鬼が祭られている神社に賽銭泥棒が来た。
最終更新:2021-01-10 18:20:57
576文字
会話率:23%
「話をしよう。これは、昔俺が知り合った不思議な少女の話だ――」
――令和二年、島根県の片田舎から東京の高校に進学した俺、杵(き)築(づき)直(なお)衛(え)は、五月の休日に一人、明治神宮の杜を歩いていた。
別に信心深いというわけじ
ゃない。ただ東京の観光地をいろいろ回ったうちの一つというだけだ。 特に願い事もなく、適当に社殿の賽銭箱に五円玉を投げ入れて手を合わせ、その後、そのまま杜の中をぶらぶらしていた。
「癒やされるな……」
年寄り臭いと思いながらも、ついそんな言葉が口をついた。
東京の中心地にありながらも先が見えないほど広い昼下がりの杜は、慣れない東京の生活に少し疲れていた俺に多少の安らぎを与えてくれた。
適当な道を選びながら歩き、奥まった場所の小路に差し掛かった時、大樹の近くでたたずむ一人の少女が目に留まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 23:11:21
6733文字
会話率:56%
近所の少女に賽銭泥棒と勘違いされたぼくは、とっさに自分は神様だから賽銭の中身を取ってもおかしくないと嘘をついた。しかし、依然として疑っている様子の少女に、本物の神様だと証明するため自分のお願いを叶えてほしいと持ちかけられる。
断れば即通
報、お願いを叶えられなくても即通報されるらしいので、ぼくに拒否権はなかった。しかも、少女は神様というのはみんなどこぞのランブの魔神のごとく、願いを3つ叶えてくれるものと思っているらしい。
はたしてぼくは、少女の願いを叶えて無事通報されずに済むのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 18:00:00
30808文字
会話率:54%
ある時少年は神様と出会った。
小さな神社の神様に。
ある時は遊び、ある時は食べ、ある時は学んだ。
哀しい神様と、悲しい少年は、いつしか惹かれあっていた。
それは果たしてなに故だろうか。
※カクヨムにも同じものを投稿する予定
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 08:28:30
14476文字
会話率:21%
抜き取ったお賽銭を数えることが趣味の、いい加減な数の神に頼まれて、おなじみ、中世ヨーロッパ風の異世界に転生した。ところが、この神様は転生者に、特殊能力や特殊アイテムを与える能力はないらしい。いい加減にしろ!まあ、神様の前に積んであった、お
賽銭を分捕ってやったけど。「生きっているって、どういうことかわからない?」という神様の要望に応えるべく、前世とこの世界を比べながら、生きていく事、逆に言えば死なないこと。要するに死ぬリスクに関わる情報を集め、それをネタにして、神様の暇つぶしに付き合いながら、この世界で生きていくことにした。冒険?やんないよそんな危ないこと。私は安全第一で生きていくんだからね。恋愛?そんな要素みじんもないよ。友情やライバル?それもないよ。何の売りがあるんだ?この話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 00:00:00
67825文字
会話率:1%
高校二年生の俺、水瀬蒼太は、毎日が華のない学園生活を送っていた。
そんな生活に嫌気が差した俺は、学校帰りになんとなくで寄った神社。そこで手を滑らせ財布ごとお賽銭箱に入れてしまった。
やらかしてしまったために、やけくそで神様にお願いをし
た。
「神様、財布ごと賽銭したんだ! 俺の願いを聞き届けてくれ! 俺は、俺は華のある恋愛をしたいです! どうか俺にラブコメできる力を!」
必死に、それはもう必死に願った。
翌日、いつも通りに朝起きて学校に行くと──
「ま、まさか……好感度が数値化されている、だと……!?」
──人の好感度が数値として現れていた。
これは他人の好感度が見えるようになった主人公が、ラブコメをする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 18:18:52
27607文字
会話率:52%
賽銭箱で集めるのはお金だけじゃないのです。
最終更新:2019-10-14 12:41:31
1103文字
会話率:31%
大平誠人(まこと)は地元の青柳高校に通う16歳、と言っても後2ヶ月で17歳となる。
土曜日の今日は、自宅から歩いて5分ぐらいの所にある神明神社に来ている。ここは誠人
の幼稚園小学生まで近所の子供たちとサッカーやゲームをして遊んだ場所。この神
社は
常に人がいることもなく地元の町会などが見回り掃除などを奉仕している。
誠人はお社の賽銭箱が置いてある近くに腰かけて、毎夜・4夜続けて同じ夢を見る不思議な出来事に思いを巡らせていた。・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 19:12:13
17569文字
会話率:40%
本木徹子は東京は葛飾区柴又の近くにある昔からの和菓子で育ち、毎日、
多くのお客さんが来る、繁盛店だった。毎日、通りを歩いている人を見ている内に
、その人の特長はもちろん、住所、年齢、仕事、既婚、未婚、恋人のいるいない、
恋人の名前など、聞こ
えた情報は、片っ端から覚えてしまう、不思議な能力の
持ち主で、近くの交番でも、その情報で、数件の事件の解決に役立った程だ。
そう言う事で、彼女と同じ能力のある人を集めて、警視庁に特別犯罪行動分析課を
作り、全国の警察から、彼女様な超能力のある人を面接して集めて、犯罪撲滅に
貢献してもらおうと考えた。しかし、知りたくない情報まで知ることもあり、
本木は、自分の心の中での葛藤もあり、一時警察を辞め、占い師も、したが、
