされたり、馬車の中から卵を孵化して育てた赤ちゃん竜の親竜に泥棒と間違えられて殺されかけられたりして戦います。
友達とまた会う為、お婆ちゃんになるまで生きる事を目標に神様にもらったスキルや加護をあまりよく分からないまま使って頑張って生きていく物語りです。
※不定期で初めての投稿です!面白い小説になるように頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 16:47:42
315881文字
会話率:55%
フローラとテオドールは公爵令息と伯爵令嬢という身分差があるにも関わらず、テオドールの一目惚れで8歳のときに婚約成立した。しかし、フローラの評判が悪すぎたため、公爵夫人となる力量が足りないと思われて婚約解消となった。
その後、テオドールは同じ
公爵家の令息であり跡継ぎでもあるカインから衝撃の事実を聞かされて。。。
*1 ご都合主義のゆるゆる展開です
*2 初めての作品のため誤字脱字等あると思いますので優しい目で見てください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 02:42:07
13833文字
会話率:41%
異世界召喚された主人公──朝政は与えられるチートとして異世界でのチャットアプリの使用許可を得た。
右も左も分からない異世界を、友人たち(異世界経験者)の助言を元に乗り越えていく。
頼れるモノはチートなスマホ(チャットアプリ限定)、そして
友人から習った技術や知恵のみ。
レベルアップ不可、通常方法でのスキル習得・成長不可、異世界語翻訳スキル剥奪などなど……襲い掛かるはデメリットの数々(ほとんど無自覚)。
絶対不変な業を背負う少年が送る、それ故に異常な異世界ライフの始まりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 00:00:00
261200文字
会話率:34%
この世界には数多の国々が存在する。その中の一つクロデウル帝国。
この国にはこの世界で最も最強とされている人物がいた。
その人物は、数々の国同士の戦争を力でねじ伏せ、掌握した。その人物に牙を向けようとする者は尽くその圧倒的な力の前にひれ伏し、
消えていった
その人物こそ、クロデウル帝国第一皇女──リリアス・アーズ・クロデウル。又の名を……黒烏姫。
齢10にしてソードマスターという称号を手にし、12歳を迎える頃にはその国随一の魔法使いとなり、同盟国との戦争に参加し、その腕前と判断力により見事勝利を手にした。
そして時は流れ、ついに18歳となり、皇位を受け継ぐ時がきた。この事に他の周辺国及び国民に反対の意見は1つも無かったという、それはなんと本人が無自覚の天然人たらしで、国民や貴族、はたまた他の国の王やその国民達にまで愛されていたからである。だが、中には不満を持つ者もいた。彼女に家族を奪われ、国を奪われ中には身体の一部を奪われた者達からは忌むべき存在とされていた。
そしてついに正式に皇位を受け継ぐ日まであと一日となった。
その日のリリアスは、いつもの様にメイド達の手伝いをし、剣術の訓練をしていた。
「よし、今日はこの位でいいだろう。」
「明日は余の人生にとって一番大事な日だからな。もしもの事があっては今までの苦労が無駄になってしまう」
まぁ…皇位自体にそれほどの興味はないし、そういう堅苦しい役職は余にはあっていないのだが…。
仕方あるまい。第一皇女として産まれてきてしまった以上これは運命だ。それに皇帝なんて危なくて面倒臭い役職に、余の大切な大切な妹達を就かせてなるものか!妹達には、ちゃんと自分達の選んだ人生を自由に歩かせてやりたい……
「さて、そろそろ部屋に……」
「…?なんだ…あれは……っ」
自室に戻ろうとその場で振り返ったところ、何やら空の上に見慣れない構造物の様なものが浮かんでいた。丸い形をしており、僅かだが魔力を感じる。
「……なんだか嫌な予感がするな…一応父上にも報告を───」
