深海(フカミ)と鳴海(ナルミ)の双子の兄妹は小説などでよく見る異世界召喚されてしまう。
しかし召喚するのは聖女である妹の方だけであったため、深海は姫から迫害される。
異世界召喚特有の特殊能力もなく無力な深海は冷遇を受けるる事となるが国
王であるカグウにその知力を買われカグウの小姓となる。
小姓として働くことになるものの、城に居た時には気付かなかったが王都に出てみると悪臭が漂う汚物まみれの町並み。
ゴミも汚物も死体も平然と町の道に捨ててある、中世ヨーロッパ以下の文明であった。
いつ帰れるか分からないこの国で暮らすために深海は文明開化を起こすことを決心した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 02:48:37
4824文字
会話率:28%
安土の城主に一人の忍びが贈られた。甲賀の里で伊賀の忍術を収めた彼女は、四人の忍びを従えて主君に忠誠を誓う。
数年の時を過ごした甲賀の忍びは城主の小姓と同様に、主君の宝とされる。忍びと小姓は静かに同じ想いを胸に抱く同志。忍びの心には人間らしい
火が灯る。しかしその直後、主君の臣下が謀反を決起。京の本能寺で忍びの道標が消えてしまう。
本能寺の後の彼女が選ぶ道は、忍びらしく、忠臣らしく、女らしく。複雑な想いを張り巡らせて、忍びは二藍の懐刀を引き抜く。
──争乱の世で、二人の『らん』が二藍の懐刀を主君から賜り、生死を別つ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 13:12:26
27985文字
会話率:39%
その国の国王は公爵令嬢との婚約を破棄し、男爵令嬢を王妃とした。
*
それから二十年後、田舎の片隅に住む貧乏男爵家の令嬢のマリーナ・キールは、両親を早くに亡くし、今は世間にシンデレラと噂されながら、義理の母親と姉二人で”楽しく”暮らしてい
た。
ある日、彼女の元に王太子が現れ、結婚を申し込む。
それはかつて行われた婚約破棄が生み出した”忘れ形見”に翻弄される王太子が、事態打開の為に提案する政略結婚であった。
それを切っ掛けに、マリーナは免れない運命の荒波に巻き込まれることになる。
そして彼女は、婚約破棄が生み出した”忘れ形見”の正体を見極めるべく、王太子の”小姓”となって王都へと踏み出すこととなった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 18:51:14
452539文字
会話率:37%
ある暑い日の昼下がり。人の気のない街道を駆ける男が1人。男のちょんまげは大きく乱れ、その麻で出来た着物は、まるで水を浴びせられたように男の肌にピタリと張り付いていた。男の年は10代のあどけなさが抜けてない、まだまだ若輩者であった。男はある
手紙を持って街道をひた走っていた。息は荒れ、額からは滝の様に汗が地面に落ち、手足が疲労により悲鳴を上げて、心の臓が破裂しそうになっていても、男は足を止めることはない。
「これで、豊臣の裏を掛けるだっ……」
男の名は吉兵衛(よしべえ)。彼は北条家の間者であった。吉兵衛は機密情報を主君へと渡すために走り続けるが、とうとう追っ手に追いつかれてしまう。
咄嗟に身を隠すために、目についた社に飛び込むが、そこは”村の守り神”が祀られている社であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-09 12:19:41
3221文字
会話率:30%
天下統一を目前にして臣下の明智光秀の裏切りに合ったた戦国武将、織田信長。
本能寺にて小姓の森蘭丸とともに命を散らせたはずの彼は、気がつくと幼女になっていた。
「いや、まるでワケがわからんのじゃが」
同じく死んだはずの蘭丸(でかい犬。首が
三つある)曰く、ここは異世界で、自分たちは転生したのだという。
魔物に転生した臣下を連れ、幼女に転生したノブナガは、前世の日本と同じように異世界でも波乱を巻き起こしていく。
「とりあえず天下布武じゃ! 目指せ楽しい敦盛ライフ!」
これは、魔王を自称した一人の武将が、異世界で真の"魔王"となる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-30 11:53:30
16276文字
会話率:44%
戦国の覇王、織田 信長。
その小姓、森 蘭丸。
これは蘭丸が本能寺で死ぬこと無く、織田家の為に奔走する物語である。
※作者はそこまで歴史に詳しくありません、もちろん精一杯調べてはおりますが、おそらく所々に史実に合わない所が出てくると思いま
す。
なので、ファンタジー作品だと思ってお読み頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 03:51:16
23730文字
会話率:59%
時は大正時代。
この世界には「うつしもの」と呼ばれる異形の者が闊歩していた。
時の政府は、夜な夜な人を襲う「うつしもの」に対抗するために
ある条例を出した。
『夜間ニ限リ、帯刀ヲ許可ス。』
異形を倒すために組まれた青年たちの徒党。
―
―父親から受け継いだ妖しく光る刀を携える林太郎。
豪放磊落な生臭坊主、無亮。
軽佻浮薄な土岐宗。
軍服を身にまとう身元不詳の凄腕剣士、元兼。
”探偵”花園梅丸。
小姓の公彦。
先祖代々の遺産を彼らの統率に当てる変わり者の没落貴族、天晴。
――そして、「どこから来たのかわからない」まるで女の子のような日和。
うつしものの正体とは?
