――平穏な日常が突如謎のウイルスにより破壊される。前代未聞の緊急事態にアキバオタクと愉快な仲間たちはいかに立ち向かっていくのか――
最終更新:2021-09-06 09:25:04
853文字
会話率:47%
海沿いに存在する小さな国、『アントランシア公国』は、『王権(レガリア)』と呼ばれる特殊な力を持った結晶を用いて、その力を狙う諸外国と争っていた。
とはいえ、それも過去の話。かつて起きた戦争の音も遠く、穏やかな平和を享受する日々をおくって
いる。
争いも無くなった現代において、アントランシアにおけるお姫様、『レイン・アントランシア』は、隣国の『ケイナリア連合王国』の王子との婚姻を控えており、国としてもケイナリアへ取り込まれることとなっていた。
騎士の一人、『コール・ハンニバル』は姫であるレインと幼馴染、普段は護衛としての仕事にあたっていたが、それももはやお役御免。騎士団も解体され、離れ離れとなるまでの時間が迫っていた。
このまま何事もなく別れに至ると感じていた矢先、コール自身、そして王城が襲撃される。
使い古されたお伽噺のように、お姫様は悪に連れ去られ、正義の騎士は剣を執る。
彼女に誓った約束を果たすがため、若き騎士はただ一人立ち上がる。その先にある、彼らにとっての未来を手に入れるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 12:00:00
62175文字
会話率:46%
『エヴクリスの夢』という本に憧れを持ち、冒険者になることを夢見ていた少年「ルカ・フェアバンクス」は、冒険者という職が現代になく、それに近い職であった「国際連合軍越境治安維持部隊」に入隊し、旅を始めたが、突如として旅を辞め、退役した。
そ
れからは、元国連軍の名誉に甘んじて、様々なところで教官や便利屋をしながら生きていたが、そんな中、アヴァリム連合王国一の魔法学校「アヴァリム魔法学院」の特待クラスに、実技科目の教員として指名された。
全てにおいて高待遇な仕事に惹かれ、入った先には――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 19:10:36
24972文字
会話率:49%
真正ユレイシア帝国とユレイシア貴族連合王国の争いからアメイジア共和国建国までを書いた、
あのベストセラー歴史小説「現代解釈東西戦国史記」が、満を持しての新装刊。
時は冬夏戦国時代――分裂より百年に渡る戦争を続けていた二つの大国。その隙を突く
かの如く現れた新興の国家。
腐敗と混沌、内乱と反乱、百年に渡る戦争は突如として終わりを迎える。まさに激動の時代――。
その灼熱の時間を駆け抜けた英雄たちは如何に生き、如何に死んでいったのか?王とは?政治とは?国家とは?
創刊より15年、最新の歴史研究と独自調査によって新たに発見された事実・証拠に基づき、
歴史学者「ヤン・ウェスタリオ」独自の解釈の下、大胆に加筆修正を行った渾身の一作です。
これが新時代の歴史解釈だ!
