時は近未来。舞台は北海道。主演は嵯城志騎(さじょうしき)(十七歳)。ヒロインは鹿野朔良(かのさくら)(銀髪小柄な天然甘ロリ系十四歳)。副ヒロインは猫屋敷類(ねこやしきるい)(赤毛、モデルタイプの元気系十七歳)。
第二次大戦末期、北海道は
ソ連に新型爆弾を落とされ、占領された。これはソ連が崩壊せず、東西の冷戦が終結しないまま二十一世紀になった架空のオペラ。
爆心地で育った子供たちは特殊能力を有していた。それは世代を重ねるごとに能力が強くなる。希有な存在である第七世代(セプテット)の鹿野朔良(かのさくら)は化け物レベルの未来視だった。
朔良が視た未来視映像を受信できる、悪魔的な力を持った少年嵯城志騎(さじょうしき)。二人の力でソ連からの独立を果たしたのは占領から七十年後。八年前のことだった。
朔良が「自分の死ぬ未来」を視、志騎が護衛のために朔良のいる聖エーデルワイス学園へ派遣されたことから物語は動き出す。
志騎の学園生活は、時に理不尽な喧嘩をふっかけられたり、半ば本気の殺し合いを挑まれたり、本業の軍の仕事に奔走したり、と眠る間もない大忙し。
実は、朔良は重いさだめを背負っていた。朔良はいずれこの星を滅ぼしてしまう魔女だという。朔良を護るため、志騎は朔良の魔女の力の全てを背負うことになる。朔良の代わりに、人ではなくなっていくさだめの志騎。
朔良が視た「自分の死ぬ未来」を志騎は防ぐことが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
50754文字
会話率:27%
耳を塞いでいたのは、世界か、君自身か――
大学2年、軽音サークルに所属する八坂奏(やさか かなで)は、どこか浮世離れした“元”吹奏楽少年。今はギターボーカルとして、サークルでのライブや配信活動を淡々とこなしながら、音楽と距離を置くように
生きていた。
そんなある日、大学構内で東雲陽葵(しののめ ひまり)の姿を見かける。彼女は高校時代の吹奏楽部の同期で、当時から圧倒的なホルンの才能を持ちながらも、高圧的で近寄りがたい存在だった。
大学に入り、偶然同じキャンパスで再会した二人。距離を縮めることなどないと思っていた彼女との日々が、少しずつ変わり始める。しかし突然、陽葵は姿を消した。
サークルの練習にも、授業にも現れない。
噂を追って辿り着いた先には、壊れかけた家庭と、音を失いつつある少女の姿があった――。
「音がなくても、君となら、奏でられる気がした」
これは、耳に届かない音を、心に響かせるための、長い長いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
89451文字
会話率:36%
魔王を倒した勇者と、その幼馴染の村人A。本来なら旅立った瞬間に無関係になるはずの2人は、何故か魔王討伐後も親しかった。主に勇者の執着のせいで。それに嫉妬した王女によって殺された村娘は、現実世界に転生した。彼女を追いかけてきた元勇者と元魔王と
、彼らの仲間たちまで加わって、元村娘の学園生活は波乱万丈になっていく。
・登場人物
佐藤 陽葵(さとう ひまり)……元村娘。恋愛ごとには鈍い。お人好しでのんびり屋。過去の名前はアイルーズ・マゴット。記憶あり。
御門 樹(みかど いつき)……元勇者。殺された村娘を追いかけて自分も転生してきた。アイルーズ(結愛)にはものすごく甘いし溺愛しているが、その他の人間には興味もないしどうでもいい。文武両道で品行方正なイケメンなので、学校ではかなりの人気者。転生前にアイルーズの死を直接目撃しているので彼女に対しては過保護。たまにその時の悪夢を見ることがある。転生前の名前はアルトゥール・ラドフォード。記憶あり。
来間 玲央(くるま れお)……元魔王。勇者に殺されたことは気にしていないと言いながら、何故か結愛に絡んでくる。不良グループのリーダー。こちらもイケメンなので隠れファンが多い。イジワルなところもあるが面倒見の良い兄貴で、舎弟からは慕われている。転生前の名前はグラントリー・カーティス。記憶あり。
来間 春奈(くるま はるな)……玲央の姉。元魔法使い。記憶なし。
東雲 夏穂(しののめ かほ)……結愛の友達。元盗賊。記憶あり。
御門 千秋(みかど ちあき)……春樹の妹。元戦士。記憶あり。
聖 深冬(ひじり みふゆ)……帰国子女の転校生。元聖女。記憶なし。
在里 譲(ありさと ゆずる)……玲央の舎弟A。元四天王(地)。記憶あり。
佐藤 渚(さとう なぎさ)……結愛の姉。元四天王(水)。記憶なし。
燕谷 理仁(つばたに りひと)……無口で真面目な優等生。昔はいじめられっ子で、玲央に助けられたらしい。玲央以外は勉強ができない不良グループの頼みの綱。元四天王(火)。記憶なし。
