醜い人間が築き上げた社会を憎悪し、世界を原初の姿に戻そうとした、魔王。その魔王を倒すべく立ち上がった六英雄。国家も巻き込んだ、激しい戦いの末に、六英雄は魔王討伐に成功する。この戦いは、後に魔王大戦と呼ばれるようになる。
魔王大戦で最も活躍
した大賢者エミール。その力を恐れた、魔導大国マギルヒカの魔女ナラーファは、彼に毒を盛った。今際の際のエミールは、血を吐きながらも、自身が保有する魔力を全て消費して、転生魔法を発動させる。
次の瞬間、エミールは見知らぬ場所で目を覚ます。時は過ぎ、21年後。しかも別人の体になっていた。悪名高い高利貸しクロードに、エミールは転生してしまったのだ。さらに、蘇生魔法発動の代償として、魔力バンクに対して1億MPの負債を抱えてしまったことが明らかになる。
クロードは魔力を持てない体質。しかし、エミールが元々持っていたスキル「魔力ドレイン」があるので、相手から魔力を奪えば魔法を使える。その力を利用して、高利貸しの仕事をしながら1億MPを返しつつ、マギルヒカの女王として昇り詰めたナラーファに対して復讐を果たそうとする。
やがて、事態は秘密結社や、他の二大国、そして魔力バンクを使って覇権を狙うマギルヒカをも巻き込んでいき、大きな戦いへと発展していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:55:38
33955文字
会話率:43%
デビュタントが行われる王宮のパーティー会場で、赤いジュースを髪に浴びてしまった令嬢は、夜の庭園で拭う。ベージュ色の髪を夜空の月光色に変えて。
王宮の方に、こちらを見る同じ月光色の長髪の男性が見えて、慌てたが手遅れ。彼が来てしまった。同じ美し
い月光の髪色を持つ男性を見上げて、拭い終わった髪をベージュ色に戻すと彼は息を呑んだ。カーテシーをして、無言を貫いた。
「(実の父親と会うなんて、赤ん坊の時以来か)」と冷静に思う令嬢。
彼は実の父親であり、この国の皇帝陛下なのだ。
しかし、事情が複雑。自分に興味を示す皇帝に、せめて皇妃と話せと言っておく。
事故で生まれた令嬢。引き取った母親の家族には冷遇されているが、魔法と頭の良さを活かして生き延びてきた。
唯一心を許せる身内は、一つ上の従兄のみ。そんな従兄が、学園の稽古場で暴君と悪名高い公爵令息に痛めつけられているところを目撃。飛び込んで、応戦。
「暴れ馬が。手綱で絞め殺してやろうか」「っ!」
皇帝の隠し子である転生者の令嬢と、ツンデレ暴君の公爵令息の話!
(アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 06:35:12
41796文字
会話率:37%
いい結婚相手に巡りあうための条件。家柄、持参金、そして、体型——こんな社交界もう嫌だ!
伯爵令嬢のヘレナは「胸が小さいから」という理由で婚約破棄されてしまう。外見至上主義の社交界に不満が爆発したヘレナは、「自分のためにバストアップし
て社交界を見返してからシスターになって引退してやる」と決意。
そこへ、女たらしと悪名高い侯爵、ヴィンセントが通りかかり、なぜかヘレナの計画に協力すると言い出した。色恋ではなく仕事としての利害の一致という理由で、ヘレナはヴィンセントと協力関係を結ぶことになってしまう。
裏の目的がありそうなヴィンセントと協力し、ヘレナはバストアップして社交界を見返すことができるのか? そして無事シスターになり引退することができるのか?
