「私はヒロインになんてなれない……」
日々の虚しさに悶々としながらも、ひたすら少女漫画のページを捲る安栗結梅。
引きこもり女子大生の彼女にとって、大好きな物語に縋る事が、唯一の救いだった。
元々自分に自信の無い彼女は、高校時代の出来事によっ
て、人付き合いを苦手としている。
心機一転して自らを変えようとした大学でも、結局上手くはいかなかった。
そんな結梅の前に現れたのは、2次元の世界から3次元に迷い込んだ様な、ひとりのコスプレ男子。
大人気少女漫画『ご主人様は外面王子』の、ヒロインの相手役そのもの。
役作りまで完璧なコスプレ男子に、ただただ困惑する結梅だったが、すでに歯車は回り出していた。
コスプレを通じて深まる関係。
この二人の出逢いにより何人もの心が結び付き、そして時には絡まり合ってしまう。
それはある意味偶然であり、しかし彼女らにとっての必然でもあるから。
地味でパッとしない系ヒロインから始まる、青春群像恋愛劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 21:06:16
19115文字
会話率:51%
長屋住まいの研ぎ師の娘さとは、ある日自分以外の家族を鏖殺される。下手人の動機となったのは、さとが姉と慕う人のありえぬ虚言であった、
そのことを友人から聞き及んださとは、意を決してその姉に、虚言の真偽を問い質しに向かう。
打ち消しきれな
い疑惑の中に、隠れん坊への期待を抱きながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 18:00:00
9631文字
会話率:14%
「……ん」
「はいはい、おぶっていきますよ…君の方が身長高いんだけどなぁら」
何も喋らずとも伝わる信頼関係。
嫌そうに外面を取り繕っていても、満更でも無さそうに友の頼みを聞き受ける仲。
「かっこいいぃ…好き〜〜!!」
自分の好
きな二次元のシチュエーションが目の前に広がっているのに、それを眺めずにいるのなんて不可能じゃないだろうか。
不可能ですね(断言)
以心伝心の仲の男子二人と、そんな二人の関係性に破顔する少女一人。
そんな計三人をメインの、ゆるいゆるいほのぼの日常に……なるかなぁ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 12:43:06
3151文字
会話率:37%
かわいい妹をもって幸せね?いえとんでもない外面がよく甘えてくる妹は私の持ち物を勝手に借りて壊したり汚したりわざとするモンスターですのよ。
顔がかわいい妹なので嫉妬していると言われ誰にもそれを信じてもらえない姉でした。
私は王太子の婚約者に選
ばれやっと離れられると浮かれたのですが、殿下には妹じゃなくて不細工かとため息をつかれ、妹が王宮にくるようになり。
私は殿下に妹いじめの姉とされました。妹が婚約者になりましたの。婚約式にでろと両親に怒られた私は復讐を決意したのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 20:06:35
1904文字
会話率:40%
母親違いの五歳上の姉は国一番の美女、その妹はそばかすのクルクル髪。
外面のいい姉はいつもそんな妹を不細工、ぶつぶつ顔のすずめ頭と人のいない場所でいつもバカにしていた。
両親は姉が優しいいい子だと思っていたので、妹はこの姉の本性を誰にも言えず
にいた。
そして妹が王太子の婚約者に選ばれ激高した姉、半年後、姉の姦計により妹は姉をいじめた性悪妹とされ婚約破棄され、辺境に追放された。
そんな妹が姉にざまぁした方法とは?
自分の顔が一番だっていうお姉さまにふさわしい姿にしてさしあげましたのよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 16:08:05
3186文字
会話率:50%
いつも優しくしてくれた姉が、実は出来損ないと自分をバカにしていたことを妹は知る。
美貌の姉、地味な自分。魔法力も劣っていた。
だが、優しくするふりをしてバカにするのはひどいと思います。
それを問い詰めてものらりくらりとかわす。外面の良い姉に
妹は辟易していた。
そして自分が王太子の婚約者に選ばれたことを嫉妬した姉が色仕掛けで迫り、婚約を破棄させ
後釜に座ったことを知った妹が、姉にした復讐とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 20:07:16
1833文字
会話率:20%
うちのポンコツ(ただし、外面がいいのでばれていない)お嬢様が、「私、悪役令嬢だった!!」と喚きだした。
いや、そもそも悪役令嬢って何?