東風 薫(こち かおる)……玲央の舎弟B。元四天王(風)。記憶あり。
王生 姫那(いくるみ ひな)……元お姫様。王子様のストーカーでヤンデレ。記憶あり。
石井 柚乃(いしい ゆの)……姫那の友達。玲央のガチファンでヤンデレ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
5352文字
会話率:42%
謎の転校生。小さな白い蛇。平穏な生活の裏側で、国を巻き込む争いが始まる。ついでに高校生の恋愛模様も始まる。これは不思議な転校生の神橋さんと、普通の高校生である白宮くんの、大きな戦いと小さな論争のお話。
最終更新:2024-07-25 18:00:00
33505文字
会話率:57%
中学1年生の蒼人(あおと)は、笑顔が眩しいクラスメイトの空(そら)と出会い、瞬く間に親友になる。同じ時間を重ねるうち、蒼人の心に芽生えたのは、友情を超える淡い恋心だった。照れくささと勇気の間で揺れる蒼人は、空の何気ない仕草や言葉に心を奪われ
ながら、初めての恋に戸惑う。一方、空もまた、蒼人との特別な絆に気づき始め、互いの距離は少しずつ近づいていく。学園祭や部活、すれ違いと仲直りを通じて、二人は青春の喜びと切なさを味わう。入学から卒業までの3年間、純粋で不器用な初恋は、どんな思い出を刻むのか。あの頃の自分を思い出す、甘くほろ苦い男子中学生のラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
40724文字
会話率:53%
日陰に隠れるように過ごす芳野日奈は、妹の佐奈を筆頭にした幼馴染集団にイジメを受けている…ような立ち位置だが、本人は気にしているように見えない。
一方でアイドル的な人気を誇る佐奈は、裏で性に奔放な人間関係を築き、身勝手に振る舞い続けていた。
そんな一見対極な姉妹が『生きていくために必要な愛』を見つけたり、多様な視点から事実を紐解かれる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
65316文字
会話率:42%
高校に入学してから一週間、何故か一週間経った今やっと自己紹介をし終えた陽太達、そんな中一人とても可愛く美人な女の子がいた
名前は氷野明乃(ひのはるの)何故か今の今まで存在自体気づきもしなかった不思議な女の子、そしてそんな明乃になんとなく見
惚れてしまった陽太
だがそれはただの一時的な気持ち、そう思うことにしてはふと、気になっていた部活の所へ足を運んだ
しかしその部活の部屋は何故か誰も人がいるような感じがなく薄気味悪い場所だった、そんな部屋に唖然としていた所に何故か氷野明乃が現れた
そしてそんな明乃と出会った事により陽太自身が大きく変わっていく事に陽太は気づく筈もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:59:03
13841930文字
会話率:53%
ある高校へと通う女子高生の名前は御縁紋美という。
この女子高生は生まれつき特殊な能力を持ち合わせていてはそれらを駆使し、化け物などを倒したりしては日常を守り生活を送っている。
生まれて十六年、これまでは理解者など誰も居なく苦悩な毎日を送
っていたが、ある日同い年ぐらいの男の子と知り合ったおかげもあっては、その日以来、ある程度は他にもその様な境遇の持ち主が居るのではないかと、希望を捨てることなく生き残れていた。
この話はスクールボランティアクラブという作品と同じ世界観のお話です。
主にはこっちの話に出てくる登場人物ばかりですが、稀にスクールボランティアクラブの登場人物達も出てきます。
よろしくお願いします。
また、投稿頻度に関しては主にスクールボランティアクラブの方を進めていますので、こっちはだいぶ遅れるかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-20 04:14:39
2306文字
会話率:12%
小さい頃からの幼馴染といつも通り高校へと通ってはいつも通り帰る予定だった八尋だがクラスにいる不良共のリーダーと恋人同士になってしまった幼馴染思いを告げる事なく終わってしまった八尋の恋、理不尽すぎる悲しみのあまり泣き叫んでいた時ある一人の口悪
い女へと八尋は救われた
注意点
ストーリー性がほぼ無いです、ただの日常会話しかないと思ってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-30 23:28:52
9546文字
会話率:76%
鉾木 盾也(ほこのき じゅんや)はあまりさえない高校生。
しかし、そんな俺もとうとうデビューの時が来た!