そう振り返ろうとした瞬間、その場にあったものや建物が一斉に吹き飛んでしまった。当然、"余も"。
余の視点は一転し、空と地上が逆になった。最後に見えたのは、何も無い更地に立っていた風穴だらけの、"自分の身体"だった───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 19:57:50
3951文字
会話率:49%
光魔法なんて光るだけで攻撃もできないし回復もできないし、役に立たないハズレだ!侯爵家の恥さらしめ!と親に見捨てられ、流刑地と言われる魔物がたくさん出て危険な上に貧しい公爵領に嫁がされた。
死にかけて日本人だった前世を思い出し「光魔法」を改革
していく。
ところで、白い結婚で3年後離婚される予定なんですけど、まだ旦那様の顔を見たことないんですよ。
まぁいっか。ギルドに行って、推し活してこようっと。
*無自覚チート「あれ?私、やっちゃいました?」*すれ違い恋愛「お前ら早くくっついちまえよ!」*光は明るくするだけじゃないと、お気づきですね?そう、あれもこれもそれも!できちゃいますよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 14:12:36
114649文字
会話率:37%
ミオは王宮神殿を無能だと言われてゴミ箱に捨てられた。先輩聖女たちにぼろ雑巾のようにこき使われるうちに他の聖女以上に強力な魔法が使えるようになっていたミオ。だが、本人にその自覚はない。自覚がないまま、パーティーを追放された元S級冒険者の怪我の
後遺症を治したり、ゴミ扱いされているアーティファクト、失われた古代の魔法道具を直したりしている。今日もミオは、優しい人たちとゴミに囲まれて幸せに生活している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 09:00:00
89627文字
会話率:38%
婚約破棄されてる最中に元婚約者と二人、異世界転移してしまったリョウナ。
俺は勇者召喚された。巻き込んで悪いがもうお前とは他人だと、右も左も分からない異世界に1人放り出される。リョウナは自覚のないまま、効果の高いポーションを作り出す。
世界で
は神獣が現れるという噂が流れ、神獣の力を手に入れるために各国が不穏な動きを始める。
あのぉ、なんだか、すごぉく異世界ってブラックです。
「ポーション屋を追放されたので、お茶屋をはじめたい。だってそれどう見てもお茶の葉ですよね?」
*ネチネチとしたシーンが続きます。怪我などの描写もあり15Rにしてあります*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 13:00:00
116353文字
会話率:34%
男爵令嬢ミナは実家が貧乏で騎士団の事務員と騎士団寮の炊事洗濯を掛け持ちして働いていた。ミナは騎士団長オレンに片想いしている。バレないようにしつつ長年真面目に働きオレンの信頼も得、休憩のお茶まで一緒にするようになった。
ある日、謎の香料を口に
してミナは魔法が宿る眼、魔眼に目覚める。魔眼のスキルは、筋肉のステータスが見え、良い筋肉が目の前にあると相手の服が破けてしまうものだった。ミナは無類の筋肉好きで、筋肉が近くで見られる騎士団は彼女にとっては天職だ。魔眼のせいでクビにされるわけにはいかない。なのにオレンの服をびりびりに破いてしまい魔眼のスキルを話さなければいけない状況になった。
全てを話すと、オレンはミナと協力して魔眼を治そうと提案する。対処法で筋肉を見たり触ったりすることから始まった。ミナが長い間封印していた絵描きの趣味も魔眼対策で復活し、よりオレンとの時間が増えていく。片想いがバレないようにするも何故か魔眼がバレてからオレンが好意的で距離も近くなり甘やかされてばかりでミナは戸惑う。別の日には我慢しすぎて自分の服を魔眼で破り真っ裸になった所をオレンに見られ彼は責任を取るとまで言いだして?!
