ここではないどこかの世界のどこかの都市に、ひとりの小柄な少年がいた。
ちょっとヲタな友達や幼馴染とのんびりと日常を過ごし、青春を謳歌する。
そう…… 彼はどこにでもいるような、平凡な男子高校生に過ぎないのだ。
彼が、とても不思議な体験をして
いるという事には、誰も気がつくまい……
これから話すのは、そんな平凡な男子高校生が体験した不思議な出来事だ。
そこは、不思議な出来事が、不思議ではなくなるかも知れないという世界。
いや、それほど御大層な話でもないか。ちょいと珍しい話ではあるけどね。
そこで彼がどのようなな体験をしたかを、知りたいかね? ……よろしい。
それでは、物語を始める事にしよう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:00:00
352846文字
会話率:18%
はっきりとは覚えてないが、物心ついたときくらいに、自分の中に『何か』があることを自覚した。
得体の知れない時限爆弾めいた感覚。
その感覚は、歳を重ねるたび強くなっていく。
これがいつか最悪のタイミングで爆発するのではないかと、俺はだんだん恐
ろしくなってきていた。
そんな漠然とした不安を抱えていた俺は、高校一年の夏休みを前に命を落とした。
死因は居眠り運転のトラック。
異世界には行けなかった。
代わりに長年抑え込んでた力がドバッと解放されて、この世に舞い戻った。理屈も理由もわからずじまい。
とりあえず人生をまた続けよう。あと新鮮な生き血飲みたい。
そしたらクラス一の美少女が刀持って殺しにきた。
……なんで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 10:11:29
109322文字
会話率:29%
男爵令嬢リフレクシア・リターナは何の前触れも……いや、彼女は気付いていた。
すでに婚約者である第二王子の気持ちは、立て直しがほぼ不可能なまでに伯爵令嬢へと傾いていたことに。
だが、第二王子はわかっていなかった。
無敵の反射令嬢などと呼ばれ
る彼女の、その底知れない力を──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 06:32:46
3659文字
会話率:35%
近未来、日本。
全国各地でツキノワグマやヒグマといった熊の生息個体数が爆発的に増加し、一方でその駆除にあたるハンターの人数は減少及び高齢化の一途を辿っていた。
一昔前の行き過ぎた保護政策と、狩猟免許取得に関する手続きが煩雑を極めたことが原
因だった。
やがて人や人間社会の文明を恐れない熊が市街地に出没するようになり、札幌や仙台で住宅内にいた住民が襲われる獣害事故が発生。
ついには北海道旭川市で、就寝中の一家五人がヒグマに襲われて全滅するという最悪の事案が発生するに至った。
事態を重く見た政府は、熊の駆除に関する判断の全権を持てる国家資格「熊狩士」「熊撃士」の創設を決定。
その専用狩猟用具の開発を大手企業「輪島秦重工」と、岐阜県関市の刀剣・製造販売「美濃関鍛冶工房」に依頼、防衛省の技術陣と環境省の狩猟部門が監修することで、熊を狩れる専門技術を持ったハンターの養成に乗り出した。
凄腕の熊狩士として全国に名を知られた前野高陽は、警察官だった五年前、恋人だった同僚の裕子をヒグマに惨殺され、そのヒグマへの復讐のために警察を辞職した過去があった。
手がかりは、裕子に撃たれて潰れた赤い右目のヒグマだということ━━━━赤隻眼(アカカタメ)と呼ばれるようになった仇のヒグマを執拗に追う前野は、相棒の若き熊撃士・村井健介と共に北海道中を股にかけ、いつ果てるとも知れない追跡の旅を続ける。
果たして恋人の復仇を遂げる日は来るのか。
ヒグマへの復讐のために身につけた、無法新神流居合術の妙技と熊斬り太刀「雷神」を武器に、前野の剣技は今日も人熊問わず冴え渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 12:26:15
27177文字
会話率:22%
とある小さな村に居た、病弱な少年は、『伝承の武士』に憧れを抱いていた。
その姿に自分自身を重ね、幸福感で満たされていた。
しかし、十年後。
少年は夢見た世界と現実との差に打ちひしがれていた。
自分の無力さに、自分自身でがっかりして
いた。
そんなある日の事。
少年が倉庫で寝ていると、村の外では惨事が起こっていた。
今朝村を出立した戦士たちが、ボロボロな姿で帰村してきたのだ。
何か姿も知れない化け物が、そうしたらしい。
少年は村の外へと飛び出す。
それは、認められたい一心での行動だった。
血反吐を吐くような旅路の末、化け物と遭遇する。
ソイツは、少年の何倍もの体躯を持ったドラゴンだった。
少年は持ってきた小太刀を使い、そのドラゴンと正面から対峙する。
両者が戦う理由は同じもので、それを知るのは勝者だけだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 12:19:20
12840文字
会話率:12%
筆者の妄想&創作を書き記しただけのものです。実際にはいたかも知れないと思いながら書いております。
落書きなので、面白半分に見ていただけると幸いです!
