色なしのアリアには、従兄のギルベルトが全てだった。
「ギルベルト様は私の婚約者よ! 近づかないで。色なしのくせに!」
(お兄様の婚約者に嫌われてしまった。もう、お兄様には会えないの? 私はかわいそうな「妹」でしかないから)
ギルベルト
と距離を置こうとすると、彼は「一緒に暮らそう」と言いだした。
「婚約者に愛情などない。大切なのは、アリアだけだ」
色なしは魔力がないはずなのに、アリアは魔法が使えることが分かった。
糸を染める魔法だ。染めた糸で刺繍したハンカチは、不思議な力を持っていた。
「こんな魔法は初めてだ」
薔薇の迷路で出会った王子は、アリアに手を差し伸べる。
「今のままでいいの? これは君にとって良い機会だよ」
アリアは魔法の力で聖女になる。
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 16:20:00
72457文字
会話率:33%
婚約破棄された私に求婚してくれた王弟殿下。
ずっと憧れていた彼は、年上のイケオジだ。
けれど、結婚初日に彼の口から告げられたのは「君を愛するつもりはない」という冷たい言葉だった。
すれ違い年の差カップルの、過保護な溺愛に至るハッピーエンド
の物語。短編版総合日間2位ありがとうございました。こちらは連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 11:33:38
66883文字
会話率:44%
婚約破棄された私に求婚してくれた王弟殿下。
ずっと憧れていた彼は、年上のイケオジだ。
けれど、結婚初日に彼の口から告げられたのは「君を愛するつもりはない」という冷たい言葉だった。
すれ違い年の差カップルの、過保護な溺愛に至るハッピーエンド
の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 08:05:38
6231文字
会話率:42%