この世界には『異世界から力ある存在を招集し、使役すること叶わば、その者は世界を手中に収めることさえ可能となるかも知れない』何時の昔の頃よりか、そんな風説が貴人たちの耳に広まっており、その話を鵜呑みに信奉する為政者や権力者が多かった。
ケネルコフ王国の国王は、配下の宮廷魔術士長に、異世界より力ある存在を招集すことを命じる。これに従った宮廷魔術士長イカーリアは、儀式を成功させるが、喚び出したのは自分よりも高位階で制御不可能な大達人魔術士だった。
大達人魔術士は、当然招集者側の意に沿うことはなく、己の気の向くままに異世界を見物し堪能すると誓言する。そして、その魔術士は、この世界の宮廷魔術見習い魔術士の少女を一人弟子にとり、育成を愉しむことにした。
ジャンルはファンタジーなのかホラーなのか、どっちなのか? その辺が不明。でも異世界は出ます。
誤字脱字報告は有り難い。
どの程度が残酷描写になるのか不明なので、念の為に一応残酷描写アリの設定。
異世界の情景を考える時、外人の考える間違った日本感を参考にします。
短編連作の形で1エピソードが全部完成時点で投稿。恐らく更新は遅い。そして不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 00:56:48
106609文字
会話率:23%
はるか古の時代。
かつて、アースガルド大陸は魔道師が治める単一の王政国家であった。
悠久の時が流れ、魔法に関する知識の秘伝が徹底された結果、魔道師は自身の一族に伝わる魔法の知識しか持たなくなっていき、個々の魔道師の弱体化が進んだ。
魔
法の絶対的な力をもって国の圧政を布いていた古代魔法王国は、徐々に広まった反乱を力で治めることができず、滅び去った。
奴隷として悠久の時間、冷遇されてきた各種族の怒りはすさまじく、古代魔法王国の為政者たちは文字通り、一人残らず殺されたのであった。
自由を手に入れた各種族だったが、平和を手に入れたわけではなかった。
古代魔法王国を滅ぼすという点では共闘していたが、決して一枚岩だったわけではなかった。
種族間で対立し争い、それと同時に種族内でも実権をめぐって争うという長い混乱の時代を経て、大陸は4つの国を形成した。
エルフのみで形成し、大陸西部の森林地帯に樹立した『風の国 シルフ』
ドワーフを中心とした妖精たちが、大陸北部の山岳地帯に樹立した『鉄の国 アイロニア』
人間のみで形成し、大陸東部の高原地帯に樹立した『帝国 エンフィニア』
人間と亜人が手を結び、大陸南部の平原地帯に樹立した『王国 コンコード』
長らく4カ国による均衡が保たれていた大陸であったが、経済政策に行き詰まった帝国が鉄の国へ侵攻したことを発端として、やがて大陸全土を巻き込む大戦が起こる。
王国と鉄の国の連合軍により滅亡した帝国であったが、やがては鉄の国と風の国も王国に併合されることとなる。
アースガルド大陸を統一したコンコード王国。
これは、この国の次世代を担う若者たちの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 07:00:00
157944文字
会話率:29%
はるか古の時代。
かつて、アースガルド大陸は魔道師が治める単一の王政国家であった。
現在よりも遥かに進んだ魔法文明は、魔法を扱う者とそうでない者とを大きく隔てた。
端的にいえば、魔道師とそれ以外の奴隷しかいない国であった。
悠久の時が
流れ、魔法に関する知識の秘伝が徹底された結果、魔道師は自身の一族に伝わる魔法の知識しか持たなくなっていき、個々の魔道師の弱体化が進んでいった。
魔法の絶対的な力をもって民に圧政を布いていた古代魔法王国は、徐々に広まった反乱を力で治めることができず、滅び去った。
奴隷として悠久の時間、冷遇されてきた各種族の怒りはすさまじく、古代魔法王国の為政者たちは文字通り、一人残らず殺されたのであった。
こうして自由を手に入れた各種族だったが、平和を手に入れたわけではなかった。
古代魔法王国を滅ぼすという点では共闘していたが、決して一枚岩だったわけではなかったのだ。
古代魔法王国没後、種族間で対立し争い、それと同時に種族内でも実権をめぐって争うという長い混乱の時代を経て、大陸は4つの国を形成し、現在に至る。
エルフのみで形成し、大陸西部の森林地帯に樹立した『風の国 シルフ』
ドワーフを中心とした妖精たちが、大陸北部の山岳地帯に樹立した『鉄の国 アイロニア』
人間のみで形成し、大陸東部の高原地帯に樹立した『帝国 エンフィニア』
人間と亜人が手を結び、大陸南部の平原地帯に樹立した『王国 コンコード』
この4カ国の1つであるコンコード王国では、仕官を目指すならば王立学院を卒業しなければならない。
学院を卒業した仕官候補生の面接は、一般職員と異なる。
魔法の水晶球を使用し、学生時代に伸ばしたステイタスにより発生する属性(職種)が判定され、配属先が決まるのだ。
かつて誰も聞いたことのない『策士』という属性判定をされてしまった仕官候補生のハルファス。
この物語は、その独自の才能を活かし王国に不可欠な人材となっていく彼の冒険譚である。
+++++
ネット小説大賞様の一次選考を通過することができました!