この世界は、幻獣種と呼ばれる脅威にさらされていた。
悪人、敵対勢力という、対人間には、警察、軍隊が存在するように、幻獣種と呼ばれる怪
物達には、それに対抗する能力を所持した人間が存在する。
その能力を持った人類を能力別に種類分けするのが対幻想種技能別職種(エシェックカテゴリ)だ。
数年前、それに目覚めた俺は、英雄になれることに興奮し、期待に胸を膨らませていたものだった。
そして、判定された俺の幻想職種(カテゴリ)は……
戦士(ソルディア)?
職人(フォルジュ)?
……えっ?
なんだって?
俺の幻想職種(カテゴリ)は……盾!
たて?盾って装備品だろ!ってか無機物じゃねぇか!
そうして俺は、正真正銘の英雄候補である異国の戦士(ソルディア)、羽咲(うさぎ)・ヨーコ・ クイーゼルと名乗る訳あり美少女に巻き込まれ、強制的に身の丈に合わない戦いを経験していく。
というか盾ってどうやって戦えばいいんだよ!
うわっ!やめろ!痛てっ!
無理だって!それは無理だって……こ、棍棒は……いやーーーーー
鉾木 盾也(ほこのき たてなり)の明日はどっちだ!
ぐわっ!いてっ!って、”たてなり”って呼ぶなーーーー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:40:04
273434文字
会話率:40%
七年前、俺、折山(おりやま) 朔太郎(さくたろう)の家庭は、カルト教団に騙され家庭崩壊した。
幼くして親の借金を背負った俺は、ヤクザの西島という危険な男に身柄を押さえられ、借金返済に明け暮れる人生を送っていくうちに自身の不幸な境遇から未来
を諦め、ただ生きているだけの人生を送ることに何時しか折り合いを付けて生きる人間になってしまっていた。
そんな時、西島の「お前高校行けよ」という気まぐれな一言で俺の人生は再び大きく変わる。
それは、俺が入学した天都原(あまつはら)学園には、かつて俺の家庭を崩壊させたカルト教団の娘、不思議な能力を持って生まれたことから教団の神のような存在であった、守居(かみい) 蛍(てる)という少女が在校していたからだ。
神の悪戯……いや、嫌がらせか……
どちらにしても、全く、神というのは暇なものだ。
だが、俺にはもう関係無いことだと自身を納得させながらも、俺は次第にその少女に関わっていくことに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 11:40:00
338591文字
会話率:41%
阿久津(あくつ) 正道(まさみち)は名字の阿久津をモジって悪屑と呼ばれるほど評判が悪い男。
彼は元成金のボンボンだったが、名士達が集う上流階級に札束を手に土足で踏み込んだ庶民と陥れられ、父の会社が破産した過去を持つ。
暫く行方不
明だった正道はその後、世界のビジネス界で大成功を収め、十七才にして世界有数の富豪となり帰国、その機にテレビ局から多くの美女がセレブ男性との交際を競い合うドキュメント番組"MASTER JAPAN"なる番組の出演依頼を受ける。
反骨精神で多くの富と栄誉を手に入れてきた正道だが、なぜか異性関係は苦手であって彼女いない歴イコール年齢と、彼女が欲しくて欲しくて仕方が無いお年頃。
もちろん二つ返事で出演以来を受けた彼だが、その会場には女性がひとりも……
いや、ただ独り、
そこにいたのは、かつて彼と彼の家族を追いやった元凶……
幼少時期には認識さえされていなかった超高嶺の花、
名家中の名家の令嬢である美少女、華遙(かよう) 沙穂利(さほり)だったのだ!
