2038年。
突如として地球外生命体が北極と南極に降り立ち、各国への侵攻を開始した。
数年後。戦火は東京にまで及び、何日間にもわたる飽和攻撃の末に東京は半壊する。
政府は崩壊の著しい 渋谷・目黒・品川・大田区 周辺をまとめて "
特区" と呼ばれる資源回収エリアに指定し、特区内で資源の略奪と売買を合法化する「臨時資源回収法」を施行。
さらに東京に隣接する主要都市には地球外生命体の上陸と交戦を想定し、 川崎区は1区,幸区は2区 のように首都圏を取り巻く複数の地域が" **区 "として戦略区指定を受け、前線都市として機能するようになっていた。
そんな世界で生きるのは、特区の境界近くに建つ古びた団地で暮らす14歳の少年 "猫田ニア" 。
銃と情報とだらしなさを愛する彼と、ロマンと理想を追い求める相棒の川郎未来は、回収屋として奇妙で平和な日々を過ごしていた.....。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 18:09:28
1292文字
会話率:38%
異世界と融合した地球は総人口の7割以上を失い、日本も例外なく大都市圏でダンジョンが出現、人類の生存圏は縮小の一途を辿っていた。
魔石が希少金属の代わりとなった日本で、有明常は魔石を回収する『魔石回収屋』として生計を立てていた。
ある日、
主人公が依頼を受けた際に数奇な運命が絡み合い、科学文明の利器である銃と魔法文明の力で、この混沌とした融合事変後の世界を切り開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 18:00:00
60015文字
会話率:30%
最終戦争後の地球。
火星に入植するほどの科学力があった人類は既にいない。
そんな地球にかつて異界へと追い出された魔族たちが、極東随一の大都市があった場所に帰還する。
彼らは魔王を主とする知的生命体であり、魔王たちは巨大地下貯水槽跡地を拠
点に活動し、いつしか文明の復興を担う街「再興郷」と呼ばれるようになる。
しかし、再興郷が誕生してから15年という節目の年に魔王は病魔に倒れてしまい、自身の後継者として新しい魔王を選定することになった。
その魔王に選ばれたのが日本の大学生であり、このゲームをプレイしようとしていた鈴木コータであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 18:00:00
69346文字
会話率:30%
薄暗い部屋、緑色の溶液に浸かった状態で男は目覚める。
思い出せない名前。
自分が誰であったのか。
部屋の外には化け物が闊歩し、男は化け物達がいない安全な場所への逃避行動を開始する。
2019/1/12 ジャンルをパニックに変更しました
2019/1/17 日間パニック小説部門ランキング1位になりました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 12:00:00
43251文字
会話率:22%
旅を終えたノアは、カボサンルカスの空き家に住んだ。道連れであったカイルは、間もなく旅に出た。ブームボックスとカセットテープを残して。
やがてノアは荷造りを始めた。
※Xにて「提示された効果音」をお題に文芸作品を募集されている企画「第17回
空色杯 500文字未満の部」への応募作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 15:22:37
499文字
会話率:14%
一台のコンバーチブルがパシフィックコーストハイウェイを走る。旅の途中、ノアは旅人のカイルを乗せた。目的地は、南。そして、ビバリーヒルズのホテル。
人類の数が激減した今、出会いは奇跡に近い。
ブームボックスから流れるカセットテープの歌声ととも
に続く旅。
道中、二人は親しくなっていき、やがて目的地へたどり着く。
※Xにて「提示された効果音」をお題に文芸作品を募集されている企画「第17回空色杯 500文字以上の部」への応募作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 15:15:56
2421文字
会話率:34%
土が震え、そして全てを呑み込むような洪水が訪れた。
村も家族も全てを失った少女ルルトは、濁流が収まらぬなか逃げ込んだ暗い洞窟の中で「神さま」を造り、か細い信仰を続けていた。
そこに異民族の少年ミワカが転がり込む。
ルルトは在り処を与える代わ