応募総数が7,165作品もある中から、一次通過作498作品に入ることができました。
第1回HJネット小説大賞様の一次選考を通過することができました!
応募総数1,900作品を超える中から、一次通過作288作品に入ることができました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 07:00:00
200074文字
会話率:25%
電子計算機の管理する地下都市フォーティツ。全てが機械の為政者に託された世界で、たった一つの故障が誤差を生み、誤差は異常へと繋がる。人類の遺伝子さえも誤差の結果だとするならば、その人類に異常が出るのもまた道理。
人型兵器に癒着した脳と、自由奔
放な技術屋の女が生み出すのは、希望か、絶望か。
日時計の影で生きる人間達の足掻きが、今始まる。
カクヨムとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 13:40:42
49999文字
会話率:45%
大陸を二分し争い続ける二大強国。
剣帝ザンダーを頂くザンドリアと、武王ゴルドンが統べるゴウラ。
大陸中央国境に位置するナカタニャーゴ村は、度々二国の戦場となって苦渋を強いられ
てきた。
四年前の戦の巻き添えで両親を失った幼い村娘のド
ミーナは、祖母のアガシャと共に暮
していたが、ある日突然、父の形見の首飾りが光り出す。
四年前にも起きたその現象を、戦争の兆しと見たドミーナは、村人たちに危機を報せる。
予想通りゴウラとザンドリアは軍の侵攻を開始。
村の近くの平原で、両軍睨みあう形で陣を敷いた。
村人の多くは、戦争の巻き添えを恐れ、村からの脱出を選択したが、アガシャのように
足が悪く逃げられない者もいた。
両軍が対峙するなか、互いをライバルと認め合う二人の王は、戦場中央へと歩み出る。
そこへ近くに潜んでいたドミーナが飛び出し、無益な戦いはやめるよう命懸けの直訴を
行った。
けれど己が強さの証明にしか興味がない王たちに、少女の言葉は響かなかった。
結局王たちは、大陸の覇者の証とされる瓜二つの剣を抜き放ち、戦争を始めてしまう。
戦場にひとり取り残される形となった少女の命は、もはや風前の灯火。
少女が絶望し掛けたそのとき、王たちの手からすっぽ抜けた二振りの剣が、彼女の眼前
に突き立った!