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 03:22:04
257665文字
会話率:61%
エターリア連合王国は、エターナルリーベを持つ者が統治している。
アストリットは聖魔力の強い魔導士だ。王族がエターナルリーベの有資格者を失ったことにより、彼女がエターナルリーベを取得し女王となることになった。
その証を得て、試練の谷から戻った
とき、アストリットの婚約者ユーリウスは何者かに殺されていた。
大切な人を失い、生きる希望を喪失したアストリット。
世界を滅ぼそうとしたアストリットを女神が止めた。
そして女王としてエターリアを救い、聖結界を元通りにすれば、再びユーリウスに会えるようにしてくれると約束してくれた。
アストリットは女神との約束を果たし、リティアーナとして逆行転生を果たす。
今度こそユーリウスを救うのだと心に誓って。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 12:13:31
183292文字
会話率:38%
混血で史上初めて連合王国の魔導軍学校に入学したユウキ。
混血という人種的ギャップを抱えつつ持ち前の抜群の魔法センスを駆使し、軍のトップを目指し日々鍛錬を積む。
幼なじみのレオンと共に自分の実力を示し、偏見の目で見る同級生や理解してくれない教
官達を見返すことができるのか。
そして、その先に待ち受ける運命とは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 21:34:05
15009文字
会話率:33%
今より遥かに未来の宇宙。
光を超えるワープ航法に重力慣性制御を可能にした光思結晶(クリスタル)を扱える者らは『貴族』となり、星々を支配する世界。
銀河オリオン椀では、帝国と連合王国の戦いが長きにわたり続いている。
この話は、そんな世界で『悪
役令嬢』と呼ばれる公爵姫アビゲイルの記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 23:56:39
9085文字
会話率:60%
大陸歴五三八年、アウルガシア大陸のロンダリア連合王国と北ブルグンディア王国との間で国境紛争が発生した。
レーヌス河流域での両軍の衝突は、事変の不拡大を求めるロンダリア中央政府の意向に反して拡大。
現地部隊である西部方面軍は独断で部隊を
「越境」させて北ブルグンディア軍の撃滅を図るも敗走。国境地帯での紛争は一気に北ブルグンディア有利に傾こうとしていた。
ロンダリア連合王国に残された拠点は、レーヌス河左岸のレナ高地のみ。
その高地には、ロンダリア連合王国の王女、エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオルの所属する騎兵第十一連隊が防御陣地を敷いていた。
圧倒的優勢を誇る北ブルグンディア軍に対して、彼らは西部方面軍司令部から陣地の固守を命じられる。
一方、ロンダリア国王マルカム三世と中央政府は、西部方面軍の統制回復と戦局の挽回を目指して、参謀本部作戦課長と共に、勅任魔導官たるリュシアン・エスタークスを現地に送り込むのだが……
(本作は、「王女殿下の死神」の番外編となります。作中世界観に関しては「王女殿下の死神」第二話を、リュシアンとエルフリードの関係性については、序、第三話、第十話をご覧になっていただけると幸いです。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 13:23:06
243545文字
会話率:34%
アウルガシア大陸の大国、ロンダリア連合王国。
産業革命を成し遂げ、海洋発展の道を進もうとするこの王国には、一人の王女がいた。
エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオル、御年十六歳の少女は陸軍騎兵中尉として陸軍大学校に籍を置く「可憐」と
はほど遠い、少年のような人物。
そんな彼女の隣には、いつも一人の少年の影があった。
リュシアン・エスタークス。
魔導貴族エスタークス伯爵家を継いだ魔術師にして、エルフリード王女と同い年の婚約者。
そんな彼に付けられた二つ名は「黒の死神」。
そんな王女の側に控える死神はある日、王都を揺るがす陰謀に遭遇する。
友好国の宰相が来訪している最中を狙って、王政打倒を唱える共和主義者たちが動き出したのである。
そして、その背後には海洋覇権を巡って対立するヴェナリア共和国の影があった。
魔術師と諜報官と反逆者が渦巻く王都で、リュシアンとエルフリードは駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 12:26:09
157883文字
会話率:40%
婚約破棄された連合王国の第四王子の少年が、女魔王と呼ばれる魔国の女帝に求婚されるまでの物語。短編版。
※求婚されてからの話や仕掛けられたハニートラップの話は、ブクマか☆評価が伸びたら連載版として書こうかと思います。よろしくお願いします。
最終更新:2020-11-28 04:37:15
6810文字
会話率:19%
悪役令嬢が出て斬る。
ブリュンヒルデ美佐・キラは連合王国オーエド・タイクーンの特別行政区ゴフナイに住む高位ハタモトの娘である。
縦ロール・金髪・黒のドレス、二尺三寸の愛刀「三昧火兼之(さんまいかかねゆき)」と一分の隙もなく悪役令嬢である彼女
に、突如ニンジャが迫る!
