色なしのアリアには、従兄のギルベルトが全てだった。
「ギルベルト様は私の婚約者よ! 近づかないで。色なしのくせに!」
(お兄様の婚約者に嫌われてしまった。もう、お兄様には会えないの? 私はかわいそうな「妹」でしかないから)
ギルベルト
と距離を置こうとすると、彼は「一緒に暮らそう」と言いだした。
「婚約者に愛情などない。大切なのは、アリアだけだ」
色なしは魔力がないはずなのに、アリアは魔法が使えることが分かった。
糸を染める魔法だ。染めた糸で刺繍したハンカチは、不思議な力を持っていた。
「こんな魔法は初めてだ」
薔薇の迷路で出会った王子は、アリアに手を差し伸べる。
「今のままでいいの? これは君にとって良い機会だよ」
アリアは魔法の力で聖女になる。
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 16:20:00
72458文字
会話率:33%
伯爵令嬢フィオナは、魔法が使えないという理由で婚約破棄された。
勘当された先で出会ったのは、隣国の王子ヨハネ・ヴァレンタイン。
彼に触れた途端、氷属性として覚醒――!?
魔法の使い方すら分からないフィオナに、王子は「魔法の使い方を教える」と
手を差し伸べる。
しかし交換条件は”王子の仮の婚約者を演じる”ことだった。
婚約破棄されたはずが、再び婚約者ポジションになってしまったフィオナ。
自分の価値を見出せなかった少女が、魔法という奇跡を通じて愛を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 06:20:46
30568文字
会話率:42%
主人公の親友とは主人公を陰で支え徹底的にフォローするクソ面倒な役割を持つ主要キャラである。そんな主人公の親友キャラ兼世話係に転生してしまったが、親友キャラの役割は想像を絶するモノだった。主人公を狙うストーカー、メンヘラ、殺人魔から自信を犠牲
にしてでも主人公を守り健気に手を差し伸べる。明らかに尋常じゃないメンタルが備わってないとできないある意味主人公より大変なキャラである。俺は今日も主人公を徹底的に支える。あー、早くヒロイン現れて主人公引き取ってくれないかなぁ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 17:39:34
686文字
会話率:77%
街の片隅で小さなブティックを細々と経営する、元男爵家令嬢のデスリンド。
彼女には“婚約破棄の導き手”、通称――【婚約クラッシャー】という裏の顔があった。
女好きでチャラ男の伯爵嫡男、すぐに手を上げる辺境伯の暴力令息、男尊女卑の思考に凝り固
まった公爵嫡男……。
身分差や人間関係などで断りたくても断れない“望まぬ婚約”を結ばされた、か弱き少女たち。
そのような少女たちに、デスリンドは救いの手を差し伸べる。
あるときは依頼人の姉、あるときは妹、はたまたあるときは母親……。
得意の変装で“ヤバい”親族になりすまし、婚約者との食事会に同行。
ケバい化粧にどぎつい香水、グロテスクな趣味の話などを駆使し、デスリンドは『自分が原因で』依頼人の婚約を破棄させる。
彼女に救われた令嬢たちは数知れず。
自分を慕うイケメン執事の想いに気づかぬまま、デスリンドは今日もまた望まぬ婚約をぶち壊す!
※一部、虫に関する描写(軽めだと思います)があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 18:21:26
11297文字
会話率:35%
一人の少年「ロイ」は式神と契約することが出来ずにいた。
式神が見つからないロイは周囲から馬鹿にされ、次第に心が荒んでいく。
その怒りの矛先はいつも母親へ向き、自暴自棄へと陥っていた。
とある日、唐突に悪魔たちが襲来した町は阿鼻叫喚の荒らしへ
と変貌し、ロイは大切な人を失う。
避難先でも差別を受ける中、一人の少女がロイに手を差し伸べる。
ロイはのちに悪魔討伐部隊へ入隊し、残酷なまでに悪魔を殲滅していく。
残酷成長物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 18:12:18
6361文字
会話率:33%
あやかし討伐を生業にしている少女・静麗(ジンリー)は師傅の命令で人の世の後宮で女官が殺された事件を追い、あやかしたちの世界が存在する陰陽鏡の裏離宮へと女官として潜り込む。
とある雨の日。静麗は隠れるように藪の中にいた小さな蛟に手を差し伸べ
るが、その正体は龍帝の弟、颯雨(ソンウ)だった。
颯雨はやがて龍帝の座を継ぐ天龍ではなくただの颯雨として見てくれたからと彼女に好意を寄せてくるが、彼が人間に対して不信感を抱いていることを知っているために、それを受け入れられない静麗。
果たして彼らの運命は……?こちら短編で一区切りつけていますが、後日カクヨムにて長編として投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 22:32:23
2524文字
会話率:36%
少年はある日の通学中に、銃を突きつけられている男性を発見する。
怯える男性を前にして、少年は事の静観に徹しているも、ひょんな事から盗み見がバレてしまう。
当然、男性から助けを求められるのだが、少年は男性に救いの手を差し伸べる事はなく──!
