大陸中央に聳えるサウア山脈中央部にある小王国アンパタ。
三大国に囲まれながらも、その三国に繋がる山越えの通商路の要所として栄え、三国いずれにも肩入れせず、中立を守ってこの地を治めてきた。
そんな小王国に西隣のグスコ帝国が攻め入り、建国以来の
危機が訪れる。
王妹は、宰相と近衛兵数名と共に都を脱出するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 14:11:15
23470文字
会話率:27%
トルトーノ国では国全体が反逆者達の暴動に頭を抱えていた。どんどん被害が増えてゆき、このままだと国が崩壊してしまう所まで来ていた。そんな中主人公は近衛兵として必死に働いていた。
いつも通り仕事を終えて帰路につくと白い宝石が売られていた。何とな
く宝石を買って家に帰ると彼女は突然何者かに拉致されてしまった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 01:28:30
21042文字
会話率:57%
ヴィルヘルムにガレイトあり。
世界最大の国家、ヴィルヘルム帝国有する騎士団〝ヴィルヘルム・ナイツ〟にひとりの男がいた。
男の名はガレイト・ヴィントナーズ。
ガレイトは、出自こそ華やかなものではなかったが、王にその才を見出され、栄誉あ
るヴィルヘルム・ナイツに入団。やがてガレイトは団内でその頭角を現していき、やがてヴィルヘルム・ナイツの団長であるエルロンド・オプティマスと一騎討ちの末、これに見事勝利し、団長の座を手にする。
しかし、名実ともに帝国最強──ひいては世界最強の騎士となったガレイトだが、その後、とある戦争中、敵の術中にはまり行方不明になる。
戦争はガレイトが不在ではあったものの、ヴィルヘルム帝国の圧勝。
そして戦争終結後、ふらっと国に帰ってきたガレイトは誰もが耳を疑うような発言をする。
「ヴィルヘルム王よ! どうか私が、この誉あるヴィルヘルム・ナイツの長を辞める愚行をお許しいただきたい!」
王城内にいた騎士たちだけでなく、侍女や王付きの近衛兵たちもどよめきを上げる。
そんな中、玉座にて頬杖をついていたヴィルヘルム王が、厳かに口を開いた。
「ふぅん。ちなみに、団長辞めてなにすんの?」
「りょ、料理人に、なりたい……です……!」
「へぇ、コックか。いいね、素敵だね。いいよ、なっても」
「あ、ありがたき幸せ……!」
こうしてガレイトは世界最強の騎士という称号を捨て、心機一転、料理人として新しい人生を歩み始める。
ヴィルヘルム帝国はこの日、ガレイトの新しい門出を祝う者、放心する者、泣き崩れる者、軽蔑する者、発狂する者たちで混沌となった。
──そして、そんな騒動から数年後、ガレイトは冒険者パーティ付きの料理人として、自分よりも遥かに実力で劣っている者たちにこき使われていた。
この物語は今まで剣を握り、鎧を身に纏っていた男が、包丁を握り、エプロンに着替えて、数多の食材たちと戦う(主に悪戦苦闘する)物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 00:01:26
452794文字
会話率:71%
敵は多く、精強であるほどいい。
いい鍛錬にもなるしいい稼ぎにもなる。
ナナは今日もギルドで依頼を受ける。
依頼の内容は専ら、戦争中の敵国部隊の攻撃や、土地の奪還等の傭兵任務だ。
基本的にこの手の依頼を受けた場合は軍と合流して共に行軍する
のだが、ナナは違った。
彼女は修行を主な目的としていたため自分が相手をする敵は多い方が良かったし、何より彼女はコミュ障だったのだ。
ある時いつものように彼女がギルドに行くと、王国近衛兵が彼女を探していた。
「おおナナ殿、お待ちしておりました。
国王陛下がナナ殿に此度の戦果に対する褒美を与えたいとの事。
我々にご同行いただけますかな?」
気乗りはしないが国王直々の呼び出しとなれば無下にも出来ずやむを得ず彼女は王城へと向かった。
「ナナヘ褒美としてお前が奪還した我が国の領地を与えよう。」
青天の霹靂にナナは固まってしまった。
貰ったはいいものの何をどうしたらいいのか。