りに、ミワカに「神さま」を奉ることを押し付ける。
――――こうして2人だけの奇特な信仰の日々が始まった。
※
だいぶ前に書いた10000字弱の短編を加筆修正したものです。
虫耐性のない方は終盤の描写にご注意ください。
感想ご指摘大募集ですお気軽に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 20:00:00
9756文字
会話率:29%
マッドサイエンティストの少女グラム クスカバーが荒廃した世界で抗い、使徒達と戦う物語。
ロボット、ファンタジー、神の使徒、ポストアポカリプス
と言った様々な要素が交錯し織りなす、神話的バトルファンタジー。
光に消えて世界は移ろう。
最終更新:2025-04-19 16:47:27
16030文字
会話率:37%
日常 平和
永遠に続けば
いいのにね
思いつき 突発的にはじめました
七日以上更新がされない場合、察してください
日記風に書いていきます
文章で描写されていない部分は
想像にお任せする
TWD 好きです
グレン、ダリル、カールが特に好き
大体みんな好き折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 13:27:24
675文字
会話率:6%
ソンビ・アポカリプス。世界中で同じようなことが起きるが、今回は日本が舞台。
最終更新:2025-04-17 06:05:47
4306文字
会話率:9%
2011年、東日本大震災と原発事故が福島を壊した――ならば、自分たちで作り直すしかない。
原発事故からわずか1年後の2012年。福島県沿岸部は日本からの分離独立を宣言。事故処理と復興費用を資源とし、科学を国是とした前例なき国家「福島国(フ
クシマ)」が誕生した。
それから13年。2025年、東京の記者・市川早紀は福島国を初めて訪れる。「国境のある日本」に困惑しながらも、次第に彼女はこの小さな国家が歩んできた異質な未来に触れていく。
科学者が政治を行い、AIが憲法をアップデートする国。放射線と共に暮らす都市。国連が設立した国際研究大学には、世界中の若き英才たちが集い、ウクライナやガザへの技術支援を通じて福島国は“人道科学国家”として国際的な地位を築きつつあった。
しかしそこには、感情の置き場所を失った社会、祈りの居場所を奪われた人々の葛藤もあった。
国家とは誰のものか。復興とは何のためにあるのか。
そして、科学だけで人は未来を築けるのか――。
一つの災厄が生んだ、もう一つの日本。
これは「科学にすべてを託した国」の記録であり、私たちが選ばなかったもう一つの現実の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 22:30:00
4135文字
会話率:25%
世界よ、終焉を望め──この眼が、全てを断罪する。
「邪眼の使い手」を自称する高校生・黒崎竜也は、ある日、厨二ポーズを決めながら下校していたところ、不慮の事故により命を落とす。
目覚めた先は、剣と魔法が支配する異世界《エルファビア》。
彼は
“選ばれし魂”として転生し、新たな命を与えられる。
彼に与えられたのは二つの異能――
あらゆる魔力を無効化する瞳《虚無殲葬眼(アビズ・ゲイズ)》、
そして、神と魔王すら恐れた滅びの魔法《禁忌古代魔法(ロストコード)》。
だがその力は、世界の理(ことわり)すらも崩壊させる“呪い”でもあった。
「この世界は……俺が終わらせる。そういう運命(シナリオ)だからな」
これは、かつて“ただの中二病”だった少年が、
本当に「終焉」をもたらす存在へと目覚める、異世界黙示録(リ・アポカリプス)である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 20:02:03
1424文字
会話率:34%
✝カクヨムコン9ホラー部門【特別賞】受賞作
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犬塚賢吾は夜な夜な悪夢にうなされる。
幼少期に負った酷いトラウマは、大人になった今も彼の心をじゅくじゅくと蝕み続けていた。
過去の影を振り払うように、彼は今日もリボルバーを携え現場へと赴く。
薄暗く奥まった、閉ざされた部屋で行われる、悪魔憑き達によるおぞましい虐待を追いかける。
これは悪魔に冒された世界で、小さな光を絶やさんと戦う、祓魔師達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 10:50:57