?
※この作品は小説投稿サイトノベルアップ+でも投稿しています。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 18:59:51
4209文字
会話率:34%
「兄さま、悪役令嬢やりませんこと?」
剣と魔法のファンタジー世界な乙女ゲームの悪役令嬢に転生したノワール。
彼女は攻略対象に婚約破棄されるだけでなく、闇落ちした末ラスボスの目覚めと共に死亡する未来が待ち受ける運命にあった!
しかもノワール
だけでなく、双子の片割れ(♂)キュリテも死んでしまう…!?
ノワールは待ち受けるデッドエンドから逃れるため、双子同士で入れ替わり闇と死の運命に抗おうとするが…。
なんと、美少女化したキュリテはノワールの予想に反して悪役令嬢への道を爆走!
「あれっ? これなんて悪役令嬢?」
無自覚にフラグを立てまくる自爆系ポンコツブラコン令嬢と、片割れをフォローするために暗躍するシスコン令息が、お互いに甘えたり溺愛したりしつつ、それぞれの手段で大奮闘!
果たして二人はこの先生きのこれるか!?
「兄さまとイチャイチャちゅっちゅしながら破滅を回避する話です! キリッ」
「ちゅっちゅはしないからな」
「膝枕と、ぎゅーはあるよ!」
これは、双子のきょうだいが『フラグ』を『反転』させて破滅に立ち向かう話。
――残酷な運命にある女の子を救う男の子と、過酷な運命を選んだ男の子に手を差し伸べる女の子のお話が好きな、あなたへ――
* 恋愛要素少な目注意。かなり薄いです。シスコンブラコンのラブコメ?がメイン。
* 最初はコメディ多め、ストーリーが進むとシリアス、暗めの内容に。
* 途中不穏な空気が流れますが、ハッピーエンド予定!
* 全4章予定です。
* ご感想ありますと、励みになります!
* カクヨムでも『双子兄さまの悪役令嬢女装? 大丈夫、破滅回避の主戦力だよ! ~深層反転の真偽編集者《バイナリィヱディタ》~』と言う題名で掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 21:46:52
104987文字
会話率:42%
優しくも厳しい両親、親しい友人、穏やかな日常。
悪意に満ちた人間に何もかもを奪われ、ただ一つ残った命さえも失いかけた少女に、偶然か運命か、一人のおじさんが救いの手を差し伸べる。
ただのエゴで少女を救った不器用なおじさんは、チョコレイトと言
う甘い菓子を縁として少女の凍り付いた心を溶かしていく。
信用しようとして信頼し切れず、それでも言葉を尽くしてホットチョコレイトを飲み交わして、二人は絆を紡いでいく。
チョコレイトで結ばれた絆は溶けて崩れて、何度も固められて強固になる。
少女とおじさんは、旅をする。
チョコレイトに包まれた、ほろ苦くも甘く甘い、魔法のような旅をする。
※カクヨム様とマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 18:00:00
137394文字
会話率:29%
蝶よ花よと育てられた、男爵令嬢アンヌマリー。しかし彼女は今、不幸のどん底にいた。多額の借金を抱えて彼女の家は取り潰され、彼女はただ一人、伯爵家のメイドとして働くことになってしまったのだ。
しかしそんな状況にもかかわらず、彼女は全く違うこ
とに頭を悩ませていた。
「味噌汁飲みたい……でも味噌なんて、どこにも売ってない……」
ひょんなことから、彼女は謎の記憶を取り戻していた。別の世界、別の場所で、一人暮らしの大学生として元気に過ごしていたという、そんな記憶を。
そうしてアンヌマリーは、その記憶の中で毎日のように食べていた和食を、どうしても食べたくなってしまった。しかし今の自分を取り巻く環境には、味噌も醤油もない。
「ないのなら、作るしかないわね」
彼女は記憶と勘だけを頼りに、様々な和食を再現し始める。そのさなか、彼女はディオンという貴族と知り合った。美形だが偉そうな彼は、ちょくちょく彼女の前に姿を現しては、和食のおすそ分けを要求するようになったのだ。
貴族の癖に、使用人の食事をかつあげする気か。アンヌマリーは最初こそ苦々しく思っていたが、次第に彼に心を開いていった。ディオンは、それはもうおいしそうに、彼女の食事を食べていたのだ。