とりあえず家と畑を作るところから始めよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 17:59:27
41164文字
会話率:24%
アラン王子の発言の意味を、誰一人理解することができずに静まり返る会場。
「一体どういうことでしょう?」
数分前に彼から婚約破棄を宣言された時よりも、遥かに困惑している様子のイザベラ公爵令嬢。そこに慌てた様子で息を切らして近衛兵のダニ
エルが駆けつけてきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 19:54:40
1958文字
会話率:68%
私の婚約者であるアラン様は、この王国の第一王子です。しかし、初めて彼の姿を目にした人の多くは、高貴なる血筋の持ち主だと気づきません。
彫りの深い顔に濃いゲジゲジ眉毛。分厚い唇に野太い声。褐色の鎧を身に付けているかのように発達した筋肉と
モジャモジャの剛毛に覆われた全身。
叩き上げの近衛兵長や、身なりのいいゴロツキや、服を着た体毛が薄めのゴリラによく勘違いされて困っているとご本人も仰っていました。
彼の愛称は『ゴリラ王子』。
驚くべきことに陰口などではなく面と向かってそう呼ばれているのです。本来なら不敬罪で処分されてもおかしくない暴言だと思うのですが、アラン様ご自身が「親しみやすくていいな!」と笑って容認なさっているのですからどうしようもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 20:03:20
5943文字
会話率:54%
【以前投稿した短編『追放された元男爵令嬢ですが、今はマタギやっています』の全三話完結連載版です】
「伏せてっ」
唐突に聞き覚えのある声が辺りに鋭く響いた。本能的にその指示に従い、その場に這いつくばった瞬間、頭上を掠めるように次々と七条
の赤い閃光が迸った。髪の毛が焦げたような嫌な臭いが辺りに充満する。恐る恐る顔を上げると、先程まで涎をたらして血走った目で俺を睨んでいた魔獣の頭蓋は無惨にもすっかり……止めておこう。とりあえずしばらく肉料理は食べられそうにない。
「は~間一髪で間に合って良かった。あら、近衛兵のゴードン様じゃないですか。お久しぶりですね! 私、王国から追放されたルイズですけど、覚えていらっしゃいますか? 今はマタギをやっているのですが……」
国外追放された俺の尋ね人が、聞いたこともない職に就いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 20:46:05
16740文字
会話率:56%
魔族が支配する世界
廃れる寸前の名もなき村で生まれた双子ベルとノイルは生まれつきの持病があった
兄のベルは耳が悪く齢8歳にして誰の声も届かない沈黙の世界に手を引っ張られ、片や妹のノイルは目が悪く同じく8歳にして光が差す隙間もない暗黒の世界へ
足を引きずられることになる
病気持ちの双子は村全体から迫害を受け続け9歳になった年孤児院に引き渡される
二年の月日が経ちそこでの生活が落ち着いた頃、軍事国家ユーテリアの国王に近々起きると予想されている「第七次世界魔大戦」の戦闘兵として引き取られるベルとノイル、
そこでの生活で剣の才能に目覚めた二人は次々と昇任していき僅か2年で王族の近衛兵となる
さらに月日が流れ3年がたった日魔物と人類との全面戦争第七次世界魔大戦が勃発
魔王討伐軍として戦線に駆り出された二人だったが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 23:47:19
4716文字
会話率:43%
かつてあったかもしれないアニメエンディング。情報求ム。
最終更新:2021-03-31 21:18:46
1597文字
会話率:0%
王女であるミリアは近いうちに遠方の国の、三十近くも年上の男に嫁ぐことが決まっていた。そんな状況でも日課の図書室通いを続ける彼女と何も言わず側にいる王女の近衛兵ロニの、とある一日と誓いの話。
最終更新:2021-03-01 10:09:09
2970文字
会話率:57%
結婚何それ美味しいの?