*真面目に書いていますが、フィクションとしてお楽しみいただけますと幸いです。
*ほかサイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 23:10:00
37782文字
会話率:42%
金融業界の復讐劇と金儲けをした後の半生を弱者救済に翻弄した男の物語。
世話に成った金融業者が金融関係の詐欺集団に騙されて、会社は倒産、一人娘は精神異常をきたして病院生活、、そして、金融の手ほどきを受けた恩人は自殺したいた。その復讐を計画して
、自分の全財産を掛けて、騙した相手に罠を仕掛けて復讐を成し遂げる、「義」を貫いた男のサスペンス。
やくざ相手でもどんな悪業でも金を貸して儲ける男の半生、しかし、命にかかわる事件に合い、身を隠した。
暫くして、男は方向転換をして、今までに悪銭をもうけたその分を弱者救済に走った男の償い半生の物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 03:31:16
41073文字
会話率:11%
放蕩息子が勘当されて、探し当てた弟とその友達を助ける兄弟愛、、、自分の友達が詐欺に会い、それを助ける友人愛を含めたサスペンス小説。
最終更新:2023-07-13 08:29:45
7813文字
会話率:9%
「リリエンヌ・ローゼ嬢。そなたの魔力を封じ、ファメオ国より永久に追放する」
誰からも愛される優しい美貌と、癒しの白薔薇の魔力を持つリリエンヌ。
悪名高い婚約者のラビニア嬢を見限った皇太子に愛され、婚約間近……だったはずなのに、突如別れを告
げられ、おまけに国外へ追放されてしまった。
何故なら、てっきり婚約破棄されると思っていたラビニア嬢が、急に皇太子に溺愛され、ヨリを戻してしまったから。
おかしい……何か違和感を抱えたまま、訪れた一軒の占い店。
そこで知った事実にリリエンヌは驚愕する。
えっ……ここは誰かの創造上の世界で、本当は私がヒロインだった?
やっぱりラビニア嬢が悪女で、本当は彼女が追放される運命だった?
歪んだ運命を戻す方法は、ある人物が鍵だと言う。
そんな『れあきゃら』に簡単に逢えるワケ……居た!!
ようし、上目遣いで……瞳をうるうるさせて……
必殺技で、なにがなんでも協力してもらうわ!
あざと可愛い(?)リリエンヌが、出来るだけ苦労せず、他力本願で皇太子の愛を取り戻そうとするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 06:17:03
113327文字
会話率:45%
記憶喪失で捨てられていたところをハルファスト家に拾われ、メイドとして育てられた主人公・クラウは、お嬢様やその母にいびられながらも仕事をこなす、健気な少女。
そんなクラウはある日、ハルファスト家に届いた縁談の身代わりとされてしまう。
しかしそ
の縁談を申し込んできたのは、「暴君伯アルバート」!
国の中でも悪名高い辺境伯は、クラウのことを違う誰かと間違えて縁談を申し込んできたようで……?
真相は果たして誰の手にあるのだろうか?
そしてクラウは本当に「暴君伯」と結婚してしまうのか?
クラウの記憶は無事に戻るのだろうか……?
そして皆々が迎える、その運命はいかに!!!
Web小説初投稿です! お手柔らかにお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 21:04:02
42509文字
会話率:37%
この度、いろいろあって転生しました。転生先はなんちゃらってゲーム世界の悪役貴族だとよ。主人公のイケメンムーブの生贄になってくたばる役回りらしい。
しかもよくよく聞けばクソみたいな人生を送るそうだ。
ははっ。
・
・・
・・・
じょーとぉじゃねーーーーかあああああっ!!
お望み通り悪役貴族やってド派手に死んでやろうじゃねーかぁっ! こんな罰ゲームみたいな二度目の人生に未練なんてねーよ、クソがああっ!!
ふっざけやがってっ! ふっざけやがってぇええええっ!! 見てろよ、この野郎っ! 俺はっ!! 俺が思うまま、望むまま、邪悪になってやるぞっ!!
侍女A:最近、若様が部屋でぶつぶつ言ってること多くない?