恋人というには甘さに欠け、友人というには親密すぎる。そんな二人の幸せな時間は長くは続かなかった。アンヌマリーは働いていた屋敷を追い出され、一人とぼとぼと歩いていく。そんな彼女に、ディオンが手を差し伸べる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 12:13:07
196345文字
会話率:40%
「あなた、私の従者となりなさい」
金銀財宝。金があればどこまでも強く、なければないでどこまでも弱い「財宝竜」のお嬢様クローディア。お宝求めて西へ東へ。敵が立ちはだかればその拳で砕き、困っている人があれば手を差し伸べる。強欲に、豪胆に、
そしてなにより優雅に。出会いと別れを繰り返し、時には笑って時には泣いて。しがない冒険者の青年レドを振り回しながらどこまでも突き進む冒険譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 00:43:52
212950文字
会話率:51%
『美少女レンタル』
それは女の子をレンタルし、自身の望みを叶えることができるサービス
そこで貸し出されている『美少女』の一人、明元ひなこ
彼女はある日、システムを統括する組織、研究所が暗に画策する計画——『世界美少女化計画』のことを盗み
聞いてしまう
世界中を『美少女』で埋め尽くそうという、なんとも奇想天外な計画を阻止する為、組織から逃げ出した
彼女は、偶然出会った平凡な高校生、石崎優也に協力を依頼するも、とある事情で人助けに抵抗を持つ彼に断られてしまう
しかし、ひなこの危機を前に、優也は手を差し伸べる決心をする
計画の先に見る研究所の目的とは——?
——現代美少女バトル、ここに爆誕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 17:28:43
389526文字
会話率:60%
「貴方との不当な婚約っ、破棄させてもらうわ!」
侯爵令嬢である婚約者だったエレテレテに突如そう告げられた貧乏男爵令息のギフィレット。
婚約を告げ勝ち誇った表情を見せる彼女の隣には、国の王子であり美青年と名高いワールテスがいたのだ。
婚
約の破棄により周囲から嘲笑を受ける失意のギフィレット、しかしその手を差し伸べる女性が現れて……。
*当作品はカクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 17:40:24
15004文字
会話率:37%
公爵令嬢アミーリアは階段からこけた際、ここが前世で大好きだったラブロマンスファンタジー漫画の世界だと思い出す。そして自分は悪役令嬢だということも。
「アミーに転生するなんて……神様ありがとう!」
普通なら悪役に転生したことを嫌がるはずなのに
、アミーリアは歓喜の声を上げた。アミーリアには前世からの推しがおり、それは断罪後のアミーリアが追放先で出会い結婚する、名前も知らないモブキャラだったのだ。
絶対にそのモブと結婚したいアミーリアは、婚約者である第二王子、エリアスとの婚約破棄&国外追放を願って、シナリオ通り悪役令嬢として振る舞うことを決める。その陰で、自分の未来に関わらない原作で恋が報われなかったキャラクター達には救済の手を差し伸べることに。
そうしていざ迎えた学園入学。ここから原作がスタートするタイミングで、アミーリアはヒロイン、ステラと対面する。
自身を断罪へ導いてもらうためにステラと手を組もうとしたその時――。
「怖すぎて無理!」
ヒロインステラはアミーリアの悪役顔に怯え、そのまま逃亡してしまった。
こうしてアミーリアは〝ヒロイン不在〟の状況で物語を進める羽目に……。
ヒロイン代役を立てたり、必死にヒロインを探したり、婚約破棄のために必死に動いてみるもののなにもうまくいかない。
それどころかアミーリアがシナリオ通りを望めば望むほど、周囲は全然違う行動をとってくる。
「君みたいな女に振り回されていたなんて屈辱だ」
「なんだか急に、離したくなくなっちゃった」
ついには顔を見るだけでバカでかいため息を吐かれていた婚約者の様子までおかしくなって……!?