な公爵令嬢フィオーネがお送りする激アツバトルファンタ((間違えた、恋するバトルファンタジー。
ラムネス王国には"孤高の薔薇"と呼ばれる淑女がいる。その可憐な姿を見たものはいないとされている。
が、その実彼女は身近なところにいるのだ。
近衛兵隊長補佐として。
容姿端麗、秀才、礼儀マナーは淑女の手本のように淑やか儚げで。しかし一度剣を持てば男性をも打ち負かす。
彼女は何を目指しているのか!?
果たして真実の愛に気づくことができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 02:09:32
88804文字
会話率:62%
軍人の娘として生まれ育った主人公は、お転婆な幼年期を送り、進路について一悶着あった末、近衛兵を目指す。士官学校で出会った、かけがえのない友人とともに、彼女は無事、近衛兵としての第一歩を踏み出すのだが……。
一人の少女が、社会に出て色々
な経験を重ね、大切な人を愛しながら、少しずつ成長してゆく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 11:23:04
253509文字
会話率:23%
ものすごく長い名前の本を読んでみた僕の話。
ちなみに名前に意味はまったくありません。
最終更新:2021-01-10 11:29:13
2559文字
会話率:47%
勝手に人体改造され、人類軍の兵士として魔族軍と戦うも、上官に見捨てられ、最後の悪あがきと暴れ回る主人公アイ、その戦いぶりを見ていた魔王エヴァは彼女を宮廷近衛兵とスカウトされる、どうせ行くところはないので話に乗る彼女、魔王軍の兵士として自身を
見捨てた人類軍を滅ぼすために全力を尽くし、最前線で魔王と共に戦う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 11:28:50
3863文字
会話率:42%
魔王が世界に、危機をもたらそうとしているらしい。
プリンティア王女アスカは、生まれつき聖なる力を秘めていた。
世界の想像主アローラのお告げにより、近衛兵のエリス、傭兵のライデンと共に、旅立つアスカ。
彼女は、見事魔王を倒し世界を救え
るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 12:37:47
117729文字
会話率:55%
――外見詐欺のわたしを見初めたのは、外見詐欺のハイスペック軍人でした。
港湾都市の顔役を務める超絶童顔どうみてもいたいけ幼女な男爵令嬢エミリアは、名門伯爵家で宮廷近衛兵団の少佐、その鬼神のごとき強さと美貌で黒狼の異名を持つラルフに婚約を求め
られる。
堅物の朴念仁と聞いていたのに、めちゃくちゃ甘やかしてくるし、この人聞いてた話と全然違うんですけど。
いやわたしに求婚ってそっち趣味のヤバいやつじゃないのだいじょうぶなの???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 00:55:36
66838文字
会話率:42%
魔物によって塔の中に幽閉されてしまったルビー王女。
王女は恋をしたいお年頃。
美形な魔物のボスに愛されてしまうことを想像したり、救助隊の金髪近衛兵長がくることを望んだり。
しかし、現実は儚いもので救助に来たものは子どものちんちくりんだった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 07:24:31
64381文字
会話率:42%
幼い頃から王子の婚約者になるべく育てられたナターリエ。
十二歳を期に正式に王子の婚約者に選ばれた。
表面上王子との仲は悪くなく、このまま順調に王妃の道を歩むと誰もが思っていた。
ところがある日、王室主催の舞踏会に一人の伯爵令嬢が現
れた。
伯爵令嬢は王子に近づくと、色目を使って誘惑しだした。
ナターリエがたしなめると、伯爵令嬢は露骨に甘えた声で「誤解です~」などとのたまう。
その後もたびたび伯爵令嬢は王子に近づき、そのつどナターリエは礼儀をわきまえるよう注意をした。