侍女B:気難しい年ごろなのよ、きっと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 17:00:00
154716文字
会話率:27%
ここは才能がスキルとして可視化できる世界。
エルトリア王国を活動拠点とする若き冒険者ルクスは、妹のレナに手を出さないことを条件に汚れ仕事を請け負っていた。
彼女を名門の魔法大学に入れて卒業させるまで耐え、後はあの娘だけでも逃がす。歯を食いし
ばっていたが彼だったが、もう用済みと判断されて仲間たち七人から襲撃に遭う。
「今流行りの追放ってヤツか⁉」
「あぁ、そうさ。ただしパーティからではなく『この世から』だがな!」
全員が強力なユニークスキルの所持者という絶望的な状況、彼は自前の力で善戦してみせるが、最後は妹を人質に取られ、健闘むなしく兄妹共々殺害されてしまう。
――お兄ちゃん、生きて……。
妹の遺言が残響として耳に残る中、目を覚ますと記憶と能力を宿したまま赤子の少女に転生していた。ルクスは壮絶な過去から目を背け、少女レティとして生きる道を選ぶ。
それから十六年。かつての仲間たちは地位と名声、そして裏社会での悪名を得てより凶悪な存在へと変貌を遂げていた。
彼らは今まで自分たちが築いた特権をいいことに横暴の限りを尽くす。目に余る悪行と蛮行を目撃したレティは、これまで抑えていた怒りを爆発させ、衝動のままに再び剣を取る。
「これ以上、俺の思い出を汚すってんなら容赦はしねぇ」
血で血を洗う報復劇の果て、彼女の行き着く先とは――。
――――
カクヨムでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 21:55:17
9483文字
会話率:56%
とある青い惑星にある、日の本の国。
そこでは死した者たちが、記憶を宿したまま魔術の発展した世界へ行くことが幾度も起こるという。
その者たちは皆 黒髪黒目で、神の祝福や世界の願いを受け、究極の力を得るという。
究極の力を以って、ある者
は悪を倒し、ある者は国の情勢を変え、ある者は平和な日常を過ごし、ある者は悪名ある貴族や王家の異端児に生まれる。
究極の力に魅了されたのか、憧れたのか……その地に住まう者たちは、異界から来た者に集っていく。また彼らよって、魔術の発展した世界は平和になるという。
さて。
異界の者に縋り得た平和。それは、真に平和だろうか。
異界の者に頼り得た進化。それは、真に世界の願いだろうか。
神の祝福に集まる仲間。それは、真に仲間だろうか。
偶然手にした貼り付けの力。それは、真に強さだろうか。
絶えず続く悲しく空しい歪な世界……
そしてまた、異界から一人の少年が降り立った。
純白の髪を持つ彼は、神の祝福を受けずに世界に落とされた。
これは彼と仲間の、やがて世界を揺るがす、革命の旅路だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 20:07:36
32087文字
会話率:56%
「神の料理人」とは、食した者に魔力を与える料理の作り手である。
前王の暴虐に耐えかねて逃亡した、神の料理人。霊山の奥深く、若干命がけの隠遁生活を謳歌していたところ、突如前王の末子に踏み込まれる。「惰弱」「無能」の悪名高い王子は、料理人を強
引に祖国奪還の戦いに駆り出すが、魔法料理を食べて力を揮うべき王子本人がまるであてにならない――
二人の間に、そして王都に拭い難く残る前王の呪縛。やがて二人は絆を結び、国を色濃く覆う影に立ち向かっていく。
これは、大きな呪いに囚われた二つの魂が、手を携えて己を取り戻す物語。
※基本は主人公と王子のバディですが、その他「前王と主人公」「王子と従者」など、複数のブロマンス要素が入っています。
※6/27~7/1の短期集中連載。全45話14万字を、各日1章分ずつ(初日・最終日のみ2章分)投稿します。完結保証。
※カクヨムにも同題(サブタイトルなし)にて投稿しております。内容は同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 20:21:12
139288文字
会話率:36%
「エリーゼ、君との婚約を破棄する。僕は君の妹、ララを妻に迎えたい」
氷のように冷たい美貌を持つ公爵令嬢エリーゼは、王太子に婚約破棄される。王太子は華やかで可憐な義妹のララを愛し、エリーゼが大聖女となるべく努めた11年の日々を否定した。
「エリーゼお姉さま、あなたの左胸にある『聖痕』を私に頂戴? いいでしょ? いつも何でも私に譲ってくれたんだから」
義妹のララは王太子の寵愛を勝ち取り、古代の魔道具を悪用してエリーゼの聖痕を奪い取る。自らの肌に聖痕を宿したララは、王太子妃と大聖女という2つの地位を手に入れた。