六方を踏め。見得を切れ。生死を賭けた大芝居の先に、未来はある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 18:55:37
4995文字
会話率:29%
月面着陸計画『アポロ計画』
その達成は連合王国の手によって成功された。
そして、連合王国はその計画の中である技術を回収する。
そして、戦火は世界に広がっていく。
火に包まれた中でその少年は目覚める。
最終更新:2020-10-14 13:19:36
357文字
会話率:10%
技術の進歩により魔法使いの優位性が薄れ、科学こそが時代を制覇すると考えたオリア共和国と、
魔法の絶対性を主張するイリス連合王国による対立は、世界大戦が終わった今もなお続いている。
そんな中、オリア共和国研究所所属の一人の男を主導に数名の研
究員が両国の友好の為にとある技術を研究していた。
その名も“錬金術”。
魔法と科学の融合とされるが、詐欺の定番として相手にされなかった魔法技術であった。
研究は順調に進み、実用化まであと一歩と迫ったところで男は、
出世欲に駆られた同僚に裏切られ、研究所を追い出されてしまう。
信じていた同僚のまさかの行動に、強い失望と怒りに震える男。
しかし、決して表には出さずにその場を去る。
悔しさの余り、独り言を漏らしながら家に帰ると、玄関先に見慣れない少女が居る。
無視して家に入ろうとすると、少女が話しかけてくる。
「あのっ、錬金術師の人、ですよね?」
「……?いや違うが、誰だ、あんた。」
「わっ、私を弟子にしてくださいっ!」
「…………???」
男の、錬金術師としての第二の人生が始まる。
メインの小説書きたいのに脳裏にこびり付いて離れてくれないので
どうせなら書いてしまおうホトトギスと思いメインの執筆を忘れて
いい加減に気持ち往くままに書いてしまっている小説。
文字数は1000文字程度予定。気分で増えます。
追伸:今の所はこれで完結とさせて頂きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 22:17:15
112338文字
会話率:42%
世の中の幸せと苦しみは常に同量で均衡が保たれており、幸せを運ぶ【クシュエ】と苦しみをもたらす【ペーダ】でよって世界の運命は定められていた。
メイン大陸を二分する大国であるアヴェルダ連合王国はこの世の理を支配する”隷術”と強大な力を持つ”異
界の者”を駆使して世界統一を狙うブルートー共和国との間で激しい戦いを長い間繰り広げている。
ブルートー共和国は自国内の苦しみを”罪深きもの”と呼ばれる聖職者に一手に背負わせる事で泰平を維持し、幸せと苦しみの化身であるペーダとクシュエは世界のコアと繋がることが出来る祈り子によって操作され、幸福の多くを権力者が牛耳っていた。
アヴェルダ軍の兵士であるシャザールは同じ境遇から将軍となったバルザックに憧れ、自身も大きな戦功を上げるために近代隷術の一つである法剣を駆使して戦地を駆け回っていた。
ブルートー共和国が秘密裏に建設していた鉄道を破壊したシャザールはその功績が認められて中尉に任命され、黄泉渡りの要の拠点であるクリオにて罪深きものであるセフィリアと出会う。斬首されそうになったセフィリアを間一髪で助けたシャザールは自らが苦しみを一身に受ける事で世界に幸せを届けると考えるセフィリアの思想に違和感を持ちながらも惹かれていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 06:51:35
52659文字
会話率:32%
2030年に起きた第3次世界対戦により人々は傷つき文明は滅んだかにみえたが、そこから人々は驚異的な復興を遂げる。それと同時に魔法という力も手に入れた。2230年、ヨーロッパ連合王国はますます繁栄し魔法と科学の技術は格段の進歩を遂げていた。そ