乙女ゲーム?
いや、知らんが。
ヒロイン(?)を虐めて虐めて最後には処刑?
それが嫌ならい
じめなけらばいいんじゃねえの。
というかうちのお嬢様の性格からして虐められる方じゃねえの?
なんかよく分からないが……。
という事でお嬢様のざまぁ阻止を渋々協力するとしますか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 13:00:00
12902文字
会話率:42%
【2020年4月15日アース・スターエンターテインメント様より書籍化致しました! 皆様本当にありがとうございます!! (なお書籍とは違う話になる予定です)】
女優になる為邁進していた主人公は、ある日突然死んでしまう。
それは、と
ある神様の手違いだったのだが、問題はその後。
彼女は何故か、異世界の貴族、しかも悪役顔のクールビューティな“オジサマ”に憑依していたのだった...。
え?
死んで蘇ったら賢人? 何それ? ファンタジー?
傀儡になりかけの王、暗躍する宰相、そして、見ず知らずの知人達。
しかもこの肉体、最悪で有名な豚公爵とあだ名される男性のものだった。
とにかく持ち前の演技力と機転、そして、肉体に遺された知識だけで切り抜ける。
頭の中では大パニック、外面はクールに、なんとか生きろ、がんばれオジサマ、負けるなオジサマ。
これは、オタクですらない頭の弱い女子が、一欠片も知らないとあるRPGに良く似た世界で、チートなオジサマとして生きなきゃならなくなった、なんか可哀想(笑)なお話です。
ざまぁ予定アリ。
※オジサマ好きのオジサマ好きによる、オジサマ好きが書いた自己満足小説でありますので、読むのは基本自己責任でお願いします。
不定期更新ですが、基本的に月イチで更新しておりますのでご安心下さい。
(ノベルバ様、ノベルアップ様にも載せ始めました。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 18:13:09
575391文字
会話率:27%
勉強だけは出来る真面目系クズな高校生の俺、葛川聡には絶対に誰にも言えない趣味がある。
『ごめんなさい。小説投稿を止めます。一年半の間、皆様お疲れ様でした。私には才能がありません。最後まで完結させることができなくてごめんなさい。もう限界です
……』
そう、俺の趣味は——WEB作家潰し。”プロ”を目指して毎日投稿を頑張るWEB作家の筆を折り、もう二度と小説を書かせないようにするのが、俺の生き甲斐なのだ。
次の標的を誰にしようかと迷っている際に、大人気美少女WEB作家——マリンが目に入った。
アイドル並みのルックスと甘ったるい声。紫髪にゴスロリメイド服というオタク売り全開の美少女。
おまけにネット内で配信業を行い、読者との交流も欠かさない良い子という情報が。
だけど、純粋な悪である俺は順風満帆なマリンが苦しんでいる姿がどうしても見たかった。
「さぁーて、楽しもうじゃないか。マリン……お前が苦しむ姿を、俺に拝ませてくれよ」
と、思い、精神破壊攻撃を続けていたわけだが、何故か隣の席の女の子——廃進麻理が情緒不安定になった。
本来なら見て見ぬ振りをしたいのだが、外面を気にする俺は廃進麻理を介抱することに。
この物語は、他人の不幸が生き甲斐な嗜虐心持ちの男の子と、謂れ無き暴言を受けて情緒不安定になる、表では眼鏡っ娘だけど、裏では大人気WEB美少女作家の女の子が送る一風変わった危険な恋愛物語である。
***
「葛川くん……あたしのこと、大好きですよね……? あたしを一人にしませんよね?」
葛川聡の誹謗中傷で情緒不安定になるマリンこと、廃進麻理。
但し、葛川聡が見事に介抱し、廃進麻理は決して筆を折られることはない。
そして毎度のように励まされた廃進麻理は、次第に葛川聡に恋心を抱くようになるのだ。
「葛川くんだけです……あ、あたしのこと……ずっと好きで居てくれるのは」
「何、逃げているんですかー? 葛川くん、絶対に逃しませんよっ?」
『カクヨム』や『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 19:07:49
16631文字
会話率:40%
セレティアは違う世界で引きこもりをしていた記憶を持っていた。異世界転生しても性根が変わることもなく、コミュ障の引きこもり志望者のままの彼女が出会った天職は『聖女』だった。この世界の聖女の仕事は祈りの塔で生活し心から世界の安寧を祈るというもの
。ただの二酸化炭素製造機が世界の役に立つなんてまさに天職と日々ひきこり生活を満喫しているセレティアだったが、気づけば『聖女の中の聖女様』と呼ばれるようになっていた。脳内は常に賑やかなのに、コミュ障ゆえに外面は無表情、無口のセレティアとそんな彼女と会話ができる護衛騎士アレンたちのとある日。
前回上げた短編から半年後の話。前作はシリーズから確認できます。
未読の方は読まれた方がよりわかりやすいと思います。