41572文字
会話率:36%
「この世界では、名前を呼ぶと、記憶が壊れる――。」
語ることが、禁じられた世界。
火を灯し、香りを伝え、手で記憶を継ぐ。
それが、人類最後の“語り”だった。
惑星ネリス。
地球を捨てた人々がたどり着いたこの地で、かつて“語りすぎた文明”
は滅び、いま、人々は「語らずに語る」術だけを残して生きている。
言葉は記録されない。
名は呼ばれない。
詩は、火の揺らぎや、器の配置、香りの調合として、誰の声にもならないまま受け継がれてゆく。
火を灯す少女・セレア。
沈黙を祈る少女・ノイラ。
音で語る少年・ルオ。
語られなかった記憶と、封じられた詩を抱えた三人は、ある日、“語らずに震える記憶装置《レム・ステラ》”と出会う。
それは、かつて語り手《カタリル》たちが遺した、語れば壊れる記憶の器だった。
料理が詩となり、沈黙が物語を紡ぎ、
忘れられた子どもたちの涙が、世界を再び揺らしていく。
この物語は、「誰も語らなかった記憶」の記録。
そして、君の中で語りはじめるための、火種。
語ってはいけない世界で、それでも私は、火を灯す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:00:00
10059文字
会話率:7%
「血は水よりも濃く、水は命より重い」
四大災害により世界人口が激減し文明は後退、国家の多くが解体された時代。
民間企業による【統治区(ドミニオン)】のなかでは民営化水道局が人々の生死を握り、最下層の貧民は命をつなぐための水にすら困窮する
始末。
そこで貧民窟を根城とする極道・華僑・商業組合の三組織は手を組み、水道網から水の窃盗を繰り返していた。
張り巡らされた水道網を守るのは末端子拡張機構(エンデバイス)と呼ばれる増幅器で感覚器官の能力を強化された――水道警備兵。
挑むのはトラウマを種に目覚める特殊能力『プライア』を宿した――水泥棒たち。
もはや日常と化した水の奪い合い。
そのさなか、水泥棒のひとりである円藤理逸は異邦人の少女と出会う。
「少しだけ──頼らせてもらっても、いいですか」
言って、彼女は水道局の強力な電子制御錠を単独で支配(ハック)した。
失われたはずの電子技術を持ち、追われる身の少女。莫大な価値を持つ彼女と共に、理逸は否応なしに事件に巻き込まれていく。
雨の恵みを求めてうごめく、アポカリプティック・サイバーパンク始動。
※カクヨムにも同タイトルで掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 11:50:00
741701文字
会話率:38%
戦士として成り上がるために村を飛び出したクロは、都市で自分の妻を名乗る女性に救われる。
――しかし、その女性は村にいるはずのおねえちゃんだった!?
クロは強すぎるおねえちゃんに手を引かれ、爆速で走り回ったり、空を飛んだり、地中に潜
ったり、不法入国したり、木々を飛び移ったり、地下施設を発見したりしながら、一度滅びた世界を巡ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 22:48:53
256787文字
会話率:33%
悲観的で大人びた、少年らしくないリクと、
心が壊れ、子供に戻った女性のチィ。
水と空気の境界線が壊れた世界で
残った土にすがりながら、ふたりは生きていた。
そんなある日。
拾った望遠鏡でのぞいた先に、洞窟を見つけ……。
最終更新:2025-04-13 20:09:09
16341文字
会話率:37%
⋘巧みな情景描写・心情表現⋙ ⦅★★★★★⦆
━━ さよならさえ言えない、二人の距離。━━
理性的な少女・藍と、不思議な感性を持つ少女・仄。歪んだ世界で出会った二人は、互いに理解し合えないまま、奇妙な旅を続ける。それは友情でも絆でもない、危
うく、そしてどこか儚い共鳴の物語。
〚主要人物〛
藍(あい): 主人公。女子高校生。この歪んだ世界を冷静に(あるいは無気力に)観察している。現実的な思考の持ち主で、日々の安全を最優先に考えている。
仄(ほのか): 近所の少女。不思議な言動と独自の感性を持つ。詩的な言葉で世界を捉え、「ナニカ」に対しても恐れより奇妙な共感を抱いているように見える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 19:52:30
21390文字
会話率:36%