んな中、フランスに住むロランという少年はある剣と出会う。そこからロランと剣の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 10:00:00
1316文字
会話率:22%
公爵令嬢な彼女と男爵子息な彼。彼女は彼に惹かれ、彼との未来を思い描く。しかし彼には彼女との未来を歩けない事情があって……。
ここは物語の世界。魔法と聖霊が織り成す異なる世界の物語。
『ニーゼ連合王国の第一王子である“アース”は婚約者の“
ベル”と、その仲間たちの力を一つにすることで闇を統べる“黄昏皇 ダスター”を打ち倒す』
これは、そんな運命が待ち受ける世界で生きる二人のお話。
繋がれた彼女と彼の手は、一度離れ、きっといつかの未来で、また繋がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 17:17:11
25777文字
会話率:32%
魔族や悪神たちが存在し、悪魔が跋扈する世界。
片田舎の町で冒険者と魔導具の製作を行っていた特に取り柄のない一人の少年シトラス・レモングラスは、真面目で仕事ぶりと頼まれたら断れないお人好しな性格と、彼とパーティーを組む三人の女性が特級の冒
険者であった事から、『永久雑用』のあだ名で呼ばれていた。
『神聖魔女』と呼ばれたドルイドの秘術と白魔術の達人である黒髪ツインテールをしたクール系美少女である、義妹のアルバ・レモングラス。
『神速の射手』と呼ばれた弓の名手であり、幼馴染のハーフエルフである銀髪をした勝気な美少女のプリムラ・ベルベデーレ。
『黄金の剣闘姫』と呼ばれた剣術と盾術の名人であり、姉の様に慕っていた金髪碧眼の巨乳美女であるグラウカ・ランドスケープ
美人で器量のいい彼女たちの尻に敷かれながらも、それなりに幸せな生活を送っていたシトラスの日常は或る日唐突に終わりを告げる。
魔王を倒すために『神の勇者』と呼ばれる異世界からの召喚者がロンダニア連合王国に五人召喚された事で、シトラス・レモングラスの運命は変わる。
王国でも上位の実力を持つ『特級冒険者』の多くが勇者を補佐する為の予備パーティーとして王宮に集められ、シトラス達のパーティーも予備パーティーの一つとして王宮にスカウトされる。
しかし、予備パーティーとしてスカウトされたシトラスのパーティーメンバーは、『神の勇者』の一人である『聖勇者』五十嵐・尚高の愛人として寝取られ、シトラス自身は追放されてしまう。
そんな中、シトラスは『神の勇者』でありながらも五十嵐・尚高に反抗してパーティーを追放された青年、立花・喜兵衛に一つの話を持ち掛けられる。
「僕と組まないか?シトラス・レモングラス」
こうして、自分の運命を狂わせた『神の勇者』の一人と共に新たに冒険者としてのスタートを切ったシトラスだったが、数奇な運命の末に、シトラスは暗黒大陸の裏社会を支配するゴッド・ファーザーとなり、遂には魔王を遥かに超える権力と武力を手に入れる。
そして、裏社会の帝王になったシトラスの元に、ロンダニア連合王国からの秘密の依頼が届く。
「どうか、『神の勇者』である五十嵐・尚高を殺してくれ」
裏社会の魔王となったシトラスは、かつての因縁にケリをつけるべく動き出す。
異世界ピカレスク浪漫ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 05:00:00
194269文字
会話率:26%
150年にわたる戦国時代を終えて、徳川家康の手によって徳川幕府が開かれて300年。
長きにわたる平和の時を過ごした瑞穂国に、ある日四隻の『魔攻船』が開国を要求して攻め寄せる。
それは、世界最大の帝国となったアヴァロニア連合王国からの使
者であった。
これを機に、瑞穂国は尊王攘夷思想の高まりとともに国内が分裂を始め、国内諸藩はそれぞれの思惑のもとで蠢動を始める。
最強戦力『奇兵隊』の総督である高杉晋作と、稀代の豪傑である桂小五郎を擁する長州藩。