近日中に他視点の短編、アレン編とジュライ編を投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 18:53:32
7139文字
会話率:65%
セルティアは違う世界で引きこもりをしていた記憶を持っていた。異世界転生しても性根が変わることもなく、コミュ障の引きこもり志望者のままの彼女が出会った天職は『聖女』だった。この世界の聖女の仕事は祈りの塔で生活し心から世界の安寧を祈るというもの
。ただの二酸化炭素製造機が世界の役に立つなんてまさに天職と日々ひきこり生活を満喫しているセルティアだったが、気づけば『聖女の中の聖女様』と呼ばれるようになっていた。脳内は常に賑やかなのに、コミュ障ゆえに外面は無表情、無口のセルティアとそんな彼女と会話ができる護衛騎士アレンたちのとある日。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-20 19:56:45
6430文字
会話率:40%
女子生徒――化初(ばけるうい)は学校一の秀才で全生徒の憧れの生徒会長。
男子生徒――真樹狛零(まきこまれ)は学校一の不良で、品位を落とす生徒。
そんな接点のない二人だけれど、実は……。
―――――
この物語は外見と行動で不良
と思われてしまった青年と、外面だけは良いけれど実際はかなりポンコツな少女がひょんなことから一つ屋根の下で暮らすこととなったけれども、周りには秘密にして日々を過ごす物語です。
基本的には一話3000文字前後を予定しています。
※カクヨムにも投稿を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 23:58:46
118095文字
会話率:39%
口を開かなければ『清楚美人』な後輩が、ある日突然ピアスを開けてきた。なんでも、彼氏ができた大好きな幼馴染に少しでも気にしてもらいたかったらしい。しかし、ピアスに気づいたのは僕だけ。
その彼氏のせいで夕焼けが嫌いになったと語る彼女に、僕は
決意した。――このめんどくさい後輩に告白するなら今しかない。
外面はいいけど互いに対しては遠慮なし、そんな先輩後輩の恋の話。
*このお話は別題でpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 13:27:33
16841文字
会話率:46%
「一目惚れしました、よければ友達になってください!」
「――はい?」
というわけで、流されるままに友達になった時川英明くんとわたし。彼とはとても本の趣味が合って、これからもぜひ友達でいたかった。彼はそんなわたしを諦めるため、恋人らしいこ
とは何もしないからちょっとの間付き合ってほしいと言ってきて――
「それならわたしは、時川くんとちゃんと付き合いたいって思えるように頑張る」
「恋人になりたい時川くんが友達になろうって頑張るなら、友達になりたいわたしは恋人になろうって頑張るべきだよ」
思ってることをどんどん口に出しちゃう素直な男の子と、可愛いだけに見えて案外面倒くさい女の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 13:04:03
15192文字
会話率:41%
とあるおんぼろ学校の立派な図書室。いつも働かされる図書委員さんは今日も息抜きに本を読むのです。
とある学校の有名人の読書記録を追いかけ読んでみたら、案外面白くなって習慣化してしまった少女のただの読書観察録。
感想、ご指導頂けると嬉し
いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 15:03:07
2446文字
会話率:33%
とある王国に全てにおいて完璧な貴族の少女がおりました。
その世界ではギフト《贈り物》がひとり一つ、神から与えられるのですが、ギフトは個人差があり、いつギフトが使えるようになるかは分かりません。ましてや、5歳でギフトが使えるようになるな
ど、異例中の異例の出来事です。
そう。
その少女は異例中の異例の子でした。
少女のギフトは「想像予知」
予知とはいろいろな未来の道を決定するその場面でしか予知できませんが、「想像予知」は違います。
未来の道をいつでも想像でき、さらにその先の未来さえも想像し、予知できるのです。
別に少女の未来が幸せなら、そのギフトでよかったかもしれません。
しかし、少女が見た未来は最悪でした。
少女は伯爵令嬢でしたが、愛のない家族で、唯一、期待した人からは捨てられ、処刑される運命です。
5歳になったばかりの少女には早過ぎる内容でした。
「許せない。」
彼女は怒りに満ちた藍色から水色へと変わった瞳を歪ませました。
ポタリポタリと涙が溢れます。
「復讐してやる。必ず」
その瞬間、ある此処にあってはいけない、古びた本が目の前に飛び込んできました。
『召喚の魔術』
