「その傷は治らないわ、フローガ」とあの女は笑いながら言った。
王妃レフコー。手に持っていたのは呪いの剣。少年フローガの実母である。
王妃であり実の母親は、フローガに刃を振り下ろした。フローガの左頬と右足のくるぶしは、パックリと割れた。
「こ
れでこの国は、ブロンティのもの」
ブロンティは雷神の加護を受けた第二王子であり、少年の実弟である。
王妃に好かれているとは思わなかったが、ここまで嫌われているとも思いたくなかった。
ようよう辿り着いた僻地の小屋で、フローガは少女ソフィーリアと出会う。
フローガの目には炎のように赤い髪と、緑の瞳を持つ少女に見えたソフィーリアは、この国では稀な治癒の魔術を使える少女だった。
命を救われたフローガは、実母と実弟を王宮から放逐し、国の実権を握ることを決める。
ソフィーリアは辺境伯の次女。父はソフィーリアの姉のトリアナティを溺愛し、ソフィーリアはいつも置き去りだった。
トリアナティは紅がかった金髪と蒼い目の少女。容姿だけはずば抜けていたが、それ以外は問題のある女性。ソフィーリアは、白色に近い金髪と琥珀色の目を持つ地味な容姿の少女である。
ソフィーリアの治癒の力は、父方の祖母から受け継いだもの。両親も姉も、その力を知らない。
成人したフローガは、焼き尽くす王子と呼ばれ、王妃も実弟も幽閉し国の実権を握る。ようやく、王妃を娶る時期を迎えた。しかし、縁談を申し込んだ相手はトリアナティであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 22:15:20
14902文字
会話率:19%
千田薙人(せんだ なぎと)は、ずっと片思いをしていた朝谷霧(あさたに きり)に中学卒業の日に告白し、OKをもらえた――はずだったのだが、同じ高校に入学してから一週間後にフラれてしまう。
霧に対してずっと意識しすぎたままで、思っていることを伝
えられなかった自分を変えたいと考えた薙人は、同じクラスの女子生徒が強引に部活の勧誘を受けているところを見かけて、思い切って助けに入る。
彼女は霧と同じくらい新入生の中で目立つ存在で、今まで話したことのなかったクラスメイトの鷹音希(たかね のぞみ)だった。
その日をきっかけにして、希は言葉にはストレートに表さないが、薙人と接したいというのを行動で示すようになる。
しかしそんな二人を見た薙人の元カノ――霧がとんでもない発言をする。
「私、ナギ君の元カノってことでいいんだよね?」
薙人と仲良くする希に対して、反応をうかがうような言葉。希は薙人と友達になったかどうかという関係であるにも関わらず、こちらもとんでもない返しをする。
「今からは私が千田君とお付き合いをするので、私が『今カノ』です」
こうしてなし崩しに始まってしまう、薙人を巡る恋愛争奪戦。
『元カノ』『今カノ』に取り合われる受難(?)の日々が始まる。
※カクヨムでも先行して連載を行っております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054897419903折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 19:00:00
233395文字
会話率:52%
【ファミ通文庫から書籍版第2巻が11月30日から発売中です!】
海原涼太は、その目の鋭さや態度から「怖い人」と思われがちである。
成績優秀で文武両道なのだが、イメージが独り歩きして「インテリヤクザ」と呼ばれ、
友達は一人だけで、同級生からな
ぜか敬語を使われてしまう。
そんな彼だが、高校に入学した年の春に、水泳部の顧問である「岸川芽瑠」という先生が
保護者からの苦情で困っているところを助ける。男子たちからの憧れの的であり、
「女騎士先生」と呼ばれる彼女だが、涼太が一人暮らしでコンビニ弁当やジャンクフード
ばかりを食べていることを知ると、栄養管理と称して機会があるごとに手料理を食べさせようと
するようになる。
出会いから一年、二年生になった涼太と岸川先生は、生徒たちからはインテリヤクザが先生に目をつけられているというように勘違いをされている。その実は先生の手料理を頻繁に食べさせてもらうようになり、かなり距離の近い間柄になっていた。先生と生徒以上の近さのようで、そうとは自覚していない二人。これは「餌付け」なのか「指導」なのか、それとも――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 22:00:00
259418文字
会話率:49%
幼馴染に告白できない男女のすれ違いラブコメのお話。
※連載の予定はありません。
最終更新:2021-10-07 19:31:13
14247文字
会話率:14%
政略結婚での婚約者、オスカーに想いを寄せるアリシア・アディンセル。だが彼は婚約した日から常に無表情で無口だった。
嫌いな自分と結婚するより、他の素敵な令嬢と結婚した方がオスカーはずっと幸せになれる。そう思ったアリシアは彼の幸せを願い、婚約破
棄を告げる。オスカーはただ無言で頷いた。
だが次の日、なぜか2人の身体が入れ替わってしまう。
お風呂は、着替えは……オスカー様、どこを触っているのですか?!
