周りの国々が軍事力を上げている中、主人公のクララは王子から軍事予算を少なくすることと、婚約破棄を告げられる。
王子が戦争反対の保守派に利用されたと気付き、「バカなのか」と口走ってしまったことから不敬罪として国外追放になってしまったクララ。
クララは空を飛ぶことの出来る車で田舎を目指すが、その道中、空中用戦闘機械兵器(ヴルム)の争いに巻き込まれてしまう。
注意:恋愛を含めていますが内容は結構ドシリアスですし、どちらかというと戦争ものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:00:00
85130文字
会話率:41%
巨乳をこよなく愛する男子高校生・如月拓真(きさらぎたくま)は、
不慮の事故で命を落とした――が、その執念(というか性癖)が異世界の神に届き、
なんと“乳神”の加護を得て異世界転生してしまう。
転生先は、乙女ゲーム風の貴族社会《ラグリス王国
》。
彼に与えられたのは、“胸を見れば真実がわかる”という奇跡の力《乳眼》だった!
そんな拓真が出会ったのは、
王子に婚約破棄され、社交界から追放された悪役令嬢・リリアーヌ。
だが彼女の瞳も、胸も、誇り高く美しかった。
「この人の胸は、嘘をついていない──!」
王子やヒロインたちの陰謀に巻き込まれながら、
拓真は“胸を守る”という一点だけで立ち上がる!
正義の乳を信じ、
誠実な乳を讃え、
偽乳を断罪する!!
──これは、おっぱいに忠実であることを貫いた少年と、
名誉を失った悪役令嬢が紡ぐ、
ざまぁ×乳×ラブコメ冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 14:19:40
148627文字
会話率:38%
気がついたらネットで超絶大人気の悪役令嬢要素やパーティー追放要素を盛り込んだ冒険ファンタジーゲーム『エターナル・アヴァロン ~ エルフランの軌跡 / ザラクの冒険 ~』の世界に転生していた!
他にもいっぱいキャラがいたのに、オレが転生したの
は何故か悪役令嬢だ!
しかも、婚約者は王子様! だけど、悪役令嬢のオレは婚約破棄される事が決定してるから余裕だぜ!
気にせず人生を満喫するぞ! ふっふー!
※この作品にはボーイズラブの要素が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 11:33:32
737925文字
会話率:43%
《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 07:10:00
947104文字
会話率:24%
とある時代の、とある国の都。
世の中には人々を襲うあやかしが跋扈していた。
そんな中、退治人のリツは婚約者だった上司から任務失敗の責任を押しつけられたあげく、一方的に婚約破棄を言い渡され妹と婚約すると――中略――
そんなテンプレートな運命
を辿ったリツの左遷先では、セツと名乗る新しい上司が待っていた。
仕事の説明が始まると思ったリツに対して、セツは結婚相手にしか教えてはならないはずの真名を名乗りだし……。
すれ違い的なあれから始まる、平安風ファンタジーっぽい恋愛ものです。
※「【R18】半妖の退治人と呪われた上司」の前日譚ですがこちらはBLではなく男女CPとなっているため、ジャンルを女性向け恋愛にしています。
※アルファポリス、カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 00:00:40
192567文字
会話率:63%
とある夜会で起きた婚約破棄。それが波乱の幕開けであった‼
最終更新:2025-06-27 22:38:02
7711文字
会話率:54%
侯爵令嬢リリアーナは、王太子に「地味で役立たず」と婚約破棄され、食糧難と魔物に脅かされる最果ての辺境へ追放される。しかし彼女には秘密があった。それは前世日本の記憶と、食べた者を癒し強化する【奇跡の料理】を作る力!
絶望的な状況でもお人好しな
リリアーナは、得意の料理で人々を助け始める。温かいスープは病人を癒し、栄養満点のシチューは騎士を強くする。その噂は「氷の辺境伯」兼騎士団長アレクシスの耳にも届き…。
最初は警戒していた彼も、彼女の料理とひたむきな人柄に胃袋も心も掴まれ、不器用ながらも溺愛するように!? さらに、美味しい匂いに誘われたもふもふ聖獣たちも仲間入り!