狂信的な思想集団である『輪読の会』の中心人物である西郷隆盛の牙城となった薩摩藩。
風雲児である坂本龍馬の故郷であり、姦雄・武市半平太が中心人物となった『土佐勤皇党』の跋扈する土佐藩。
そして、それらの過激浪士たちを抑えるべく組織された、幕府の擁立する『新撰組』。
歴史の裏には、これらすべての武装勢力と関わりを持ち、時に彼らをつなげた忘れられた英雄がいた。
その男の名は、山岡鉄舟。
幕末最強の剣士と謳われながらも、歴史の陰に忘れ去られた男の、その知られざる物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-19 22:00:00
4287文字
会話率:14%
異世界『元球』。
そこでは、アルバノン連合王国が発端となった産業革命により、急激に機械文明と科学技術が発達していた。
その一方では、有史以前から続く魔法文明が存在し、貴族たちを中心とする特権階級は未だに魔法を『神から与えられた力』とし
て崇め、中には過激派となり暴動を起こすテロリストも数多く存在していた。
そんな世界に転生し、魔術師(ウィザード)の名家であるオルティス家に生まれたオニキス・ジェット・オルティスは、異世界で培った技術と知識、そして経験から、魔導師(ソーサラー)と名乗りテロリスト化した魔術師たちを一方的に惨殺していき、やがては『闇の魔導師に対する闇の魔導師』として、一般市民とテロリストの双方から恐れられる『恐怖の象徴』となる。
そうして、最悪の闇狩りとなったオニキスは、血筋から来る因縁により史上最強にして最凶の闇の魔導師とされるラモールモアの宿敵となり、弟のアゲート、妹のアイリスと共にラモールモアとその勢力を相手に激戦を繰り広げる。
そんな中、ラモールモアを殺すことのできる唯一の子供が生まれると知り、オニキスとラモールモアは、その子供を巡って死闘を繰り返し、やがてそれは世界大戦を巻き起こす程の激闘へと発展していくことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 01:01:18
14728文字
会話率:27%
2020年の東京オリンピックの中止は
日本国統合を崩壊させ、各地での地方ナショナリズムを勃興させるには充分過ぎるものだった。
税収の大幅減による時の内閣の小さな政府志向の結果生じた防衛費の大幅削減は、自衛隊の独立性の向上をもたらし、それらは
周辺諸国との直接的な貿易によって中央政府より強力な指導力を得た自治共和国の支配下に入っていった
日本各地で独立運動が激化する中、2023年に日本政府は特に独立運動が激しく、またもはや中央政府による完璧な統制が困難になってている各地方の独立運動を鎮静化すべく
北海道共和国、西日本連邦、北陸連合、大琉球国の連邦内で独立させ
国号を日本連邦へと改定したが、この行為は独立運動を加速させる結果となった。
2025年もはや中央政府より大きな指導力を獲得した西日本連邦は、その年開催された大阪万博にて日本連邦からの離脱を宣言、山口から近畿に至るまでの広い範囲に西方合衆国が建国された。
この動きに触発され、大沖縄帝国、長野共和国、新潟王国、能登半島及び北陸連合王国、北海道社会主義共和国連邦が相次いで独立
また、北海道の影響が削がれた東北地方では津軽共和国、福島共和国、秋田人民国が独立を果たし、その他の地域でも建国宣言が相次いだ。
この様な流れの中、北関東に位置する
茨城県も他地域に続くように、独立国家茨城共和国として2026年日本連邦からの独立を果たした。
しかし独立の直前まで防衛を中央政府に頼っていた茨城に、日本国の崩壊と同時に起こった周辺諸国からの侵略を止める力は無く、鬼怒川以西は中央政府の後継国家である首都連邦へ、また北部は福島共和国に奪われ、国力の衰退を招く事となった。
そんな混迷を極める茨城に、2027年ある一つのファシスト政党が誕生した…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 23:50:03