仕方なく仕事を欠席していたところ、見舞いにやってきてしまったオスカーの友人に恐る恐る会いに行ったアリシアだったが。
「いやぁあのお前がだよ。普段は鉄の無表情無言のくせしてアディンセル嬢の話をする時だけすげぇ幸せそうな顔すんだよな」
「たまにふわりと笑った顔が年相応で可愛いとも言っていたな。俺としてもぜひ見たい」
お互いに想い合いながらも、勘違いからすれ違い続けた鈍感で不器用な2人が、幸せになるまでの物語。
毎日更新。15話程度での完結を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 20:13:46
41828文字
会話率:35%
ある日突然聖なる力が判明し、王宮に聖女として迎えられることになった酒場のウェイトレスの少女、ミリヤ・ノーレン。王宮では王子により手厚い歓迎を受けるも、王子にも王宮暮らしにも興味が無いミリヤは役目を果たしたらすぐに帰ろうとする。しかしそんなミ
リヤに実は女嫌いの王子アルフォンスが興味を持って——?あれ?何故か中々帰れない?いやいや役目は果たしたので早く帰らせてください、いや本当に、あの、本気で帰りたいんですけど。王太子妃候補?誰が?そんなことより酒場の常連さんで気になる男の子とデートの約束があるんで!本当に!帰ります!…そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 20:26:15
61506文字
会話率:58%
薬を作ることが大好きな薬師で平民のシュリアと、魔獣に変身できる騎士で貴族のジルベルト。
ある日シュリアに助けられた魔獣のジルベルトだが、シュリアは魔犬だと勘違いしているよう。いつになったら魔狼だと分かるのか。
自分に自信のない不器用な2人が
、お互いを通してじれじれと頑張る話。
※初連載もの。設定甘め。デモデモダッテ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 08:00:00
140073文字
会話率:45%
これまでに、他国の王子との縁談が二度も破談になっている地味姫の王女マイア。
彼女は、勇者の称号を与えられた竹川七斗との婚約発表の場で、またしても七斗本人から断られてしまう。
これで三度目の破談。
政略のための結婚だったが、ショックで倒れ
るマイア。
実は七斗には誰にも言えない本当の理由があり、マイアのことを本気で好きになってしまうことを恐れていた。
恋愛下手で不器用なふたりが、運命の赤い糸が繋がっているのは、目の前のこの人だと自覚するまでの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 08:15:42
46164文字
会話率:55%
《推しから口説かれているのに全部ファンサービスだと勘違いしてそれはそれで喜んでいる女の子と、自分を応援してくれているはずの好きな子へのアプローチが全然通用しなくて困惑する不器用で粗野な青年のすれ違いラブコメ》
主人公のドリーはある日、闘技
場のトップランカーである彼に窮地を救われ一目惚れしてしまう。
雲の上の存在を好きになってしまった主人公に友人が教えてくれたのは”推し”の概念だった。
「推しがいる生活って最高! あ、今! 目が合った気がする!」
内気だった主人公は、推しである彼を応援することで充実した日々を送り始める。
一方、主人公に推されている彼も彼で、粗野で不器用な自分を応援してくれる主人公のことが気になる存在になっていた。
しかし彼が主人公にするアプローチはどこか上滑り。
そのうち、勘違いから主人公が好きなのは他の戦士なのだと思い込んだ彼は──。
ステイホームなゴールデンウイーク中に完結まで走り抜けたいと思っています。全2〜30話ほどになる予定。初日は5話まで更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 19:10:39
80439文字
会話率:27%
※タイトルのみ、語呂と響き重視で「男やもめ」→「未亡人(男)」表記。●短編『未亡人(男)がやり直せるなら、甘やかしたい。』の連載版(一話共通)。
●妻を亡くした男やもめ、高思蝶(ガオ・スーディエ)に恋慕する少女、李雨(リー・ユイ)。
●二人
はスーディエの亡き妻――「愛の力」によって、時を巻き戻し、人生をやり直すことになる。今度こそ、ユイの気持ちに応えたいスーディエと、恋を諦めたいユイ。
●今世こそ、二人の恋は叶うのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 19:46:05
3292文字
会話率:27%
ハーブティーのお店で働く貧乏令嬢リーニャは、花嫁探しをしている美少年魔術師フェリクスになぜか気に入られてしまった。
会ったばかりで求婚! 恋人繋ぎで初デート! さらに、魔法のキス?
恋を知らない二人は失敗ばかり。でも――。
「僕は君を口
説くことにする」「僕と結婚して?」
年下美少年の甘い囁きに、ドキドキが止まらない!