そして日和の正体とは…?
それぞれの目的を果たすため、時にぶつかり時に力を合わせて未知に立ち向かう青年達。
夜闇が帝都を包む時。
時代を交錯する異能力バトルが始まる――!
***
主に男の子たちが活躍する歴史ファンタジーとなります。
恋愛要素は薄めです。(ほぼないと思います)
帝都の夜闇と、それに対抗する男の子たちの群像劇を描いていきたいと思っただけの動機で書かれた小説です。
暇つぶしにでも読んでいただけると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 23:59:57
84971文字
会話率:39%
「南柯の夢に入るとき」外伝。
大野目線の話です。
(本編を読んでいなくてもわかる……と思います)
天保十二年一月は、グレゴリオ暦では、
1841年1月23日~2月20日です。
この年は閏一月もあり、そちらは、
2月21日~3月22日にな
ります。
※ 「ア、アタクシだって、がんばれば真面目な話も書けるんだもん!」を証明したくて……いろいろ生暖かく見守っていただけるとうれしいです
Σ(ノ°▽°)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 00:00:00
52754文字
会話率:40%
徳川家を出奔していた木俣守勝は、旧主君の元で生意気そうな小姓万千代に出会う。後の井伊直政であるその年下の少年に守勝は反発を覚えるが、帰参後主君家康の頼みで面倒を見ているうちに切り難い縁が生まれてしまう。
衆道を示唆する表現がありますのでご注
意ください。
pixivにてサンプルを挙げていたものの本編になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 23:39:34
25154文字
会話率:43%
※pixiv、ハーメルンからの転載 大学のサークルで発行している部誌の、2010年度の11月号(多分←)に掲載した小説です。オリジナルキャラクターと史実の人が絡んでいるので苦手な方は閲覧注意です。それにしても史実の方がキャラが濃いってどうい
う事なんでしょうね、伊達さん。史実の人でなけりゃ「設定の盛り込みすぎ」って言いたくなります……。あ、あと名前は出て来てませんが、友人のキャラのクロキ君を小姓役として借りてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 19:37:04
13092文字
会話率:62%
《江戸時代の武士の階級・家格》について説明致します。江戸時代には200~300程の大名家(藩)がありましたが、そのうち比較的有名な藩で、なおかつヒエラルキーが解りやすい物を列挙しました。読んでいて途中で退屈になったり、目や背中が疲れたりする
かと思いますので、本作をお読みいただく際には、体調に十分注意して下さい。
読んでいただいた方には、できるだけご感想をコメントしていただけると幸いです。今後の『小説豆知識』コーナーの作品をより良いものにするためにどうかご協力をお願いいたします。
それでは、お楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 00:29:34
2029文字
会話率:0%
白い花 雪柳の小さな花弁が舞う中で
静かに語る芳月という美しい寺小姓
其れは
最終更新:2015-06-21 00:10:45
7653文字
会話率:43%
月の満《みつる》のを待って咲く桜のあると云う
棲《す》まう、美しい鬼の仕業《しわざ》と云う
或る夜、鬼に語りかけるか細い声が聞こえた……
最終更新:2013-01-06 21:05:19
3780文字
会話率:20%
男たちは戦場へ。残されたのは女子供ばかりの城。城の正室に横恋慕な留守居役の手により、百合城は「謀反」の濡れ衣を着せられた!