5892文字
会話率:41%
ガイア暦0522年、ギアザン帝国と名乗る宇宙艦隊が襲来。地球は瞬く間に制圧された。逃げ惑う一部の人々は、ナスカ高原に出現した巨大なメカニズムへと避難。リーダー格にアレック・アルベルン、バロラ・メルタ、モルガン・大門の3人がいた。その頭上に現
れたギアザン帝国艦隊は、「わが末裔、子孫である地球人類よ」と語り出した。
無差別攻撃を開始するというギアザンに対し、メカニズムは突如始動、七色の光に包まれた。メカニズムが再び姿を現したのは0400年、過去の地球だった。
ガイア暦0999年。過去の核戦争の汚染により、ベータミューと呼ばれる突然変異体の人類が発生していた。テレパシーや思念波と言った特殊能力を持つβμの暗躍で、世界はギネル帝国とデリバン連合王国に二分した。両国は戦争状態にあり、決戦となる宇宙艦隊戦が始まった。
ギネル帝国艦隊提督ガデルとデリバン連合王国司令デュビル・ブロウ中佐が率いる艦隊戦。激戦の最中、唐突に七色に光る異常空間が発生、両軍はその空間に呑み込まれ消えた。ギネル・デリバン両軍が出現したのは、0444年。メカニズムがタイムドライブした44年後の地球だった。その最高総司令部総長の地位にいたのは、ウィリアムズ・スミスと名を変えたバロラ・メルタだった。
ギネル帝国女帝ラナス・ベラは、過去の地球と知りつつもその美しい自然に魅入られ、ガデル提督に制圧を命じる。
ガデルと接触したバロラは、先祖と子孫の戦争を止めようと試みるが、戦火は拡大してゆく。バロラは日下炎大尉に自分の正体を明かし、戦争回避の思いとともにエジプトに行けと伝える。そこに、鍵が眠っていると言うのだ。同様にアレック・アルベルンは孫の轟・アルベルンに、モルガン・大門は息子のカズキ・大門に、メキシコそして与那国島へ行けと伝えた後、敵弾に倒れた。
三人が各々の場所で目の当たりにしたのは、光のピラミッドに格納されたタイプの違う宇宙戦艦だった。ギネル・デリバン両軍の攻撃を圧倒的な火力で退け、三隻は合流しドッキング。更に巨大な戦艦となった。艦名はラグマ・リサレックと判明。
報告を受けたギネル帝国皇帝ラナスは、ラグマは宇宙創生のエネルギーだと語り、ガデルに追撃と捕捉を命じる。同じくデリバン連合王国艦隊も追随する。
ラグマ。ギアザン帝国。謎を孕んで日下、轟、カズキは過酷な運命に巻き込まれていく。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 19:00:00
634298文字
会話率:41%
予言の女神ミナスの神託のもと、男子として育てられた砂漠の国エリモスの王女メリサ。連合王国の騎士団に加入する予定の前年、城下の冬至祭にお忍びで紛れ込んだ彼女は、些細な騒動に巻き込まれたところを傭兵あがりと思しき旅人アークスに助けられる。彼と
の出会いが彼女と、王国の運命を変えてゆく……
ギリシャ・ローマ神話にアーサー王物語をぶっこんだような世界観をお好みの方向けです。そのぶっこみ具合を楽しんでいただければ、と思っております。R15は微妙な残酷描写の保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 16:00:00
154812文字
会話率:53%
勇者アタミは連合王国の騎士団を率いて魔王を討伐した猛者であったが、魔王が死してなお、日々の過酷な戦いから解放されないことで自分がブラック勇者であることに気づき廃業を決める。そして三カ月後、地方都市の冒険者ギルドでホワイト事務職員としてアタミ
の人生は再始動したが、世界の闇と悪党は彼を放っておいてくれなかった。どんな強敵も一撃必殺。爽快俺TUEEEファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-07 21:00:00
130408文字
会話率:49%