人類最後のシェルター「塔」の廃墟でレーサーを目指す飛行少年と黒い羽根を持つ異端の天使は最悪の出会いを迎える。
――空中衝突。
バードストライクならぬエンジェルストライクによって、少年の翼は壊れ、天使は瀕死の重傷を負った。
「あの天使のことは
、わかったよ。きちんと見届ける。俺の責任だからね」
それでも少年は償いのために天使の回復を見届け、彼女を巡って争う国々から守り抜くことを誓った。
2020年5月~の作。
空によって都市が分断され、飛行機だけが唯一の交通手段になった未来の地球というSF的テーマと、飛行機×天使=技術×魔術というファンタジー的テーマを融合した作品になると思います。
高度に発展したブラックボックス技術は魔術と見分けがつかない的なスタンスです。
世界観と展開を練りながら上げていくので既に投稿した部分でも物語の展開にかかわる変更を行う場合があります。その点は各話後記にて改稿履歴をつけていきます。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 06:48:12
1275168文字
会話率:44%
遥か遠い未来、反乱AI(マキナ)との全面戦争で人類は滅亡を迎える。人類最後の1人となった「僕」はマキナに捕われ、異世界転生という不思議な処遇を受ける。
目覚めるとそこは茫漠とした大地の上に不可解な建築が点在する世界だった。
科学も、魔
法も、あらゆる文明の痕跡を消し去り、世界をまっさらにするためには「僕」の力が必要なのだという。そんなマキナを案内役にした果てしない二人旅の物語。
カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 17:11:03
9216文字
会話率:57%
1つ、実在した飛行機を使用しなければならない。1つ、設計に改変を加えてはならない。1つ、史実に則った塗装を施さなければならない。1つ、撃墜された者は死ぬ。
西暦4100年。地表を失った塔の世界で、それでも人類は命賭けの娯楽を求めた。さながら
古代ローマの剣闘士(グラディアトル)のように、囚われの少女たちは剣に代えて操縦桿を握る。
2020年10月~
シグドリ見てたらなんとなくこういう話が書きたくなったので書きました。
「エンジェル・ストライクに気をつけろ」と共通の世界観です。物語的な接点は特にない(はず)。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 09:25:31
28074文字
会話率:39%
人類が子孫を残せなくなった世界で、蘇生師たちは死者を蘇らせて命を繋いでいた。レーナとゼンもその一員として、疲れ切った身体で命を燃やし続ける日々を送っている。ある日、西区の蘇生師が死んだという噂を聞き、二人はその原因を探るため向かう。
最終更新:2025-04-07 12:03:29
2066文字
会話率:42%
かつて繁栄を極めた都市「███」は、一夜にして灰と虚無に還った。五年前、その炎の中で全てを失った「俺」は、右手の「終焉刻印」と左腕のデータ化する呪いを背負い、崩壊の運命に抗う。
紅蓮の獄焰が大地を焼き、白霧の冷刃が時を調律する。そして、闇
神話の意志が「終焉王」の覚醒を告げる時、俺は再び「無」の領域に立つ。
「Reformatio(リフォルマティオ)」――世界を再構築する力は、俺を救うのか、それとも全てを終わらせるのか?
炎と闇が交錯する戦場で、過去の亡魂と未来の審判が俺を試す。
これは、終焉を拒む者の物語。
データの嵐に溶けゆく身体を賭け、俺は剣を握る――この崩壊を、俺が止める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 10:00:00
27773文字
会話率:15%
触れるだけで死んでしまう、真っ黒に変色した“影の海”に包まれた世界。
人々はわずかな陸地にしがみついて生きる中、多くの貧民は危険な海の上で船を住処としていた。
影の海に触れても死なない特異体質の少年セイは、同じく特異体質の少女ソレイユと出会
うことで世界の秘密の一端に触れることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 16:01:24
49198文字
会話率:46%
1980年頃、三姉妹の子供達が核戦争に巻き込まれシェルターに逃げ込むが最後は死ぬ話。
最終更新:2025-04-05 11:29:41
126724文字
会話率:24%