平安の世から続く武家の名家で日本でも十本の指に入る財閥の令嬢である華遙 沙穂利はどうして今更、彼に関わろうとするのか?
そこには彼女の家が絡む重大な陰謀があった。
そして、力業で物事を解決することが多いと評判のすこぶる悪い正道は、この一連の件でも悪者扱いされ、転校先の学校でも嫌われ者となり、そして……
過去への復讐心?現代の利害?名家の都合?それとも……愛情?
ないない!それだけはない!!
望まず振り回される形となった不運な男は、逆境だけには強い男!!
だと良いなぁ……
どうなる阿久津 正道の第二の人生っ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 10:38:32
32898文字
会話率:35%
何もかも普通の男子高校生である北町晴馬は入学式に向かう途中駆け込み乗車してきた女子高生と出会う。
彼女は晴馬と同じ学校で同じ学年だった。これからの学校生活に心躍らせる晴馬であったが今後彼女とお近づきになることはできるのか。
最終更新:2025-06-07 17:11:34
10066文字
会話率:56%
――白と黒の世界から鮮やかな色を醸し出す――
「同じ高校に入ったのに、なんでこんなに遠いんだろう。」
書道部のくるみは、自分に自信がない。
バスケ部のエースで幼なじみのチカのことが、気になって仕方がないのに
――噂になるのは、彼の隣にいる
、きらきらした女の子。
自分が隣に並ぶなんて無理だよね......
でも、気づかないうちに、彼の視線も変わっていて……?
書道を愛する地味女子とそんな幼馴染が気になるバスケ男子。
静と動。白と黒。
正反対のようなふたりが、少しずつ気持ちを近づけあう。
やさしい青春の両片思いのラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:10:31
12755文字
会話率:34%
大学二年生の本郷颯大(ほんごうそうた)は、最近少し疎遠になっていた一歳年下の幼馴染の沢渡未来(さわたりみく)から、“大切な話があります”と呼び出された。
彼女の言う“大切な話”が、自分への告白だと確信した颯大は、興奮と期待を抱きながら、以前
よりもぐっと大人びた未来と再会する。
そして、昼食を摂る為に入った牛丼屋で、早々に未来から“大切な話”の内容を打ち明けられるが……それは、彼の予想したものとは全く違っていた。
「そうちゃん、私ね……彼氏が出来たの」
思いもよらなかった未来の言葉に、颯大は大いに愕然とし、激しく狼狽しながら、ひとつの決断を下すのだった。
果たして、彼の下した決断とは……?
自分から離れてしまった幼馴染の心を取り戻す為、奮闘する幼馴染“たち”が繰り広げるドタバタ恋愛譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:10:14
862361文字
会話率:51%
高坂晄(こうさかひかる)は、どこにでもいるような、正にモブキャラと呼ぶに相応しい高校一年生だ。
そんな彼がある日、学年一の美少女・早瀬結絵(はやせゆえ)から、「放課後に、A階段の踊り場まで来て」と、呼び出しを受ける。
地味な自分とは、
全く縁が無いと思っていた早瀬からの突然の話に、激しく狼狽え戸惑った晄は、幼馴染の工藤秀(くどうしゅう)に相談し、その背中を押された。
勇気を振り絞って待ち合わせ場所に来た晄に、早瀬は、とある質問をしてきたのだった。
「ねえ……高坂くんと工藤くんって、どっちが“受け”で、どっちが“攻め”なの?」
――と。
初恋の人に、幼馴染の親友との仲をソッチ方面に誤解されてしまったヒカルだったが、だからこそ、憧れの人と接点を持つ事が出来た。しかし、シュウとの仲を否定してしまっては、彼女との縁もそれっきりになってしまうだろう……。
そう考えたヒカルは、シュウと相談の上で、『早瀬の誤解の通りに、ヒカルがシュウに片想いしている体を演じつつ、自然にその誤解を解き、何時の日か彼女に告白する』事にしたのだが、その前途は実に多難であった――。
想い人に、とんでもない勘違いをされてしまった凡庸な高校生と、そんな彼を取り巻く様々な人間達が巻き起こす、すれ違いラブコメ、ここに開幕!
