韮山代官所が管轄する三島の山中で、『大塩平八郎の手紙』が発見された。
江川太郎左衛門英龍はこの手紙が揉み消される前に秘密裏に書き写すが、他にもこの手紙の内容を知っている者がいた。
鳥居耀蔵。渡辺崋山、高野長英、高島秋帆ら蘭学に通ずる者達
を次々と陥れた彼はどのようにして『大塩の手紙』の秘密を知ったのか。
一通の手紙から始まる事件は複雑に絡まり合い、やがて幕府を揺るがす大騒動となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 00:36:08
51916文字
会話率:28%
「南柯の夢に入るとき」外伝。
大野目線の話です。
(本編を読んでいなくてもわかる……と思います)
天保十二年一月は、グレゴリオ暦では、
1841年1月23日~2月20日です。
この年は閏一月もあり、そちらは、
2月21日~3月22日にな
ります。
※ 「ア、アタクシだって、がんばれば真面目な話も書けるんだもん!」を証明したくて……いろいろ生暖かく見守っていただけるとうれしいです
Σ(ノ°▽°)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 00:00:00
52754文字
会話率:40%