追放令嬢が料理で辺境を豊かにし、冷徹騎士団長にもふもふ達にも愛され幸せを掴む、異世界クッキング&溺愛スローライフ! 王都への爽快ざまぁも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:00:00
325831文字
会話率:30%
ショートショートです
最終更新:2025-06-27 19:00:00
2403文字
会話率:64%
ショートショートです
最終更新:2025-05-23 11:50:00
3114文字
会話率:63%
ショートショートです
最終更新:2024-07-13 07:09:49
1173文字
会話率:36%
ドゥサード・ナーセル子爵令息は成人して間もない若き薬師(くすし)である。王城内に勤め平時は薬品の管理や製造、そして有事の際には治療現場に担ぎ出されるような何かと忙しい部署である。
そんな多忙な毎日を送るあまり自らの婚約者に会う事が出
来ていなかったドゥサードであったが、ある時にちょっとした暇が出来た。それを利用して歳下の婚約者、まだ学生であるラフレシア・マエラール辺境伯令嬢に会いに彼女が通う王都にある貴族向けの学院に向かった。しかしそこで待っていたのはラフレシアによる婚約破棄宣言と彼女の横に立ち勝ち誇ったようないやらしい笑みを腹違いの弟の姿だった。
この物語はドゥサードが婚約破棄の宣言を受けて困惑するところから始まる、同時に前世の事とここ異世界では日本で当たり前の薬の使い道がまだ備わってはいない事にも気づく。同時にラフレシアは婚約破棄をしながらも薬師として働き続けるのなら下男代わりに家に置いてやっても良いとナメた事を言い出す始末…。怒ったドゥサードは断固拒否、するとラフレシアは実家の力を使ってなんとしてでもドゥサードを廃嫡させ王城勤めの薬師の座も奪いヤブイシーに与えてやると叫ぶ。すでにラフレシアは実家の力も使ってドゥサードの父や継母を丸め込みドゥサード廃嫡を進めヤブイシーに家督を、同時に王宮薬師の座も与える工作をしているという。
考えてみれば弟とは昔から反りが合わず継母からは疎んじられていた。そして父も継母への肩入れして嫡男である自分を後継者としての実績も積ませてもらっていない。むしろドゥサードは家を出て他家へと婿入りするか、あるいは今自分がそうしているように王城に出仕しなんらかの役職を得て別家を興して独立せよといった扱いである。
ドゥサードは決意する。家格は上だがわがままで不誠実なラフレシアとの別れを…、自分をぞんざいに扱う実家にも戻らない事を…。そしてドゥサードが出奔する事で空いた王城勤めの薬師の席につくヤブイシー、だが日本での前世の記憶がない時でも無意識のうちにその知識を活かしていた薬師ドゥサードの代わりは勤まらず失態も繰り返す。そうこうするうちにヤブイシーは王城での信頼を失い、ナーセル子爵家も落ち目となりついにはヤブイシーとラフレシアの中も険悪なものになっていく。
一方、ドゥサードは名をサードと改め新しい一歩を踏み出すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 15:58:48
49621文字
会話率:50%
婚約破棄されて人体改造までされてしまった美女ジーナは、やけくそで街のクエストを全部受ける冒険者となった。
孤児として育った少女ジーナの人生は、15歳の誕生日に一変する。
幼なじみにして婚約者だった青年・カールから突然婚約を破棄され、さらに
は魔術の実験体として扱われた末、彼女の身体には魔族の血が刻まれてしまう――“魔人”として。
すべてを失ったジーナは、数年後、少しワイルドな美女となって、
淡々と、しかし執拗にギルドのクエストをこなしていく。
無計画で皮肉屋。ギルドマスターからは煙たがられても、それでも彼女は誰よりも街を守ることにこだわっていた。
そんなある日、王都からひとりの男が追放されてくる。
名はハル。誇り高く、まっすぐすぎる騎士だった彼は、理想を貫いた末に居場所を失い、この街へと辿り着いた。
交わるはずのなかった正反対の二人は、やがてバディとして手を取り合い、街のあらゆる依頼を共に引き受けていく。
これは、婚約破棄と裏切りの果てに生まれ変わった“魔人鍵師”と、理想を追い都を追われた真面目で誇り高き“追放騎士”の再出発の物語。
小さな街で重ねられる幾多のクエストの先に、ふたりはそれぞれの解答を見つけていく。
※主人公の恋愛要素はほとんどありません
※男女バディの恋愛要素いらない教ですのでご注意ください
※戦闘能力も全体的にパワーインフレ抑え気味です
※架空の流行り病が出てきますが現実の病気を揶揄する意図はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 07:40:00
86869文字
会話率:42%
「貴様との婚約は破棄する!」
王太子との婚約を舞踏会の場で破棄され、悪役令嬢として王都を追放された公爵令嬢エリシア。しかし、それはすべて仕組まれた罠だった。偽聖女によって聖なる力を封じられ、罪を着せられた彼女は、真の聖女として覚醒し、奪われ
たすべてを取り戻す。偽聖女を排除し、王太子を退位に追い込んだエリシアの復讐劇は、ようやく終わった……かに思えた。