最終更新:2025-02-12 21:10:00
2477文字
会話率:0%
交通事故で家族を亡くした遠藤めぐるは、起伏のない日々をぼんやりと過ごしていた。
そんなある日、めぐるは見知らぬロックバンドのライブ映像を目にして、得体の知れない衝撃に見舞われる。居ても立ってもいられなくなっためぐるは、そちらのバンドで使用さ
れていたギターを衝動買いしてしまったが――それは、ギターではなくベースだった。
ギターとベースの区別もつかないぐらい音楽に疎いめぐるは、衝動のおもむくままに練習に没頭する。そうしてめぐるは音楽を通じて、さまざまな相手と巡りあうことになった。
*作中では実在上の機材が登場し、登場人物が使用感などを語るシーンもありますが、あくまで個人の見解となります。特定の機材を貶める意図はありませんので、ご了承ください。
*当作は『カクヨム』でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 17:00:00
1453684文字
会話率:43%
異世界の転生者における、起こるかも知れない弊害のようなもの。
こうなるかも? と思える作者の戯言です。
穴も多いと思いますが、作者の思考の限界ですのでご承知下さい。
最終更新:2025-02-10 09:51:00
59777文字
会話率:41%
高校入学前夜部屋にやって来た妹が突然告白
「お兄ちゃんわたしと付き合って」
人生初告白が妹って……
妹の涙を見て断り切れなかった俺は、返事を保留の状態で入学式に
同じ高校に通うことになっている妹
妹と付き合ってどうするんだーーーー?
超絶コミュ力を持った超ブラコン妹と、ボッチの優しい普通の兄とのイチャイチャラブコメ、妹と付き合ってみた結果は!
そしてその後次々と主人公に思いを寄せる様々な女子が現れ、新たな小学生の妹も誕生する!
注意してください、妹が嫌いな方は面白くありません、申し訳ありませんが、妹嫌いの方は当小説はご遠慮ください。(笑)
こんな妹が欲しかった、妹にこうなって欲しかった、こんな妹なら愛せるかも知れない……
ブックマーク2000件、アクセス150万!、ユニーク22万、総合評価4700ptになりました。ありがとうございます。
引き続き更新頑張ります。
(カクヨムにてなろうネタ、メタ等を削除した改訂版投稿中、マグネット、アルファポリスにも投稿)
SDキャラによる挿し絵導入、52-1でレギュラー陣全女性キャラ、他も順次入れていきます。
HJネット小説大賞一次選考通過しました。
第4回カクヨムweb小説コンテスト中間選考通過しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 07:47:11
790338文字
会話率:57%
全国大会……僕の夢はオリンピック出場だった。
叶わないかも知れない……でも、僕は自分の足を、才能を信じていた。
でも……それは叶わぬ夢となる。
僕は事故に遭い走れなくなってしまった。
誰の責任でもない、全部自分のせい。
でも……高等
部に進学して間もなく僕の前に彼女は現れた。
責任を……取りたいと言って……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 19:24:39
618033文字
会話率:37%
――早いことは良いことだ。
せっかちな貧乏高校生・戸坂赤士は、校則違反のアルバイトでなんとか生計を立てていた。
しかしある日、車椅子の少女・似鳥日陽にバイトの現場を目撃されてしまう。
学校側に密告しないことと引き換えに、日陽は脅迫じみ
た取引を持ちかける。
その条件とは、得体の知れない部活動への参加要請だった。
「俺はなにをすればいい?」
「フラフトです!」
フライング・フットボール――通称、フラフト。
それは大空を舞台に飛び回る亜音速の空中サッカーだというが……。
スピード狂とタマ蹴り少女が、死と隣り合わせの過激なスポーツに挑む!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 01:54:13
113335文字
会話率:44%
何かしらの破片でメモ書き。
そして、有り得るかも知れない推測を書き綴るだけの
粗末なモノ。
最終更新:2025-02-08 15:27:36
2979文字
会話率:1%
