「リリエンヌ・ローゼ嬢。そなたの魔力を封じ、ファメオ国より永久に追放する」
誰からも愛される優しい美貌と、癒しの白薔薇の魔力を持つリリエンヌ。
悪名高い婚約者のラビニア嬢を見限った皇太子に愛され、婚約間近……だったはずなのに、突如別れを告
げられ、おまけに国外へ追放されてしまった。
何故なら、てっきり婚約破棄されると思っていたラビニア嬢が、急に皇太子に溺愛され、ヨリを戻してしまったから。
おかしい……何か違和感を抱えたまま、訪れた一軒の占い店。
そこで知った事実にリリエンヌは驚愕する。
えっ……ここは誰かの創造上の世界で、本当は私がヒロインだった?
やっぱりラビニア嬢が悪女で、本当は彼女が追放される運命だった?
歪んだ運命を戻す方法は、ある人物が鍵だと言う。
そんな『れあきゃら』に簡単に逢えるワケ……居た!!
ようし、上目遣いで……瞳をうるうるさせて……
必殺技で、なにがなんでも協力してもらうわ!
あざと可愛い(?)リリエンヌが、出来るだけ苦労せず、他力本願で皇太子の愛を取り戻そうとするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:12:37
81894文字
会話率:44%
毎日を無気力に消費していく高校生の少年、風真 瑠樹人(カザマ ルキト)。彼には一年前に失踪した霧咲 零奈(キリザキ レイナ)という幼馴染の少女がいた。何処を探しても見つからず、いたずらに時間だけが過ぎていく日々。
ある時、少年は不思議な
夢を見るようになる。現実とは違う世界で、変わった武器を手に異形の化け物を次々と屠っていく自分の姿。少年はいつしかその夢に魅せられてゆく。
そして幼馴染の失踪から一年後、物語は動き出す。時空の歪んだ運命の交差点で、かつて姿を消した少女と再会する少年。以前と変わらぬ姿。以前と変わらぬ声。しかし彼女の纏う雰囲気は別物であった。
そこへ夢に現れた異形の化け物達が溢れ出る。混乱を極めた少年に少女は一本の万年筆を差し出す。それは【剣】に変わる【筆】。神の如き力を得る世界最強の武器。
夢か現実か、奇妙な体験の中少年は異世界へと足を踏み入れる。眠れる女神の夢の世界、アルティレイムへ。
自分の存在が決して招かれざる者だとも知らず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 19:49:42
126578文字
会話率:43%
鬼に拐われた少女は、将来の伴侶になるべく鬼に囲われて育てられていた。
鬼の伴侶の候補に現れる赤い"蕾"の痣。それはやがて、香り立ち、花開き、"華紋"となる。そして鬼は華紋を持つもの"華人&
quot;と契約をして伴侶として迎え入れるのだ。
そんな運命のせいで人生を歪められてしまった少女、そんな彼女を検診的にさせられるのは役立たずと言われる妖の青年だった。
好きじゃない男と結婚したくないがために大人になりたくない少女。
歪んだ運命の前に彼女の蕾は花開くのか、彼女を待つ運命とは?
この小説は作者のサイトhttp://tsuledzule.seesaa.netにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 20:00:00
17912文字
会話率:37%
八百万の神が住まうと言われる国、日本。そして神々との共存し我々が住まう日本とは違う独自の『和』の文化を発展させてきた『元治日本』
元治日本の神々に歪んだ運命を仕込まれた、少年、近宮 信弘とその父、近宮 勇将。
歪んだ運命の序章に元治日本で神
々と共に世の平和を治める組織「神門浄家」に入隊を迫られる。元治日本に来る前に襲われた黒い怪物、神々に抗う勢力『妖怪』、『不死』などの戦いに己の身を投じていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 19:00:00
5690文字
会話率:0%
恋とは病である……人と人とは惹かれ合い。そしていずれは結ばれる。
そんな恋愛に、人は憧れる。そしていつの日か、お互いを好き合う人と出会い、結ばれる。
だか恋とは病だ……そんな病に侵され、人生を狂わされてきた男が一人、それを男は呪いとし、
生きてきた。
しかし……ある時、男は出会う
雪が降り続ける公園で
「私は……貴方を愛しています」
それは歪んだ恋愛が、歪んだ運命が連れてきた出会い
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 13:58:59
10288文字
会話率:57%
少年はその力故に『勇者』に祭り上げられた
少女はその力故に『兵器』として繋がれた
歪んだ運命を生きる二人が出会ったとき、その歪みは世界をも巻き込む
神さえも魔王さえも無差別に
最終更新:2015-03-22 22:26:42
15627文字
会話率:33%
自サイトからの転載です。
ユナニアスという少年とユーグリアという自称神を名乗る青年の歪んだ運命と、死と腐食の話。
ユーグリアは本当に神なのか、ユナニアスはただの蘇った人なのか。
それすらユナニアスからだけではわからない。
そう、これは主人公
は彼ではない話。
さて誰が主人公足り得るのか、これから話をしようじゃないか。
ユーグリア?幼馴染のオストリエラ?仕事を持ってくるベッツィ?
誰が主人公かも分からぬまま、ユナニアスの周囲は決して変わらない。
―――ホントウ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-06 02:39:54
23203文字
会話率:39%
物語
行方不明の育ての恩人〝先生〟を捜すシェムとレイは、情報を頼り町へやって来ると、先生を知っているかも知れない錬金術士の孤児院を訪ねることになる。そこで出会ったアイリという少女。そして彼女を守るように付き従う黒い少年ロイに出会う。
一方で、造られた少年には、自らが守るべき少女がいた。その少女には親友がいた。少女と親友、他愛の無い平穏な日々。人殺しの兵器として造られた少年が、自らの存在意味さえ忘れかけた頃に、親友の命を救うために、守るべき少女が死んだ。
少女を守るべくして造られた少年に、それはあってはならなかった。本来なら自らの存在理由を失い、少年は自動的に崩壊するはずだった。
しかしそれでも造られた少年はこの世に存在し続けた。親友の中に残る、少女を守り続けるために。
そして造られた少年が、新たな守るべき少女を見つけた時、歪んだ運命の歯車は、全てを巻き込んで崩壊を始めた。
本作品は本場の歩登屋がPixivで発表した物と同一です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-04 19:46:32
112175文字
会話率:49%
幼い頃から慣れ親しんだ近所の幼なじみ。
斉藤悠(はるか)と海瀬隆弘はお隣同士の小学校の同級生。
少し離れた所には、十歳年上の松原桂一郎、宗一郎の双児の兄弟が住んでいた。
松原桂一郎は、伸びやかに成長してゆく悠に歪んだ愛情を寄せていた。密かに
ファインダーに映す悠の身体。
下半身に響く熱を感じながら、桂一郎は悠への想いを募らせてゆく。だが桂一郎はそんな自分に想いを寄せる存在がいる事に気づいていなかった。
それは双児の弟、宗一郎であった。
宗一郎は親の期待を無視してまで部屋に引き蘢り、悠を追い続ける桂一郎に、嫉妬の感情を抱く。
そんな事とは知らぬ悠は、隆弘と共に普段と変わらぬ学校生活を送っていた。だがある夏休みに起きた事件に悠が巻き込まれた事で、悠の顔から笑顔が失われてしまう。
守りたい。元に戻って欲しい。そんな想いが、やがて愛しさに変わって行くのだが……。
星に夢を見る純粋な少年、悠を、歪んだ運命が巻き込んで行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-04 22:53:45
562文字
会話率:10%