一方のエリーゼは家族による冷遇を受け、精神を病んだことにされて領内にある廃屋敷での隔離生活を強いられることに――
しかし、廃屋敷に向かうエリーゼの馬車は、魔獣の群れに襲われてしまう。魔獣に喰い殺される直前、エリーゼを救い出したのは銀髪金瞳の騎士だった。
野生の獣を思わせる鋭い美貌の彼は、魔狼騎士ギルベルト=レナウ。ザクセンフォード辺境騎士団の団長であるギルベルトは、魔狼に似た容姿を持ち、魔狼のように残虐と言われる悪名高い騎士だった。
虐げられていたエリーゼは、魔獣騎士ギルベルトに救いを求めた。
「本気で俺にさらわれる覚悟はあるのか? 自分で選べ。俺が怖いなら、逃げた方が賢明だ」
「あなたと行きます。……助けてください」
孤独に凍えるエリーゼの心を優しく溶かしていったのは、ギルベルトとの甘やかな日々だった。氷の令嬢と魔獣騎士、不器用な2人は深く惹かれ合う。
一方、大聖女の役目を果たせない義妹ララと王太子は、次第に人々の信頼を失っていき……
これは、すべてを奪われ不遇にされた『氷の令嬢エリーゼ』が、魔獣騎士の溺愛に溶けて幸せをつかみ取るまでの物語。
*ざまぁ有りの回はサブタイトルの数字横に『*』記号がついています。
*妹サイドの転落・ざまぁは8話から。
*設定ゆるめのテンプレご都合展開ですので、ゆるくお楽しみください。
*他サイト併載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 08:05:18
136589文字
会話率:50%
「お前のような醜い女は私の妃に相応しくない」
婚約披露パーティーで、婚約者であるジョルジュ王太子から罵声を浴びせられ、婚約破棄を告げられたローズマリー公爵令嬢。
密かに王太子と恋仲であった義妹であるイザベラが王太子の婚約者へと成り代わり、人
生に絶望したローズマリーは部屋の窓からその身を投げる。
しかし奇跡的に一命を取り留めたローズマリーは代々一族に伝わる不思議な能力に目覚める。
世間から悪名高い令嬢と言われたローズマリーはその力を使って新たな人生をスタートさせるのであった。
*恋愛色やや薄めの復讐劇的なお話です。
*前半ヒロイン、後半は王太子目線となっております。
*誤字脱字ありましたらご報告して頂けるととてもありがたいです(*-ω人)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 21:50:12
16614文字
会話率:28%
社交界の悪女として悪名高い伯爵令嬢モイラを、自身の都合のため妻としたアテナエ公爵オーベル。
彼女の悪評や高慢な様子に辟易とするオーベルだが、どうやらそこには偏見があったようで……?
最終更新:2024-06-04 00:00:00
170283文字
会話率:36%
一人の男は一つの悪名高いゲーム
[有限の世界で無限に至るもの]に飲まれてそのゲームをやり続けていると
本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと
ノベルアップ+で投稿しています
最終更新:2024-05-27 17:02:11
3804文字
会話率:63%
幼い頃に親を亡くした少年‘‘ジーク‘‘は、都市の中でも悪名高い貴族の元に奴隷として引き取られこき使われるようになる。
そんな奴隷としての生活を何年も続けていた彼は、屋敷の地下に囚われていた少女‘‘レイラ‘‘と出会う。何だかんだあってレイラを
助けることにしたジークは、彼女からとある場所まで届けてほしいと頼まれることになる…。
「最後にひとつお願いを聞いてくれるかしら?ーーーー私をある所まで届けてほしいの。」
「なんだそんなことか。一度乗りかかった船だ、最後まで付き合わせてくれ。で、ある所ってのは?」
「ーーー魔王城。ーーー私を魔王城まで送ってほしいの。」
「よしわかった。お前を魔王城まdーーーーーーー⁈」
「ま、ま、魔王城ーーーーーーーーーーーーー!!」
かくして少年ジークは、一人の迷子をめぐって巻き起こる荒波に飲まれながら世界を冒険することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:00:00
4724文字
会話率:33%
「リリア、本日を持って君との婚約を破棄する!」王太子トーマス殿下に婚約破棄された私、リリア。そのトーマス殿下の腕にぶら下がって、嬉しそうに微笑む男爵令嬢ナタリー。ああ、ありがとうナタリー、頑張ってね!私はナタリーを応援しているわ!ナタリーの
おかげで私は自由になれるんだもの!なんて喜んだのもつかの間「ナタリーを苛めた罰としてお前にはボンディング公爵の元へ嫁いでもらう!」ですって?はぁ?ボンディング公爵って『魔物公爵』と呼ばれる悪名名高いあのボンディング公爵?そこに嫁げって?くっそー!やってくれたわね!トーマス殿下め、計画が台無しじゃないのよ!!
