ブラック企業にすり減らされ、心も身体も空っぽになっていた俺が目を覚ますと――そこは、知らない森だった。
見知らぬ身体。知らない空気。何より、知らない男が目の前にいた。
「ここは、ナリュ村。王都のずっと外れ。地図にも載らない場所だ」
そ
う言った彼・ルーは、なぜかどこかに壊れた気配を持つ男だった。少しだけ無愛想で、でもやたら優しい。しかもその正体は、かつて世界を救った“元勇者”だという。
名前も、理由も、なぜ生きているのかさえ分からないまま、俺は彼の家に居候することになった。
静かな村で、何でもない日々を、ふたりで少しずつ過ごしていく。
言葉にしない優しさに触れながら、名前も知らなかった自分が、ゆっくりと“ここにいてもいい”と思えるようになるまでの話。
この世界は、どこか壊れていて、それでも、やさしかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 07:44:19
80502文字
会話率:29%
訳ありげな二人の恋愛小説を目指します。
R15にしときます。
基本静かな恋愛小説になると思います。
最終更新:2015-12-07 09:48:55
68244文字
会話率:55%
――これは、彼女にとってのヴァージンロード。
聖女の血を引く末裔だけれど落ちこぼれな少女ミミと
誰もが恐れるヴァンパイアでありながら寂しがり屋な青年フレデ。
「寂しいのは、悲しいよ」
最初はどうしたら良いかわからない二人だったが、
い
つしかお互いに温もりを求め合う。
彼女たちはいつしか王都の誰もが羨む恋人同士へとなる……
これはその序章となる物語。
中世ファンタジー世界を舞台にした静かな恋愛物語。
少しずつ近づいていく2人の距離を中心に
少女の学友や青年の使い魔、
王都で暮らす人や魔族たちと賑やかに過ごすそんな毎日……
読んで頂けた方が
少しでも暖かい気持ちになれる物語になればなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 18:00:00
113566文字
会話率:24%