「実妹かもしれない相手とのファーストキスは、どんな味?」
浅倉空には、生後1か月からの付き合いの幼馴染がいる。
名前は最上望海。あだ名はウミだ。
高校一年生になる春。空の父とウミの母は再婚し、二人は義理の兄妹になる。
――しかし、二人が
同居を始めた日の夜。
幼馴染で義兄妹の二人の関係性に、もう一つ不健全なものが加わる。
「私とエッチしよ」
お互いに処女と童貞を捧げ合った二人は、幼馴染兼義兄妹兼セフレとして高校生活を歩んでいた。
そんな停滞した日常は、二人が高校二年生になった春に大きく動く。
「私たち、実の兄妹かもしれない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 17:06:38
28334文字
会話率:45%
《小説家になろう》の底辺作家リヒトは「次こそは読者に認められたい」という執念を武器に、激戦区の《ハイファンタジー》で日間15位を勝ち取る。
だが新作には誹謗中傷や酷評が殺到し、リヒトは自暴自棄になってしまった。
作品削除が脳裏をよぎったリヒ
トのもとに、幼馴染で義妹の美少女アリスが児童文学『星の王子さま』を抱えてやってきて──
「大切なことは目に見えない」「欲しかったものは最初から持っていた」
──これは、遠回りをしたことで大切なことに気づいた、底辺作家の青春ラブコメ。
※カクヨムにも転載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 20:21:07
9958文字
会話率:25%