為政者たちの理不尽な行いに対し、幼い村娘が独り敢然と立ち向かうSFアクションフ
ァンタジーここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-25 00:30:07
90270文字
会話率:16%
―――これは、神と魔法の異世界、逃れられない運命を背負った主人公ゼン(と禅)の冒険物語―――
大河ファンタジー小説「ゼンの冒険」シリーズ、「第一部 双望の継承者」開幕。
祖父に為政者の知識とあらゆる武術、極限状況で生き残るサバイバル
術を叩き込まれた普通の高校生、禅・ラインフォルト。彼は突如、ジョーカーと名乗る人物に異世界大陸、ドラグリアへと魂を転移させられる。転移させられた先は、大国ルーン王国の辺境領主であり英雄トルイ・リーンフェルトの嫡男ゼン・リーンフェルトと呼ばれる魔法も使えないただの少年だった。
異世界に存在するドラグリア大陸。
この異世界は、高次元の存在、神によって一部の者達が魔法と権能を受け継ぎ、剣と魔法が支配する世界。
そして禅が異世界へ渡った時は奇しくも、その特別な者達の覇権争いが巻き起ころうとする最中。
絶大な権力を持った信仰国家アースクラウン、大陸制覇を目指す小国トランザニア、砂漠の遊牧民の王が統べる国ミッドバル、貿易によって繁栄を極める南国トローレス、海賊女王によって独立宣言した無法国家キルバン、それぞれの国が衝突する動乱、その襲い来る時代の潮流に二人の禅とゼンが二つの望みを受け継ぎ抗っていく。
時代の流れに翻弄される様々な人々、魔物の襲撃、裏で暗躍する者達の思惑・・・。
逃れられない運命の中で、出会う人々達と織りなす彼の物語は、すれ違いを繰り返しながら常に彼を試している。
だが、彼はただ目指す―――その受け継がれた双望の願いのために、誰かの願いのために。
ゼンの冒険シリーズではあらゆる異世界の事柄、神話、宗教、政治、戦争、統治、経営、戦闘、冒険、魔法文化、生活文化、思想文化といった物を歳月を重ねるごとく丹念に追うことを目標としており、三部構成の大長編作となります。※第一部は百万文字以上。二部と三部はそれ以上を予定。
※初期の主人公の年齢を5歳→9歳に変更致します。それに伴う修正は本編の執筆を優先しつつ今後の状況を見て修正したいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-17 18:23:45
998020文字
会話率:25%
古来より為政者達が夢見てきた妄想の一つ
不老と不死
健康な肉体のまま、永遠を生きる
そんな妄想の一つが叶った世界でのお話。
最終更新:2016-09-06 08:17:53
4410文字
会話率:2%
賢者アルベルトと第三王女ラティナが完成させた魔法陣『異世界への門』《ゲート》。
魔法陣の輝きが失われた後に、二人が目にしたものは、学校・・・。
これは、為政者の圧政から王国民を救うため、学校ごと召喚された、教師4人と生徒3人の異世界教育奮
闘記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-25 00:11:08
9224文字
会話率:37%
政府要人警護の自衛隊員であるタケシは、幼なじみのノリトに呼び出される。駆け出し議員を始めていたノリトは、政府要人の会話を盗み聞きしてくるように頼んできた。誘いを断ったタケシは、激高したノリトに虚偽の通報でをされて警察を呼ばれてしまう。
庶民
か、為政者か。
社会の主人公は誰なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-18 17:13:07
16944文字
会話率:32%
これは政治バカな伯爵令嬢が何故か為政者になり何故か国王の側妃として後宮に上がり何故か国王に目をつけられるお話です。後宮内情を知れたら政治の役に立つかも!なんて気楽に考えて後宮入りしたのに、何故か国王にちょっかいをかけられる。私の邪魔をする暇
があるなら、政治をしろこの愚王!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 03:00:43
1363文字
会話率:55%
偉大であった祖父は、死の床につきながら、か細く最後の言葉をつぶやいて笑っていた。
命のろうそくが尽きようとするのをはっきりと自覚していながら笑える、胆力の持ち主であった。
『ジョジョ・・・よ、チャールズを支えてやってくれ・・・先に、行っ
ているぞ、約束の地カナンで・・・待っている・・・』
その祖父の最後の言葉は、枕元に立った息子である私の父へのものではなく、唯一の孫の私へとかけられたものでもなかった。
常に祖父のそばに立っていた老僕___ジョジョへ向けての言葉であった。
当時、私は12歳。
祖父をこの世で一番に敬愛していた。
祖父はこの国の領土を数倍に拡大した英雄であった。そして幼い父に権勢を譲った後は、数々の文化・芸術・食の守護者となり、国は豊かに成熟した。
祖父は、私を常に導いた。私に美とは何か、幸せとは何かを説き、同時に為政者として大切なことは何かを教えてくれた。
それから6年後・・・私は祖父の決めた公爵令嬢との婚約を破棄し、身分の低い男爵令嬢を妻にすることを自みずから決めた。