19歳の安河涼介は、多重人格を抱えて生きている。しかし、彼の中の人格たちは、まるで「最初から別の人間だった」かのように振る舞い、生前の記憶をほとんど持たない。
ある朝、涼介は目覚めた瞬間、自分の体が「自分のものではなかった」ような違和感を
覚える。病院へ行くと、担当医の江藤から「今朝、君の体を操っていたのは新しい人格だ」と告げられる。その人格は21歳の男性で、ひどく怯えていたという。
診察後、涼介は何気なくニュースをチェックする。すると、そこには「21歳の大学生が自宅マンションから飛び降り自殺をした」という記事があった。記事の内容を読み進めるうちに、涼介の中に冷たい確信が芽生える。
――今朝、自分の中に現れた新しい人格の特徴と、この自殺した男性の年齢・性別が一致している。
これは単なる偶然なのか、それとも何かの法則があるのか。もしそうなら、自分の中にいる「彼ら」は一体何者なのか――?
涼介の中で、得体の知れない恐怖と疑念が膨らんでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 14:15:28
1553文字
会話率:31%
ほのぼのなダンジョンのお話
ダンジョンでのちょっとした出来事なのかもしれない
スタートダッシュ
モンスター達が走り出す
それも彼等は闘いながら 攻撃魔法などを繰り広げたのだった。
「いくわよおお ファイアーボール」「アイス・スピア」
魔法を使える亜人モンスター
「ぴぎゃああ」「ふぎゃあああ」「!!!!」
情け容赦ないモンスター達の闘いかも知れない。
特に被害は勿論 足、逃げ足の速い雑魚モンスター達 スライムとかと
ほのぼのダンジョン短編集
他サイトにもあります
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-07 22:11:13
3463文字
会話率:40%
大正時代 生き別れの双子の姉妹 やがて 姉は伯爵令嬢となり 妹は孤児院育ちの内気な使用人
そんな二人の恋の行方・・
大きな店の若主人 それとも傷心の子爵
あるいは異国の貿易商の二人組?
美人で大雑把で食欲魔人の・・伯爵令嬢こと姉の食欲を
それとは知らない妹は
姉の食欲を満足させる事が出来るのか・・いや、そういう話じゃないかも知れない・・
他サイトあります PNのの 等折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 00:01:10
10254文字
会話率:71%
誤字脱字のオンパレードだと思いますが甘く見てくだせぇ!すぐ消す可能性大です。あらすじは何で書こうか迷っておもいつきませんでしたぁ!
最終更新:2025-02-07 21:59:05
8310文字
会話率:32%
本宅 "夢で逢いましょう" がとうとう1000話越えもしかしたら2000話越えても終われない 流石にデータ重過ぎますので此処に別館或いは掘立小屋同然になるかも知れないけど離れを作っときます あくまでもメインは未だ整理中の
本宅ですのであっちよりも不定期投稿となるのは御容赦を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 22:59:26
389835文字
会話率:5%
森の奥に佇む灰色の洋館で、先祖伝来の銀のペンダントが突然と姿を消す。外部侵入の形跡はなく、住人たちは呪いの噂や得体の知れない組織の暗躍、あるいは親族間の裏切りまで、思いつく限りの推測をぶつけ合い、混乱は深まるばかり。調査に招かれた探偵・浅井
レンは、「オッカムの剃刀」の教えを胸に、余計な仮定を排除しながら手がかりを追う。そして夜毎に響く不審な足音や囁き声が真相を覆い隠すなか、彼が突き止めたのは、あまりにもシンプルな事実だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 07:21:30
4251文字
会話率:25%
現在を舞台にした日常系の推察ものです。設定には歴史が含まれますが、当分出てくる予定はありません。気軽に読んで頂ければ幸いです。以下は、その設定です。
「名物の声が聞こえる」……不昧公の名で知られる大名茶人、松平治郷。公が生前に遺した
功績は計り知れない。
『古今名物類聚』は日本史上類をみない「名物の巨大カタログ」だ。
古美術鑑定において、不昧公の以前と以降で分かれると言っても過言ではない。
にも関わらず、鑑定士として不昧公が語られることは殆どない。
何故か?