これは人見知りな令嬢とツンツンな美少年が恋をして、幸せを掴むまでのお話。
38話くらいの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 08:14:35
107576文字
会話率:35%
おてんば娘ララムと、気弱な少年セリク。二人は小さな頃から大の仲良しだった。
ララムはヘタレなセリクの力になってあげたくて、彼の恋を応援することに決めたのだけど――なんか、上手くいかないな?
「あのさ、ララム。僕、ずっと言おう、言おうと思っ
てたんだけど」
え?この幼なじみ、一体何を考えてるの?
幼なじみ同士の恋物語。全5話、おまけ1話の予定。
アンリ様の『私の神シチュ&萌え恋企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 08:32:30
15687文字
会話率:35%
《小説家になろう》の底辺作家リヒトは「次こそは読者に認められたい」という執念を武器に、激戦区の《ハイファンタジー》で日間15位を勝ち取る。
だが新作には誹謗中傷や酷評が殺到し、リヒトは自暴自棄になってしまった。
作品削除が脳裏をよぎったリヒ
トのもとに、幼馴染で義妹の美少女アリスが児童文学『星の王子さま』を抱えてやってきて──
「大切なことは目に見えない」「欲しかったものは最初から持っていた」
──これは、遠回りをしたことで大切なことに気づいた、底辺作家の青春ラブコメ。
※カクヨムにも転載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 20:21:07
9958文字
会話率:25%
とあることをきっかけに陽キャな女子が苦手になった一ノ瀬ヒロト。しかしそんなヒロトの周りには陽キャな女子が。そんな中出会った、才色兼備なクラスの中心人物の上村麗華。彼女も生粋の陽キャ女子かと思われたがその本性は……
これはそんな二人が織り
なす勘違いラブコメディーなはず
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 16:02:53
12285文字
会話率:35%
僕、小森貴志はどこにでもいる平凡で陰キャでぼっちでむっつり童貞な高校二年生である。
もちろん前髪を切ったらイケメンだとか幼なじみや妹に好かれていたり、実は隠された能力なんていう設定は持っていない。
ただただ目立たない平凡男である。
しかし、そんな平凡な日々は美少女ギャルである姫川さんが隣の席になったことから壊れ始める。
姫川さんはむっつり童貞な僕をエッチなイタズラでからかい始めたのだ!
「ねえねえ!あたし最近またおっぱいおっきくなったんだけだ何カップだと思う?」
「今日のあたしのパンツの色当てれたらご褒美にあげちゃおっかなぁ〜?」
姫川さんは僕が照れてあたふたする様子を見てケラケラ笑っているのだ!
ゆ、許すまじ!悔しい!!な、なにか姫川さんにやり返す手段はないのか!?
これは童貞すぎる僕とエッチなギャルの姫川さんとの壮絶な戦いを描いた物語である。
(めちゃくちゃコメディーです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 18:07:11
66519文字
会話率:24%
イケメンだらけのシェアハウスに美少女幼馴染が混じっていた→周りにはBLと勘違いされつつも俺らは一緒に寝てるwそれにしても、見られながらエッチしたいって性癖、俺、ついていけません!
どーやら男のフリをしていたのには
理由があるようです。
最終更新:2021-02-15 23:49:19
3919文字
会話率:25%
「ギルバート様、私との婚約を解消してください」
セアラ・エリオット子爵令嬢は、意を決して婚約解消を切り出した。
婚約者のギルバート・ノーマン公爵令息はそっけない態度で、他の女性と親し気であり、婚約破棄の噂まで出ている。
身を引くのが一番だ
と悟って婚約解消を提案したが……何故か受け入れてもらえない。
円満な婚約解消ではなく婚約破棄を望んでいるのだろうと思ったセアラは、ギルバートの幸せな未来のため、理想的な花嫁を探すことを決意した。
「必ず素晴らしい理想の花嫁を探し出しますから! 待っていてください、ギル様! ――絶対に、幸せにして差し上げますからね!」
そっけなくなった婚約者の幸せを願って理想の花嫁探しを始める、暴走女子と意地っ張り男子のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 12:10:02
65055文字
会話率:39%
豆原あずきは、頭が羊羹な豆の神に異世界に招かれる。
そこは豆を愛する豆の王国で、あずきは豆の聖女と呼ばれる存在だった。
元の世界に帰るために神の豆を育てるあずきに、契約者の王子はとても優しく接してくれる。
王子に淡い好意を抱くが、その優し
さは豆への愛の深さゆえ。
せめて期待に応えようと神聖魔法を使うと何故か豆が出てきて、聖なるあんこがドーン! と現れた。
「素晴らしい。神の御業、豆の奇跡です」
「豆の聖女って、あんこ職人なの?」
異世界で豆に愛された聖女になったあずきと、豆への愛が深すぎる王子のラブコメ……豆コメディです。