シリアスって、なんだろう、というコメディーです。リクエストがあったので、ずうずうしくも王子sideを上げてみました。もう、あふれんばかりの乳信仰です。ざまあのはずなのに、くじけなかったよ、王子様!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-15 04:19:20
6955文字
会話率:9%
キトの街に住む貴族の娘エファイテュイアは、強くて優しい兄を心から愛していた。まだ家族愛と恋愛の違いのわからない幼い少女だったが、彼女を待っていたのは皇太子との婚儀。
それが両親や、家を継ぐ兄のためならばと彼女はそれを承諾する。だが、帝都まで
の道中は決して安全ではなかったのだ…。
ーーー舞台は文化芸術が花開く中世前期、世間知らずの少女が貫く恋慕と為政者の思惑が交錯する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 00:00:00
65490文字
会話率:34%
この作品は私・ハルヤマ春彦が実際体験したことを、ドキュメンタリー風に綴った、エッセー&小説です。
多少、小説の要素もありますが、結論を早急に出し、問題提起をしなければならないドキュメンタリーの要素が強い作品です。従って、読んでいて、
ワクワクして、全身を奮い立たせるようなものではない。つまり、文学的作品ではないということです。気力・体力がありましたら、他日、描いてみようと思っています。
6年前に、メインバンクの策略によって、破産に追いやられました。
30年間経営した会社を取引銀行の支店長の友人に営業譲渡させられたのです。
彼等は私と私の妻・子供たちを奈落の底に突き落としました。
私は生活保護を受ける身となり、家族から離れて、独居しています。
だからといって、貧乏を売りにするつもりは、まったくありません。
念のために。又、破産したのは、勿論、私自身にも問題はありますが、お前の自己責任だよと嘯き、為政者にとって好都合で低俗・無知蒙昧な輩(蒙昧主義者)に対して、理解を求めたいとは、全く考えていません。何故なら時間と気力・体力の浪費以外のなにものでまないので。これは社会的仕組みの中に、客観的で深刻な問題が存在することを指摘しておきます。
私は元来、オプティミストなので、思いっきり、人生を楽しむためにも、先ず、私の周辺で起きたことを明確にして、すっきりしたい。そして人生を思いっきり楽しみたいと、思っています。皆さんのご意見を聞けましたら嬉しいです。現在は稼げない、自称、ストリート・ミュージシャンです。伝統文化をこよなく愛しています。2年前に京都四条大橋の出雲の阿国銅像前で、大飯原発再稼働に反対して、路上ライブしたこともあります。土の匂いのする音楽が大好きです。日本の童謡・懐メロは当然として、フォルクローレ・ポルトガルのFADO・ロシア民謡などは私を癒してくれます。
読んでくださいね!宜しく! ハルヤマ春彦
また、童謡懐メロのライブもしています。下記URLまたは、You Tubeで視聴できます。
童謡懐メロの音声
https://www.youtube.com/watch?v=v9n7dYN76L4
京都四条大橋阿国銅像前でのライブ活動(大飯原発再稼働に反対して)
https://www.youtube.com/watch?v=sG_uIvgj6vk
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-31 22:05:19
136175文字
会話率:2%
何時か、遠くの未来。教育に仮想現実技術を取り入れる様になった現代。古き地球を再現した仮想世界で行われる教育で、五人の少年少女は為政者として国を運営していた。《内政官》《将軍》《外交官》《隠密》《参謀》と自分達を位置付けた五人は、原因不明のバ
グに巻き込まれ、別世界に飛ばされる。初期開始地点は上空千メートル、言葉は通じず、しかも常識も何もかもが違う。「天才」と呼ばれた五人は、己に宿った能力と知恵を使って切り抜ける。そうして始まった異世界ライフ。天才と言うレッテルの枷を外された少年少女は、初めての自由を得て異世界での人生を歩むーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-14 04:08:25
49503文字
会話率:38%
戦国の時代から、歴史の表舞台にはけっして現れないが、時の為政者に守られ、脈々と続く家があった。これはそんな家系に生まれた椿と、彼女を陰で守る草月の許されない恋の一幕。
許されざる恋企画参加作品です。
最終更新:2014-12-01 00:00:00
6601文字
会話率:32%
中世西洋風の架空の小国。第二王女ロゥデリュシカの乱心により、父王が殺された。悲嘆に暮れる第一王女イルェシュニアは即刻妹を処刑せんとするが、自らのそば仕えの騎士セリヴによって制される。何よりも対外情勢を憂えていた父王のために、ロゥデリュシカは
隣国皇太子と婚約を交わしている身であった。次期女王の判断として、イルェシュニアは刃を収め、冷静に騒ぎを収めるべく隣国との再交渉にも臨んでいく。しかし一方で、妹を殺させなかったセリヴと妹がかつて恋仲であった事実が、イルェシュニアの心を確実に波立たせていく。そんなある日、隣国王室から届けられた“翡翠の仮面”と一通の“国書”。その“国書”に記された隣国の要求とその含意に、イルェシュニアは戦慄を覚えるのだった…。