ヒロイン不在、阻まれる断罪――詰んでる悪役令嬢の奮闘物語です。
※R15は念のため。ガールズラブ要素あり。
前半はライトな嫌われ要素もありますのでお気を付けください。溺愛モードは途中からです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 02:21:50
53903文字
会話率:44%
あるところに3つの世界を支配する「神」がいた。その「神」は宗教で信じられているような手を差し伸べる神でも、天災を呼ぶ神でもなかった。「神」は世界を作り、その世界を眺めているだけの存在だった。「神」はある日、ただただ眺めているだけのことに退屈
した。そうして、「神」は初めて世界に干渉し、新たな舞台(世界)を用意した。そこに集められた3つの世界の知的生命体達。科学を突き詰めた人間。魔法により滅んだエルフ。破壊と創生のない獣人。それらは初めて、別種族の知的生命体と出会う。
※この小説はストーリーの展開の見通しが不完全なため、投稿頻度が低くなる可能性があります。
また、タイトルを決める時に某対話型AIに設定と原案のタイトルを入れて適当なタイトルを聞き、タイトルの意味にストーリーの展開が出たため、書くのに困った時はAIにストーリー案を求めるしれません。(求めた場合はあらすじに記入します。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 10:24:26
12268文字
会話率:85%
伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは王女エルミラに仕える十八歳の少女。人形のような愛らしい見た目をした彼女は、はじめ侍女として働いていたものの、やがてその能力が見出され、文官として働くことに。
けれど、ラルカはある日、領地に住んでいる姉メイシュ
から、王宮の華である侍女に戻ること、また早急に結婚をし、仕事自体を辞めることを命じられてしまう。
(わたくしは仕事を続けたい! 結婚なんてしたくない! 自由な生活を送りたい!)
一人思い悩んでいたラルカは、エルミラのお遣いに行った先で、侯爵令息であり王太子の近衛騎士を務めるブラント・ソルディンと出会う。
ひょんなことから、自身が結婚について悩んでいることを打ち明けたところ、ブラントがラルカに『僕と婚約しよう』と提案する。
彼もまた、親族から結婚を急かされて困っているというのだ。
互いの利害が完全に一致。
二人はいずれ解消するという約束で、仮初の婚約を結ぶ。
けれど、言いつけどおりに婚約者を作ったというのに、ラルカは姉メイシュの束縛が解けきらず、きせかえ人形のような生活を余儀なくされる。
「家においで」
そんなラルカに、ブラントが優しく手を差し伸べる。
そこから、二人の甘い偽装婚約生活が始まって――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 12:00:00
110210文字
会話率:30%
旧題:王太子争いに巻き込まれた婚約令嬢(仮)は、今日も運命の出会いを求めて宮仕えを頑張ります!