ナターリエの我慢も限界に達しようかという頃、ある噂が王宮に流れ始めた。
ナターリエが伯爵令嬢に悪質な嫌がらせをしているのではないか、と。
ナターリエは否定するものの、王子との間に隙間風が吹き始めた。
その頃から、王子と伯爵令嬢が密会しているとの噂が、ナターリエの耳にも入ってくるようになる。
――でもわたくしは、殿下を信じております……。
婚約者としての立場が揺らぐようなことはないと、ナターリエは愚直に信じていた。
そして、ついに運命の日を迎える。
大聖堂で、衆目の中、王子の婚約者として聖なる祈りを捧げる日が。
ナターリエは祭壇にひざまずき、女神の前で祈りを捧げた。
ところがその瞬間、突然ナターリエの全身は黒いもやに覆われた。
「あの女は闇の魔女よ!」
伯爵令嬢の金切り声が響き渡る。
「君との婚約は、今この場で破棄とさせてもらう! 魔女との婚姻だなんて、あり得ないからなっ!」
王子の怒声を聞き、ナターリエは全身から力が抜け落ちた。
魔女だなんて身に覚えがない。いったい自分の身に何が起こっているのか。
王子にしなだれかかり、自分を見下しながら薄ら笑いを浮かべる伯爵令嬢……。
ナターリエはようやく悟った。
罠にはめられ、婚約者を寝取られたのだと。
近衛兵に引きずられながら、ナターリエは誓った。
いつかきっと真実を暴き、あの憎き女を魔女裁判にかけてみせると。
今、ナターリエの戦いが始まる――。
【カクヨムにも投稿中】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 12:08:50
66550文字
会話率:29%
うらさびた通りに存在する宿屋の店主と、女王陛下とのあいだには奇妙な絆があった。
近衛騎士トゥーラは二人の関係の発端について、ルクレチア女王陛下に問いかける。
これは、嘘かもしれないし本当かもしれない、アレクとルクレチアの昔の話。
※本作
は『セーブ&ロードのできる宿屋さん』のスピンオフです。四章『トゥーラの近衛兵入隊』を読んでる人向けです
※シノビガミシナリオ『セーブ&ロードのできる宿屋さん』動画を完結さしていただいたのと、本日コミックスのトゥーラ編更新日という理由で書きました。
※モリーン編収録のコミックス4巻が10月16日(金曜日)発売なのでそっちもよろしく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 11:00:00
5579文字
会話率:49%
異世界の牢屋に閉じこめられていた便(たより)は、エルフの王女のおもちゃにされ、まさかの排泄を強要される。嫌々、便が排泄をすると、排泄物はまさかの力を持ち、たちまち地には草花が芽吹く。
それを目をつけた王女は便を適当な環境大臣に任命して、便は
承諾。近衛兵たちとエルフの王女、さらには便のエルフの世界の環境保全の旅が始まる。
しかし、ルバラ村で王女はらちが明かないとまさかの人間の世界へ進行を決意。なんとか人間の世界へ行くと、今度はそこで反乱軍と手を組んで王女は人間の世界の工場破壊に加担。
最後は壊しに壊して逃亡。道中、近衛隊長が身代わりになり、王女一向は無事に逃げることに成功する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 13:25:38
15363文字
会話率:28%
とある王国の末っ子に双子の姫様がいたそうな。
その片割れが大層おてんばだとか。
彼女お付きの世話係はいつもいつも振り回されて、もう片方の姫様お付きの近衛兵を羨んでばかりらしい。
そんな4人を中心としたの話。
最終更新:2020-09-16 21:01:27
8275文字
会話率:38%
世界には5つの大陸と七つの海がある。その一番大きな中央大陸には、世界最小の国がある。アークレッドのフィル家に拾われた、西大陸の元王子が嫁をとるまでの話。アークレッドシリーズ。コンタの初恋とティアとウィルの出会い。マリアとの結婚まで、重い内容
、さくっと軽く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 03:16:55
20481文字
会話率:9%