初出:「すくりぃべんてぇすの本 第39号」(2013年)
http://scribentes.m22.coreserver.jp/?page_id=811
他サイト:青空文庫 http://slib.net/36548折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 17:16:57
28876文字
会話率:30%
日本史には登場しない古い一族。
常にその時代の為政者から『遠慮』されてきた一族・天羽一族。
本家と分家の四家からなる彼等は天然の要害である七の谷に里を成し村と成り、現代では小さな市と成って血脈を繋ぎ続けた。
『天羽』は鳥の民。何処
から飛来し、言の葉を残しまた去る。
現代に受け継がれた天羽の|裔《すえ》であるまい香が、失踪した兄に替わり家を継ぐことになった『成人の儀』の前夜、不意のアクシデントにより異世界へ|渡る《・・》ことになってしまった同じ時、一人の皇子が過酷な運命の扉を開こうとしていた。
皇子に従うのは将来を嘱望されてはいるが未だ見習いにすら付いていない近衛衛士の子弟たち14人。
凍土に飛ばされ敵地を進むしかない彼等とまい香の運命が重なる時、異世界・アランデルの運命も動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 10:00:00
4907文字
会話率:10%
ご注意ください、この作品はハイファンタジーを装ったコメディー with ファンタジー小説です。
世界は救われた。悪逆非道、残忍にして狡猾なる魔王を倒した勇者一行によって、世界は救われたのだ。しかし、その14年後に突如として現れた魔王残党軍
の出現によって世界は一時混乱に陥るも騎士団の即座の対応によって世界に再び平和が訪れる………のだが戦魔災害復興支援局、通称トライアンフはこの非常事態に困り果てていた。世界を救った勇者が、荒廃した世界から人々を立ち上がらるために、そして勇者の持つ力を恐れる世界の為政者から身を守るために仲間たちと組織した復興局。王国騎士団を隠れ蓑に、世界中に支部持つほどに成長した復興局は14年目にして一大プロジェクト、魔王六将軍マッセイヌカを騎士団に討伐させその光の影に隠れるべく暗躍していたにも関わらず、当日魔王残党軍の中に将軍の姿はなかった。復興局情報部第五調査班班長フライア・ティーガーは部下であるヨシミツ・クロウと別任務を遂行中、たまたま将軍不在事件の容疑者と思われるナンパ少年ロイドを発見する。かくして事件は大事件へと発展す。少年ロイドの明日はどっちだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-13 22:24:09
48412文字
会話率:43%
昔々のその昔、大地の全てを支配する高度な文明があった。
これは伝承にしか残らない国の、最期の物語。
帝都を脱したシュクルは、帝国最後の勢力圏、リソレイユ自治州への逃避行を続けていた。
長い霧の先、リソレイユ自治州を目前に控えたシュ
クルの船団はそこで、思わぬ歓迎を受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-06 12:24:29
9871文字
会話率:46%
古に起こった悲劇が全ての始まり――。
時代の影で時の為政者たちに手を貸しながら血脈をつないできた、特殊な能力を持った二つの対立する一族、竜一族と奈津河一族。
平穏な高校生活を送っていた岬は、ある時自分が奈津河の一族の血を受け継いでいると知
らされる。しかも彼女の能力は、それぞれの長でさえ、簡単には手を出せない特殊な力で――!?
彼女を待ち受ける運命、そして自らが選び取る未来とは。
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【※】本サイト『ちいさな泉』に公開している小説に加筆修正を加えて、少しずつ更新しています。(ただし大幅に修正を加えているため、こちらを先に読まれた場合、本サイト版の『ヤミ ノ チカラ』を読むと混乱する恐れがあり、閲覧には注意が必要です)
★こちらはしばらくは【月一更新】です。
だいたい月初めに更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-09 13:00:00
40351文字
会話率:33%
軌道エレベータ落下テロが引き金で地球人類滅亡が不可避になった時、為政者達は大衆からの批判をそらす為、他惑星を地球化するというプランを打ち出した。それにはデータ化された地球上の生き物達の情報が詰め込まれていたが、今生きている地球の人々にはまっ
たく恩恵を与えるものではなかった。そして、予定通り地球文明は滅び、宇宙船は地球化を目的とし銀河系中心方向を目指す…。余禄を含め完結しました。お付き合いありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-02 21:15:17
67856文字
会話率:17%