※結構ふざけたラブコメです。
恋愛が苦手な女性シリーズ、前作と同じ世界線で描かれた2作品目です(続きものではなく単品で読めます)。今回は無自覚系恋愛苦手女性。
ヒロインによる一人称視点。全50話、一話あたり概ね1000~2000字程度で公開。
前々作「訳あり女装夫は契約結婚した副業男装妻の推し」前作「身体強化魔法で拳交える外交令嬢の拗らせ恋愛~隣国の悪役令嬢を妻にと連れてきた王子に本来の婚約者がいないとでも?~」と同じ時代・世界です。
※アルファポリス、ノベルアッププラスにも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 07:07:01
106020文字
会話率:55%
日常にダンジョンが溶け込んで早や15年。
冥層を目指すガチ勢は姿を消し、浅層階を周回しながらスパチャで小銭を稼ぐダンチューバーがトレンドとなった昨今。
ひとりの新人配信者が注目されつつあった。
最終更新:2024-06-08 18:10:00
13767文字
会話率:14%
「ちょっと冬馬君。このプレゼン資料ぜんぜんダメ。一から作り直してくれない?」
万年ヒラ社員の冬馬弦人(39歳)は、今日も上司にこき使われていた。
地方の中堅大学を卒業後、都内の中小家電メーカーに就職。
これまで文句も言わず、コツコツと地
道に勤め上げてきた。
彼女なしの独身に平凡な年収。
これといって自慢できるものはなにひとつないが、当の本人はあまり気にしていない。
2匹の猫と穏やかに暮らし、仕事終わりに缶ビールが1本飲めれば、それだけで幸せだったのだが・・・。
「おめでとう♪ たった今、あなたには異世界へ旅立つ権利が生まれたわ」
誕生日を迎えた夜。
突如、目の前に現れた女神によって、弦人の人生は大きく変わることになる。
「40歳まで童貞だったなんて・・・これまで惨めで辛かったでしょ? でももう大丈夫! これからは異世界で楽しく遊んで暮らせるんだから♪」
女神に同情される形で異世界へと旅立つことになった弦人。
しかし、降り立って彼はすぐに気づく。
女神のとんでもないしくじりによって、ハードモードから異世界生活をスタートさせなければならないという現実に。
これは、これまで日の目を見なかったアラフォーおっさんが、異世界で無双しながら成り上がり、その実力がバレて世界に見つかってしまうという人生逆転の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 00:01:56
200000文字
会話率:35%
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチ
に陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 12:07:32
308614文字
会話率:46%
【講談社(Kラノベブックス)様より書籍化。11月2日刊行! スクウェア・エニックス、マンガUP様にてコミカライズ!(2021年1月30日スタート!)】
(旧題:2位では意味がないと貴族の家を勘当された少年~)
※Kラノベブックス公式HPより
、試し読みができるようになりました。ZEN様のイラストもですが、目次にも注目!! (意訳:書き下ろしの量がエグイです
クレオ・ファーシードは、なにをやっても万年2位だった。
王都立学園を卒業後、エキスパートを求めた父に貴族の家を勘当されてしまう。その結果、彼はただの少年クレオとなった。
好き勝手に生きようと決めたクレオは、冒険者になることを決意する。
しかし彼は気付いていなかった。
万年2位ではあったが、それはすなわち、あらゆる物事においてハイレベル。総合力では何者にも負けない、ということを。
これは貴族から冒険者になった少年が、無自覚に無双する物語。
※なろうの評価システムが変わりました。各話下から☆評価できます(報告)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 17:26:04
213934文字
会話率:35%
近衛達治、二十九歳の独身男性。
会社で不当な扱いを受け、リストラに追い込まれた彼は故郷である片田舎に帰ってきた。ひとまず次の仕事が決まるまで、という気持ちで実家の手伝いをしようと考えていた達治だったが、従兄妹の涼子から近くにダンジョンが
できたことを聞かされる。
都心では珍しくなかった『ダンジョン配信者』という職業。
仕事に忙殺されていたために明るくはなかったが、さすがに概要だけは知っていた。幸いなことに配信機材も揃っていたので、達治は暇潰しにそのダンジョンで配信を行ってみることにする。
しかし、彼は未経験かつ無知ゆえに知らなかった。
そのダンジョンが俗にいう『超高難易度ダンジョン』である、ということを。
そんな場所に、鍬一本で乗り込む達治。
必死に止める視聴者たち。
これは、そんな配信初心者による無自覚勘違いファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 18:33:31
71309文字
会話率:37%
ライル・ディスガイズは、将来有望パーティーの雑用係だった。
彼にできるのは、夢でもある『修繕師』としての役割だけ。しかし戦闘技能を持たないライルは、ついにリーダーのダインから追放を言い渡されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