*2019年12月6日より、ノベルアッププラスでも掲載を始めました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 13:05:21
624049文字
会話率:48%
キュンキュンドキドキ学園ファンタジー百合ハーレムラブコメ。
“ヒーロー跡目”の宿命を背負った少女一文字勇希が、隣の席の美少女蘭鳳院麗奈の上から目線のおちょくりちょっかい悪戯になんとか見返し“わからせ”てやろうと奮闘するが……
普通の15
歳の女子高生であった一文字勇希は、兄の死によって、一族の宿命であるヒーロー跡目候補に指名される。
ヒーロー跡目とは、一文字の一族に大昔から代々受け継がれてきた、世界を守り、救い、戦うという宿命を果たす者のことである。
大昔からの決まりで、ヒーロー跡目は “男” でなければならなかった。女子も、ヒーロー跡目になることができたが、18歳までに、“誰もが認める男のヒーロー” にならなければいけないのである。
このヒーロー跡目の宿命を断ったり、逃げたり、失敗したりしたら、大きな呪いがかけられて、破滅するのである。
否応なく、一文字勇希は、宿命を背負うこととなった。
女子である一文字勇希は、転校し、男装して、男子高校生としての、学園生活を始めるのである。
周囲に女子だとバレたら、それで終わり。なんとしても、男として、男のヒーローとして認められなければならない。
男装女子一文字勇希は、ひたすら女子バレを怖れるが、クラスの女子からは、「乙女男子」「美少女なボーイッシュ」としてまとわりつかれ、オモチャにされてしまう。
真の男のヒーローになることを目指す勇希は、必死に男になるための修行をする。
勇希の考えた男になるための修行とは、少年ヒーロー漫画を読み耽り、マンガヒーローの如く振る舞うと言うものである。
平和な学園のクラスでヒーローたらんとする一文字勇希は、トンチンカンな混乱を巻き起こしていく。
隣の席の美少女蘭鳳院麗奈からは、何かと上から目線のおちょくり悪戯にあう。
蘭鳳院を始めとするクラスの女子たちを、なんとしても、見返し“わからせ”てやらねばならない。ヒーローと認めさせてやらねばならない。
一文字勇希の孤高の戦いが始まるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:02:55
365119文字
会話率:20%
大学3年生の久瀬幸大は目つきの悪さがコンプレックスなだけの、どこにでもいるようなお人好しの青年だった。
ある日、自分のお気に入りの穴場スポットで同じゼミの霧島雪の秘密を知ることになる。
それは、世界に数人しか症例のない不治の病。
「ねぇ、
私がいなくなったら、ちゃんと忘れてくれる?」
限られた時間を、二人で穏やかに過ごす物語。
消えゆく彼女と、残された彼との恋の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:01:49
13636文字
会話率:32%
「よくさぁ、アイデンティティが無い、個性が無くて困っていますって言うじゃない?あれってさ、当然だと思うんだよね。そういったものって自分から見つけるものじゃなくてさ、他人から見ての自分の評価だと思うんだ。だから——」
「どうでもいいわ」
放
課後の教室、学校の帰り道、テスト期間中のファミリーレストラン。
何気ない場所で、自分の気になったことを長々と話す僕と、そっけない態度で聞き流す君。
これはただ、君とお喋りするだけの、僕のお話だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 16:30:40
262971文字
会話率:40%
トラックが突っ込んできて死ぬ。飛行機が墜落して死ぬ。
そんな妄想が癖になっているネガティブ少年、和知 悠(わち ゆう)。
そんな和知の高校2年始業式、一人の転校生渡会 玲(わたらい れい)という少女と出会う。
「悠君、今日はどこへ行きましょ
う!」
「頼む、一人にしてくれ......」
無気力少年と天真爛漫少女のボーイミーツガールが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 20:50:48
87216文字
会話率:36%
本編では語られなかった、ふたりだけの“音色”がここにある――
ピアノの旋律がふたりを結び、恋が芽生えたあの日から。
想いが通じ合ったその先にも、まだたくさんの「大切な瞬間」があった。
手紙に綴った気持ち、静かな帰り道で交わした言葉、初め
ての「恋人」として迎えた放課後。
ぎこちなさの中にあるぬくもりと、ときめき。
これは、白雪彩音と島野咲羽が紡ぎ続ける、恋の余白を描いた短編集。
音にならなかった心の旋律が、そっと胸を打つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 15:55:40
13886文字
会話率:34%
静かに心を閉ざしていた少女・白雪彩音(しらゆき あやね)。
誰にも本当の気持ちを見せず、ただピアノの音にだけ、すべてを託していた。
春。高校に入学した彼女は、朗らかで繊細な心を持つ少女・島野咲羽(しまの さわ)と出会う。
人前で話すのが苦
手な咲羽と、感情表現が下手な彩音。
ぎこちない日々のなかで、少しずつ重なり始める心と音。
部活、放課後の音楽室、季節の行事、交わされる手紙。
「恋」なんて言葉を知らなかったふたりの距離は、
ひとつの旋律のように、静かに、確かに、近づいていく――
これは、ピアノが結んだふたりの少女が
“ほんとうの気持ち”を見つけるまでの、ひとつの恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 15:45:17
61098文字
会話率:29%
イラスト:源まめちち
ホッとしたいとき、おいでよ! 私たちのまち茅ヶ崎へ!