だが、王国の残党は彼女への逆襲を企て、軍を率いて再び牙を剥く。襲い来る敵を前に、エリシアは自ら戦場に降り立ち、聖女の裁きとしてその命を一つずつ断罪していく。慈悲なき光が降り注ぎ、反逆者たちは次々に処刑される。そして――最後に残った者に突きつけられるのは、赦しか、死か。
これは、かつて“悪役”と呼ばれた少女による、真の聖女の審判の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:30:00
3279文字
会話率:34%
名門令嬢エリスは、王太子アレクシスから婚約破棄を言い渡される。浮気相手の聖女マリアにすべてを奪われ、追放された彼女は、実は千年に一度の“最強の聖女”だった。力を覚醒させたエリスは復讐を遂げ、隣国の王子レオニスに溺愛される。裏切りを裁き、真実
の愛を掴む、痛快逆転ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 22:08:06
6161文字
会話率:39%
「何の奇跡も起こさない偽聖女だ」と婚約者であるスカイ王国のセドリック殿下から婚約破棄されたシエナは、クラウド王国に追放される。
しかし、クラウド王国では次々と奇跡を起こしてゆく。
★でも、安心してください! 偽聖女だと私を追放したセドリッ
ク殿下の判断は正しいですよ!
だって、私はスカイ王国のために祈りを捧げたことなんて一度もありません!
だから、私はスカイ王国にとって間違いなく偽聖女なんです!
※基本的にスカイ王国(追放した側)とクラウド王国(追放先)の交互の視点で進んでいきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:10:00
54641文字
会話率:38%
魔法と剣とインターネットのある世界。
アンダーグラウンドというより汚泥のそこに溜まっているヘドロみたいな連中が集うアラクネット掲示板。
そこに婚約破棄と国外追放のダブルコンボを食らった聖女が降臨する。
『強制服従』の呪いを『安価』に置換し
た聖女は、重要な判断をスレのカスどもに委ねた結果、魔王城に向かうこととなり……
これは、ひっそりしていたいのにバカどもによる安価のせいでなんだか勘違いされまくり、最終的には『救世の聖女』とか呼ばれる少女の悲喜こもごもな話――
(カクヨムにも同じのを上げています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 17:00:00
601767文字
会話率:26%
「貴様を断罪する!」…って、またこのテンプレ展開? 悪役令嬢に転生した私、レイナの前世は酸いも甘いも噛み分けた私立探偵! 婚約破棄? 国外追放? 面白くなってきじゃないの! クール&皮肉屋な私が、従順すぎる元騎士ルークを振り回し、超真面目な
検事アンセルを手玉に取り、キラキラヒロインのセレナと火花を散らしながら(たまに共闘?)、探偵業で大逆転! 「あらあら、そんな見え透いた嘘…謎はすべて解明いたしましたわ」 ドタバタ&スカッと爽快! 崖っぷちからの痛快世直しミステリーコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 12:00:00
132612文字
会話率:33%
黒き狼の神獣ガルーと契約を交わし、魔人との戦争を勝利に導いた勇者が天寿をまっとうした。
勇者の養女セフィラは悲しみに暮れつつも、婚約者である王国の王子と幸せに生きていくことを誓う。
だが、王子にとってセフィラは勇者に取り入るための道具でしか
なかった。
勇者亡き今、王子はセフィラとの婚約を破棄し、新たな神獣の契約者となって力による国民の支配を目論む。
しかし、ガルーと契約を交わしていたのは最初から勇者ではなくセフィラだったのだ!
真実を知って今さら媚びてくる王子に別れを告げ、セフィラはガルーの背に乗ってお城を飛び出す。
これは少女と世話焼き神獣の癒しとグルメに満ちた気ままな旅の物語!
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:41:57
73773文字
会話率:41%
───この度はご連絡いただき、誠にありがとうございます。
我々は異世界探偵事務所、通称“赤のギルド”と申します。
婚約破棄、追放、転生などのお困り事がございましたら、ぜひ我々にご相談下さいませ。
皆様の悩み事が解決するよう、我々がお力添えを
させていただきます。───
これは、ひょんな事から“赤のギルド”に所属する事になった、とある少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 05:02:19
287110文字
会話率:31%
王子との婚約を一方的に破棄された公爵令嬢・カトリーナは、追放先として封印されたダンジョンの最下層に送られる。
けれどその場所は、魔物たちと共にのんびり暮らせる思いがけない癒し空間だった。
喋るスライム、紅茶を淹れるゴーレム、甘えん坊なケル
ベロス――
魔物たちと協力してダンジョンを再建していたら、なぜか「癒しの観光名所」として大盛況に!