百合城に残るのは正室「白ゆり様」ことさゆりと城主の妹「黒ゆり様」こと
ゆり江。それにきゃぴきゃぴ三侍女お松お竹お梅に
、女武者合田かすみと女細作お柳。敵か味方か謎の旅役者、演武流総二。そして黒ゆり様ご嫡男、月之丞とその小姓たち。
戦場にいる大殿さまのもとに真実を知らせる使者がたどり着くまで、女たちの手だけで悪辣な魔の手にあらがい続けなくてはならないのだ!
自作サイトにて完結済みの作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-20 06:00:00
69704文字
会話率:57%
9世紀初め、イドリース朝の首都フェズで見せ物を営み貧しい生活を過ごしてきた少女ファティマ。ある時、彼女はイドリース朝の王、イドリース二世に見初められ、王の小姓として後宮にあげられることに。――ーそれも、少年として。「私は女なんだが」「男と間
違えられるような容姿をしているほうが悪い」イドリース二世の狙いはファティマの血を使い神器を使って願いを叶えること。その願いは――大人になること!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-19 23:28:23
31559文字
会話率:54%
応募編の続きです。最近こればっかりですいません←
キーワード:
最終更新:2015-02-15 02:14:31
10313文字
会話率:68%
「戦国小姓!弥三郎!」を文芸社に応募したところ、見事(?)お電話をいただき、完成させて送ることになりました。出来次第で書籍化するようで、力を入れていきたいので、しばらくこのように編集したver.を送ることになるかもしれません。
キャラの名前
、設定、ストーリーの流れを一部変更してます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-02-07 00:50:28
17985文字
会話率:63%
人生を変えたい!そう思うのはだれしもでしょう。
特に、自分の才能を開花させることが出来れば、尚更「これを生かして一攫千金」なんて、考えてるんじゃないですか?
最終更新:2014-06-27 22:22:44
5627文字
会話率:33%
兄 蘭丸と入れ替わり織田信長の小姓として生きることになった梓。信長に振り回されながら、信長や他の者に女とばれないようにしていくが…
女として生きたい、兄の願いのために生きたい、あの人と生きたい…
愛憎と葛藤のラブストーリー
※史実に沿っ
ている点もありますが、オリジナルの点も非常に多いです。苦手な方はやめたほうがいいです。
※残酷な表現、軽度の性的表現がありますので苦手な方はおやめください
※少しずつ更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-19 22:22:45
6488文字
会話率:58%
新年を迎えるにあたり、新年行事をサボりたがる神様を引っ張って祀られている宮にやってきた。なおもぐずる神様になんとかお仕事をさせようとしたのだが……。
最終更新:2015-01-01 01:00:00
2781文字
会話率:69%
何の因果かとある神様の小姓をすることになった僕。
でもその神様は随分とぐーたらな方でして、もうじき新年だというのになかなか準備に取り掛かってくれないのです。
かわいいところもある方なのでお世話することは吝かではないのですが……。
最終更新:2014-12-27 23:30:54
2713文字
会話率:73%
「のに…なのに…なんで違う感じになってるのっ!」なこ考案の指擬人化物語は、落書き帳に書き留められて十年眠っていた。その懐かしい世界に転生したなこ、もといクリス。でもちょっと違う。というかかなり違う。主人公を溺愛した王子はなんかcoolむしろ
coldだし、恋敵(?)はツンデレ(?)だし、意地悪な義母はドジっ娘属性!?頼りないはずの義父が持つ秘密って__? 王子妃(仮)「王子様、じゃ駄目ですか?」王子「駄目、じゃない…」なんて会話も一応あるけどラブも魔法も進展ない、コンプレックス貧乏王女と運命(笑)の家族の逆玉なんて無理だよね!?話。最低でも三角関係にはしたいです。あと王子薄い。影が薄い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-22 20:20:20
90716文字
会話率:39%
天正十年。織田信長は小姓・森蘭丸を大名に昇格させる。その真意は…。
他サイトとの重複投稿です。
最終更新:2014-10-22 23:48:19
2464文字
会話率:23%
江戸時代研究室に所属する大学生 藤堂彰は
ある日研究室で古びた手記を見つける。
江戸時代を生きた武士 藤堂直正のものだった。
そこには小姓との衆道(同性愛)についての記録が。
その手記から今の時代とは違う葛藤や背景、
自身にはない強
さを知る。
今を生きる自分がこの手記からなにを学べるのか。なにを考えることができるのか。
そして藤堂彰の人生も少しずつ変わり始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-11 15:44:27
4533文字
会話率:38%