芸能の街、湘南、茅ヶ崎で繰り広げられる日常は、普通の街とは一味ちがう非日常。
恋愛したい、遊びたい、青春したい!
のんびりした湘南の田舎町、茅ヶ崎に
住むフルーツの香りがする夢のようなJK、白浜沙希。香水、柔軟剤、その他香料不使用。
今年こそは変わるぞと意気込んで近くの海まで一人で初日の出を見に行った高1の元日。
あれれ? 気付けばもう高2のクリスマス。
今年も私の一年は陸上部と勉強、ときどき遊びの繰り返し。
そんなどこにでもいるようなありふれた私だけど、友だち、部活仲間、地域の人たち、息を呑む素敵な街の風景、ときにつらいこともあるけど、たくさんの出会いやふれあいが、自身を日々大きくしてくれた。
そうか、きっと青春って大人になっても、気持ち一つで何度でも訪れるんだ。
※本作執筆にあたりまして、神奈川県茅ヶ崎市と福島県福島市飯坂温泉に店舗等を構える以下の皆さまに掲載許可をいただきました。誠にありがとうございます!
・神奈川県茅ヶ崎市
香川屋分店(メンチ、サザンコロッケ等)、湘南ちがさき屋十大(湘南江の島タコせんべい等)経営者ご夫妻、茶商小林園(サザン通りのお茶屋さん)、自家製麺屋登夢道(小出県道のバイパス下、赤羽根交差点のラーメン屋さん)
・福島県福島市飯坂温泉
ほりえや旅館(婿旦那さん)、土産屋(友ちゃん)
(50音順掲載、敬称略)
※本作は『私たちは青春に飢えている』の改稿版です。既存のお話を加筆、修正したほか、一部は完全新作の挿話となっております。
※カクヨム、pixiv、pixiv文芸でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 15:53:06
352591文字
会話率:42%
イラスト:とともろ
現実に疲れたとき、ワンクリックで湘南を旅しませんか?
◇◇◇
行きましょう。目の前にある新しい世界へ! 特にこれといった取り柄のない人見知りでガリ勉気味の冴えない高校2年生、望(のぞむ)と、成績学年トップで
悠々自適な生活を送る、学校中の男子から人気の高校3年生、彩加(あやか)。
海あり山ありの湘南・茅ヶ崎に住む二人とその仲間たちが織り成す青春サプリメントストーリー。
※サブタイトル頭の◇印はイラスト付きのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 22:25:49
89158文字
会話率:36%
おバカで優しい時間をあなたに。
神奈川県の湘南と福島県の会津を舞台に、ちょっと笑えて温かな気持ちになれる物語を目指しております。
第1シリーズ『いちにちひとつぶ』を知らなくても読める完全新作波乱万丈人生コメディー。
浸地を始め
、第1シリーズのキャラクターも四年の時を経て成長して登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-11 21:44:41
73180文字
会話率:44%
あの日出会ったのは、偶然か運命か。
けれど確かにあの日の出会いは僕らの運命を変えた。
最終更新:2025-06-07 15:47:40
15965文字
会話率:38%
中学三年生の夏を迎えた主人公の竜崎賢人。受験勉強に追われる日々を過ごしていた。
親に勧められ、塾の勉強合宿に参加することになった賢人。クラス分けのメンバー表に懐かしい見覚えのある名前を見つける。
それは、賢人の初恋相手、野田愛花。
3年ぶり
に愛花と再会を果たす賢人。そして、賢人の人間関係が少しずつ変化してゆく。
誰もが経験したことのある葛藤や悩みを抱えた一人の中学生の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 15:00:00
14638文字
会話率:54%
主人公の百崎郁人(ももさ きいくと)は陰キャな16歳の高校2年生。中間テストが終わったその日の放課後に、同じ制服を着たリア充陽キャカップルを目撃する。当然のように羨ましい気持ちを抱くのだが、女子生徒の顔をみて言葉を失った。
女子生徒は郁