【本編完結済み】
※番外編を更新するかもしれません
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 19:43:44
177518文字
会話率:43%
■僕の名前は土方明憲《ひじかたあきのり》。年齢は40歳で独身。職業は交通課の事務。
趣味は特になし。以上。
僕が語れることはこれくらい。毎日同じ時間に仕事に行き、同じ時間に仕事を終え
スーパーで買い物をして家に帰ってくる。
何の変哲もない毎
日。ドキドキすることもなければワクワクすることもない。
可もなく不可もない人生。
それでいいと思っていた。あの日あの人に出会うまでは‥‥。
ある日、突然上司から部署移動を命じられその先で出会った女性。
望月百合音《もちづきゆりと》。
不思議な見た目と現実離れした力を持つ彼女は『白銀の一族』と呼ばれている。
『白銀の一族』‥‥それは人成らざる者達の総称。
神のように尊く、妖怪《あやかし》のように強い力を持つ者。
妖怪《あやかし》と呼ばれるモノと
人間との間に起きた揉め事を解決するため日々を彼女と過ごしていく僕。
これは…そんな僕と彼女の1年間の不思議な物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 11:10:41
53974文字
会話率:40%
彼女は自分を落ち着かせるようゆっくりと深呼吸し、
「私の友達作りに付き合ってほしいの」
クラスの透明人間たる俺にそう言った。
――――――――――――――――――――――――――――――
勘違い×擦れ違い×人違い=〇違いラブ
コメディ
みたいな微糖を意識してますが、匙加減が狂う時もありけり。
しばらく終わりそうにないので、気長にお付き合いいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 00:40:45
108689文字
会話率:27%
幼馴染姉妹――瑠璃と綾奈は、幼少の頃から巧の知り合いだった。しかし、綾奈が交通事故に遭ったことで、幼馴染三人の関係は壊れてしまう。綾奈は記憶を失い、事故の遠因となった巧は塞ぎ込んで幼馴染姉妹とは疎遠となった。
三人が再会したのは、高校の
合格発表日。数年ぶりの再会は、幼馴染姉妹から逃げ出したことを後悔させるには十分だった。仲良し姉妹の関係は崩れ、どこか一線を引く遠慮した関係となっていた。そんな関係をどうにかしたい、助けを求める瑠璃の手を巧は取った。二人は対綾奈で共闘する仲になっていく。
そんな中、高校で知り合った友人――香澄が、巧と綾奈を誘って文芸部を復活させる。文芸部で小説を執筆していくうちに、瑠璃と綾奈をモデルとした小説を執筆することを巧は思いつき、小説を通して二人に互いの気持ちを伝えるようとする。しかし、その文芸部で書くのは恋愛小説だった。
これは、拗れた関係の幼馴染三人が歩み寄っていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-21 21:05:05
34067文字
会話率:47%
俺、望月蒼(あお)には、普通の人には見えないものが見える。
『蒼お兄ちゃん、お帰りなさい!』『またモヤシ丼なの、蒼ちゃん?』
そんな風にド貧乏な俺を見守る彼女たちは、家族を失ったトラウマによって作り出された空想上の人間、いわゆるイ
マジナリーフレンドだ。このせいで俺は普通の生活を送れなくなり、公園で寝泊まりする事も多くなった。
そしていつの間にか公園の不審者としてマークされていたらしく、とある揉め事に顔を出したせいで、近所に住む学園一の美少女、雛白結(ひなしろゆい)に通報されかける。
その翌日から、雛白は俺をじーーっと見て監視し始めた。
更に暫くすると、今度は俺の空想上の姉妹達と張り合い始めた。
二人が実在しないとは知らずに……。
「望月さん、私も皆さんと一緒にお手伝いさせて下さい」(じー)
「ご、ご遠慮します」(疑われてる)
これは、そんな見少女と見える男が焦れながら歩み寄っていく物語。
※2020年7月4日完結しました。後日談を更新中です。
※内容はややしっとりとしたお話です。
※徐々に甘くなりますので、お気軽にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 21:08:06
182960文字
会話率:52%
セクシーすぎる容姿のエヴァはどこに行っても娼婦に間違われ侮蔑されるがれっきとした貴族のご令嬢。この容姿のせいでエヴァは社交界を避けていた。
王族の招待のため出席を余儀なくされた舞踏会で、エヴァを娼婦と勘違いした美形の第二王子ディランに彼女
は無理矢理押し倒されてしまう。
そこに助けに入ってくれたのは第一王子のアンドレ。
アンドレは、王子とは知らずにエヴァが秘かに想いを寄せていた人だった。
☆ほのぼのしてます。R15、残酷な描写は一話のみほんの少し。オーソドックスな、ちょっぴり勘違いじれじれのラブコメディです。
☆15話程度で完結予定です→少し延びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 21:29:20
52759文字
会話率:29%