世の中の役に立つのならと再度、特別犯罪行動分析課の設立のために、自分の
様な人を探し出す仕事をする事にしながら、中学時代の5人の仲良しの1人と
結婚した。その後、展開しく物語は、読んでのお楽しみです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 10:05:48
59348文字
会話率:1%
財政難の教会を救うべく金稼ぎに奔走する。美夕。
苦肉の策として、懺悔室に賽銭箱を置いた結果、偶然にも通りかかった男性がお金を入れてしまう。
初仕事に浮かれる美夕であったが、男から語られる話は婚活の悩みという意味不明なものだった。
面倒だけ
どお金が欲しい。そんな葛藤の末に美夕は男の相談役として奮闘していくことになったが・・・。
※この作品はNoteにも掲載中です「https://note.mu/konkatugamo/n/n076c1647a14b」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 02:24:24
7041文字
会話率:46%
赤に黄色に茶色の葉っぱ、歩くと音が鳴る玉石の路、僕を見下ろす朱色の鳥居、大きな鈴に賽銭箱。
それが僕の世界の全て。
たまに来る人たちと話をして、婆ちゃんの手伝いをして、同じ日々を繰り返す。
そんな日常がずっと続くんだと思っていた。
あの日、君に出会うまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 20:11:49
13594文字
会話率:54%
なぜ、なぜ、なぜ? 人は質問をする。
もちろん"突っ走りさま"は全力で質問にお答えします。
皆様必ずお賽銭をお持ちになってお参りにおこし下さい…
最終更新:2019-04-16 23:07:51
2069文字
会話率:42%
ご近所のご隠居に、初詣のお賽銭について聞いてみました。
最終更新:2019-01-03 20:41:50
200文字
会話率:25%
初詣にきた売れない社会人バンドのヒロ。
ボロボロのピックをお賽銭替わりに入れたら白い世界に連れてかれ。
そして目の前には巫女さんのような女がいた。
最終更新:2019-01-01 00:25:57
1558文字
会話率:0%
※1日3話 更新予定!※
※12/15~書き溜め期間に入ります。その間、昔描いた小説「付喪神よろず相談所」を投稿していくので、ご興味ありましたら見てやってください…!※
世の中、世知辛い!
信仰が薄くなった現代。神様もお金がなくて苦
労していた。
お賽銭や貢物が減って貧乏生活をしていた神様ヤツカはついに都会への出稼ぎを決意する!
そこで出会ったのは、神霊が原因の事件を解決する藤堂霊能事務所。
色々あって雇ってもらえることになったヤツカだが、そこは女の子ばかりの事務所で……。
彼女たちと事件を解決したりしなかったり。
典型的な霊能ドタバタラブコメディです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 00:03:42
129739文字
会話率:39%
賽銭箱から小銭を盗んだ
最終更新:2018-10-22 19:31:41
310文字
会話率:0%
人通りの少ない坂道にぽつんとある自販機。品揃えが変わっていて、見る者の好奇心をそそるその自販機には、ある秘密があった。
「お釣、いただきますね」
そんな女声の声を聞いたなら、貴方はどうする?
これはお釣を求める不思議な「ア
クジキジハンキ」の物語。
ちなみに、キャラクターは去年の夏ホラー作品「四十四物語」から起用しています。興味のある方はそちらもどうぞ。
夏のホラー2018参加作品(ガラケーのため非公式)
余談
この話を作るとき、タイトルの「アクジキジハンキ」で検索したところヒットしたのが0件で、「アクジキジハンキ」という検索項目初出ということでちょっと喜んでます。(本当に余談だな)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 12:00:00
139793文字
会話率:35%
子供のころ、背が低い俺にとって、神輿の担ぎ手は大いに負担だった。
地元では神輿を大きくゆするのが主流だったから、担ぎ棒ががんがん肩に当たる。
それにこたえた俺は、しばらく神輿から遠ざかっていた。
時は流れ、その年の祭りの年も、俺は賽銭の準
備をし、家に待機していたのだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 19:25:54
3829文字
会話率:5%
夏至から七夕までの間、その地域の神社では大小を問わず、祭りが催される。
そこでは賽銭を入れることが、強く勧められるのだとか。
その年。錠前職人の徒弟が、つい出来心で賽銭を盗みにかかった。
彼が手にした金の顛末は……。
最終更新:2018-06-30 17:23:08
3409文字
会話率:10%
短篇です。読んで字のごとく。
ツイッターで足の速い主人公の話を書くってお題があったので。
キーワード:
最終更新:2018-05-19 23:59:55
2820文字
会話率:40%
呪われているのではないかとクラスメイトから囁かれるほど不運の持ち主である『黒猫』こと黒木猫子。
彼女は初詣で必死にお賽銭を投げていた。
「今年こそ運勢を味方につけて犬君に告白するんだ!」
恋愛運最悪のアンラッキーガールがそれでもめげず
に恋する行方は……⁉
※ハッピーエンドで終わりますので御安心ください。
※以前に書いたものを改稿しました(旧作は削除済み)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 00:00:00
15068文字
会話率:46%