公爵令嬢クララは、内侍(王族の秘書)として城へ出仕することに。ところが内侍は、未来の妃に箔を付けるための役職だった。
おまけに、この国の王
太子は未だ定まっておらず、宰相の娘であるクララは第3王子フリードの内侍兼仮の婚約者として王位継承戦へと巻き込まれていくことに。
けれど、運命の出会いを求めるクララは、この婚約を受け入れるわけにはいかない。憧れだった宮仕えを諦めて、城から立ち去ろう。そう思っていたのだが。
「おまえはおまえの目的のために働けばいい」
フリードの側近、コーエンはそう言ってクララに手を差し伸べる。これはフリードが王太子の座を獲得するまでの契約婚約。その間にクララは城で思う存分運命の出会いを探せば良いと言うのだ。
クララは今日も、運命の出会いと婚約破棄を目指して邁進する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 12:02:32
131226文字
会話率:35%
王太子ジャンルカの婚約者であるディアーナはある日『新たに聖女が現れたから』と、一方的に婚約を破棄されてしまう。この国では王族と聖女が婚姻を結ぶのが慣わしだった。けれども、突然の婚約破棄にディアーナは納得ができない。そんな彼女にジャンルカは
「君と一緒に居ると疲れるから」と冷たく吐き捨てるのだった。
その翌日、ディアーナはジャンルカが新たな聖女ロサリアと仲良さげに歩いている所を目撃してしまう。婚約破棄が原因で、クラスメイト達からも陰口を叩かれていたディアーナは、己の存在価値を見出せなくなった上、激しい自己嫌悪に苛まれることに。
「ディアーナは何も悪くないよ」
ジャンルカの弟、第二王子サムエレはそう言って、ディアーナに救いの手を差し伸べる。その日を境に、ライバル同士だった二人の距離はぐっと近づくことに。
そんなある日、サムエレに誘われて赴いた夜会で、ディアーナは元婚約者であるジャンルカと再会する。そこで彼が口にしたのは、思いもよらない内容で――――。
※2万字~3万字前後の短い小説です。近日中に完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 22:00:00
25793文字
会話率:37%
日本という平和な場所で生まれ育った心優しい少年は修学旅行の帰り道で事故によりクラスメイトを失ってしまった。
自分だけが生き残ってしまった少年。失意の中、とある女神が手を差し伸べる。
「私の願い、聞いてみる?」
クラスメイトを生き返すため
に異世界で女神の願いを叶えていく中、いつの間にか世界を救っていた。この話はそんな物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 23:55:07
10516文字
会話率:61%
これは、『天使のなりそこない』として虐げられるミリオンが、『推しへの萌える想い』でキラメク毎日を求めて飛び出し、真の覚醒を果たす物語。
ゴースト魔法の名手になり、敵意を向ける相手にもポヤヤンと天然の穏やかさで手を差し伸べるヒロインが、至福
のハッピーエンドを掴み取ります!
「ミリオン、君との婚約を白紙に戻したいんだ」
そんなミリオンこと、伯爵令嬢ミレリオンの元に、1年ぶりに訪れた婚約者――公爵家子息のセラヒム・プロトコルスは、義姉ビアンカを傍らに侍らせてそう告げた。
勝ち誇った笑みを浮かべるビアンカは、後妻の子でありながら長女であり、ミリオンを虐げ続けて来た性悪。なのに、誰よりも「天使」に近い資質があると言われている少女だ。この国にまれに生まれて来る使徒の一つ「天使」は、強い魔法を持って家門を発展させると言われている。だから貴族なら誰でも欲しがる存在で、ミリオンの婚約者も例外ではなかったらしい。
けど、解消や破棄ではなく「白紙」とは?と首を捻れば、ミリオンとの婚約を無かったことにするため、身勝手にもほどがあるとんでもない手段が画策されていた―――!
窮地に追いやられたミリオンが自分のために生きようと決意した時、脳裏に浮かんだのは、たった一度出逢った緑髪のキラキラと美しい少年の姿。彼に再び会うために、ミリオンは萌える思いを糧に真の姿へと覚醒して行く!
※この作品はカクヨム様、アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 09:00:00
106194文字
会話率:36%
困っている人に手を差し伸べる心優しい女子高生の佐々木 茉奈(ささき まな)。一方でその幼馴染の濱岡 慧祐(はまおか けいすけ) は茉奈に対して他人のために自分を犠牲にするなんて馬鹿げていると苛立ちをぶつけてくる。しかしある時、茉奈の命の危
機に慧祐が命を懸けて行動し……
注:(多分)すっきりしない切ない終わり方の物語です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 21:55:12
8968文字
会話率:37%
平坂 桜はただの人だ。昔から困っている人を助けるのが好きだったけれど、それはきっと、誰かに求められたいという、僕の身勝手で気持ちの悪い願望でしかない。それが嫌で、いつしか自分から手を差し伸べることはしなくなった。誰かの救いになりたい。自分の
おぞましい欲を他人に押し付けたくない。混同する心は、僕をただの人にした。
そうして生まれたただの人は、救われたいと望むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 04:44:50
1394文字
会話率:4%