と書いてあります。
禁術です。
おもむろにその此処にはあるはずの無い、本を手にして、次々とページを開きます。
初めて本を持ったはずなのに。
ーーいえ、ギフトで見たことがあったのです。
「ーーを召喚するための魔術」
と書いてあるページで手が止まりました。
魔法陣が載ってあるため、書く必要はありません。
ピンク色の口が大きく開きます。
『我、セヴィロッテが命ずる。我が魂と引き換えに、契約に応じたまえ。』
不意に台風のような竜巻が部屋中を駆け巡りました。
「お呼びですか?この悪魔を。」
「えぇ」
止むと、目の前には麗しい青年がおりました。
サラサラの金髪は手触りが良さそうで、人のように見えましたが、瞳は悪魔特有の紅の瞳でした。
「復讐がしたいの。手を貸してちょうだい?」
「‥‥‥貴方の魂はとても美味でしょう、ふふっ、喜んで。」
少女の手の甲にそっと悪魔はキスをしました。
これは復讐に取り憑かれた少女ーーのちに魔女と呼ばれる、セヴィロッテの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 12:32:11
3454文字
会話率:32%
テリーヌ・アナム伯爵令嬢は連日最愛の姉に面会を求める男を今日も兵に捕えさせ追い出した。最愛の姉ロアーナの部屋に行くと犬の縫いぐるみを抱きしめている姿に顔を緩ませる。
ロアーナはつまらない女と言われ婚約破棄され、可愛がっていた仔犬に逃げられた
幸の薄い令嬢である。
身体が弱く子供の頃はずっと部屋で過ごしてたロアーナは極度の人見知り。
そんなロアーナは慣れた人の前では表情豊かな可愛らしい少女であり、テリーヌは自他共に認めるシスコンである。
伯爵令嬢として問題のある姉妹と外面だけを見ていた元婚約者の物語。
GLはお守り代わりです。
*アルファポリスにも投降しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 17:22:29
10712文字
会話率:52%
魔術学の発達した現代、時には悪の組織と戦い、人知れず世界を救い、美女たちに取り合われる主人公のようなタクトには…………親友のカイがいた。学校では笑顔を絶やさないふつうの優等生として過ごす彼は家では……、
最終更新:2021-01-07 21:57:11
22715文字
会話率:30%
外面のいい性悪聖女にハメられてヴェルフィリア学園の追放が決まったアリシア。
しかし、取り巻きに水をぶっかけられた瞬間、前世の記憶が稲妻のように頭に浮かびあがった。
それは、ギリと人情をこよなく愛する極道・東雲組組長の一人娘だというものだった
。
切符のいい啖呵と仁義を愛する悪役令嬢に生まれ変わったアリシアは、学園を去り領地に帰るが、そこで直面したのは実家である公爵家の危機。
家を守るため、前世の知識を使い、テキ屋を始めることにしたのだが、なぜか奇妙な青年も付いてきて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 21:00:00
11070文字
会話率:36%
占いを得意とする学生、九曜軒一彩こと萩原要介、同郷の知人の招きに応じて、桜木村へ遊ぶが、ちょうど秋祭りの時節。遊び心で、鎮守の後ろの畦道に占いの店を出す。
そこに占って欲しいと現れる若い女。占えば、最悪の卦。
その女をきっかけとして、ある観
世物小屋の人形を覗くことになるのだが、人形を指し示しながら、「外面如菩薩内心如夜叉」と繰り返す、興行主の異様な尼を見る。
そして、要介はこの観世物小屋や尼と因縁のある、先ほど占った女の女主人と巡り会うことにより、話は不思議な、思いもかけない方へ展開していく。
ある境界を越えた時、あたかも現実と非現実が綯い交ぜになったかのような物語の進展は、いかにも鏡花らしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 08:36:22
43454文字
会話率:32%
俺、ベガは聖女リシェリアの専属騎士だ。外面は完璧で隙のないリシェリアだが、俺と二人きりになると自分を完璧に見せようとする演技を忘れて途端にポンコツになる。これは、そんな二人が送る日常の一幕。
最終更新:2020-11-29 20:15:19
2844文字
会話率:29%
貴族令嬢のエリーゼは祖母の出身国の伝統であるベールを四六時中かぶっている変わり者である。と言うのが一般的な評価だ。だが実際は、その程度の変わり者ではない。ベールで顔が見えないのをいいことに、ドレスとベールを外したエリーゼは、男装して街でち
ゃんばらごっこに励む使用人見習いとして過ごしているのだ。
そんなエリーゼだが一人娘でありお家の為に母親に命じられてお見合いをしたところ、なんとその相手は男装時の友人、ハインツだったのだ。正体はバレたくないが、すぐに断られても親に怒られてしまう。なんとかうまくこのお見合いを乗り切らなければ!