人のよく知っている女の子ーーー親の再婚により妹となった百崎恋(ももさき れん)だったのだ。つまり義妹である。
兄として隣の男子生徒のことが気になった郁人は、さっそく相手のことを調べてみるのだが‥‥‥その生徒の周りには不穏な噂が‥‥‥。
義妹のことを心配する郁人は、それとなく彼氏のことを聞いてみる。しかし、そんなシスコン兄の態度に義妹は激怒しーーー不安を抱えた郁人は、陰キャ仲間に相談するのだが。なぜか「寝取ってしまえ」と助言され‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 14:15:38
176865文字
会話率:38%
モブみたいな主人公ががむしゃらにもがく物語。
最終更新:2025-06-07 13:47:24
321文字
会話率:34%
魔法高等学校に入学した魔法士アルト・シュナイドは、同じく新入生である少女エミリーが男子上級生に襲われている現場に遭遇した。嫌がるエミリーを無理矢理物陰に連れ込もうとする上級生を止めるべく、アルトは間に割って入って説得を試みるも、邪魔されて
激怒した上級生は攻撃魔法を繰り出したのである。
しかし、アルトは魔法士の中でも最上級の才覚を持つS級で、上級生の魔法を簡単に打ち消して反撃し、一瞬にして相手を気絶させる事に成功した。
だが、この一件は学校内で権力を握る令嬢系生徒会長リンザローテに目撃されていて、無許可で魔法を行使したとして追放処分を言い渡されてしまう。当事者であるエミリーからの必死の訴えも虚しく、校則違反だと取り合わないリンザローテだが、アルトは機転によって校長の手助けを取り付けて一時的に退学は保留となり、処分が完全に撤回されるようリンザローテに改めて立ち向かう決意をするのであった。
S級ならば別に学校に通う必要は無いのではとも思うが、胸の内に秘めたとある夢と目標、そして約束のためにも退学になるわけにはいかないのだ。
が、リンザローテとの因縁など序の口で、闇魔法士と呼ばれる無法者の襲撃に遭ったり、暴走する魔法生物に襲われたりと、波乱万丈な学校生活が待ち受けているのであった……
果たして、アルトは無事に学校を卒業して夢へと近づけるのか? そして、彼を取り巻く恋愛事情の行く末はいかに…?
これは、一人のS級魔法士を中心とした学校系魔法ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 13:14:17
787042文字
会話率:52%
文化部に所属する高校一年生の宮越咲(みやこし さき)。いつもは面倒に思っていたバレンタインデーだが、想いを寄せる一年上の大木真奈(おおき まな)のために気合を入れていた。果たしてチョコを渡せるのか?そして女の子同士という垣根を超えて想いは
通じるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 14:17:34
1731文字
会話率:55%
こちらの世界に侵入し、山の鹿や熊まで喰って数を増やした異世界のケダモノ、蒼貂熊(アオクズリ)が僕たちの学校を襲った。僕たちの学校だけでなく、ほぼすべての学校を。その目的は、もちろん効率的に若い肉を喰うため、だ。
弓道部の僕は、弓弦に矢をつが
える。生き延びるために……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 13:11:32
324954文字
会話率:29%
「ふざけんじゃないわよっ!
私は普通の高校生として、真っ当に過ごしたいの!」
なのに、どこかの中学からやってきた、見た目だけはやたらといいオトコがさ。いきなりやらかしてくれたのよっ!
ええい、もう一度退治してやるっ!
最終更新:2024-08-11 22:53:39
250658文字
会話率:36%
日常以上、事件以下、毎日が大変!
日々のできごとがオカシイ。
受験、恋(?)、100年を超える伝統進学校に来たはずなのに……。
最終更新:2024-03-10 09:16:36
188026文字
会話率:34%