そんなある日、元婚約者の王子が突如やって来て――
「カトリーナ、やり直したい……」
……今さら、何をおっしゃいますの?
紅茶と笑顔と魔物に囲まれて、今日もダンジョンは平和です。
ちょっぴり痛快で、ふんわり甘い、ざまぁ系癒しファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:51:00
8366文字
会話率:34%
イーリスは人を癒す聖女として教会で必死に働いていた。しかしその心には負い目があった。なぜならこの力は妹のステファニーの物でありイーリスは、彼女を守るために聖女を騙っているに過ぎない。
けれども、今までの功績が認められて与えられた王
族との結婚は、イーリスの行動が認められた結果だと嬉しく思っている。
しかし突然捕らえられ、ステファニーや父、母に裏切られて、イーリスはステファニーの力を奪い取った偽物として告発され、国を追われることになる。
もう人を助けることなどするものか、そう心に決めたけれど、やはり苦しむ人を見てイーリスは手を伸ばす。
すると偽物のイーリスには宿っていないはずの魔法が放たれて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 20:14:05
15105文字
会話率:32%
クレオード殿下、契約しましょう。
救世主の座を奪い、聖女に一泡吹かせるために。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
サファイア国の宮殿で開かれた親交パーティー。
そこで行われるのは、王太子ユリウスの婚約者である公爵令嬢マリーゼの断罪。
罪状
は聖女セシルを虐げたというもので、その罰は王宮追放、身分剥奪、婚約破棄である。
マリーゼは、断罪の直前に前世を思い出す。
この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『聖女の薔薇恋』の世界。人々は誰しもが魔法能力を所持し、エルフや魔物も存在する。
主人公(ヒロイン)は聖女セシル、攻略対象は王太子ユリウス。
そして、敵役は公爵令嬢マリーゼ。
前世のマリーゼ──真璃は、催眠魔法で男たちを攻略していくセシルを好きになれず、悪役令嬢であるマリーゼを推していた。
推しに転生したことに気がついたマリーゼは、冤罪であるが自身の罪を受け入れ、大人しく王宮から追放されることにする。
それは、敗北を認めたのではない。
マリーゼとしての人生を謳歌するため。悪役令嬢が幸せになるためである。
マリーゼは、セシルとユリウスに復讐したいと考えるうちに、"救世主計画"を思いつく。
その夜、マリーゼは計画を実行すべく、薔薇恋の攻略対象であったエメラルド国の王太子クレオードと契約し、彼の婚約者となる。
前世を思い出したことにより規定の断罪ルートから脱線するマリーゼは、騎士団長やエルフなど他の攻略対象たちも魅了しながら異世界を渡り歩いていく。
原作には存在しない悪役令嬢の逆転劇が今、幕を開ける──。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
*地の文の一人称「私」は主に莉亜の人格。一人称「わたくし」はほとんど会話。(今までのマリーゼとしての人格を演じている)
*救世主への道のりがメイン。ざまぁ展開は終盤の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 08:10:00
80779文字
会話率:37%
「あなたを断罪します」
――そう言われたのは、婚約者であり王太子である男の口からだった。
セレナイト=フォン・デメトリア。
王国第三王女にして、冷酷無比と恐れられた“悪役令嬢”。
彼女は“断罪制度”により、罪人として公開裁判にかけられた
。
罪状は、王子との婚約契約違反。
だがその場で、彼女は“構文魔術”をもって契約の矛盾を暴き、制度そのものを「違憲」と言い放つ。
この世界では、法と魔法と宗教が「契約の言葉」で結びついている。
魔導契約とは、言葉で構成された術式であり、嘘をつけば魔法が崩れる。
だが“断罪制度”は、感情と民意によってゆがめられ、法として機能していない。
敗北と追放を受け入れたセレナイトは、辺境へと去る――
だがそれは、始まりだった。
これは一人の悪役令嬢が、“制度そのもの”に裁きを下すまでの物語。
恋愛では救えない。正しさだけでは変えられない。
だからこそ、彼女は――契約と論理で、世界を告発する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 23:18:19
3407文字
会話率:26%