本編では語られなかった、ふたりだけの“音色”がここにある――
ピアノの旋律がふたりを結び、恋が芽生えたあの日から。
想いが通じ合ったその先にも、まだたくさんの「大切な瞬間」があった。
手紙に綴った気持ち、静かな帰り道で交わした言葉、初め
ての「恋人」として迎えた放課後。
ぎこちなさの中にあるぬくもりと、ときめき。
これは、白雪彩音と島野咲羽が紡ぎ続ける、恋の余白を描いた短編集。
音にならなかった心の旋律が、そっと胸を打つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:53:09
12456文字
会話率:37%
地震に巻き込まれ命を落としかけた少女・沙穂と、彼女を庇った少年・龍哉は、異世界へと召喚される。
世界を救う宿命を背負いながらも、ふたりが求めたのはただひとつ──「一緒にいたい」という願いだった。
だが些細なすれ違いが、沙穂の死を招く。
3
00年後、龍哉はふたりの元の時代で、彼女との再会を果たすが、沙穂の記憶は失われていた。
それでも、彼女は笑ってくれた。
彼のことを忘れていても、その笑顔に、手のぬくもりに、龍哉はまた恋をする。
本作は、そんなふたりが“今を生きる”現代を描く物語。
会話、感情、背景──すべては沙穂の目線と理解の及ぶ範囲でのみ綴られ、
登場人物は沙穂と龍哉だけ。
ご都合主義や派手な展開は排除し、視線・表情・ふれあいを軸にした、
静かで深い「ふたりだけの世界」を描きます。
本気で誰かを想ったことがある人に、
そっと寄り添う“静かな愛と赦し”の物語。
恋よりも深く、生よりも切なく、それでも「幸せ」と呼べる、
ふたりの奇跡を──ぜひ見届けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 20:28:04
51763文字
会話率:23%
訳ありげな二人の恋愛小説を目指します。
R15にしときます。
基本静かな恋愛小説になると思います。
最終更新:2015-12-07 09:48:55
68244文字
会話率:55%
――これは、彼女にとってのヴァージンロード。
聖女の血を引く末裔だけれど落ちこぼれな少女ミミと
誰もが恐れるヴァンパイアでありながら寂しがり屋な青年フレデ。
「寂しいのは、悲しいよ」
最初はどうしたら良いかわからない二人だったが、
い
つしかお互いに温もりを求め合う。
彼女たちはいつしか王都の誰もが羨む恋人同士へとなる……
これはその序章となる物語。
中世ファンタジー世界を舞台にした静かな恋愛物語。
少しずつ近づいていく2人の距離を中心に
少女の学友や青年の使い魔、
王都で暮らす人や魔族たちと賑やかに過ごすそんな毎日……
読んで頂けた方が
少しでも暖かい気持ちになれる物語になればなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 18:00:00
113566文字
会話率:24%