こ
の時の一件を見て、ライルの能力を見出した者がいたことを。
翌日、ライルは一人の剣士から古びた剣の修繕依頼を請け負う。
自分のため、その剣士のため、ライルは全身全霊でその剣を修繕する。――だが実は、剣士の持ってきた古びたそれの正体は、アンティークの非戦闘向きのものだった。
気付かずにそれを直すライル。
すると、その剣は思わぬ力を発揮することになる。
果たして、念願の店を開いた彼のもとには多くの依頼が舞い込む。
王族貴族に一流パーティー……ライルはその腕前で、彼らをサポートしていくのだった。
これは一人の修繕師が多くの人を助け、能力を認められていく物語。
※これは同名タイトルの連載版です。
(文字数限界で、連載版、って書けませんでした<(_ _)>
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:14:45
177202文字
会話率:35%
夏休みのある日、目が覚めたら神秘系銀髪ロリにTSしていた白川雪人(しらかわゆきと)。彼は妹にそそのかされ、TS解除の情報を集めるために【雪姫】と名乗りダンジョン配信者としてデビューする。
「ダンジョン初心者の俺の配信なんて誰が見るんだよ…
…」と思っていた雪人だったが、大砲じみた威力の魔法や無防備な可愛い仕草が世の紳士たちにクリティカルヒット。
〔超火力たまんねえええええええwwwwww〕
〔可愛くて強いとか最高かよ〕
〔雪姫ちゃん俺の娘になってくれ!〕
もはや魂は男だと言い出せないこの空気。雪人は今日も可愛いロリを装いダンジョン配信を行うのだった……
これは新人TSダンジョン配信者が、超火力と無自覚の可愛さで視聴者を魅了しまくる物語。
ーーーーーー
ーーー
※この作品は他サイトでも掲載しています。日間1位&累計入り。
※主人公は“最初から世界最強”ではなくスキルごりごり取って成長していくタイプです。
※R指定は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 12:00:00
280473文字
会話率:41%
「『狩人』のお前なんてもういらねえよ。俺たちのパーティから出ていけ」
不遇職、『狩人』のカイは、ある日突然パーティをクビになってしまう。
同じく遠距離攻撃が得意な『魔術師』が加入したため、カイは用済みになったのだ。
もともとカイの
仲間たちは、優秀な『魔術師』が加入するまでの代替品としてカイをパーティに入れていたに過ぎなかった。
途方に暮れるカイだったが――困っている人を助けたり、孤児に食べ物をあげたりと無自覚に善行を繰り返していたため、教会が持つ最強の神器『ラルグリスの弓』の担い手に選ばれる。
神器は心の綺麗な人間にしか扱えず、カイはその条件を満たしていたのだった。
さらに記録係として聖女の肩書を持つ美少女、エルフィが同行することになる。
一方、カイを追放した元仲間たちはすぐに落ちぶれていく。
彼らは遠くの敵の排除、身勝手な前衛に合わせた的確な支援などによって、今までカイが陰から自分たちを守ってくれたことに気付いていなかったのだ。
無能な元仲間を尻目に、最強の弓に選ばれたカイは逆転人生を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 12:18:31
119029文字
会話率:42%
全てを奪われ、追放された冒険者の少年『リオン』。瀕死のところを薬師の少女『アリス』に救われる。さらに出会った人たちを手助けしたり、少女達と心を通わせ第二の人生を歩んでいくことを決める。だがそんな幸せな日々も、長くは続かない。元のパーティーに
戻らない、穏やかに暮らしたい!しかし、周囲がそうさせてくれるわけもの無く、リオンは無自覚の内にさまざまな戦いに巻き込まれていく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 00:37:27
258231文字
会話率:31%
投資詐欺にはまった恋人と婚約解消した伯爵令嬢のミゼルは、高嶺の花と呼ばれるマリアヴェーラの恋を親友として応援していた。そんなある日の真夜中、女泣かせと有名な近衛騎士ヘンリーが部屋に侵入してきて…?
恋愛はもうまっぴら!な脇役令嬢と初めて本物
の恋に落ちた騎士のお話。
※「高嶺の花扱いされる悪役令嬢ですが、本音はめちゃくちゃ恋したい」のスピンオフです。第3部のネタバレを含みますので、お嫌な方はそちらを先にお読みください。https://ncode.syosetu.com/n7201gw/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:30:00
15629文字
会話率:31%
泥んこになって親友と遊んだ、幼少時代。
永遠の友情を約束した二人は、10年後に再会する――。
「ここは『お前、女だったのか!』ってなるのがお約束では!?」
「何言ってるんだ、アレクは男だろ?」(ギュッ)
親友が女であることを頑なに認めな
いまま、女嫌いの騎士団長は幼馴染を甘やかす!
その奥に眠る本当の気持ちに、自分でも気づくことのないまま――。
無自覚溺愛の女嫌いな騎士団長×恋愛面がポンコツな女性騎士のラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 15:07:21
101120文字
会話率:39%