自ら、その能力を隠したのだ。
「鑑定における『絶対の保証』など、命がいくつあっても足りない」
公が宿した『心眼』と呼ばれる能力は、物に残った痕跡を正確に読み取ることが出来た。その能力は、子孫に脈々と受け継がれて現代に至っている。
古美術鑑定の礎を築いた鑑定士の祖。
その功績と能力は、今も隠匿され続けている……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 19:50:00
29032文字
会話率:45%
「きみ、ぼくを尾行しましたね」
高校2年生の天蔵 螢介(あまくら けいすけ)は、さくや亭の主人にタマシイをつかまれた。その夜から異形のものが見えるようになり、亭主のなりわいを手伝うことになるが──。
〈聞き書き〉とは、話し手の言葉を一字
一句すべてを書き記して、ひとつの文章にまとめること。
※ シリアス+ギャグあり、微ホラー。亭主によるイイトコ取り、造語あり。こちはら[アルファポリス]にて連載中のキャラ文芸(新作)です。
※ 十翼(あやかし)は得体の知れない連中として登場しますが、危険な存在とはかぎりません。日常怪綺譚。独自設定あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 08:00:43
106000文字
会話率:52%
ピアノコンクール当日、この日の為に準備したドレスを着て、ステージ袖から客席を眺めていた。
パパは来れない。
ずっといろんなこと我慢してきたけど。抑え込んでいたものが溢れ出してくる。
ピアノも、学校も、家も、何もかもどうでもいい。
突如足元に
現れた得体のしれない黒い渦。
禍々しい黒い靄のようなものが渦巻き、その奥を覗こうとしても底知れない闇があるだけだった。
本能が警鐘を鳴らしていたのに、私は引き込もうとする渦に抗わなかった。
まさか異世界に飛ばされてしまうなんて思いもしなかったけれど…。
異世界では番だの結婚だの聖女だの…、私を置いてきぼりにして話が進んいく。
そんな時、私を助けてくれたのは稀代の魔術師と呼ばれる王弟だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 20:51:41
2239文字
会話率:13%
ある元日本人魔力使用者が第二世界空間のスパイ『呪風』として転生し、半年が経過した。三等工作員に昇進した彼は、堕天使イヴリーネを討伐するという当初の目的を果たすため、魔道具屋店主の冬雪夏生として首都に潜伏。他国のスパイや国内の敵を打倒しつつ
、情報を集めていく。
他方で首都の魔道具屋としての生活も満喫する冬雪。任務のない日は養女の幽灘や近所の子どもたちと遊んだり、新たな魔法を開発するなどして自適な暮らしを送っていく。その驚異的な魔法の実力は、共和国屈指のスパイたちをしても計り知れない……。
「ボクは元々、魔道具屋になりたかっただけなんだ。今の生活には満足している。それを壊すつもりなら、容赦はしない」
魔道具屋になりたかったスパイの日常を描く、異世界スパイアクション・ファンタジー。
※略称は『まどすぱ』とお呼びください。
※この作品は、「小説家になろう」「カクヨム」両サイトにて公開しています。内容はどちらも同じものをご覧いただけます。
※この作品は、「気まぐれ魔法店」「【改稿版】気まぐれ魔法店」から続くように製作されており、上記の作品をお読みいただいた方が内容を理解しやすくなっています。ただし、本作単体で読んでも充分内容を理解できるよう心掛けて執筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 18:00:00
107903文字
会話率:48%
伯爵令嬢シャナルの婚約者は騎士ニール。
ニールは精霊の愛し子のリリの護衛騎士になってからシャナルを構わなくなった。
しかも、リリと仲良くしている姿が報告された。
ニールは平民出身で、リリは孤児出身、没落しても貧乏になれている。
だった
ら、婚約破棄をされるその場で、リリが亡き者になれば、ニールは苦しむのではないかと画策する。
しかし・・・・リリは精霊の愛し子であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 12:01:25
7143文字
会話率:51%