‥‥‥まぁ、王太子殿下の命令なら仕方ない。前世アイドル、今世ヒロインの私リリアなら何とかなるでしょ!ってヤバイ!なにこれ?!魔物公爵がこんなにかっこいいなんて聞いてないんですけど?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 23:28:52
68067文字
会話率:28%
登場人物/
夜勤:主人公。テラーキャッスルと呼ばれるダンジョンの魔物。もと人間でかつて勇者パーティーに在籍していた。勇者との約束で彼女の子孫を見守っている。
アリシア・ウォーカー:ロンド皇国の公爵家令嬢で勇者の子孫。ヒロイン。
十八歳
。謀略によりテラーキャッスルへと追放された。
A氏:夜勤の友達。ほぼカピバラ。
ルナマリア・ウォーカー:アリシアの妹。五歳。
バルガス・アッシュ:金髪の貴公子。敵。ロンド皇国騎士団の団長。きっちり死ぬ。
〜冒頭紹介〜
ビート大陸にあるロンド皇国。そこで公爵令嬢として幸せな日々を送っていたアリシア・ウォーカー。
だが彼女は皇位継承の争いに巻き込まれ追放刑となってしまう。
追放先は【テラーキャッスル】と呼ばれる、悪名高きダンジョン。
そして地下一階に入った途端、|オーガ《鬼》が現れ襲われてしまう。
いきなり、死に直面することになる、アリシア。だがオーガの拳が体へ届く直前、彼女は訪れたことも見たこともない部屋へと転移。
驚愕するアリシアの目の前に現れたのはスケルトンの魔物だった。
「よう。俺の名前は【夜勤】。訳あってお前を助けた」
夜勤はアリシアの味方だという。
そして、復讐を望むアリシアに、夜勤から提示される、とんでもレベルアップ計画。
果たしてアリシアはこれからどうなってしまうのか。
スケルトンの魔物【夜勤】とアリシアのコンビが世界を駆け抜ける、痛快ハイファンタジー。
※四話からお話し動きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 15:10:00
115800文字
会話率:35%
人類が宇宙に進出した遥か未来。人類がまだ地球にのみ生きていた古代史を研究していたラボの一つ【帆船時代研究所】がその研究の成果の発表として、大海賊時代と呼ばれた18世紀のカリブ海を再現したリアルタイムフルダイブ型海洋アドベンチャーゲーム【|W
est(西) |India(インド) |Company(会社)】を発表する。
4つの国が覇を競い、多くの海賊たちが跳梁跋扈する危険なカリブ海で、主人公は1隻の小さな船で駆け出し商人として船出する。
商人として成功するも、海賊として悪名を轟かせるも、傭兵として戦場で名を馳せるも、島を開拓して領主として成り上がるも、すべてはプレイヤーの才覚次第。
すでに平均寿命が大幅に伸びているこの時代の人々は娯楽に数十年単位の時間を費やすことをなんとも思っていない。だが、この時代のゲーム、とりわけリアルタイムシミュレーションはとにかくプレイに時間が掛かるので、いくら暇をもて余しているとしても気楽には手出しできないのが現実だ。
それで自分のプレイを配信することを仕事にしているプロゲーマーはこの時代においても人気の職業になっている。
そんな人気のプロゲーマーの一人で、特に地球古代史を題材にした歴史シミュレーションの実況プレイを主に配信している主人公マサムネが|WIC(ウェストインディアカンパニー)を始める所から物語はスタートする。
VRゲーム実況×歴史シミュレーション×海洋アドベンチャーという要素を詰め込んだ新感覚のゲーム小説をぜひ楽しんでほしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 00:44:18
231944文字
会話率:52%
【あらすじ】
カナリアと呼ばれる歌に魔法を込めることができる唯一の歌姫であったエレナは、魔物に襲われ自身と婚約者を守るために喉が潰れるまで歌い続けたことで、魔力回路が焼き切れ魔法を歌に込められなくなってしまう。
自分を守っていた唯一の武器も
失い、婚約破棄されたエレナは魔物の巣窟の地と呼ばれる最北の地バーレーの悪名高い辺境伯の元に強制的に嫁がされる。
『ここから立ち去れるなら、結婚相手がどんな人でも、嫁ぎ先がどんな場所でも構わない』
これは、そんな生きる希望を失くした歌姫が不器用な旦那様と幸せになるまでの物語である。
エブリスタ他でも連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 19:23:07
219299文字
会話率:34%
1989年に発覚した『女子高生コンクリ詰め殺人』と双璧をなす悪名の高さで、令和の現代にいたっても語り継がれる凶悪未成年犯罪である『名古屋アベック殺人事件』。
その極悪さはそれまで日本社会に漠然とあった少年少女が犯すであろう犯罪の凶悪さの閾値
を大きく振り切るものであり、未成年の犯罪がすでに成人が犯すもの凶悪さの点で変わらず、何より彼らが少年法により大した罪に問われないと高をくくって犯罪を犯していることを日本中に知らしめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 16:07:15
3505文字
会話率:28%