とかなんとか言っている間に引き返せなくなってしまう、外面完璧だと思っているのは本人だけのポンコツ脳筋令嬢の話。
他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 10:00:00
200753文字
会話率:48%
アイリッシュ・スタンバーグことアイは転生してきた伯爵令嬢。物作りが好きで夢中になってしまい気づけば既に二十八歳となっていた。
父親の奮闘のお陰もあり申し分ない婚約者が決まったのだが、お相手はブルクファルト辺境伯の嫡男で、まだ十一歳。
そして遂に対面する日が訪れ部屋に呼ばれたアイが扉のさきに見たものは──部屋の中央にパン一で吊るされた美少年の姿だった。
「やぁ、来たね。僕の子猫ちゃん」と凛々しい表情の婚約者リーン。
「どおしてこうなったああああっ!!」
容易く婚約破棄など出来ない相手。
アイは、結婚迄にリーンの性格を改善させるように頼まれるたが、四苦八苦しながら奮闘するも、どうしても婚約者の方が一枚上手!?
果たしてアイは、リーンの性格を改善することは出来るのか!?
それとも政争や憎愛に巻き込まれながらも、外面だけは紳士的な態度のリーンに助けられアイはやがて……となるのだろうか?
※基本的に主人公に対してしか変態っぽいところは見せません。
※過激な表現は抑えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 20:18:16
168316文字
会話率:46%
謎のインフルエンサー綾、最近人気インフルエンサーの上位に君臨している美少女。
大好きだった幼馴染に裏切られた俺は、その人気モデル綾、通称あやぽんに俺は依存していた。
高校に入ったら可愛い彼女を作って、幼馴染の雪乃を見返したい、あいつに後悔
させてやりたい。
俺はそう思っていた。
でも、俺は……女子と付き合った事がない……どうやって彼女を作って良いのかわからない。
そもそも俺は、あやぽんが好きなんだ……。今はあやぽんしかいないんだ。
そんなある日、クラスの席替えで一人の女子と席が隣になった。
「いたっけこんな奴?」
髪はぼさぼさ、分厚い眼鏡、いつも下を向いて本を読んでいる。名前は確か、綾波明日奈。
某アニメキャラの様な名前の陰キャ女子……また濃ゆい奴が隣に来たな……こいつじゃあ雪乃をギャフンっていわせられないぜ!
そもそも俺の大好きな綾、あやポンの一文字が入ってるなんて、失礼な奴だ! と第一印象は最悪だった。
しかし、おれはある日気が付いた……隣に座っている綾波の瞳の横にある小さな痣に……。
なんかあやポンが言っていた。子供の頃は痣が大きくそれを見られるのが嫌で、今でも物凄い人見知りなんだと……。
そして……その痣が、綾波の痣の形が……あやぽんにそっくりなのに、俺は気付いてしまう。
綾波はあやぽんなのか? そして俺は雪乃にイチャイチャを見せ付ける事が出来るのだろうか?
カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 07:01:46
170756文字
会話率:39%